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2011年9月29日 (木)

ROZZO SICILIA

まだ出来たばかりのシチリア料理店、ロッツォ・シチリア。
場所は四の橋商店街入り口、焼肉ジャンボの向かい。

以前ドン・チッチョで働いていた方が開いたお店で、シェフも長年シチリアで修行されたとか。

土曜日、18:00の開店と同時に3人で。

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まずはグラスで泡を飲みながら、パネッレ。

パレルモで食べたのと同じだ。
ほっこりして、塩が効いていて、パセリの香りもあり、まさに絶好のつまみ。

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白ワインをボトルでいきましょう。
オススメいただいた2本のうち、飲んだことがないほうを(と思ったら、飲んだことがあった。ラベルの色が違うけど)。

レ・モイレ、エトナ・ビアンコ。
金木犀の香り。

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色々なトマトとモッツァレラ。

丸ごと1個のモッツァレラをかち割ったものに、赤やオレンジ、緑のトマト。

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ペペロナータとリコッタサラータ。

このペペロナータ、甘味の使い方が絶妙で美味しい。

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鯛のクルード、巨峰のマルメラータ。

フレッシュな巨峰とコリっとした歯ごたえが楽しい鯛。

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マッシュルームとゴルゴンゾーラのリピエーニ。

これ、今度マッシュルームを共同購入したら、作ってみよう。

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ワインが進む前菜揃い。

赤は3本オススメいただいた中で、ヴァル・チェラーザ、エトナ・ロッソ 2006。

果実味豊か。

とここで、まだまだ前菜を食べてもお腹の余裕があるのでは?ということになる。
パスタを止めていただき、前菜を追加。

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焼きイワシとセロリ、エシャロットのマリネ。

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おばちゃん風ジャガイモとトマトのサラダ。

ジャガイモにはアンチョビを入れたドレッシングが絡められている。
ジャガイモとアンチョビ、鉄板だ。

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スパゲッティ・コン・レ・サルデ。

これは外せないでしょう。

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アルサラのラグー、フジッリ。

グリンピースが入ったコクと酸味のあるトマトソースががっちりとフジッリと絡まる。
旨いなあ。

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赤のボトル2本目、コス・チェラスオーロ・ディ・ヴィットリア 2008。
コスは好きだ。

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カジキまぐろのインボルティーニ。

あまりに料理が美味しいし、ワインがまた盛り上げるので、胃袋の底が抜けたらしい。
再度料理を追加。

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メニューにないのだが、「何か別のパスタが食べたい」とお願いし、トマトソースのスパゲッティ。
南はやはりスパゲッティだよね。
しみじみ旨い。

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まぐろのタリアータ、アグロドルチェ。

半生のマグロはシチリアらしく酸っぱ甘い味付けで。

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グラスでワインをもらおう。
また白が飲みたいねと、テッレ・ネーレのエトナ・ビアンコ 2010。

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また前菜に戻る。

野菜のマリネ、盛り合わせ。
こんがり焼かれ、甘味を引き出された野菜たち。

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まぐろのオイル漬け、いちぢくのマルメラータ。

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グラスで赤も。
パラーリ、ロッソ・デル・ソプラーノ。

いやー、楽しかった!美味しかった!
もっとついでのある場所だったらよいのに。
でも、わざわざでも来る。

狼藉にお付き合いいただき、ありがとうございました。

2011年9月28日 (水)

坊千代 9月

もはや毎月のお楽しみ、坊千代。

連休中なため、18:00開始でゆっくりデザートまで満喫できた。

この日は6人。

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まずは、こちらで用意がある日本のスパークリングをいただきつつ。

焼いた胡麻豆腐の下にいちじくの赤ワイン煮。
温かい胡麻豆腐と冷たいいちぢく。

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燻製醤油に漬けた鰹、なすの黒酢漬け添え。

鰹の燻製ではなく、醤油が燻製されているそう。
しっかりとした燻製香。
酢漬けのレンコンや辛味のあるサラダとの組み合わせも巧みで、この日最も印象に残った料理。

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ヒトミワイナリーのにごり発泡酒、クマゲラ。

マスカットのような甘い香りがするのに辛口。

お願いしてアルコールを持ち込ませてもらっているのだが、何を持って行くか考えるのも楽しい。
示し合わせたりせず、それぞれが好きに持ち込むのだが、不思議と今のところダブっていない。

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松茸秋刀魚寿司。

焼いた秋刀魚と酢飯を合わせたお寿司を松茸で巻いてある。

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カザーレ・ベッキオの白、ペコリーノ 。
ペコリーノという品種なのだね。

