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2011年6月25日 (土)

坊千代 6月

またもや常連さんに混ぜていただいた荻窪の坊千代。
ありがとうございます。
今回は6名で。

前回同様、最初は日本のスパークリング。

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自家製馬の生ハムと、酢漬けにしたシメジ。

湿気や暑さに慣れておらず、ぐったり気味の身体が求めていた味。

馬の生ハムは、しっとりと、でも脂は軽い。

 

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柔らかく、酸味を加えた茄子を極薄切りズッキーニで巻いてある。

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上には大葉の白和えと桜海老。

すりおろしたような細かな大葉を混ぜた豆腐がソースの役目を果たす。
茄子、ズッキーニ、大葉、豆腐なんて、夏のおなじみ食材だが、こういうアレンジは新鮮だ。
桜海老の歯ざわりを添えるというのにも納得。

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この後のワインは持ち込みで。

四恩醸造ローズの白!
売り切れ御免で、もはや次が出るまで購入できないワイン。
ありがとうございます!

やはり美味しい。
今年のはまとめ買いしよう。

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紫陽花寿司。

鯵のなめろうが紫陽花仕立ての手まり寿司になっている。

ディルが入っているところに、歓喜する人々。

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酢飯の具合も良い。

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薄い緑色の温かいポタージュは、何かと思ったら、なんとアボカド。

アボカドの風味はあまり感じられなかったが、鶏らしき出汁が美味しく、具として自家製モッツァレラが入っている。

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アルザス、ドメーヌ・リーフレのピノ・グリ。

馥郁とした香りなのに辛口というコントラストが好み。
良いワインで感じられる奥行きもあるし、しみじみ美味しい。

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コースに追加のピッツァ、その1。

ブロッコリーとシラス。
ここのピッツァは、生地もモッツァレラもしっかりと香る。

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その2。

豚肉と玉葱のワイン煮。
甘い玉葱と豚肉は、さすがの相性の良さ。

6人だと、ピッツァを2種類いただけるのがうれしい。

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穴子の麩フライ、青梅餡かけ。

麩を粉にして衣として使った穴子フライは、カリっとしつつも、どこかむっちりとした不思議な食感。
青梅のソースを合わせるセンスが、こちらの魅力。

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以前にオススメされて、飲みたいと思っていた農民ロッソ。

この値段でこの満足度は素晴らしい。
家に常備したい。

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定番であるらしいフォアグラと里芋の石垣仕立て。
バルサミコと。

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ホロホロ鳥、空豆ソース。

ここの肉料理に添えられる雑穀米が、また旨いのだ。

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ホロホロ鳥、なんだか続けていただいているが、やはり美味しいもんだねえ。

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さくらんぼを挟んだマカロン。

素材の組み合わせの新鮮さ、そこに必然性を感じさせる美味しさ、全ての按配の良さ。
しかも、コストパフォーマンスが高い。
次回も参加させていただきますよ。

2011年6月22日 (水)

リッチョ・ディ・マーレ

西麻布のシチリア料理店、Trattoria Riccio di Mare。
イタリア関係の仕事をしている友達から、イタリア価格で飲み食いできる店として教えてもらった。

4,000円のコースがお得っぽいが、パスタが1組1種類だという。
2種類食べたいので、アラカルトでいってみる。

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まずはイタリアのビールを飲みつつ。

パンと一緒に、リコッタとトマトのジャムがやってきた。
ほんのり甘くて、でも塩気もあり、美味しい。

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シチリア風タコのカルパッチョ。

薄ーいタコをざーっと取っていただく。
オリーブオイルの風味の良さが際立っている。

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甘エビとオレンジのマリネ。

オレンジはブラッド・オレンジ。
甘エビの甘いこと。

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アランチーノは小さ目を1つ250円で頼める。

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中にはモッツァレラ。

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トラーパニ風魚介たくさんのクスクス。

魚介出汁を吸い込みつくしたクスクスの滋味。

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白ワインをボトルで、プラネタのラ・セグレータ。

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パスタ・コン・レ・ダルデはブガディーニで。

ここのはトマトが入っているバージョンなのだね。
確かに、フィノッキエットが手に入りにくいから、サフランだけでなく、トマトを足す必要があるのかも。

あと、写真を撮り忘れたが、ウニのスパゲッティーニ。
クリーミーな濃厚ウニ。

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結局、楽しくて飲んじゃって、赤ワインボトルを追加。
フィオリーレ。
3,500円でも十分に美味しい。

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魚介のスープ。

盛りだくさん。

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ピスタチオのティラミス。

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カンノーリ。

思ったほど安くはなかったかな。
2人で合計2万円強。
コースのほうがお得なのかも。
ま、飲みすぎか。

場所も便利だし、自由な感じがよかったので、また来るだろうな。
満席だったが、男女合わせた大人な客層というのも良い。

2011年6月21日 (火)

