坊千代 6月
またもや常連さんに混ぜていただいた荻窪の坊千代。
ありがとうございます。
今回は6名で。
前回同様、最初は日本のスパークリング。
自家製馬の生ハムと、酢漬けにしたシメジ。
湿気や暑さに慣れておらず、ぐったり気味の身体が求めていた味。
馬の生ハムは、しっとりと、でも脂は軽い。
柔らかく、酸味を加えた茄子を極薄切りズッキーニで巻いてある。
上には大葉の白和えと桜海老。
すりおろしたような細かな大葉を混ぜた豆腐がソースの役目を果たす。
茄子、ズッキーニ、大葉、豆腐なんて、夏のおなじみ食材だが、こういうアレンジは新鮮だ。
桜海老の歯ざわりを添えるというのにも納得。
この後のワインは持ち込みで。
四恩醸造ローズの白!
売り切れ御免で、もはや次が出るまで購入できないワイン。
ありがとうございます!
やはり美味しい。
今年のはまとめ買いしよう。
紫陽花寿司。
鯵のなめろうが紫陽花仕立ての手まり寿司になっている。
ディルが入っているところに、歓喜する人々。
酢飯の具合も良い。
薄い緑色の温かいポタージュは、何かと思ったら、なんとアボカド。
アボカドの風味はあまり感じられなかったが、鶏らしき出汁が美味しく、具として自家製モッツァレラが入っている。
アルザス、ドメーヌ・リーフレのピノ・グリ。
馥郁とした香りなのに辛口というコントラストが好み。
良いワインで感じられる奥行きもあるし、しみじみ美味しい。
コースに追加のピッツァ、その1。
ブロッコリーとシラス。
ここのピッツァは、生地もモッツァレラもしっかりと香る。
その2。
豚肉と玉葱のワイン煮。
甘い玉葱と豚肉は、さすがの相性の良さ。
6人だと、ピッツァを2種類いただけるのがうれしい。
穴子の麩フライ、青梅餡かけ。
麩を粉にして衣として使った穴子フライは、カリっとしつつも、どこかむっちりとした不思議な食感。
青梅のソースを合わせるセンスが、こちらの魅力。
以前にオススメされて、飲みたいと思っていた農民ロッソ。
この値段でこの満足度は素晴らしい。
家に常備したい。
定番であるらしいフォアグラと里芋の石垣仕立て。
バルサミコと。
ホロホロ鳥、空豆ソース。
ここの肉料理に添えられる雑穀米が、また旨いのだ。
ホロホロ鳥、なんだか続けていただいているが、やはり美味しいもんだねえ。
さくらんぼを挟んだマカロン。
素材の組み合わせの新鮮さ、そこに必然性を感じさせる美味しさ、全ての按配の良さ。
しかも、コストパフォーマンスが高い。
次回も参加させていただきますよ。