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南瓜のすいとん。

自家製鴨の生ハム添え。
南瓜のニョッキのような感じで、甘味を加えてある。
その甘さと南瓜のほっこりとした風味、鴨生ハムの塩気がよく合う。

ここのお料理はいつも、組み合わせに妙がありつつ、それが必然的。

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ピッツァは2種。

茸と味噌ソース、モッツァレラ。
舞茸が香る。

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和栗のペーストとモッツァレラ、ゴーダチーズ。

効果的な甘辛具合。

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ジョセフ・ドルーアンのブルゴーニュ、ラフォーレ 2008。

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長芋の揚げ出汁、香草あんかけ。

あんの中にはパプリカがたっぷりと入り、主張する。

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ホタテもゴロリと入っていて、大切りの長芋と共に歯ごたえを楽しませる。

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ヴィユー・プーレのR05。
月が描かれたラベル。

これ、美味しい。

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フォアグラと里芋の石垣仕立てはいつも入っているのだけど、フォアグラに興味がないから、もうしばらくはいらないんだよなあ。

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仔羊の吟醸煮込み。

仔羊の脛肉を大吟醸の酒粕で煮込んだそう。

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デザートは美しい手鞠の器で。

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ほうじ茶のプリンと梨のコンポート。

今月も美味しかった。幸せ。

そして、まだ時間に余裕があるじゃないか。
荻窪在住の方にお願いして2軒目へ。

おかげさん2。

白ワインをグラスでいただきつつ、

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キャロットラペ。

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チーズ盛り合わせ。

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高畠ワインの赤をグラスで。

楽しかったなあ。

2011年9月27日 (火)

いし井 新橋

なんだか周りで話題になっている新橋の居酒屋いし井
行きたいなあと思っていたところ、台風襲来、交通網が麻痺。
ちょうど銀座で用事があったので、「銀座でご一緒にご飯を食べる人いないかね?」とつぶやいたところ、いし井に行くよという声あり。
乱入させていただくことに。

ま、飲んでいるうちに電車も回復するでしょうと。

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来られなくなってしまった人がいたりで、最終的には3人で。

まずは1人で待ちつつ、ビール。

お通しも美味しい。

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自家製さつま揚げはふわっふわ。

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大量に並んだ日本酒の中から、オススメに従っていただくことに。
オススメな理由などを聞きつつ飲むのが、また楽しい。

まず、鍋島のハーベストムーン。
佐賀。
脚のないワイングラスでいただくのが合う。

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エリンギのマリネ。

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乾坤一のやまだにしき、ひやおろし。
宮城。

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シメ鯖、炙りシメ鯖、鯛(?)、イカ。

みんなが絶賛していたシメ鯖、さすがだ。

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サンマは肝醤油で。

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とうもろこしのかき揚げ。

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レバーの燻製。

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東の麓。
山形。

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いちぢくの天ぷら。

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アワビは肝出汁で。

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卵の燻製。

みんながオススメするので頼んだのだ。
卵には興味がないのだが、これはチーズのようで、積極的に食べたいと思う。

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七田。
佐賀。

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ポテサラ2種盛り。

黄色いのはカレー味。

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天吹。
佐賀。

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はまぐり。
この出汁がまた、たまらんのう。

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先ほどのアワビの肝出汁があまりに美味しく、もったいながっていたら、作ってくれたアワビの肝出汁炒飯。
美味しくないわけがない。

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鍋島の中汲み無ろ過。

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シメはいくらご飯。

さすが、人々がリピートするだけのことはあるイイ店。
何を食べても作りが丁寧で、気が利いていて、美味しい。
再訪必至。
スヌ子先生料理教室の宴会をしたいものだ。

小さな店がひしめく居酒屋街にあるのだが、清潔なトイレを備えているところもうれしい。

2011年9月26日 (月)

大木屋

肉のエアーズロックで有名な大木屋。
市谷店で宴会を開催するというので、加えていただいた。
幹事様、ありがとうございました!

