2011年7月26日 (火)

買ってきたもの

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ジャケ買いワイン。

シチリアのをローマで購入。

MiceliのSmodatoは23.50ユーロ。

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PietradolceのArchineriは25.50ユーロ。

どちらも美味しかった。

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ナポリ在住の友達が、ローマにお土産を持ってきてくれた。

カンパーニャでは頻出ながら、他の地域では見ないパスタ・ミスタ。
パスタ・エ・ファジョーリにはコレ。
しかもオーガニックの。

プルチネッラはコレクトしているのを知って、持ってきてくれた。

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さらにオーガニックのいちぢくジャム。

素晴らしいセレクション、ありがとう!!

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カストローニでンドゥイアとノヴェッラーメ。

いつも思うけど、辛味噌みたいで、日本酒にも合う。

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シチリアのピスタチオペーストとクリーム。

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タオルミーナで買った皿たち。

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シチリア料理の辞書的なレシピ本。

他、食材色々。
母親がアンチョビ瓶を10個とか買うから、重くて仕方がなかった。

2011年7月25日 (月)

ローマ発

とうとう帰国日。
午後の便なので、昼まで時間がある。

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ヴァティカンはさらに混んでいた。

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前法王のフィルムは街の広場でも上映中。

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警察車両がそこらじゅうに。

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土曜なので、市場も閑散としている。

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ここに近いというのも、ホテルを選んだ理由。
フランキで惣菜を購入。
カストローニでお土産追加。

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空港では、フレスコバルディのワインバーで軽食とワイン。

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機内食には興味が無いので、お弁当を食べますよ。
CAには笑われた。

フランキで買った、砂肝(?)とカルチョーフィ炒め煮、タコマリネ、チコリア、

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カルチョーフィ、

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スップリ。

2011年7月24日 (日)

夜散歩

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一度ホテルに戻って、一休みし、夕食に出る。

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あんまりお腹がすいていないと言うので、老舗エノテカのワインバーに行く。

Il Simposio di Costantini。

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隣はエノテカ。

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グラスのワインが充実。

お薦めされた白を。
ニコラ・ベルガリオのガヴィ。

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つまみは作り置きから選ぶ。

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赤もグラスで。
エリック・バンティのモレッリーノ・ディ・スカンサーノ。

ここの男性ソムリエさんは、とてもしっかりしていて威厳がある。
うるさそうな客をうまくさばく。

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サラーメを盛り合わせてとお願いしたところ、かなりのボリュームでやってきた。

夕食前のアペリティフや待ち合わせで、1杯やっていく人がほとんど。

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夜の散歩かたがたヴァティカンに寄ってみた。

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けっこう人がいるなあ。

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広場では、前法王についてのフィルムを流している。
食い入るように見る人多数。

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ローマの夜は長い。

モンテ・アヴェンティーノ散策

食後の腹ごなしに、友達の薦めでモンテ・アヴェンティーノへ。
テスタッチョから歩いてすぐ。

実は、ローマのガイドブックを持ってこなかったため、詳細がよくわかっていなかった。
場所はiPhoneで検索。

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おや?お昼休みなのかな?
閉まっている。

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と、鍵穴を覗く人々。

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あ!

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これかあ。

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カメラの性能の問題で写っていないが、緑の額縁の中にサン・ピエトロのクーポラが見える。

粋だなあ。

そう、これのために人々はやってくるのだ。

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ついでなので、隣にあった教会へ。

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シンプルで清潔。

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いい雰囲気。

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サンタ・サビーナにも。

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こういう高潔な感じも好きだ。

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並びのパルコ・サヴェッロからは、ローマが見渡せる。

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気持ちの良い午後ですな。

来てよかった。
お薦め、ありがとうございます。

2011年7月18日 (月)

