坊千代 9月
もはや毎月のお楽しみ、坊千代。
連休中なため、18:00開始でゆっくりデザートまで満喫できた。
この日は6人。
まずは、こちらで用意がある日本のスパークリングをいただきつつ。
焼いた胡麻豆腐の下にいちじくの赤ワイン煮。
温かい胡麻豆腐と冷たいいちぢく。
燻製醤油に漬けた鰹、なすの黒酢漬け添え。
鰹の燻製ではなく、醤油が燻製されているそう。
しっかりとした燻製香。
酢漬けのレンコンや辛味のあるサラダとの組み合わせも巧みで、この日最も印象に残った料理。
ヒトミワイナリーのにごり発泡酒、クマゲラ。
マスカットのような甘い香りがするのに辛口。
お願いしてアルコールを持ち込ませてもらっているのだが、何を持って行くか考えるのも楽しい。
示し合わせたりせず、それぞれが好きに持ち込むのだが、不思議と今のところダブっていない。
松茸秋刀魚寿司。
焼いた秋刀魚と酢飯を合わせたお寿司を松茸で巻いてある。
カザーレ・ベッキオの白、ペコリーノ 。
ペコリーノという品種なのだね。
南瓜のすいとん。
自家製鴨の生ハム添え。
南瓜のニョッキのような感じで、甘味を加えてある。
その甘さと南瓜のほっこりとした風味、鴨生ハムの塩気がよく合う。
ここのお料理はいつも、組み合わせに妙がありつつ、それが必然的。
ピッツァは2種。
茸と味噌ソース、モッツァレラ。
舞茸が香る。
和栗のペーストとモッツァレラ、ゴーダチーズ。
効果的な甘辛具合。
ジョセフ・ドルーアンのブルゴーニュ、ラフォーレ 2008。
長芋の揚げ出汁、香草あんかけ。
あんの中にはパプリカがたっぷりと入り、主張する。
ホタテもゴロリと入っていて、大切りの長芋と共に歯ごたえを楽しませる。
ヴィユー・プーレのR05。
月が描かれたラベル。
これ、美味しい。
フォアグラと里芋の石垣仕立てはいつも入っているのだけど、フォアグラに興味がないから、もうしばらくはいらないんだよなあ。
仔羊の吟醸煮込み。
仔羊の脛肉を大吟醸の酒粕で煮込んだそう。
デザートは美しい手鞠の器で。
ほうじ茶のプリンと梨のコンポート。
今月も美味しかった。幸せ。
そして、まだ時間に余裕があるじゃないか。
荻窪在住の方にお願いして2軒目へ。
おかげさん2。
白ワインをグラスでいただきつつ、
キャロットラペ。
チーズ盛り合わせ。
高畠ワインの赤をグラスで。
楽しかったなあ。
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