その日集まったのは、総勢15人。
みなさん、お好きですなあ。

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2つのテーブルに別れ、まずは前菜。
鮪のカルパッチョ、サラダ仕立て。

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早々に肉のエアーズロック登場。

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噂に違わぬボリューム。

ま、これを7人で食べるので、胃袋への負担は大きくない。

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全てお店の人が焼いてくれ、我々はニンニクを焦がさないよう気をつけるだけ。

素晴らしい焼き加減の肉の上に、バターとニンニク。

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切るのもお店の人任せ。

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さあ、いただきますよ。

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続いては、スズキの半身に片面山芋を塗ったものがやってきた。

これまたでかいね。

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こんがりフワフワ。

付け合せは万願寺唐辛子、平茸と松茸。

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上からソースをかける。

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さらに、巨大な豚角煮。

敷かれているのは、チーズを加えたマッシュポテト。

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豚肉は、箸で難なく切れるやわらかさ。

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ラグビーボール大のメンチカツの周りには、大量の千切りキャベツ。

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肉汁を吸ったキャベツが影の主役。

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これが一番好きだった。

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シメはもんじゃ。
一応この店、もんじゃ屋であるそうな。

でっかいボールに大量に。

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鉄板全面に広げても4回は焼ける。

でも、残念ながら、あんまり美味しくなくて、完食はできなかった。

エンターテイメントですなあ。
楽しかったけど、自分的には1度行けばいいかな。

2011年9月25日 (日)

スヌ子の特別レッスン: ベリッシモ食材で簡単イタリアン

イタリア食材専門通販ベリッシモの商品を使って、スヌ子先生が料理レッスン。
その後、使った食材などを割引料金で販売してくれるというイベントに参加した。

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説明のときのお茶菓子もベリッシモで扱っているものだそう。

ピスタチオがぎっしりつまったトッローネ。

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パンドーロも。

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パッケージがかわいい。

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馴染みのない調味料や食材は、スヌ子先生にアレンジを聞くと、いつも思ってみない活用法を教えてくれる。
使いこなせないと思っていた調味料に俄然興味がわいたり。
こういうコラボレーションの仕方は、ベリッシモにメリットが大きいだろうなあ。

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このパンドーロは「酔っぱらいパン」という名前で、ラム酒を注射器でたっぷりと入れ込んでいるとか。
今までのパンドーロイメージを覆すホワンホワンなやわらかさ。

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使うごとに製品を説明しながらのお教室開始。

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この日は、塩もベリッシモ。

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薄くスライスしたなすとズッキーニを塩水に漬ける。

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赤玉葱と塩漬けケッパーを混ぜる。
ケッパーの塩の効果で、玉葱がすぐにしんなりと。

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ドレッシングにはホワイトバルサミコを使うそうな。

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先ほどの赤玉葱&塩漬けケッパーにホワイトバルサミコを投入。

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程よく漬かったズッキーニと茄子を絞り、レモンオイルコンディショナーと合わせる。

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これはみんな買っただろうね。
レモンの香りはするが、酸っぱくない。
香料を加えたわけではなく、オリーブとレモンを一緒に搾ったというのが良い。

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オイルの試食などもあったり。

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オレンジとホタテを一口大に切り、

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ホタテは強火で両面に焼き色がつき、中は半生という状態に焼く。

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先ほどから強烈な香りを放っていたドライポルチーニ。

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ポルチーニのリゾットは、ブイヨンを少しずつ加える作り方ではなく、より簡単に、炊き込みご飯風に。
炊き込む際、戻したポルチーニをご飯の上にのせるというのも、炊き込みご飯と同じ。

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パン粉まで作ります。

一晩乾燥させたパンを粉砕。

イタリアのパン粉は小麦粉と水だけだったりするのだが、日本では色々なものが入っていて、生臭い。
パン粉を活かして食べるシリチア料理などには、自分で作る必要があるのだ。

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ちょっと粗めの仕上げ。

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パン粉を乾煎りし、

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ニンニクオリーブオイルとアンチョビペーストを合わせたものを加える。

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このアンチョビペースト、使えそう。

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混ぜ合わせつつさらに乾煎り。

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ニンニクの香りがすでについたオリーブオイルなら、手間が省けますねと。

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豚フィレ肉にスパイスミックスをまぶす。

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スパイスミックスはペペロンチーノ、ニンニク、パセリ入りのこちら。
塩も入っている。

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肉を両面焼付け、トマトソースを入れて煮込む。

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リゾットも美味しく出来上がりました。

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大量のパルミジャーノ・レッジャーノを加え、味見をして塩気を調節。

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盛り付けはいつものごとく、スヌ先生が作ったのを見てからみんなで分担。

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乾杯はブラッドオレンジジュースとプロセッコのカクテルで。

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冷凍の100%ブラッドオレンジジュースであるらしい。

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プロセッコは、レ・コンテッセのエクストラドライ。

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いただきます!