立石再び

東側会ということで、立石に再び。
最初と同じメンバー3人で。

今回は東側飲み事情に詳しい隊長から、事前にオススメを聞いておいた。
そのリストを元に、回る。

土曜の夕方、人気の店はどこも行列が出来ている。
たまたまタイミング良く入れた店から。

最初は立ち喰い寿司の栄寿司。

握りは100円か200円という安さなのに、美味しい。
飲み物はお茶かビールのみ。もちろんビールで。
気になるものを片っ端から。
それでもお会計は1人2,000円未満。
次があるから腹に余裕を残しつつ。
空腹を程よく満たして、飢餓感から脱出。

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串揚100円ショップ。

名前の通り、串揚げはどれも1串100円。

豚やら鶏チーズやら、餅チーズ、玉葱、紅生姜など。
安いが旨い。
立石って、いいなあ。

で、やっと席が開いたもつ焼きミツワへ。
公衆なのか共有なのかのトイレが丸見えな外の席。
ま、全く問題ございませぬ。

でも、19:30くらいで既にほとんどのメニューが売り切れ。
隊長にオススメされた鰻串も終わっていた。

もつ焼きやおしんこなどを食べていたら、常連さんらしきおじさんが「ここは刺盛りも美味しいんだよ」と教えてくれた。
マグロと貝(なんだっけ?)。
おじさん、ありがとう。

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電話番号を置いて、席が開いたら教えてくださいとお願いしておいた二毛作に、やっと入れたのは20:30くらい。

ビオワインとおでんの店。

ビアンカーラのワインをボトルで飲んだ後は、日本酒キャラクターさかずきんちゃんのシール欲しさに日本酒を。
さらにグラスで赤ワインも。

おでんは透明な出汁が美味しいし、チーズの盛り合わせもあるしで、なんだか長居をしちゃう店。
ハシゴの最終目的地に最適。

小さい店の「=」型のカウンターは、たまたま隣り合わせた人たちとの会話が広がりやすい。
見ず知らずの人と、回った店情報を交換したり。

いやー、立石は楽しいなあ。
隊長のオススメで行けなかったお店もあるし、また来なくては。

2011年6月20日 (月)

ラ・トルチュ

広尾のラ・トルチュ。

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気楽に使えるフランス料理屋ゆえ、明るい店内。

メニューには王道なフランス料理が並ぶ。

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グジエール。

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アミューズ・ブーシェは缶に入ってやってきた。

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洒落てますなあ。
こんな風に開くなんて気づかなくて、蓋を少し破壊してしまった。ごめんなさい。

揚げたイワシのマリネ。

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南の島仔ヤギのカルパッチョ。
ルーコラサラダ添え。

ヤギとはいっても、香りは控えめ。

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イベリコ豚の生ハムは、自家製クグロフにのせて。

クグロフの甘さと合う。

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フランス産フレッシュフォアグラのマリネ、ドライフルーツと共に。

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サラダは魚介付きで。

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美味しくて2回頼んだのが、鴨オイルで揚げたフライドポテト。
揚げ具合も、味付けも好き。

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アンドゥイエット。

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ここのは、ちゃんと臭いの。
フランスで食べたのを思い出す本格派。
1人で1皿全部は食べられないけど、2切れくらいなら、すごく美味しい。

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イサキのポワレ、アンチョビバターソース。

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ヤギチーズをのせて焼いたバケット添えのサラダ。

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ビールの後、白を。
ブルーノ・クラヴェリエのアリゴテ。

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それから赤。
スペインのエテルナム・ヴィティ。

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豚のサンゲット、喜界島風。

豚肉と野菜を豚の血と炒めたもの。

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これはお茶菓子だったかな?
マドレーヌ2種。

6人で居酒屋使いしてしまったが、王道フレンチが美味しくいただけて、お得感もある。
ちょっとパリのイマドキビストロっぽいなあ。

2011年6月19日 (日)

kiwi番外編 スヌ子の料理教室宴会@エノテカノリーオ・カルネヴィーノ

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スヌ子教室のいつものメンバーと、代打で参加された方々、補講クラスの参加者の方々の中から、希望者を募り、宴会開催。

いつもの教室も十分に宴会だという声も聞かれつつ。

参加者は合計17名。
飲み食いに対する貪欲さにかけては自信のある皆様。
酔っ払い続出必至のそんな会を引き受けてくださったのは、四谷三丁目のエノテカノリーオ・カルネヴィーノ

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まずはスプマンテから。

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カビッキオーリのバロヴィエ、ピノ・シャルドネ。

まだ乾杯したばかりだというのに、もう、既に盛り上がりが凄い。

スプマンテも、1杯でなく、ぐいぐいいってる。

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早くも2本目。

って、デカっ!というか、長っ!!

