« しげきん再訪 | トップページ | ロムアロイ »

2011年6月14日 (火)

OGINO

Ogino110501

予約が取りにくい店だというOGINO。
この店に惚れ込んで通っているハナコさん主催による10名のお食事会。

初対面の人もいたが、美味しいものを愛する同志ゆえ、最初から和やか。

Ogino110502

まずはシャンパンで乾杯。
Lenoble。

Ogino110503

リエットやピクルス、パン。

料理はシェフにお任せし、前菜 x 2、魚、メインをそれぞれ3種類くらいずつ出していただくというアレンジ。
近くにいる3~4人で、皿を回しながら、色々な種類を味わう。

Ogino110504

フランス産ホワイトアスパラの温製、あさりのオランデーズソース。

やはりホワイトアスパラは王道なソースでいただくのが美味しい。

Ogino110505

桜鱒と2色のアスパラのテリーヌ、キャビア添え。
白いクリームはマスカルポーネ。

Ogino110506

赤ピーマンのムース 北海道産ウニ、魚のコンソメのせ。

コンソメジュレは、ザ・魚介。

Ogino110507

白1本目は、ヴェルジェのプイイ・フュッセ 2006。

Ogino110508

ホロホロ鳥とアーモンドのバロティーヌ、千切りにんじんのマリネ添え。

肉の名手と噂に聞いていた通りの一皿。
でも、繊細で後味爽やか。

Ogino110509

花ズッキーニの蟹と海老ムース詰め、トマトクリームソース。
アスパラ・ソバージュ添え。

花の中には練り物的な甲殻類ムース。

Ogino110510

フォアグラのソテー、焼きトウモロコシのヴルーテ、温玉添え

焼きならではのこおばしさがたまらない濃厚なコーンポタージュスープに、ソテーしたフォアグラと温泉卵が浮かんでいる。
卵を崩し、フォアグラの小片とスープとを一緒に口に入れる。

濃厚なメニューと、あっさりしたメニューとを組み合わせて出してくれるところが上手い。

Ogino110511

魚料理は、スズキの2色ごまつきポワレと、

Ogino110512

北海道産カスベの骨付きムニエル、焦がしバターソース。

カスベの軟骨は、そのままパリパリと食べられる。
焦がしバターソースとはいえ、トマトやケッパーが入っているので、南っぽく、酸味がある。
吸い付くようにしっとりとした白身と、よく合うな。

Ogino110513

白2本目は、Jeannin NaltetのMercurey 2006。

Ogino110514

メインは、こんなのも出ますよと。

豚の膀胱の中にひな鳥が入っているとか。

Ogino110515

お口直しのソルベは何だっけ?

Ogino110516

肉料理に向けて、赤ワイン。
シモン・ビーズ・エ・フィスのサヴィニー・レ・ボーヌ、Les Bourgeots。

Ogino110517

仔鳩と豚足のソーセージ、シュークルート添え。

2種類の肉を使っていて、粗挽きだからこその、旨味。

Ogino110518

仔牛の腎臓のソテー、ノルマンディー風シードルソース。

Ogino110519

臭みの加減が程よい。
強すぎず、口飽きないが、物足りなくもない。

Ogino110520

先ほどの膀胱に入れられていたひな鳥。

ひな鳥の膀胱包み蒸し、フォワグラソース。

やわやわとして、ホロリとほどけるようにやわらかいのに、ジューシーで肉自体の旨味をしっかりと蓄えている。

Ogino110521

デザートも色々。

クレープ・ジュビレ(チェリーの温かいクレープ)、バニラアイス添え。

Ogino110522

パイナップルのサラダ、ライム風味、ココナッツのスポンジとライチのスープ。

Ogino110523

白いけどコーヒー味のブラン・マンジェ。

Ogino110524

超濃厚チョコレートの半生テリーヌ、ベルベーヌのアイス。

料理することが大好きなのだろうなあと想像させる、手間のかかるメニュー揃い。
それをきっちりと、丁寧に作っているのだろう、がっつり系のメニューもどこか繊細で、クリーン。
愛情を感じる。

さて、この日はいつもよりも軽めな構成だったようで、「まだ食べたいね」と。
残念ながら、遠方在住組の我々は帰らなければならなかったが、ご近所組は雨の夜に消えていきましたとさ。
噂によると、新記で麺をすすったとか…。

« しげきん再訪 | トップページ | ロムアロイ »

東京:フランス料理」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