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なすとズッキーニのレモンサラダ、簡単なのに、凝った味がするのは、レモンコンディショナーのおかげか。

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豚フィレのコトレッタ風。

揚げずに上からアンチョビペースト入りパン粉をかけてある。
ちゃんとコトレッタ的ボリューム感があるし、パン粉のサクサクっぷりもたまらない。
アンチョビと豚肉の組み合わせで、旨味が倍増

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炊き込みご飯の方法なのに、アルデンテなリゾットの歯ごたえに仕上がっているところが不思議なポルチーニリゾット。

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あぶりホタテのシチリアンカルパッチョは、この日最も感動した料理。

ホタテに興味のない自分でも、これは積極的に食べたいと思う。

ホワイトバルサミコがなくても、ワインビネガーと蜂蜜の組み合わせで代用できそうだし。

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美味しい料理にすっかり盛り上がり、打ち解けあう。

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ワインは2種から好きなものを1杯選べ、その次からはブラス買いできた。

プラネタのラ・セグレタと、イエルマンのヴィナーエ。

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先ほどのパン粉とパルミジャーノを合わせたものがつまみとして登場し、みんなワインが進む進む。

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ベリッシモ取り扱い製品もさらに。

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この白トリュフ蜂蜜、白トリュフが見えるの。
香り付けされただけではない。
これをブルーチーズにかけるのが、たまらない…。

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ドライトマトも美味しいですな。

いやー、これは色々と買っちゃうよ。

2011年9月20日 (火)

カルネヴィーノ ジビエ盛り合わせ

四谷三丁目のカルネヴィーノへ。

お祝いの宴を考えていたところに、ジビエが入ったと聞いて予約。

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5人で下の席を個室使い。

ずらりと並ぶワインの瓶がいいですなあ。

料理もワインもお任せで。

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まずは、ハーデルブルグのロゼで乾杯。
アルト・アディジェのスプマンテ。

ロゼらしい香りでも、辛口。

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蕪のピクルス。
ルーコラ、上にちょびっと甘酸っぱいのはバルサミコか。

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ラドアールのミュラー・トゥルガウ 2009。

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自家製スモークサーモン。

厚切りで、しっとりと吸い付く。
程よい燻製香。

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フリウリ、ポドヴェルシッチ ダミヤンネカイ 2007。

ユリの香りがしたのは、これだったか?

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クリーミーなポルチーニのスープに、周りをカリっとソテーしたフォアグラが浮いている。
通常、フォアグラにあまり興味のない我々でも、「これにはあって正解」と。
ところどころで味わう動物性の脂が、アクセントになっていた。

濃厚な秋の味覚。
ワインもぴったり。

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イル・コッレのロッソ・ディ・モンタルチーノ 2009。

この温かみのあるワインが、次の皿とよく合った。

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オッソブーコ、紫しめじ、ジロールのビーチ。

このパスタ、本当に素晴らしい。
オッソブーコのぺたぺたとしたコラーゲンっぷりな密度の濃さと2種類の茸の香りが合わさった相乗的なソースが、むっちりとしたビーチによく絡む。

秋っていいなあ。

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同じくイル・コッレの、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2004。
ありがたい!

違いを楽しみながら。

ワインと料理が巧みによく合っているので、ワインが出てくるたび、「じゃあ、料理はなんだろう?」と思いを巡らす。

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ジビエ焼き盛り合わせ。

まずは、4本足の皿。
エゾ鹿と牛。

牛はどこのだったか…?
赤身で好きなタイプ。

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そして、2本足の皿。

うずら、山鳩、そして、雷鳥。

添えられた野菜に金針菜が入っているところがにくい。

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雷鳥はやはり、ジビエの上級者コースだ。
吸い付くというよりは取り込まれるような食感と、アンモニアを含んだ香り。
強烈だが、どこかクセになる。

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楽しいなあ。

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お誕生日、おめでとうございます!

デザート盛り合わせも秋らしい。

中にポルチーニのジェラートがあって、まんまポルチーニの香りと味。
ワインに合うし、甘いものに興味が薄い人々もはしゃぐ。

美味しい料理と個性豊かなワインが、楽しい会をさらに盛り上げてくれた。
ありがとうございます!

2011年9月19日 (月)

ラシェリール

久しぶりのラシェリール
ワインに詳しい方々のランチ会に加えていただく。
大人4人、子供2人。

マダムは相変わらず美しいし、気が利く。

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ポール・ロジェのシャンパーニュ、ブリュット・レゼルヴで乾杯。

ワインは全てボトルで。

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きゅうりとニンジンのピュレ。

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ズワイ蟹を加えた赤ピーマンのバヴァロワ、カネロニ仕立て、トマトのクーリ。

白い泡もトマト。

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蟹と赤ピーマンの爽やかな甘さ。

こういう美しい一皿は、まさにフランス料理。

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白ワインはシモン・ビーズのサヴィニー・レ・ボーヌ 2005。

