Vega Siciliaの夕べ @ファロ資生堂
何ヶ月か前からずっと楽しみにしていた大変特別な会合。
ベガ・シシリアのワインを堪能する会に加えていただいた。
場所はファロの個室スペース。
こちらの料理やサービスでベガ・シシリアのワインをいただけるなんて、最高の機会だ。
到着が遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
と、最初は、ジャック・セロス!
イニシアル。
生ハムのムース。
オマール海老と帆立貝のテリーヌ、風味豊かなコラリーヌソース。
濃厚な甲殻類ソース、デリケートなのに旨味満載なテリーヌ。
ここからベガ・シシリアのワインを。
オレムス、トカイ・フルミント、ドライ・マンデュラス 2006。
ボデガス・オレムス。
蜜のような香りとドライな腰の強さ。
時間が経ってからはキャラメルのように。
色々な料理に合わせられそうで、家に欲しい。
フォアグラと白玉葱のアッピナメント。
フォアグラはこういうきっちりと完成度の高いものをたまに食べるのが良いのだ。
トカイ・フルミントが合うこと。
ブロッコリーを練りこんだ焼きニョッキ、イベリコ豚の自家製サルシッチャトマトソース。
ほんのりレモンの香るニョッキ。
ここで赤ワインたちがずらりと登場。
ピンティア 2006。
ボデガス・イ・ビニェードス・ピンティア。
トロ。
アリオン 2005。
ボデガス・イ・ヴィニェードス・アリオン。
リベラ・デル・ドゥエロ。
バルブエナ、シンコアニョス 2004。
ボデガス・ベガ・シシリア。
リベラ・デル・ドゥエロ。
幸せ。
個性を楽しむ。
バルブエナのバランスの良さは群を抜いているが、ピンティア、アリオンそれぞれのクセも、合わせる料理によって全く違った印象を与える気がする。
もっと色々な組み合わせで味わいたいと思わせる。
そして、「ワインの背骨は酸だ」という言葉を聞き、納得。
そして、ウニコ。
ウニコ 2000。
ボデガス・ベガ・シシリア。
リベラ・デル・ドゥエロ。
以前に、ザ・ペニンシュラのベガ・シシリアワイン会でも感じたが、まさに唯一無二。
ベガ・シシリアのこだわり、妥協のなさについて、色々とお話を伺う。
ここのワインの素晴らしさはさもありなん。
全ては作る人の姿勢なのだ。
壮観。
間違いなく、今年最高の晩餐。
さらに、白トリュフ!
ああ、この香り。
ストップと言うまで…って、ダレもストップとは言わない。
アルバ産白トリュフで覆われたリゾット。
白トリュフ、今年の分は十分にいただきました。
思い残すことはない。
ウニコ、レゼルバ・エスペシャルまで!!
なんと完成されていることか。
じんわりと舌に染みこんで留まる。
あらゆる香りも味わいも渾然一体となっている。
これだけで、何も食べなくても、ずっと飲み続けてしまいそうだ。
ため息。
フランス産キジのロースト、味わい豊かなソース。
いまだジューシーでしっとりとし、繊細な質感なのに、野生的な風味を満載したキジ。
ワインともぴったり。
チーズは熟成したイタリアのものを3種。
ちゃんと吟味されたチーズは、やはり、レストランだからこそ。
そういえば、ファロはイタリア料理ということになっているのでしたね。
オレムス、トカイ・アス、プットニョス 1999。
まさに甘露。
デザートとしても。
エスプレッソのフラン、カプチーノ仕立て。
プティ・フールは持ち帰らせていただき、次の日に。
めくるめく晩餐会。
主催をしてくださった方々、ご一緒してくださった方々、皆様に心からの感謝を。
ありがとうございました!!
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