Flavio al Velavevodetto

コーラ・ディ・リエンツォ通りのカストローニやフランキで食材を大量購入後、ホテルに荷物を置き、テスタッチョへ向かう。

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テスタッチョの市場。

パレルモの市場たちを見た後だと、なんとなく物足りなく感じる。

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トマトだけの店。

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あ、おかひじきみたいな野菜。

イタリアでAgrettiというと聞いたことがあるが、札にはAchretiと書いてあるな。
食べてみたいものだ。

市場を出て、その周りの食材屋を回る。

以前に来たときは、もっと庶民的な店が多かった印象なのだが、今回は高級食材店を多く見かけた。
ローマの下町レストラン地区として有名になって、そういった店が増えたのかもしれない。

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その中のひとつ。
Il Tuo Salumiere Sncの品揃えが好みだったので、入ってみる。

惣菜も美味しそうだ。

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あ、あのおかひじきもどきがある。

茹でただけだったが、その場で食べると言うと、味付けをしてくれた。

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しゃくしゃくとした歯ごたえ、まさにおかひじき。

この店は軽食を取る人用にテーブルと椅子が置いてあるのだ。

さて、お昼ご飯に向かおう。

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Flavio al Velavevodetto。

同じくテスタッチョ地区にあり、以前に食事をして感動したFeliceに行こうかと思ったが、2011年のOsterie d'Italiaに新たに掲載された店ということで、勢いがあるのではないかと、ここにした。

本に書いてあったコメントを読んで、もっと雑多な食堂風の店を想像していたが、なんだか素敵でモダンさもある。

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中庭の席にする。

まだ開店より15分くらい時間が早かったのだが、まかないを食べかけの店員さんたちは、にっこりと座らせてくれた。

親切そうな人たちで、期待が高まる。

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まずはハウスの赤ワイン。

開店時間になると、近所で働いているらしき団体やグループが次々と入店。
人気があるのだな。

そういう地元の人たちは、コントルノを前菜として食べて、プリモかセコンドのどちらかを食べて、カフェを飲み、出て行く。
さすがに昼からプリモとセコンドの両方を食べたりはしないのだ。

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プリモにはほうれん草とリコッタのラビオリ、ポモドリーニ、ミント、バジル、リコッタのソース。

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これ、美味しい!
塩気も程よく、まろやかで、でも、トマトなど素材それぞれに強さがある。
よくまとまっているなあ。

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母はカルチョーフィとグアンチャーレ、ペコリーノのフェットチーネ。

胡椒のような、でもより大きくちょっと柔らかい実が入っている。

この深い味わいはどこから来るのか?

2人とも、破顔。

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セコンドには、オススメだというPolpetto di Bollito。

茹でたチコリアとローストポテト添え。

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茹で肉の団子なのだが、ハーブやスパイスが入って、エスニックな味わい。

キレがある鋭角な美味。

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こちらはバッカラ・フリッタ。

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衣や揚げの具合も完璧で、カリッカリ。
しっとり、ふわりとしたバッカラは、きっちりと塩抜きされている。

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満腹だったが、あまりに美味しかったので、少しだけデザートを。

カフェ(エスプレッソ)を持ち帰るような小さなプラカップに入ったティラミスを2人で1つ。

全てが美味しくて、他の料理も色々と食べてみたくなった。
次回ローマに来るときは、絶対に寄ろう。

2人で合計75.00ユーロ。

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このホテルには屋上テラスがある。

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朝食は付いていないが、キッチンを使って自分で用意して、テラスに上がればよい。

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洒落たテーブルや椅子が備わっていて、申し分ない。

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朝のローマを見渡す気持ちよさ。

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さて、出かけよう。

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歩いて1分くらいのヴァティカン。

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最高の天気。

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それにしても、すごい行列だ。

前日、ローマについたら街中に人があふれていた。
ホテルの人に何事かを聞いたら、「法王のミサがあるのを知らないのか!?」と。
特別なミサであるらしく、世界中からキリスト教徒が集まっている。

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次の日は日曜日。
そのミサのために大掛かりな準備中。

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ここには、数え切れないほど来ているが、それでも毎回感動する。

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大聖堂の中にはいくつかの礼拝堂があるのだが、それぞれで小規模なミサをやっている。