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鮎のソテー。
下にはポテトピュレ。
ソースは鶏の出汁で。

皮目パリっと。
鮎って、こんなに繊細でしっとりとした身だったのだな。
内臓は使われていないので、苦味やクセ、泥臭さもない。
だが、物足りなさは感じず、白身の魚として美味しい。

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赤ワインはシャトー・パルメのセカンド、アルター・エゴ・ド・パルメ 2001。

ワインに詳しい方とのお食事は学ぶことが多く、本当に楽しい。
良いワインを飲むなら、この方々との会が最強。

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骨付き仔羊のロースト、燻製の香り、ラタトゥイユ添え。

4人全員が仔羊を頼んだので、塊で焼いてもらえた。
そういうチームワークも重要なのですね。

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この厚さ。
むっちりと完璧な火入れ。

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まだワインもあるので、チーズをいただく。
マダムこだわりの熟成ぶり。

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やはり、きちんとケアされたチーズは違いますな。

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食後酒は、ベルナール・モレのヴィエイユ・フィーヌ・ド・シャサーニュ・モンラッシェ。

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バジルシードの入ったコーヒーのブラン・マンジェ。

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ミントのジュレと彩フルーツのサラダ、ヨーグルトのソルベ。

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カフェも美味しい。

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お茶菓子。

やはり素敵な店だ。
丁寧で、キリっとしたところのある料理とサービス。

さて、盛り上がってしまった我々は、近くにお住まいの方の家へ向かう。
そして、また飲む。

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シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト、ポイヤック。
2002。

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ジョセフ・フェヴレのクロ・ド・ヴージョ 2004。
秀逸。

皆様、ありがとうございました。

2011年9月18日 (日)

スヌ子のお料理レッスン: ワインに合う秋の洋食

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一時期ほどの暑さはなくなって、ビールもひと段落。
そろそろ赤ワインが飲みたくなってきましたよね、ということで。

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飾られているお花にも季節感があり、毎回楽しみ。

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オーブンには、おまけレシピのスパイシードライトマト用トマトが。

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魚を買ったその日に食べない場合の保存方法やおすすめアイテムを教えてもらったり。

さて、スヌ先生がつぶやいていた鯖リエット、楽しみだ。

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大量のニンニクをオリーブオイルでゆるゆると香り出し。

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そんな間に、トマトは着々とドライになってゆく。
水気を拭き、塩とクミン、オレガノなどのハーブをまぶす。

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鯖は皮目から両面こんがりと焼き、ハーブと白ワインを入れて煮込む。

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こちらはハンバーグ用の挽肉作り。

切り落としの牛肉をチョッパーで挽肉にする。
もちろん、塊肉でもよし。

市販の挽肉には何が入っているかわからず不安だったりするので、スヌ先生推奨のこのチョッパーを買ってからは家で作ることが多い。

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そんな間に、鯖は美味しく煮えました。

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挽肉には卵と玉葱を入れ、ハンバーグを作る。
つなぎは卵だけなのね。

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鯖の荒熱が取れたら、骨を除く。

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鯖と大量のニンニクにレモン、たっぷりのクリームチーズ。

クリームチーズも原材料のシンプルなものを選びたいよねと。
スヌ先生は、近所のスーパーでも、安心で美味しい調味料を見つける。

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あ、使うのはブレンダーだったと、ボールに移し変え、

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好みの粗さを残して攪拌。
魚っぽい歯ざわりや、オリーブの粒が少し残っていたほうが口楽しい。

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グリーンペッパーや粒マスタードを加える。

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続いて、ハンバーグをしっかりと焼き固める。
煮込むので、崩れないよう。

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ハンバーグを鍋に移し、そのフライパンでゴボウとたっぷりの各種茸を炒め、

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ハンバーグの鍋に。

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缶入りデミグラスソースの缶臭さを取るには、赤ワインを使用。

1本分!の赤ワインをぐつぐつを沸騰させ、アルコールを飛ばすこと。
そこにデミグラスソース、蜂蜜を加える。

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さらに、味噌を。
コクが出るのですな。

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鍋にデミグラスワインソースを入れ、煮込む。

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コールスロー行きましょう。

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スヌ先生は、最近、果実酢が気になるそうな。

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キャベツ、玉葱に塩して水を出し、エストラゴンを合わせる。

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エストラゴンって、注意して単体で嗅いだり味わったりするのは初めて。

フェンネルに似ている香りだけど、味は異なるのだな。

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パイナップルと美味しいオリーブオイル。

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そんな間に、ハンバーグもよろしく煮えました。

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共同購入候補の茅乃舎出汁パックの袋を開け、中身をそのままお湯に投入するスヌ先生。

出汁パックも本望であろう。

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ズッキーニやブロッコリーなどの野菜を出汁で煮る。

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ベシャメルソース作り。

まずは、バターを1本!!

