ツレヅレハナコのトルコ料理レッスン
この人のトルコ旅行記や、家での現地の味再現っぷりを見て、涎をダラダラたらしていた人も多いだろう。
もちろん、わたくしも。
というわけで飛びついたのが、ツレヅレハナコのトルコ料理レッスン@kiwi。
イスラム圏っぽい設えで、あがる。
トルコのお菓子と、トルコの紅茶をいただきながら、本日の流れの説明。
黄色いのが胡桃あん入りのバクラバ、グリーンのがピスタチオのお菓子、フストゥクサルマ。
どちらもバター満載なうえ、シロップでひたひた。
あまーい!が、スパイシーでもあり、クセになる。
中野の専門店だとか。
専門店って・・・需要あるんですね。
パッケージも、いかにもあちら。
気分を盛り上げる小道具、その1。
ドライオクラだそうな。
オクラとは思えない小ささ。長くない。
その2、茄子。皮だけ。
トルコでは詰め物に使うそう。
見慣れない食材が並んでる。
まずは、羊の挽肉から。
挽肉と玉葱、そして、大量のクミンとミント。
ちょっと多目かな?と思ったところから、さらに倍、くらいの気持ちで。
ナツメグ、塩、胡椒、生米も入れて、混ぜるべし。
けっこうよく捏ねる。
ピーマンのヘタを取り、詰める。
さあ、みんなでやってみよう!
蓋は半分に切ったプチトマト。
トルコのトマトペースト登場。
でっかい缶に入って売られているのだそう。
トルコ家庭における醤油的な調味料。
そのまま舐めても美味しい。
これでお酒飲めるねと。
トルコ料理って、オリーブオイルばかり使うのかと思っていたが、けっこうバターを使うのですな。
羊詰めピーマンは縦にみっしりと並べること。
かわいい。
で、肩まで浸からせる。
火にかけて、放置。
次行きましょう。
トルコのレンズ豆の皮を剥いたもの。
ひくくらいオレンジ。
舌が染まりそうだが、そんなことにはならない自然の色だと言う。
野菜を刻み入れ、
ペーストも入れて、
豆がやわらかくなるまで煮込む。
時間はそんなにかからない。
あ!ハナコさんのブログに出ていた、トルコのお袋スープ。
タルハナチョルバス。
トルコでは、きゅうりの皮を剥くらしい。
全ての野菜を同じ大きさに切ること。
レモン、そしてオリーブオイル。
さらに、スマックというスパイス。
初対面なスパイスなのだが、なんだか"ゆかり"みたいな風味。
ディルもたっぷり。
そのうちに、ピーマンは美味しく煮えておる。
レンズ豆も。
ブレンダーで粉砕。
スープに欠かせないのが、ミントバターなのだとか。
大量のバターを溶かし、ミントをざばっと投入。
よく香りを出す。
もう、この香りだけでパンをわしわし食べられる。
スープに混ぜると、なぜか黒い。
トルコの白チーズ。
出しやすいよう工夫がある容器入り。
ギリシャのフェタチーズのようだが、オイル漬けでなく、乳清に入っている。
けっこう塩が強い。
チーズは手でポロポロとほぐせる。
パセリのみじん切りを混ぜ、春巻きの皮で細く巻く。
細くというのがポイント。
現地では春巻きの皮ではなく、ユフカという薄い小麦粉生地で巻くそうな。
高温の油で、カリっと揚げる。
油の温度が低いと、中身が出てきますので。
さあ、食べましょう。
いい香りを浴びまくってきたので、空腹が増長されている。
ワインもトルコの。
カッパドキアのTurasan、白 2009。
しっかりとコクがあり、確かにトルコ料理によく合う。
この日もメンバーが濃くて、盛り上がった。
笑ったなあ。
レンズ豆のスープ。
レモンを絞っていただくこと。
確かに、ミントバターが不可欠。
どこかぼんやり感もあるレンズ豆が、奥深く、締まってる。
白チーズも追加した羊飼いのサラダ。
味が馴染んでいるし、同じ大きさに切り揃えられていると、確かに食べやすい。
スマック単体ではゆかり風味なのに、このサラダはしっかりトルコだ。
メインは、ピーマンのドルマ。
水切りしたヨーグルトに、にんにくの摩りおろしを少しだけ加えたヨーグルトソースをかけて。
米が膨らんで、みっちり。
やっぱり羊は深く捻りのある味になる。旨い。
ヨーグルトソースも欠かせないな。
白チーズの春巻き。
チーズのクセと塩加減で、酒が進むことといったら。
Turasanの赤 2006。
開けてから、ちゃんと置いたほうがよい。
こちらは、参加者のお1人が持ってきてくださった、みんなを感動させたワイン。
ネクターを少し白くしたような白濁ピンクの液体。
山梨、四恩醸造のローズ。
これは新しい味。
ぜひとも買いたいし、他の種類も味わいたいし、このワイナリーを訪ねたい。
貪欲さが止まらない参加者のために、スヌ子さんの即席おつまみが登場。
ミントバターで作ったトマト卵炒め。
美味しいにきまってるじゃないか。
これは料理教室ですよね?
トルコのアニス酒、ラク。
アニス酒の中では、一番好き。
炭酸水で割っているのもあり、やわらかい口当たりで、くいっといける。
ハナコ先生のおかげさまで、トルコ家庭料理の美味しさがよーくわかりました。
今なら、トルコ料理が世界3大料理の1つであることに、全面的に賛成する。
別メニューでも、第2回をお願いします。
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