坊千代 10月
今月もこちらでお食事をいただける幸せ。
坊千代。
6人で。
まずはお店にある日本の発泡性白ワインで乾杯。
トリュフ入り卵焼き。
この後のワインは持ち込みさせていただいたもの。
続くワインはクレマチスの橙。
今年は買わなくては。
美しい器たちも楽しみの一つ。
かぼちゃと赤ピーマンの葛よせ。
オレンジの中にところどころ赤みがさしていて、まるで紅葉のよう。
口に入れると、始め赤ピーマン、後からかぼちゃ。
むっちりとして、むかごや銀杏とリンクする。
コリコリの白木耳がアクセント。
クレマチスとぴったり。
フジッコワイナリーの甲州シェールリー 2010。
なんと!お誕生ケーキならぬ、お誕生寿司!?
ちょっと前にお誕生日だった方のために、お店がご用意くださった。
ここの面子は甘いものに興味がない人が多いから、ケーキ以外のものに蝋燭を刺す。
寿司だったり、ナムルだったり、チーズだったり、肉だったり…。
柚子の果汁でしめた鮭、柚子の酢飯、三つ葉入り酢飯、赤身漬けを重ねたもの。
柚子の香りにうっとり。
ドメーヌ・ジボーのソーヴィニョン・ブラン 2010。
大根を細く切り、麺に仕立てたものは煎茶で燻した自家製ベーコンで。
ベーコンの脂が旨い。
軽く干したような大根の歯ごたえがよい。
シャトー・メルシャンの萌黄 2009。
なんとお得なワイン。
ムルソーっぽいという人多数。
シャルドネ96%、甲州4%。
マルゲリータ。
この日のモッツァレラは特に香りの余韻が長く、美味しい。
紫芋とゴルゴンゾーラ、ピーナッツ。
いちぢく、いちぢくジャム、自家製鴨生ハム、モッツァレラ。
甘じょっぱい味はクセになる。
オーストラリアのボトボラ、レイン・ゴッデス。
赤座海老の春巻き、大葉のドレッシング。
これは、いつものフォアグラ石垣仕立ての代わり。
予約してくださる方は、もう1年以上もこちらに通って毎月食べているし、私はフォアグラがそこまで好きではないので。
ずっと通い続けている方による特別なお願いだからこそ。
松輪の鯖を醤油と赤ワインで煮たもの。
春菊とカリフラワー添え。
アルスアガ・ナヴァッロのラ・プランタ 2003。
リベラ・デル・ドゥエロ。
仔牛ヒレ肉は味噌ソースで。
残念ながら、終電の時間が迫り、デザートをいただかずに退場。
それにしても、毎回感動がある。
来月は来られないけど、次回が楽しみ。
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