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ダマにならないようにするコツは、小麦粉をバターでよーく炒めることだそう。

スヌ先生曰く「サクサクっとするまで」。
水分が飛んで、切れ目が入るような状態までということらしい。

そこに冷たい牛乳を一気に流し込み、もったりするまで火を通す。

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先ほどの野菜にベシャメルソースを加え、火にかけながら混ぜ合わせる。

ベシャメルソースの思い出談義。
小さい頃、あまり家の食卓に登場しなかったなあ。
その反動か、一時期すごく惹かれたのだけど、今はほとんど食べない。
食の好みも、子供時代に慣れ親しんだところに帰るものなのか。

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盛り付け開始。

手馴れている、かつ空腹な参加者は手早い。

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いただきます。

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洋食ですなあ。

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最初のワインはロワール、パスカル・ジョリヴェのピノ・ノワール、アティテュード 2009。

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秋味煮込みハンバーグ。

粗挽きで肉っぽさの残ったハンバーグ。
ゴボウはマストだ。

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やさしい味の緑野菜のクリーム煮。

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コールスローはあまり好きじゃなかったけど、これは好き。
パイナップルコールスロー。

エストラゴンが大人な味わいだし、玉葱が赤くて量も控えめなのが良い。

参加者が最も家で再現するのは、焼き鯖リエットだろうな。
生臭さはないし、クリームチーズのまろやかさと、鯖のミネラル感、オリーブの塩気が渾然一体となり、ワインに合う。
そのままでも、パンにのせても。

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スパイシードライトマトも出来ております。

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半生っぷりがいいねえ。

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ワインも進むわけで。

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カノン・フロサックのシャトー・マゼリ 2003。

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ハナコさんのお友達が手作りされたというベーコン。
畳み掛けるような燻製香が素晴らしい。

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お馴染み、パー・グラスでのワイン販売が始まった。
そんな料理教室。

ミッシェル・サラザンのブルゴーニュ。

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エノテカのテロワール、ラングドックのピノ・ノワール。

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台湾にご旅行された方のお土産は、まさに極品なXO醤。

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具沢山で、調味料というよりつまみ。
贅沢なり。

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月餅3種。

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月餅は赤ワインに合いますな。

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この日、またもやマッシュルームを共同購入したのでした。
共同購入部長(マッシュ部長)、ご手配をありがとうございました!

仕分け後、ジャンボ茶マッシュと、丸正酢醸造のポン酢、寿油、先ほどのXO醤を和える。

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ニュージーランドのシレーニ・エステート。

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スヌ先生がご用意くださったデザートは、中東の香り。

来月は出張により欠席。
月に一度のお楽しみなのに…。
残念すぎる。

2011年9月11日 (日)

オーセンティック

オススメしてくださる店がいっつも好みなお方から、ベトナム料理屋へのお誘い。
これは行くでしょう。
アジアンエスニックな料理は、どこで食べてもそんなに不味くない代わりに、大して美味しくもない店が多い。
信用できる筋からのオススメは、ありがたい。

件のベトナム料理屋の場所は浅草。

午後に待ち合わせて、まずは合羽橋ツアー。

3人で、色々と購入。
合羽橋の店は17:30くらいに閉まり始める。

この日の写真はiPhone3GSで。

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さて、銀座線浅草駅から直結の地下街。
なかなかワイルド。

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そこにベトナム料理、オーセンティックはある。

冷房はなく、外から扇風機で風を送るのみ。
かなり暑い。
でも、それもまた、オーセンティックで良いのだ。

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店内は7人がけのカウンター席のみ。

まずはビア・サイゴンを。
このぬるさは、あえてなのだろうなあ。

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ベトナムリエット。
スパイスの香りが効いている。
エスニックなバジル(新竹で食べたのと同じ)やラオラム(シソ草、蓼のよう)、なます的なものなどが添えられている。

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蒸し春巻き。

蒸しってのは初めて。

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皮は腸粉のような食感で、むちっと。
緑豆などが入っていて、タイの生春巻きとも少し違う。