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ここから、マグナムボトル祭り開催。

リグーリアのイル・モンティチェッロ、コッリ・ディ・ルーニの白 2009。
ヴェルメンティーノ。

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豚の焼きテリーヌ。
上にはセルフィユ。

顔の部分のゼラチンで固めたテリーヌは、周りカリカリで、中はペタペタとコラーゲンの塊。

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ラツィオのレ・コステ、リトロッツォ・ビアンコ。
香りが個性的。

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ほろほろ鳥の胸肉で、そのささみやハツ、レバーなどのピューレを包んだもの。
黒トリュフ入り。

ほろほろ鳥の肉の旨味が濃い。
ピューレも繊細なのに強い。

何気なく添えられたトマトも美味しい。

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ラ・ビアンカーラのサッサイア(SO2無添加)もマグナム。
2009年の当たり年だそう。

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これは、この日の最も美味しかったメニューに挙げる人が多かったもの。

平貝、ホワイトアスパラ、ドライトマト、白みる貝、空豆、コリアンダー、コリアンダーシード。
平貝は、貝柱だけでなく、身の部分も。

素材の美味しさはもちろん、組み合わせの巧みさ。

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エミリア・ロマーニャのイル・ヴェイ、ヴァル・ティドーネ、ビアンコ。

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赤が出る頃には、ノリも変なことになってる。

ピエモンテ、テヌータ・ミリアヴァッカのヴィーノ・ダ・ターヴォラ・ロッソ。
まだまだマグナム。

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アルザスのユベール・エ・エイディ・オシェール、リューデ・フローネンベルグ 2008。
ピノ・ノワール。

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と、テーブルの反対側で飲んでいないホトルを発見。
駆けつけていただく。

エミリア・ロマーニャ、カミッロ・ドナーティのロゼ。
バラの香りがする。

写真を撮るのを忘れたのが、イタリアのカルドンチェッロという茸とアスパラソバージュのパスタ。

パスタはルスティケーラというメーカーだそうで、表面がザラザラとしていて、茸の旨味を掴んで離さない。
ここの料理は歯ごたえというか、異なる食感のものを組み合わせているのが、美味しさを加速させている。
これも、ザラザラむっちりな太めのパスタ、茸のくにゅっ、アスパラソバージュの軽快な歯ざわりという組み合わせが絶妙。

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穴子のリゾット。
燻製香がアクセント。
麺と米と両方出してくれるとは、気がきいている。

この頃には、席替えなんかもしちゃって、収集が付かない状態。
みんなが好きな席に座って、ワイン片手にしゃべくり倒す。

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ピエモンテ、トリンケーロのバルベーラ・ダスティ 2003。

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肉盛り合わせ。

牛や豚だけでなく、馬も。
そして、部位も色々。
焼き加減も完璧。

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トスカーナ、コッレ・ベレートの2000。
キャンティだ。

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まさにラベルが今日の会を象徴しているでしょう。

リトロッツォは赤も。

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ボトル空きまくり。それもマグナム。
しかも、ビオの素敵な銘柄揃い。
飲んでみたかった作り手のも多くて、うれしかったなあ

この店だからこそ。
マネージャーのビオワイン愛の賜物だ。

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デザート盛り合わせ。

いやあ、盛り上がりました。
食べて飲んでしゃべって。
素晴らしい会でありました。

やはり、食の好みが似ている人、食に情熱がある人と一緒に食卓を囲むのは、間違いなく楽しい。

幹事のハナコさん、お疲れ様でした。
いつもながら、感謝でございます。

カルネヴィーノの皆様、素晴らしい料理とワイン、そして、好き勝手にさせてくれ、ありがとうございます!
この宴会に最適のお店でした。

第2回がすでに楽しみ。

スヌ子のお料理レッスン アジアごはん

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台湾帰りのスヌ子先生。

「ピータンの殻付きの状態って、初めて見た」と言ったら、驚かれた。
そんなに一般的なもの?

