モノリス 幸せな誕生日
誕生日当日、祝ってくれる友達がいる幸せ。
久しぶりのモノリス。
あの、どうにも受け付けなかった軽すぎるサービスの方ではなくなった様子。
ムニュ・モノリスを選択。
シャンパンをいただきながら。
アミューズ・ブーシェ、その1。
上はチーズのチップ。
ところで、ここのシャンパンはテタンジェだったと思うのだが、そういう説明はなかった。
ただ注いで、出すだけ。
良いシャンパンを出しているのだから、しっかりと銘柄をアピールして、ボトルを見せるなど、盛り上げてほしい。
こちらが会話を繰り広げていても、ちょっとした隙というのがあるはずだ。
残念ながら、その後、一時が万事というところあり。
失礼ではないのだが、サービスに我々が求めるものとは、ちょっと違った。
下は、サーモンのピューレをのせたブリオッシュ(?)。
アミューズ・ブーシェ、その2はトマトのジュレ、ムース。
ワインは白で、テヴネ・エ・フィスのマコン・ヴィラージュ 2006。
引き締まった辛口が、料理によく合った。
山口県宇部湾より直送の鱧のポッシェ 焼き茄子、オクラと共にジュレ寄せに仕立てて。
一口で、破顔。
やはり、こちらの料理は素晴らしい。
鱧の下には、梅と焼き茄子。
大葉まで添えられ、和の雰囲気。
でも、どこかフランス料理なのは、ジュレの力か。
フォアグラのポワレ、花ズッキーニのファルシをフリットにし、とうもろこしのピューレを添えて。
花ズッキーニの中には、トマト、モッツァレラ、バジル。
とうもろこしのピューレのこおばしさ。
フォアグラの焼き加減が見事。
プロの仕事だ。
魚料理は、鮎のふわふわ焼き、その肝のソース。
右下は、クリーミーだけど、きっちり苦い、肝のソース。
スイカはソースとして使ってくださいと。
確かに、鮎のクセとぴったり!
カリっとした鮎には、ホタテのムースが挟んである。
ふわふわとしつつ、旨味を足す。
イベリコ豚のセクレタのグリエ、野菜のファルシーとスペッツレ添え。
セクレタは希少部位だそう。
サクサクとキレの良い、でもナッティな脂。
付け合せも凝っている。
茄子の上には枝豆や茸と共に、むかごがのったもの、万願寺唐辛子に茄子のペースト、ミニパプリカとバジル風味のチーズ(シェフのブログを見たら、リコッタだそう)。
デザート1つ目は、奄美大島産パッションフルーツとスイカのシャーベット、焼き塩メレンゲ。
メレンゲの塩、甘いスイカと酸味のあるパッションフルーツ、それぞれが補い合い、高め合う。
うわーーー!
ありがとうございます!!
桃のブランマンジェ。
お茶菓子も美味しい。
コーヒーや紅茶など、好みのお茶の後に、お口直しのハーブティ。
そんな心遣いがうれしい。
料理が本当に美味しいので、サービスの人にも、もっと盛り上げて転がして欲しいのだ。
まあ、個人的な好みなのだけれども。
この店、料理だけ言ったら、予約困難になってもおかしくないレベルだろう。
それにしても、誕生日に気の置けない友達が祝ってくれ、楽しく美味しく過ごせることの喜びを噛み締めた日だった。
心から御礼申し上げます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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