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2012年1月31日 (火)

スヌ子の特別レッスン: ベガ・シシリアワインを楽しむ昼下がり

ベガ・シシリアのワインを楽しむという趣旨の、スヌ子先生の特別レッスンに参加。

Vegasicilia

大好きなベガ・シシリアのワインたちを、家で味わうきっかけになるに違いない。

今回は、高級なワインの中でも、より馴染みやすい価格帯のものを味わえ、それに合わせる料理2品を教えてもらえるという。

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まずはお茶とお菓子をいただきつつ、自己紹介と本日の流れの説明。

この焼き菓子、いちぢくとスパイス入りで、赤ワインにも合いそう。

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スペイン繋がりということで、イベリコ豚が登場。

肩ロースとトントロの2種。

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玉葱を炒める時間を短縮するため、スライスしたものに塩を振り、レンジにかける。

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肉を切り、塩胡椒して、小麦粉を丁寧に薄くはたく。

肉を焼き付けるのは、オリーブオイルにバターを足したもの。

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両面をこんがりと。

すでに美味しそう。

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しんなりした玉葱は水分を飛ばし、セロリと一緒に丁寧に炒めていく。

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そこに、赤ワインを1本注ぎいれる。

料理に使う赤ワインの選び方を教わりつつ。

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鍋底の焦げをこそぎ、ローリエと粒の黒胡椒を入れて煮詰めていく。

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かなり水分が飛ぶ。

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デミグラスソース、味噌、ココアを入れて混ぜ、

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肉とマッシュルームを入れ、圧力鍋で煮込み開始。

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もう1品は魚介のグラタン。

じゃがいもをローリエとニンニクと共に茹でる。

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タラは皮に残る鱗を包丁で擦り取り、身の流れに沿って切る。

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茹だったじゃがいもは、お湯を捨て、ニンニクごと粉ふきに。

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今まで、卵の白身を切るのに上手くいかなかったり、時間がかかったりしていたのだが、スヌ子先生から効率的な方法を教わった。

牛乳と卵を混ぜた液を先ほどのじゃがいもと合わせる。

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ベーコンを炒め、出た脂でタラを皮から焼く。

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牡蠣も加え、

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白ワインを入れて、少し煮る。

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じゃがいもと合わせ、

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耐熱容器へ。

上からグリュイエールチーズなどのチーズをごっそり。さらに刻んだパセリものせ、オーブンで焼く。

さあ、テーブルセッティングをしましょう。

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グラタンを待ちつつ、岡山マッシュルーム販売のスープでお腹を落ち着かせる。

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最初のワインは、トカイ・フルミント・ドライ・マンドラス 2006。

馥郁とした香り、名前の通りドライで、時間と共に蜜や黄色い花の風味を持つ。

お得感のあるワインだし、家での食事にも合わせやすい。

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ワインにうっとりとしている間に、グラタンが焼けました。

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シーフードポテトグラタン。

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生クリームを使っていないから、重くなく、でも、クリーミー。
魚介とベーコン、両方の旨味の相乗効果。

じゃがいもはもちろん、タラがまた美味しい。

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美味しいワインと食事で、初対面の人とも一気に打ち解ける。
この教室に参加をしているくらいだから、みんな飲み食い好きだし、情報も持っているしで、盛り上がるのだ。

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イベリコ豚赤ワイン煮もいただきましょう。

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ワインは赤へ。

ピンティア 2006。

いまだフレッシュで、しっかりとしたタンニンと酸。
中華にも合うかもしれない。

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アリオン 2005。

まとまりがよく、やわらかで、ぬくもりを感じる。
安いワインではないけれど、ボルドーでここまでのものを求めたら、倍は出さなくてはならないのでは?

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イベリコ豚の脂はさらっとキレが良い。

味噌やココアの深いコクが、重さのある赤ワインとぴったり。

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スペインのチーズまで。

どちらも羊ので、ローズマリーを纏ったものと、熟成感のあるもの。

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このいちぢくのジャムが、甘さ控えめながら濃く、チーズによく合う。

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食後種はトカイ・アスー・3プットニョシュ 1999。

爽やかな甘さは、辛口好きにも愛される。

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はあ、美味しかった。

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グラスが並ぶテーブルって、いいよね。

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最後は中国茶を。
スヌ子先生は中国茶に精通している。

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楽しい会。

そして、ベガ・シシリアのワインって、やっぱり美味しい。
家で合わせる料理をどうしたら良いかと思いあぐねて、買うのを躊躇していたから、こういう機会は本当にありがたい。

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