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グレープフルーツのゴイ。

パクチー、ペパーミント、バジル、ラオラム、干海老、茹でた海老、砕いたナッツ、細ーく切ったスルメ、豚肉、干ニンニク、そしてもちろんグレープフルーツ。

材料の多さは味の複雑さにつながり、美味しい。

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カーコート。
土鍋煮魚。

これは鯖。

ココナッツジュースで煮てあるそうな。
ミルクじゃないから白くないが、甘さがある。

これはジャスミンライスを頼まなくては。
汁をご飯にかけて食す。

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バインセオ。

ハーブが盛りだくさん。
定番だけど、やっぱり美味しいなあ。

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うずらの蜂蜜黒胡椒焼き。
粘り気のある青菜と共に。

これも、タレの旨味が濃くて、うずららしいほんのりとした野性味と合わさると、たまらないものがある。

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豚挽肉のレモングラスそぼろご飯。
案内してくださった人がマストだと言うのに同意。

レモングラスの香りはがっつりするが、あの茎的なものが入っていないので、口の中で邪魔にならない。

これまた、長い米が進む進む。

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コム・ヘン。
しじみとあさりの激辛スープ茶漬け。

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確かに辛いが、貝から出た出汁が、身体にしみる。
じんわり旨い。

地下街のこもった暑さもあり、大汗をかく。

化学調味料を使っていないそうで、素材の旨味、ハーブの爽やかさ、その組み合わせの妙を存分に味わえるベトナム料理だった。
これは、また行かねば。
フォーも食べてみたいしね。

料理が出てくるのにかなり時間がかかるので、その心構えをして行く必要あり。

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キンキンに冷たいものが飲みたいとお願いしたら、素敵にオーセンティックなバーに連れてきてくださいました。
DORAS。

フルーツを使ったカクテルやジン・ライムなどをいただき、すっきりと落ち着いて、帰宅。

いやー、楽しかった。
充実した一日。
ちょっとした旅行気分を味わえた。

ありがとうございました!!

カルネヴィーノ きのこ祭り

オーボリなど、各種きのこが入荷したらしい。
ということで、カルネヴィーノへ。

四谷三丁目って、案外と表参道から近い。

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まずはドライなシードルから。
シリル・ザンク。

ワインも料理もお任せで。
信頼できる店では、それが一番面白い。

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最初からこちら。
サルデーニャのパーネヴィーノ。
見たことの無いラベル。

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サマートリュフののったヴィシソワーズ。
クミンが香る。

パーネヴィーノも納得。

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ダニエレ・プッリニンのビアンコ・デイ・ムーニ 2009。
ヴェネト。

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あんず茸と菊茸(?)のサラダには燻製ホタテも。
酸効いたドレッシングで。

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サラダにはこちらも合うのでは?と出してくださったのが、マッサ・ヴェッキア(ピエモンテ)のビアンコ 2005。
贅沢すぎる。

が、ダニエレ・プッチニンのほうが合うような気がした。
ドレッシングの酸の具合によるのかも。
燻製香にも。

マッサ・ヴェッキアは、何も食べずに飲んでも美味しいワインだ。

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続いて、ロッソ・デイ・ムーニ 2009。

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さらに、マッサ・ヴェキアのロッソまで。

なんと楽しい。

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鴨にはポルチーニのソースとソテー。

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グラスがずらり。
時間の経過も楽しみたいからすぐに飲み干せず、こんなことに。

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オーボリ!!

豚挽肉と共に、パスタのソースとして。
ほっこりとした秋の滋味満載。

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サセーティのアルポリチェッラ・クラッシコ 2009。

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エミリア・ロマーニャ、アルベルト・アングイッソラのカゼ 2009とカゼ、リーヴァ・デル・チリエージョ 2003。

こういう出し方されると、本当に盛り上がる。

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グラスも大切ですよねえ。

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2ヶ月(?)熟成の和牛はサマートリュフを纏って。
フォアグラのソース。
とうもろこしがどこかにいたような?その甘さも重要だったのだ。

個人的には、フォアグラはなくてもよかったような。
熟成肉に集中したい。
そもそも、フォアグラはたまーに、すっごく美味しいのを少しだけいただくので十分。

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ラルコ、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。

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パーチナのロゼ、2009。
この段階でのロゼは、口をリフレッシュさせてくれる。

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バニラアイスと梨のコンポート(と思われる)。
いつものごとく、デザートの詳細は記憶になし。

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食後酒登場。
お姉さまは、ウィスキーを御所望になられた。

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Giobanni Boroniのグラッパたち3種。

 

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ジュニパーにする。

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ミシェル・クーブレーのウィスキー。

いやはや、美味しかった、楽しかった。
色々とありがとうございました。

2011年9月 6日 (火)

新竹 >> まーちゃん 再び

前回に参加できなかった人を中心に、新竹へ再訪。

この日は6人で。
引率は、東側居酒屋隊長。

やさしいママにオススメを聞いて、それに従いつつオーダー。

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まずは台湾ビールで乾杯。

お通し的に出てくる茹でピーナツが箸休め的にいい仕事する。

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この日が今年最後だった様子の緑筍刺し。
台湾の甘いマヨネーズを添えて。