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台湾土産の太陽餅をいただきつつ、本日の段取り説明。

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固めのカスタードのような餡、ホロホロの皮が美味しい。
選りすぐりの店で、並んで買ってきてくださったのだとか。

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お茶も台湾の老茶。
鉄観音なのに、やわらかくてクリーン。

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さて、今回のテーマは「食欲増進!アジアごはん」。

もはやこれ以上増進させる必要もあるまいというメンバーではあるが。

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蟹のココナッツスープから。

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そして、花椒生姜ソース。

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これ、常備したいなあ。
この日はご飯と混ぜたのだけど、麺でも美味しそうだし、野菜や肉と和えたりもしたい。

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ラープは水からゆるゆると火を通すのだね。

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ナッツや野菜は火を止めてから。
食べる直前にパクチーどっさり。

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この香りが、本当に食欲を増進させる。

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初のピータン剥き。

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ピカピカの黒い玉が出てくると、なんかうれしい。

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色は個体差あり。
やっぱり、より黒いのに惹かれるよねと。

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片栗粉をまぶしたところで、

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メインは温かいうちに食べたいからと、他の料理の盛り付けを先に。

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ピータンは大目の油でカリっと揚げ焼き。

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そこにアボカド投入。

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仕上げにバジル。

スヌ子先生のハーブセンスには、いつも感服。
やってみると、これはパクチーでなく、やっぱりバジルが合うのだ。

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歓声と共に完成。

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いただきます。

このメニューには、ビールでしょう。
しかも、蒸し暑いビール日和な午後。

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蟹出汁とココナッツって、合うな。

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キャベツがアジア感を高める。

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具沢山ラープ。

粗く刻んだ海老がイイ。
ところどころに違う食感があると、旨さ倍増するもんだ。

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この香り、たまらない。
タイ米、花椒、生姜の相乗効果。胡麻もマスト。

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ピータンアボカド炒め。

ピータンの新たな魅力を発見させてもらった。
カリっ、トロっなピータン。
アボカドもうっすらと火を通すと、コクを増す。
味付けに使った黒酢の捻りのある酸味もぴったり。

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そこに、台湾土産の香椿醤なるハーブ調味料を加えても美味しい。
この調味料、どこかヤギ小屋を思わせる香りがして(ヤギ小屋見たことないけど)、そのクセが料理にさらなる奥行きを加える。

料理上手な人が旅行に行くと、周りも新しい味覚を知る。
楽しいなあ。

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ビールの後は、スペインの白ワイン。

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今回、食べ始めるのがちょっと早かったのだが、それには理由がある。

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丁度食べ終わった頃、宅配便到着。

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こちらも届いておりましたよ。

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岡山マッシュルーム販売から、マッシュルーム到着。

こちらはジャンボマッシュ白&茶。

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普通のマッシュルームも白と茶。

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以前にスヌ子先生のお教室で教えてもらい、あまりの美味しさに共同購入したのだ。

素晴らしき采配で手配をしてくださったお方に感謝を!

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というわけで、全員総出でマッシュルームの仕分け。

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前回使ったフラントイアのオリーブオイルも共同購入。

こちらの口利きと手配も、ありがとうございました!

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さ、一仕事終えたし、再度飲みますかね。

つまみは、生のマッシュルームだ。
しかもそのまま丸かじり。
先ほどの花椒生姜ソースをつけたり、オリーブオイルや粗塩ふったりでも。

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これまた台湾土産の殻付きアーモンドも登場。

ワインは1杯いくらで飲みたい人がお金を払うシステム。
って言っても、みんな飲むんだけどね。

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台湾土産の定番、パイナップルケーキまで。

太陽餅と同じお店のものだそう。

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このマッシュルーム、風味の濃さが段違い。

いやー、それにしても、このお教室、本当に面白いなあ。
スヌ子先生、いつもありがとうございます。

2011年6月15日 (水)

ロムアロイ

東中野のディープなタイ料理屋、ロムアロイ。
ここが都内で一番美味しいタイ料理屋だという人たちに連れてきていただいた。

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カウンターだけの雑多な店。
期待が高まる。

とってもスウィートなマダムはおもむろに料理を用意し始める。
近況を語りながら、我々の好みや食べたいものを聞いてくれたり。

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ここはお酒が持ち込める。
ビールの後、持ち込んだ酒たちを。

発泡白濁日本酒、房島屋。

タイ料理に日本酒って、ナイスセレクション。
香りに甘さがあって、でも辛口で、合う。

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ボルドーの赤、Lucien Lurton & FilsのCave Nature。

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小布施ワイナリーが作っている日本酒。
Segga pere et fils、Miyamaishiki J 2010。

これまた素敵な!
もう一度、ゆっくり味わいたい日本酒。

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生春巻き。
噂には聞いていたが、ここのは、本当に美味しい。

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皮がもっちりしているのは、2枚重ねてあるからだとか。
具の按配、きっちりとした巻きっぷりも完璧。
生春巻きはどこのタイ料理屋にもあるが、料理として美味しいと思うものは稀。