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明日のために、掃除も入念に。

なのに、噴水の傘の部分だけきれいにして、軸の部分は放置。黒く汚れたまま。
だから逆に、洗われていないところが目立つ。

イタリアらしいな。

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その特別なミサとは、人気があった前方法が異例の速さで聖人的な格付けをされたことを祝うものであるらしい。

どうりで、前方法の名前をプリントしたTシャツを着ている人がたくさんいるわけだ。

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今の法王の人気がイマイチな分、なおさら前の法王への懐かしさが増すのだろうなあ。

2011年7月17日 (日)

Osteria dell' Angelo

ローマでの夜食、Osterie d'Italiaにも掲載されていて、色々なサイトでも目にしたOsterie dell'Angeloに。
ホテルから歩いて行ける距離。

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途中、ちょっと道に迷ってしまい、その辺を歩いているおじさんに聞いたら、店の名前ですぐにわかって、案内してくれた。

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入店すると、店員が「初めて?うちのシステム知ってる?」と聞いてくる。

夜はプリモとセコンドが選べるプリフィクスのみなのだ。
問題ないと席に着く。

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前菜がドカドカとやって来た。

ワインはハウスワインの赤を。

前菜手前はひよこ豆(だったような?)のスープ。

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オリーブオイルが香るシンプルなブルスケッタと、自家製ソーセージ。

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自家製ならではのピュアな肉っぷりが旨い。

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ペッシェ・フィンタ(偽魚)というもの。
ジャガイモとツナ、アンチョビ、マヨネーズ。

と、ここまでは美味しかった。

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プリモはいくつかある中から、ローマらしいものを選択。

トンナレッリのカーショ・エ・ペーペ。

これ、すごく塩辛い。
本国のイタリア料理は、日本で食べるのと比べて、総じて塩が強いが、それが美味しいと思っている。
でも、これは度を越えている。

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母はリガトーニのカルボナーラ。

やはり塩辛く、ぐったりしている。

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セコンド、コーダ・アッラ・バッチナーラ。

病気になるかと思うレベルの塩。

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牛肉のリピエーノ。
ニンジン、セロリ入り。

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1口以降、進まない。
舌が痛い。

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チコリア。

これも塩。

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インサラータ・ミスタ。

そのままで塩やオリーブオイルを添えて出してくれればよいのに、白いのが見えるほど塩がかかっている。

ここの料理、よく煮込まれていたり、素材の新鮮さが伝わってきたり、塩さえ控えれば、すっごく美味しいのだと思う。
普通に食べている客もいるし、我々の舌が塩に敏感なだけなのか?

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食後には甘口ワインとチョコチップ入りビスケット。

2人合計54.00ユーロだから、安いとは思う。
返す返すも塩辛さが残念。

2011年7月16日 (土)

ローマ到着

パレルモから、ローマに戻ってきた。

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ヴァチカンからすぐのホテルは、ちょっとしたアパートメント形式で、この部屋にはキッチンがついている。

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モダンな内装で快適。

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バスタブとシャワーブースが別々という、贅沢なバスルーム。

場所もよく知っているエリアなので、便利。
朝食は付いていないが、ホテルの朝食には興味がないので問題ない。

またローマに来ることがあったら、ここに泊まろう。

昼ごろローマに着いたので、急いでお昼ご飯を食べに出る。
ホテルから歩ける距離のところに、行きたい店があった。
それは、10年くらい前、しばらくローマに滞在していたとき、たまたま前を通りかかって入った定食屋。
Dino Expressという脱力する名前のその店は、ランチだけの営業で、近所で働く人に利用されていた。
いかにも家で食べるような料理が印象深くて、再訪したかったのだが、その後に何度か行ってみるも、いつも閉まっていた。

今回、ネットで検索し、まだ存在しているようだと思って行ったが、やはり閉まっていた。

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もう14:00過ぎだし、とにかく早く店に入らなければ。
近くで通りかかり、地元の人っぽい客層で賑わっていた店に入ってみる。