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水餃子。

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台湾の熟成高菜に豚肉。

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大根の歯ごたえがそのままな大根餅。

ここまでは前回と同様。

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オススメされたへちま。

へちまは辛い味付けや味の素などは絶対に使わず、やわらかな風味の出汁(鶏だったような)で繊細な味を活かさなくてはならないそうな。
滋味。
医食同源、やはり身体にも良く、台湾では腰?膝?の痛みがあるときに薬として食べるとか。
ママは料理に対する愛情と誇りに溢れ、丁寧に説明してくれる。

イタリアやタイのものと異なる独特なクセのある香りの台湾バジルと合わせて(バジルが美味しくて、それだけ追加してもらったり)。

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アヒルの燻製揚げ。

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これもリピート品。
台湾と日本の、2種類の茄子のバジル炒め。

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薩摩芋の葉の炒め。

粘り気があり、鉄分を感じる葉。
上にのったニンニクたっぷりのカリカリがたまらない。

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客家豆腐。
豆腐の黒豆炒め。

トーチ、好きだなあ。

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台湾のゴーヤは白いのだとか。

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その白いゴーヤの黒豆炒め。

ママは白いのは苦くないと言うが、いや、十分に苦いです。
緑のより柔らかく、ほわっとしている。

それにしても、ゴーヤと黒豆って合うね。

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こういう店の海老マヨって食べてみたいよね、と。

パイナップル入りで、甘め。

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金針菜の炒め。

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さあ、追加していきましょう。

前菜に戻ってしまえ。
オススメを盛り合わせてもらう。

ピータンや八角の効いたレバー。

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コラーゲンも旨味もたっぷり。

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客家飯。
台湾高菜と挽肉の醤油煮丼。

これ、ランチにでも、定期的に食べたい。
濃い目で、疲れが取れる味。

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新竹だもの、これはマストでしょう。

フワッフワの極細ビーフン。

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テーブルに常備された激辛味噌も侮れない。

はー、美味しかった。
6人で紹興酒2本、ビールは10本くらい(?)で、1人3,500円くらいだったか?
お得すぎるって!

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やっぱり、まーちゃん。
来ちゃった。

トマトハイとバイスハイで乾杯。

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軽く炙ったレバー。

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肉味噌豆腐。

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奥のチレ、初めて食べた気がするが、美味しいね。
新しい美味を知る喜び。

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てっぽう味噌。

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おっぱい。

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テーブルの上がおっさんグループのようだ。

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そろそろ日本酒でも。

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厳寒水。

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蕪がなかったので、トマトベーコンチーズ。

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シメはやはりキンミヤコーヒーのロックで。
豆乳割りの人も。

いやー、ご手配ご案内くださった隊長、ご一緒してくださった皆様のご協力あってこその堪能っぷり。
ありがとうございました。

2011年9月 5日 (月)

千八 >> 山下食堂

最近、西荻づいている。
この日も、西荻在住なご夫婦おすすめの鮨屋、千八へ。

と、その前に、どうせならと西荻骨董&アンティークツアー。
中央線沿線の店には、どこか中央線的な趣味がある。

小腹がすいたので、西荻といえばな焼き鳥戎で軽くつまんでビール。
水餃子が美味しかったり。

さて、千八。

鮨の原点を教えてもらった気がする。
仕事とか、そういうところでなく、酢飯とネタ。

赤酢の飯は、初めて来た店なのに、小さい頃から通ってきた味のように馴染む。
実際、近所の人たちが家族で食べに来る店。

ネタはどれも良い。
ネギトロは中落ちでなく、サクのトロと白髪葱の組み合わせ。
ウニの軍艦巻きは、もはや、飯がウニを支えきれなくなっている。
平目もねっとりと美味しかった。

最後は、千八巻きで。
柚子皮とシソの香るおしんこ巻き。

どこにでもありそうだけど、なかなかない鮨屋。

跡継ぎがいないそうで、常連さんは今のうちにと通っているそうだ。
なんだか、気持ちがわかるなあ。

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鮨の後、ちょっとワインでもと、山下食堂へ。
居抜き感満載な店内。

グラスのワインでおすすめをいただく。
エバ・モレッリーノ・ディ・スカンサーノ。

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いちぢくとブルーチーズとはちみつ。

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野菜のフリット。

シンプルだけど、センスを感じる料理だ。

やはり西荻って、いい町ですな。
素晴らしきツアーを、ありがとうございました!

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