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スペアリブ。
薪のように山と積まれている。

周りにたっぷりとハーブをまぶしてから焼いている。
その焦げたようなハーブが、またイイ。

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「これは辛いよー」と言って出してくれた、魚の揚げ煮。

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ハーブや香辛料の使いっぷりが尋常ではない。
片面は火を噴くほど辛いのだが、反対側は少し甘い味付けにしてあって、逃げ場を作ってくれているのが、ニクイ。

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トムヤムクンも濃い。
密度はもちろん、深いのだ。

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春雨を入れて食べるのが、また、たまらん旨さ。

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ラープのハーブ度も高い。
贅沢だ。
そして、やはり美味しさとハーブの量は比例する。

しかし、とにかくポーションがたっぷりなので、一部を持ち帰りにしてもらう。

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ココナッツミルクの濃度が強烈なカレー。
美味しいに決まっている。

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デザートも、いちぢくを合わせるところが好み。

確かに、今まで日本で食べたタイ料理屋の中で一番好き。
わざわざ東中野まで行ってしまうなあ。

2011年6月14日 (火)

OGINO

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予約が取りにくい店だというOGINO。
この店に惚れ込んで通っているハナコさん主催による10名のお食事会。

初対面の人もいたが、美味しいものを愛する同志ゆえ、最初から和やか。

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まずはシャンパンで乾杯。
Lenoble。

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リエットやピクルス、パン。

料理はシェフにお任せし、前菜 x 2、魚、メインをそれぞれ3種類くらいずつ出していただくというアレンジ。
近くにいる3~4人で、皿を回しながら、色々な種類を味わう。

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フランス産ホワイトアスパラの温製、あさりのオランデーズソース。

やはりホワイトアスパラは王道なソースでいただくのが美味しい。

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桜鱒と2色のアスパラのテリーヌ、キャビア添え。
白いクリームはマスカルポーネ。

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赤ピーマンのムース 北海道産ウニ、魚のコンソメのせ。

コンソメジュレは、ザ・魚介。

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白1本目は、ヴェルジェのプイイ・フュッセ 2006。

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ホロホロ鳥とアーモンドのバロティーヌ、千切りにんじんのマリネ添え。

肉の名手と噂に聞いていた通りの一皿。
でも、繊細で後味爽やか。

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花ズッキーニの蟹と海老ムース詰め、トマトクリームソース。
アスパラ・ソバージュ添え。

花の中には練り物的な甲殻類ムース。

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フォアグラのソテー、焼きトウモロコシのヴルーテ、温玉添え

焼きならではのこおばしさがたまらない濃厚なコーンポタージュスープに、ソテーしたフォアグラと温泉卵が浮かんでいる。
卵を崩し、フォアグラの小片とスープとを一緒に口に入れる。

濃厚なメニューと、あっさりしたメニューとを組み合わせて出してくれるところが上手い。

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魚料理は、スズキの2色ごまつきポワレと、

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北海道産カスベの骨付きムニエル、焦がしバターソース。

カスベの軟骨は、そのままパリパリと食べられる。
焦がしバターソースとはいえ、トマトやケッパーが入っているので、南っぽく、酸味がある。
吸い付くようにしっとりとした白身と、よく合うな。

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白2本目は、Jeannin NaltetのMercurey 2006。

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メインは、こんなのも出ますよと。

豚の膀胱の中にひな鳥が入っているとか。

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お口直しのソルベは何だっけ?

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肉料理に向けて、赤ワイン。
シモン・ビーズ・エ・フィスのサヴィニー・レ・ボーヌ、Les Bourgeots。

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仔鳩と豚足のソーセージ、シュークルート添え。

2種類の肉を使っていて、粗挽きだからこその、旨味。

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仔牛の腎臓のソテー、ノルマンディー風シードルソース。

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臭みの加減が程よい。
強すぎず、口飽きないが、物足りなくもない。

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先ほどの膀胱に入れられていたひな鳥。

ひな鳥の膀胱包み蒸し、フォワグラソース。

やわやわとして、ホロリとほどけるようにやわらかいのに、ジューシーで肉自体の旨味をしっかりと蓄えている。

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デザートも色々。

クレープ・ジュビレ(チェリーの温かいクレープ)、バニラアイス添え。

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パイナップルのサラダ、ライム風味、ココナッツのスポンジとライチのスープ。

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白いけどコーヒー味のブラン・マンジェ。

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超濃厚チョコレートの半生テリーヌ、ベルベーヌのアイス。

料理することが大好きなのだろうなあと想像させる、手間のかかるメニュー揃い。
それをきっちりと、丁寧に作っているのだろう、がっつり系のメニューもどこか繊細で、クリーン。
愛情を感じる。