Su&Giu。

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気楽な店。

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母はアマトリチャーナ。

日本ではスパゲッティーニのような細めのパスタが好まれている気がするが、こちらでは、やはりスパゲッティが主流。

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私はボンゴレ・ビアンコ。

がっつりボンゴレ。
イタリアのイタリアンパセリは主張するなあ。

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プンタレッレ。
ここは乳化したアンチョビソースで。

この野菜の苦味には、アンチョビでなければいかんでしょう。

特にすごく美味しいとか、また絶対に来たいという店ではないが、それなりに満足。

2011年5月29日 (日)

Spinnato

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いよいよシチリアを出る朝。
パレルモに来て、初めての快晴だ。

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せっかくだから、ホテルの朝食でなく、バールで食べようということに。
Spinnatoへ。

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中の席に座る。
かなり奥が深く、広いのだ。

新聞に夢中になっている旦那の横で、たいくつそうにカプチーノを飲んでいる奥様のご夫婦など、座っている客の年齢層は高い。
やはり、カウンターの立ち飲みが主流。

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そういえば、コレも食べなきゃと、カンノーロ。
揚げ生地に内側をチョコレートコーティングをして、リコッタクリームを詰めた菓子は、歯が取れそうなほど甘いが、その甘さが美味しい。
リコッタの脂肪分とのバランスが良いのだろう。

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母はアランチーノ。
朝からこんなものを食べるイタリア人はいないから、昨日の残りだと思うのだが、それでも美味しい。

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グリンピースが入っているのがいいなあ。
自分で再現するときには、絶対に入れよう。
周りはサフランご飯、中にラグー。

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さて、ローマに向かいましょう。

2011年5月28日 (土)

Cucina Papoff

パレルモ最後の夕食、Piccolo Napoliに行ってみたら、真っ暗。
そうだ、昼のみ営業の店だった。
で、ホテルからも近いCucina Papoffへ。

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途中、若者があふれかえっているバーがあった。
こちらの若者には、こうやって、外に集って話すのが娯楽なのだよね。

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Papoffは外観的にもなかなかちゃんとした店。

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中もシックだ。
シチリアらしいカラーリングで良い雰囲気。
20:30くらいに着いた時は、予約がなくとも席につけたが、この後、10:00近くには満席に。
近所で働いているらしき身なりの良い男性1人客が、グラスワインと共に夕食を取っていたり。
観光客もいるが、地元民の割合が高く、客層も良い。

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この水、シチリアでは定番なのだね。
テーブルの上の設えも、まともなレストランで食事をしているという気分にさせてくれる。

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ワインはシチリアの白でとお願いし、オススメに従う。
黄色い花や南国のフルーツのような香りがするシャルドネ、MaurigiのTerre di Sofia。
22.00ユーロ。

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前菜は2人で1皿を。
タコのマリネ。
1皿で正解のポーション。

タコ、ジャガイモ、カルチョーフィ、レタス、飾りでイチゴ。
酸味はレモンで、あっさり。

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パンはグリッシーニ付きで。

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プリモには、フィノッキエット・セルバティコを添えたマッコ・ディ・ファーヴェ。
乾燥空豆のポタージュ。

オリーブオイルの強さがシチリアらしさを増徴させているのだなあ。
茹でた大豆を思い出させるもったりとした風味。

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母はリゾットが食べたいと言い出し、柑橘系果物と海老のリゾット。
魚介系なので、もちろんチーズは入っておらず、軽やか。

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セコンドはポルペッテ・ディ・サルデ。
イワシの団子。
トマトソース煮だった。

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松の実が入っているが、つみれの味。

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こちらはその日の魚料理で、マグロのソテー。
蜂蜜で甘さを加えた玉葱とパセリ添え。

合計94.00ユーロ。

どれもそれなりに美味しいが、感動はなかったな。
Osterie d'Italiaの2009年度版には載っていたが、2011年版ではなくなっていた。
なんとなくわかる気がする。
選択肢として持っておくのは良いが、わざわざ食べに行きたいほどの店ではなかった。

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