カルネヴィーノ ジビエ盛り合わせ
四谷三丁目のカルネヴィーノへ。
お祝いの宴を考えていたところに、ジビエが入ったと聞いて予約。
5人で下の席を個室使い。
ずらりと並ぶワインの瓶がいいですなあ。
料理もワインもお任せで。
まずは、ハーデルブルグのロゼで乾杯。
アルト・アディジェのスプマンテ。
ロゼらしい香りでも、辛口。
蕪のピクルス。
ルーコラ、上にちょびっと甘酸っぱいのはバルサミコか。
ラドアールのミュラー・トゥルガウ 2009。
自家製スモークサーモン。
厚切りで、しっとりと吸い付く。
程よい燻製香。
フリウリ、ポドヴェルシッチ ダミヤンネカイ 2007。
ユリの香りがしたのは、これだったか?
クリーミーなポルチーニのスープに、周りをカリっとソテーしたフォアグラが浮いている。
通常、フォアグラにあまり興味のない我々でも、「これにはあって正解」と。
ところどころで味わう動物性の脂が、アクセントになっていた。
濃厚な秋の味覚。
ワインもぴったり。
イル・コッレのロッソ・ディ・モンタルチーノ 2009。
この温かみのあるワインが、次の皿とよく合った。
オッソブーコ、紫しめじ、ジロールのビーチ。
このパスタ、本当に素晴らしい。
オッソブーコのぺたぺたとしたコラーゲンっぷりな密度の濃さと2種類の茸の香りが合わさった相乗的なソースが、むっちりとしたビーチによく絡む。
秋っていいなあ。
同じくイル・コッレの、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2004。
ありがたい!
違いを楽しみながら。
ワインと料理が巧みによく合っているので、ワインが出てくるたび、「じゃあ、料理はなんだろう?」と思いを巡らす。
ジビエ焼き盛り合わせ。
まずは、4本足の皿。
エゾ鹿と牛。
牛はどこのだったか…?
赤身で好きなタイプ。
そして、2本足の皿。
うずら、山鳩、そして、雷鳥。
添えられた野菜に金針菜が入っているところがにくい。
雷鳥はやはり、ジビエの上級者コースだ。
吸い付くというよりは取り込まれるような食感と、アンモニアを含んだ香り。
強烈だが、どこかクセになる。
楽しいなあ。
お誕生日、おめでとうございます!
デザート盛り合わせも秋らしい。
中にポルチーニのジェラートがあって、まんまポルチーニの香りと味。
ワインに合うし、甘いものに興味が薄い人々もはしゃぐ。
美味しい料理と個性豊かなワインが、楽しい会をさらに盛り上げてくれた。
ありがとうございます!
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