さて、この日はいつもよりも軽めな構成だったようで、「まだ食べたいね」と。
残念ながら、遠方在住組の我々は帰らなければならなかったが、ご近所組は雨の夜に消えていきましたとさ。
噂によると、新記で麺をすすったとか…。

2011年6月13日 (月)

しげきん再訪

全メニュー制覇したいという野望の下、総勢9人で新小岩のしげきんに再訪。

結果としては、全種類は食べられなかった。
なぜなら、1品を4つとか頼むから。
趣旨を忘れて、みんながそれぞれの料理を存分に食べたくなってしまったのだ。

さて、ご一緒したハナコさんのレポでメニュー確認。

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お通しはカツオ。
ネギやらがたっぷり。

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しめ鯖。

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白身魚とポテトのフライ、イギリス風。

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お店の方オススメのイワシの刺身。

さすが、トロける旨さ。

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たかべと卵焼き。
「どんな料理だろう?」と頼んだら、たかべを焼いたのに卵焼きが添えられているというシンプルさ。
捻りはなかった。

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前回、感動を呼んだこんにゃくの土佐煮揚げは、今回もスターだ。

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生姜醤油の味に小さい頃のお弁当を思い出す、鶏のから揚げ。

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アラ煮はあえて冷たいままで。
煮こごりを堪能。

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お漬物。

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自家製がんもと大根。

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ここの精緻な出汁を吸ったやわらかながんもが美味しい。

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肉じゃが。

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これ、何貝だっけ?

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玉葱サラダは温泉卵のせ。

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揚げ物が旨い店だもの。
コロッケ。

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混ぜご飯的なおにぎり。

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豚汁も。

いやー、思う存分食べて飲んでしゃべった。
横浜から遠征してくる人々もいたりのツワモノ揃いな宴会は楽しい。

で、お会計は1人3,200円。

2011年6月12日 (日)

坊千代

噂に聞いていた荻窪の坊千代、毎月来ているという常連様の会に加えていただく。

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隠れ家的な看板の小ささや、和の設えに、気分があがる。

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まずは日本のスパークリングで乾杯。

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グラスは特注とか。

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行者ニンニクと砂肝の御浸し。

素材のセレクションが好み。

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器がイチイチ洒落ている。
これは、錫で出来ていて、自由に形を変えられるもの。

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開くと、柏の葉に包まれた鶏肉の寿司。

上にはかんずり、間に葉山椒。
最初にかんずりの香りと、ほんのりした辛さ、それからしっとりした鶏肉、葉山椒のやわらかなシビれ、絶妙な炊き加減のもち米。

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ワインは持ち込みで。

白はPallaviciniのGavi。

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これまたグラスが粋。

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自家製モッツァレラと山椒の葉の春巻き、サラダ添え。

サラダに入っている野菜にこだわりが見える。
ちょっと珍しい野菜で、クセのあるものを加えている。

自家製モッツァレラは、香りが高く、チーズらしい臭いがきちんとある本格派。

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これまた可愛い器。

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海老のスープ。

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海老殻出汁が濃厚。
それを十分に吸い込んだ葛切りが、また旨い。

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わーい、四恩ワインだ。
ローズの赤。

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普段、デコラティブなグラスは好きでないのだけど、この空間で見ると、そそられる。

それにしても、やはり四恩のローズは美味しい。

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マグロのカマだったかな?

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コースに追加したピッツァ、この日は、新生姜と新玉葱のペーストに豚肉、モッツァレラ、ルーコラ。

甘味がありつつピリっとしたペーストが合う。
生地はもっちりナポリ風。

この店は、素材のセレクション、味の組み合わせが本当に個性的で素晴らしい。
新しい美味しさを教えてくれる。

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まるで大理石のようなフォアグラと里芋の1皿。
バルサミコを添えて。

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フォアグラの濃さを里芋が受け止める。

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牛舌のソテーは菜の花ソースで。

雑穀米もうれしい。

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デザートにも一工夫あり。

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バラの香りの綿飴、リンゴコンポート、バラゼリー。

いやはや、驚き&感動満載なひと時をありがとうございました。
発想の自由さと、それをちゃんと美味しく理由ある組み合わせに仕上げているところに感服。
確かに、毎月来たくなる店だ。

2011年6月 9日 (木)

めざめよ嗅覚 @ kiwi

スヌ子先生とマスター内田さんという、私にはなくてはならない2人による、コラボ企画@kiwi第2弾。

今回のテーマは「嗅覚」。

まずはマスター内田さんによる運動から。

嗅覚ってなんだろう?
どうして人は臭いを感じるのか?その仕組みは?
なんてことを学びつつ、身体を動かしながら体感していく。

マニアックで、掘り始めるとどこまでも突き進むマスターは、またもや異次元空間に突入したりしつつ、最終的には、それらを誰もが持つリアルな記憶に落とし込む。

身体を動かすからこそ理解できることってあるのだなあ。

呼吸って、感覚の源泉ですな。

単純でいて、最小限の動きなのに、なんだかやたらと辛かったり、動けなかったりする。
でも、身体&動きマニアなマスターのサポートと、アドバイスで、いつのまにか、身体のそこかしこにあった強張りがなくなっている。

