kiwi 料理教室第3回 イカ飯
毎月のお楽しみ、kiwiでのスヌ子先生お料理教室。
この日はイカ飯を作るという。
桃の節句らしい和菓子をいただきながら、段取りの説明。
うるいやうど、木の芽、たらの芽、こごみなど、春野菜たち。
イカも大量に。
イカのさばき方って、実はあまりよく知らなかった。
特に皮を簡単に剥くための小ネタがありがたい。
さあ、みんなでやってみよう。
イカによって個体差があって面白い。
エンペラやゲソなどは、酒をふって冷凍しておきましょうと。
貪欲なスヌ子先生とその生徒たちは、できる限り食べつくしたいのです。
なんだかよくわからない白子的な部位を「ソテーにしたら美味しそう」とより分ける。
ああ、本当にこのクラスのこのノリ、好きだわあ。
ワタも集めるとけっこうな量に。
そして、これまた個体差あるね。
オリーブオイルと塩とで炒める。
と、悶絶な香り。
最後は大量のディル投入。
これでアテになるよ!
ちびちびやりながら飲める。というか、飲みたい。
で、ご飯。
炊いたご飯でできるというのは、冷凍ご飯を活用できて、便利なり。
もう、このままで食べさせてください。
生徒はみな、生唾を飲み込みながら凝視。
にんにくと一緒に炒めてチャーハンにしても美味しそうだねえ…など、このご飯についての欲望が止まらない。
みっちり詰めまショー。
うっとり。
丸々太ったイカたちを焼く。
全面きっちりと。
イカが破けたところは、焼き付けて補修。
最後に醤油。
そして、蓋をしてしばらく置いて、落ち着けるべし。
次の料理に行きましょう。
茸各種をフープロで刻んで、しんなり炒めて、豆板醤、花椒、出汁。
胡麻ペーストを入れて、坦々スープに。
最後は乾燥したままの春雨を。
鶏肉。
たっぷりの塩をよく揉み込んで、塩鶏とする。
洗った塩鶏を蓋で押して余分な脂を吸い取りつつ焼く。
いい焦げ色。
実山椒、そして日本酒。
蓋をして蒸し煮で火を通す。
アクの強い春野菜の茹で方レクチャー。
春野菜の昆布締めって新鮮。
スヌ子先生がレシピを提供したというマッシュルーム屋のマッシュルームが普段買っているものとは段違いの美味しさ。
送られてきて既に2週間経つと言っていたが、傘はしっかりと硬く、水っぽさがなく、風味も華やかだ。
スーパーで買ったのと比べたら、あまりの違いに一同驚愕。
そんなマッシュルームだからこそ、生のままスライスして、昆布締めに。
この日食べるのは、スヌ子先生が前日に仕込んでおいてくれたもの。
えのきの昆布締めって、初めて。
さあ、イカ飯の具合はどうかな。
しっかりと詰まっていて、まるでもち米を混ぜたよう。
盛り付けタイム。
スヌ子先生仕込みの昆布締め各種。
待ちに待った実食タイム。
いただきます。
思い出すとイカワタの香りを鼻に感じる。
乾杯は発泡日本酒、神亀。
ハーブイカ飯、普通のイカ飯より好きだな。
イカワタ&ディルだもの。
炊いたご飯でも、むっちりと出来上がるものなのですね。
酒煮塩鶏の木の芽添えは、しっとり。
火が通った後、しばらく放置するときは、煮汁に浸したままにすること。
家族全員、鶏が好きで、月に1~2回は鶏オーブン焼きを食べるのだが、さすがに他の調理法を模索していた。
でも、結局、何度食べても、続けて食べてもオーブン焼きが美味しくて…。
これならそこに組み入れられる。
付け合せは、うどとせり、うるいのサラダ。
歯ざわりの楽しいものは、箸休めに最適。
坦々スープ。
ひき肉が入っていなくても、十分なコク。
きのこから良い味が出ている。
今日のメニュー、年末年始の飽食を案じて、ダイエタリーなものということだったけど、それはないですね。
菜の花、えのき、マッシュルーム、ジャンボマッシュルーム、たらの芽、こごみ、鯛の昆布締め。
おまけメニューとして、焼きネギと人参のマリネ。
焼いたことで、ネギが香ばしく、一捻りあり。
料理に合わせて、米焼酎、鳥飼。
酒飲みクラスならでは。
デザートは手作りの金柑コンポート。
生徒さんの差し入れ。
トスカーナのレ・ヴォルテ 2008。
さすがなセレクト。
こちらも生徒さんの差し入れ、ラズベリーのおかき。
美味しいもの好きな集まりならでは。
今月も楽しく盛り上がった。
まさかイカ飯でこんなに感動があるとは。
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