スヌ子のお料理レッスン 5月の軽やかイタリアン
「軽やかイタリアン」?
スヌ子の料理レッスンで「軽やか」??
当社比でしょって、参加者全員が思っている。
シチリア旅行から帰ってきたばかりだったので、買ってきたお菓子を持参。
奥の輪型のは、切り分けてあるが、ブチェラート。
手前のは杏仁風味のアーモンドビスケット。
ブチェラートを持つと、ずっしり重い。
中にはナッツやドライフルーツがみっしり。
本日の食材。
今回は、あまり手間をかけずに作れる料理とのこと。
最初は自家製ツナ。
この日は、季節の魚ということで、カツオ。
カツオに塩・胡椒、
ニンニク、生姜、コリアンシード、生タイム、唐辛子、
ナンプラー、
寿油はカツオにまぶす程度で、あとはグレープシードオイルなどをひたひたに。
蓋はクッキングペーパーで。
このアイデア、使える。
途中でひっくり返しつつ、弱火でゆるゆると油煮にするのだ。
すでに香りで飲めそう。
次は、以前銀座にあったシチリアーノというレストランで習った、トマトソース。
ニンニクをじっくりと弱火で、香りを出す。
軽量カップにはいっているのは、ピュアオリーブオイル。
香味野菜たちが、油で煮込まれる。
「軽やか」って?
その合間に、オリーブオイルの味見など。
右のフラントイアは、トマトソースのレシピを習ったとき、一緒に教えてもらったもの。
シチリアーノの深い味わいを出すには不可欠だと言われたのだ。
ニンニクの香りが充満。
と、次の料理を進めましょう。
トマトにヨーグルト、
ハンドブレンダー、
で、完成。
まさに手間いらず。
こちらもよろしく煮えました。
トマト缶を入れ、しばらく煮込む。
確か、このときにニンニクオイルも合わせたような。
続いて、豆を茹でるコツ。
ペコリーノと美味しいオリーブオイル、胡椒、レモン。
トマトソースの仕上げもブレンダー。
一気に乳化して、まったりとコクのあるトマトソースになる。
おまけレシピのシチリア風オレンジサラダ。
オレンジが入るところがシチリア風。
ツナは、煮えた後、しばらく冷蔵庫で寝かしたほうが、油と馴染んで美味しいのだという。
ということで、この日はスヌ子先生が事前に作っておいてくれたものを食べる。
先生曰く、4日目がベストとか。
実践した参加者によると、まさにトロけるような美味しさだったと。
油もパンに浸して食べたいねえ。
盛り付け段階になると、みんなの空腹がマックスで、一致団結して手早い。
さあ、実食。
ワインはしっかりした白。
シチリア、クスマーノのインソリア。
このツナ、メインになる。
高級ツナを買わず、家で作るべし。
最初の宣言通り、手間もかからないし。
オイル煮だから、しっとり。
スープ煮のものも試食させてもらったが、そちらはさっぱりしていた。
ナッツをトッピングするところが、さすがだなあ。
シチリア度が高まる。
豆とペコリーノのサラダも、ペコリーノの個性が発揮されている。
イタリアで時期の、若くて小さい、やわらかい空豆とペコリーノを食べるのだが、それをイメージしたのだとか。
先ほどのトマト&ヨーグルトは、冷たいスープに。
ケッパーを浮かべ、フラントイアの香り高いオイルを垂らす。
これが、あの手間のかからなさなのに、凝った味。
美味しい。
ケッパーの塩気と酸味をところどころで感じたりするのも、アクセント。
宴たけなわ。
トマトソースはリングイネで。
やはり、このソース、美味しいなあ。
肉が入っていないから爽やかなのに、大量のオイルでコクがある。
シチリアーノ、いい店だった…。
赤ワインもシチリアの。
ドゥーカ・ディ・サラパルータのカラニカ。
飲み足りないとか言い出すのが、このクラスの参加者たちの素敵なところ。
追加のアルコールをグラス売りする料理教室って、他にあるのかね?
今回のメニューは、手間がかからないだけあって、家で採用する人多数。
ありがとうございました。
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