最後に深呼吸をすると、空気の入り方が違う。
深くまで、スーっとスムーズに入っていく。

最初と最後に同じアロマオイルを嗅いだのだが、違いがあからさまで面白かった。

1人参加も多く、初めて会う人がほとんどなのに、この頃には、みんな、なんだか明るく打ち解けていたりするのも面白い。

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香りが鋭敏に感じられるようになったときの基本料理といえば、それは味噌汁でしょう。

各種味噌やら出汁やらが並ぶ。

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スヌ子先生が色々と試した、その成果を教えてもらえるというイイとこ取り。

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まっとうな昆布出汁や、

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いりこ出汁、

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カツオ出汁などを学びつつ、

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お手軽な出汁パック各種を味見したり。

なかなか家で食べ比べなんてできないよなあ。

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さらに即席で美味しい味噌汁を飲みたい時用に、味噌玉講座。

それぞれ好きな材料と配分で作る。

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と、色や固さがぜんぜん違う。
もちろん味も。

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実食用のお味噌汁の具たち。

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この、揚げ焼き茄子の味噌汁の旨いこと。

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さあ、食べますよ。

程よい運動の後の食事。

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ポン酢切干し大根や、セロリと昆布の浅漬け、

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きゅうりにじゃこ、二十日大根に柚子を散らした浅漬け、

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立派なお揚げは焼いて、ネギをどっさり。

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メインにもなるお揚げを教えてもらったり。

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そして、前回学んだ美味しいおにぎり。

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味噌汁とおにぎり、漬物。
ああ、差し引きする必要のない完全でいて完璧な食事。

お味噌汁は2種類、出汁と具と味噌の違うものを。
そして、自分の作った味噌玉汁も。

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最後は、昨日の味噌汁の活用法。
これ、トマトと牛乳を足しただけなのに、新しい料理になってる。

定番で基礎な料理でも、スヌ子先生の発想力が発揮されている。

またもや、楽しく気持ちよく美味しく、良いイベントだった。
しかも、運動も料理も、すぐに実践できて、日ごろの生活を少し充実させてくれる。
ありがとうございました!

次回が楽しみ。

2011年6月 7日 (火)

リベルタン 渋谷

代々木上原のル・キャバレーにいたシェフが開いた店ということで、気になっていた渋谷のリベルタン。
ご一緒した方は前に来たことがあるそうで、「1皿の量が多いから、2人で2皿を分けて食べるので丁度良いよ」と。
それに従う。

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確かに、ポーションが大きい。

野菜の前菜盛り合わせ。
どれも美味しい。
塩気、油と酢のバランスなど、きっちりとあるべきところにある味。

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ビールの後、ボトルで赤ワインを。
ここは自然派のみな様子。

エルヴェ・スオーのラ・スーテロンヌ。

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なんとそそる外見。

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キッチンには挽肉機があって、その場で塊の牛肉を挽肉にしていた。
周りだけカリっと、中はレアレア。
半熟卵の黄身をからめながら食す。
最高です。

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グラスの白もいただく。
レ・ヴァン・コンテのボワ・ソン・ソワ。

こういう店、大好き。
渋谷という場所も便利だし、何かと来ることになりそう。

2011年6月 6日 (月)

マサズ

久しぶりのマサズ。
本当は2月末に白菜鍋を食べたかったのだけど、バタバタで叶わず。
気が付けば5月。

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XO醤は相変わらず旨い。

料理はコースでお願いする。

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前菜たち。

ホタルイカ、茄子、ウニ入りジュレ&フラン、ピータン豆腐。

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ここのピータン豆腐のまろやかさが好き。

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蕨の春巻き。

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翡翠スープ。
緑は何だったっけ?

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もちもち餃子入り。

なんで生姜をこんなに細く切れるのだろう?

