スヌ子のお料理レッスン : お腹休まるほっこり中華
今年最初のスヌ子先生料理教室。
お茶菓子はカスドースなるもの。
砂糖を纏った卵たっぷりの黄色いスポンジ。
予想通り相当甘くて卵味。
これはちょっと苦手だった。
スヌ子先生はお好きだそうで、独特な香りの中国茶と合わせていた。
年末年始の飽食で皆さんお疲れでしょうし、丁度七草粥の日でもあるしということで、本日はお腹にやさしい中華だとか。
夜は土曜日クラスの忘年会なので、そこでたっぷり飲み食いできる余裕を残しておこうという算段でもある。
中華風七草粥から。
ザルの上でお米を押しつぶし、ほどほど砕く。
それにより、炊いた後に米が花開いたようになるのだとか。
ここの教室の参加者は生姜を皮ごと使う派だが、もし気になる場合にはスプーンで剥くと薄く楽に剥けるのだと。
スヌ子先生が中華料理屋のカウンターに座った時に見て学んだ技。
出汁は鶏手羽元、生姜、にんにくを水から煮て取る。
その際、ナンプラーと酒も入る。
この教室では醤油の代わりにナンプラーを使うことが多い。
独特の旨味が、味に捻りを加えてくれるからだろうか。
ごま油はよく水を切った生米にまぶしておく。
次はもち米しゅうまい。
豚挽肉、刻んだレンコン、ニラ、椎茸、片栗粉、調味料をよく混ぜる。
粘り気がでるまで。
そうこうしているうちに、美味しい鶏出汁ができました。
米を投入。
表面が波立つ程度で、時々混ぜながら煮ていく。
先ほどの豚挽肉たちは団子にし、3時間水に浸して水切りしたもち米をまわりにまぶす。
こういう時は人海戦術。
大きさは揃えないとね。
熱々が食べられるよう、小分けにして蒸していく。
この蒸篭もスヌ子先生ご推薦品。
そこでハナコさんが蒸篭屋で仕入れてきた驚きの情報を披露。
蒸篭は洗ってはいけないのだとか。
軽く拭く程度にするとのこと。
そのため、こういうペーパーか、皿に乗せて食材を蒸し、直接は入れないと。
干し椎茸は水でもどすこと。
切りながら、冬菇(どんこ)と香信(こうしん)の使い分けを説明したり。
白滝、または糸こんにゃくをよく炒める。
乾いて、味が浸透しやすくなるまで。
かまぼこと干し椎茸を加え、
干し椎茸のもどし汁、調味料を入れ、混ぜつつ炒る。
もち米しゅうまいは美味しそうに蒸しあがった。
もどした切干大根と割り干し大根を刻む。
片方でも良いとのことだが、両方あったほうが歯ごたえ的に楽しい。
甘味はコンデンスミルクで。
この料理では、スヌ子先生は甘いのが好きだそうで、甘いものがあまり得意でない生徒たちがひくほどのコンデンスミルクを入れていた。
切干大根を炒め、
卵を入れ、オムレツ風に焼く。
甘い香りが漂う。
その間に炒りつけられ、水分が飛んだ白滝に白胡麻と唐辛子を加え、
こちらも出来上がり。
中華粥もよろしく炊き上がりました。
盛り付けやテーブルの準備は、もはや皆さん手馴れたもの。
栃尾油揚げにごま油を塗り、砂糖と塩を振ってこんがりと焼くと、油条風油揚げ。
いただきます。
まずは梅酒。
ブランデー入りのプラトニック梅申。
漬けてある梅がお酒を含んで柔らかく、デザート兼食後酒になる。
ビールがお好きな人は、そちらから。
干し椎茸の旨味って強力。
2種類の切干大根を使っただけあって、コリコリシャクシャクと歯ざわりがいい。
でも、私はコンデンスミルク無しで作りたいな。
こういうのを家で出されたらあがるよねえ。
レンコンは歯ざわり的にマスト。
お粥には香菜、セリ、春菊、クレソン、長ネギ、千切り大根などをトッピングして、七草粥風に。
その時あるもので、でも、香菜は必ず入れたいところ。
参加者のお母様が主催するTasty Kitchenの辣油や甜醤油をプラスすると、さらに中華度が増す。
この辣油、本当に美味しい。
買いたいです。
もち米しゅうまいもこれでいただく。
ワインは白、ルミエールの光 2008。
白といいつつ黄金色。
味も個性的で、あっさり中華には丁度良いかと。
わー!これ、大好き。
アメリカ土産のlesley stowe、raincoast crisps。
ドライフルーツ、ナッツだけでなくスパイスもたっぷりで、ワインに合うのだ。
デザートは、御節の黒豆活用の柚子黒豆かん。
スヌ子先生の黒豆は、本当に美味しい。
柚子の香りをプラスして寒天で固めていて、これまたお酒にも合うデザート。
今年もよろしくお願いいたします。
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