お食事

7月最初の土曜日。

暑いですから、冷たいお茶と、ドライマンゴーをヨーグルトに漬け込んでやわらかくしたデザートで、本日の流れの説明。

夏野菜や、この教室の参加者が大好きな薬味たち。

敏腕アシスタント、テリーさんは枝豆の薄皮剥き中。

さて、まずは茶碗蒸し。
スを入れないでなめらかに作るコツなど。

鍋で上手く蒸せるんですねえ。

我々も枝豆を剥く。
料理屋の小僧さんに思いをはせながらの、人海戦術。

薄皮を剥かないと、色がドス黒くなるのだそうな。

豆腐（または豆乳）、薄口醤油を入れ、出汁でのばしながら、フードプロセッサーで枝豆のすり流しを作成。

今度はみんなでプチトマトの湯剥き。

立派なホタテ缶を濃い目に味付けた出汁に投入。

水茄子を買ったばかりの中華包丁で切るスヌ子先生。

このお教室名物、つまみ食い。
水茄子を藻塩に付けて、生でいく。

試食という名のつまみ食いはたびたび行われる。
なにしろ、先生が味見をすると、みんながうらやましがるのだ。

水茄子とトマトも出汁＆ホタテ缶の中へ。

出汁を濃い目に味付けたのは、水分の多い野菜を入れるから。

鶏挽肉に、豆腐、長芋すりおろしを入れ、青柚子の皮をたっぷりとおろす。
さらに、ニンニクもすりおろし、ナンプラー、白胡麻。

挽肉にナンプラーの組み合わせは、スヌ子教室の定番。
以前よりスヌ子先生は、肉と魚介の旨味組み合わせると、相乗効果が生まれて深みが増すと提唱しておられる。

よく混ぜるべし。

千切りしたみょうがと新生姜が寿司酢に漬けてある。
みょうがの色が移って、ほんのりピンク色。

ご飯にまずは酢のみ混ぜる。

それからみょうが＆新生姜、さらに水煮山椒。
この組み合わせ、絶対美味しいでしょう。

さらに、特別に取り寄せた焼き穴子を加え、扇いで冷ましつつ混ぜる。

レシピには、ちゃんと取り寄せ先が明記してある。
さすが。

先ほどの鶏挽肉は、寿油でこんがりと焼く。

きゅうりをおろし、調味。
ここでも、寿油。

お腹が空きましたので、一丸となって盛り付け。

と、ここで気づく。
暑いし、まずはビールが飲みたいよね！
で、ビール調達部隊がコンビニに走る。

この教室、参加メンバーも本当に素敵。

さあ、いただきます。

冷静茶碗蒸しには、枝豆のすり流しをはって。

具も穴子を枝豆。

いやー、これ、見た目も味も、すごく手間がかかっていそう。

水茄子とトマトのだし浸し。

ホタテ、いい仕事するなあ。
出汁をスープ状態で飲み干す。

鶏肉だんご、おろしきゅうり添え。

きゅうりでさっぱり、それに、たっぷり入れた青柚子皮が効いている。

焼き穴子の香り混ぜ寿司。

予想通り、好きな味。

夏バテで食欲がないとか、ありえないね。

白ワインはビオ・ボンのソーヴィニヨン・ブラン 2009。

出汁で使った昆布は、刻んで酢醤油に漬けておいたら、美味しいつまみになっていた。

石垣島出張帰りの方が、お土産を持ってきてくださいました。

オオタニワタニというアダンの芯のピクルス。

ちょっと蕗っぽい。

豚中身のちっぷ。

この料理教室にぴったりのセレクト。
しかも無添加。
こういうので、アミノ酸とか入っているのが苦手なので、うれしい。

内臓味。
臓物好きな我々には好評。

この島らっきょう、今まで食べたのと違う。
小粒なのに、さらに辛さが鮮烈で、葱臭の引きが早い。
美味しい。

本当のヒバーチ。

瓶詰めされているのは、シナモンを混ぜたりしているそう。
これはそのままなので、辛いし独特の芳香があるが、嫌味でない。

赤ワインはコックスのピノ・ノワール 2010。

先ほど茶碗蒸しや寿司に入れた穴子を、焼きなおして出してくださった。
上からヒバーチをペッパーミルで降りかける。

青柚子皮をすりおろした水茄子と。

以前にスヌ子さん家でいただいたのだが、やはり美味しい。

おまけレシピのにら汁がしみる。
消耗した身体に効くのだとか。
ここの参加者は、元気いっぱいそうですけれども。

そろそろおかしくなってきて、これまたおなじみ、「飲み足りない」。

で、ピンクのフランチャコルタをグラス売り。

ここで、このオイルの輸入代理店の方が、kiwiでするイベントの下見にやってきた。
手にはお土産が。

このオイル、レモンの香りがするオリーブオイルなのだが、品がよい。

早速豆腐にかけて、粗塩をふっていただくと、一同悶絶。
白身の刺身をこれで食べても美味しいのだ。

早速、共同購入を打診。

他の参加者の方の差し入れ。
アメリカから買ってきたのだとか。

これまた、ドライフルーツの甘さとスパイスの効きっぷりがお酒とぴったり。
輸入しようかという話まで出る始末。
（関係者各位、ホールセール用に48個から発送してくれるようですが、海外まで送ってくれるかは未確認）

さらに飲む。
発泡性白ワイン、ルイ・グルネル・ソーミュール。

ほとんどの人が帰った後、なぜか二次会。
ジンだし。

ボンベイ・サファイアにレモンときゅうりの搾り汁。
これが爽やかで美味しい。
塩まで添えて。

穴子の頭も食べる。

胡桃入りのチャーハンまで。

もう止まらないから、ベリー・ブラザーズのシャンパン。

料理教室だったはず。