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このフカヒレ料理は今まで食べたフカヒレの中で一番好き。

上湯ソースだから、味わいは深いのに透明感があり、ベタっとしない。
フカヒレは強火で揚げてあるのか、周りがカリっとこおばしい。

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マナガツオの黒酢ソース。

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ぷりっぷりの海老をそのまま皮でつつんだかような、海老シュウマイ。

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冷たい坦々麺始めましたということで。

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宮崎マンゴーを使ったマンゴープリンを含む、デザート3種盛り。

やはりマサズはハズレがないなあ。
ビールの後にはワインをグラスで飲んだのだ。
ここの中華は、ワインに合わせても無理がない。

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時間が早かったので、ティオ・ダンジョウ・バルへ。
かなりスペイン本場っぽい立ち飲みバル。
グラスの白ワインのつまみに、デーツにナッツを挟み、ベーコンで巻いて焼いたもの。

2011年6月 5日 (日)

スヌ子のお料理レッスン 5月の軽やかイタリアン

「軽やかイタリアン」?
スヌ子の料理レッスンで「軽やか」??
当社比でしょって、参加者全員が思っている。

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シチリア旅行から帰ってきたばかりだったので、買ってきたお菓子を持参。

奥の輪型のは、切り分けてあるが、ブチェラート。
手前のは杏仁風味のアーモンドビスケット。

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ブチェラートを持つと、ずっしり重い。
中にはナッツやドライフルーツがみっしり。

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本日の食材。

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今回は、あまり手間をかけずに作れる料理とのこと。

最初は自家製ツナ。
この日は、季節の魚ということで、カツオ。

カツオに塩・胡椒、

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ニンニク、生姜、コリアンシード、生タイム、唐辛子、

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ナンプラー、

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寿油はカツオにまぶす程度で、あとはグレープシードオイルなどをひたひたに。

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蓋はクッキングペーパーで。
このアイデア、使える。

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途中でひっくり返しつつ、弱火でゆるゆると油煮にするのだ。
すでに香りで飲めそう。

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次は、以前銀座にあったシチリアーノというレストランで習った、トマトソース。

ニンニクをじっくりと弱火で、香りを出す。

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軽量カップにはいっているのは、ピュアオリーブオイル。

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香味野菜たちが、油で煮込まれる。

「軽やか」って?

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その合間に、オリーブオイルの味見など。
右のフラントイアは、トマトソースのレシピを習ったとき、一緒に教えてもらったもの。
シチリアーノの深い味わいを出すには不可欠だと言われたのだ。

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ニンニクの香りが充満。

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と、次の料理を進めましょう。

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トマトにヨーグルト、

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ハンドブレンダー、

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で、完成。
まさに手間いらず。

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こちらもよろしく煮えました。

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トマト缶を入れ、しばらく煮込む。
確か、このときにニンニクオイルも合わせたような。

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続いて、豆を茹でるコツ。

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ペコリーノと美味しいオリーブオイル、胡椒、レモン。

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トマトソースの仕上げもブレンダー。

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一気に乳化して、まったりとコクのあるトマトソースになる。

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おまけレシピのシチリア風オレンジサラダ。
オレンジが入るところがシチリア風。

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ツナは、煮えた後、しばらく冷蔵庫で寝かしたほうが、油と馴染んで美味しいのだという。
ということで、この日はスヌ子先生が事前に作っておいてくれたものを食べる。

先生曰く、4日目がベストとか。
実践した参加者によると、まさにトロけるような美味しさだったと。

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油もパンに浸して食べたいねえ。

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盛り付け段階になると、みんなの空腹がマックスで、一致団結して手早い。

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さあ、実食。

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ワインはしっかりした白。
シチリア、クスマーノのインソリア。

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このツナ、メインになる。
高級ツナを買わず、家で作るべし。
最初の宣言通り、手間もかからないし。

オイル煮だから、しっとり。
スープ煮のものも試食させてもらったが、そちらはさっぱりしていた。

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ナッツをトッピングするところが、さすがだなあ。
シチリア度が高まる。

豆とペコリーノのサラダも、ペコリーノの個性が発揮されている。
イタリアで時期の、若くて小さい、やわらかい空豆とペコリーノを食べるのだが、それをイメージしたのだとか。

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先ほどのトマト&ヨーグルトは、冷たいスープに。
ケッパーを浮かべ、フラントイアの香り高いオイルを垂らす。

これが、あの手間のかからなさなのに、凝った味。
美味しい。
ケッパーの塩気と酸味をところどころで感じたりするのも、アクセント。

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宴たけなわ。

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トマトソースはリングイネで。
やはり、このソース、美味しいなあ。
肉が入っていないから爽やかなのに、大量のオイルでコクがある。

シチリアーノ、いい店だった…。

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赤ワインもシチリアの。
ドゥーカ・ディ・サラパルータのカラニカ。

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飲み足りないとか言い出すのが、このクラスの参加者たちの素敵なところ。
追加のアルコールをグラス売りする料理教室って、他にあるのかね?

今回のメニューは、手間がかからないだけあって、家で採用する人多数。

ありがとうございました。

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