アヴァン・コントワール
ホテルから近いということもあり、アヴァン・コントワールには4回も行った。
カウンターでの立ち食いな店なので、1人でも行きやすいし、ちょっと工夫のある料理が美味しい。
夜に1人でレストランに入るのは気がひけて、いつも、出張中の夕食は会食がない限り取らなくなってしまうが、この店のお陰で、今回は愉しく飲み食いできた。
着いた日のランチで。
白のオススメを出してもらった。
本日のスープ。
アーティチョークのスープで、ニンニクチップが入り、パプリカパウダー(ピマン・デスペレットのパウダーかもしれない)がほんのりとした辛さを加えている。
ブーダン・ノワールはシナモンの効いたリンゴのコンポート添え。
テリーヌ状のブーダン・ノワールは表面がカリっと焼いてある。
粗塩がアクセント。
中にはレバーなどがゴロゴロと。
好きなメニューなので、あれば頼むのだが、ここまで濃いブーダン・ノワールは、東京で食べたことがない。
気になったボトル。
飲んでみればよかったな。
合計13.50ユーロ。
次の日の夕食で再訪。
赤から。
パドロンは炒めてある。
うっすらと辛いのと青臭さがあるのが美味しい。
ピクルスの効いたタルタルソースがのった、ピエ・ド・コションのコロッケ。
ゼラチン満載でぷりぷり。
美味しいのだけど、あまり温められていなくて、中が冷たかったのが残念だった。
干しダラのグラタン。
クリーミーで美味しい。
これは熱々。
合計は18.00ユーロぐらいだったかな。
と、とあるフランス人日本人3人組に話かけられ、ここでワインやシャンパン、小さなコロッケをご馳走になる。
そして、彼らが行くというコンランプロデュースのアップスケールなレストラン、アルカザールにご一緒させてもらった。
これはアルカザールのフォアグラ。
この滑らかさ、さすが。
トリュフと半熟卵のお通し。
カリカリパンを浸しながら食べる。
満腹だったのだけど、何も頼むわけにはいかず、サーモンを。
この素敵なサーモン、空腹の時に食べたかった。
シャンパンやボルドーのワインなど、色々とご馳走になり、ありがとうございました!
コンランプロデュースの店にパリで行こうとは思わないから、いい経験だった。
NYっぽいゴージャスさで、着飾った人々が集っていた。
帰る前の日の夜。
金曜の夜だから、ぎゅうぎゅうに混んでいる。
どうにか、場所を確保。
カウンターにのっていたコレが気になっていたのだ。
アーティチョークは丸ごと茹でてあるのをいただく。
ガクの部分は裏側の付け根だけが柔らかく、オリーブオイルと赤ワインビネガーに浸して、歯でこそげながら食べる。
最後、柔らかい付け根部分は、一度下げ、切り分けて辛さのあるソースやシブレットトをかけて出しなおしてくれた。
料理のメニューは天井からぶらさがっている。
見えにくいし、フランス語だからよくわからない。
アリゴテの後、モルゴンを。
隣の人たちが食べているのが美味しそうで、同じものをとお願いしたもの。
パプリカパウダーとジュレの下には、カニ缶ときゅうり、シブレットなどを合わせたものと、カリフラワーのクリームと思われるものがいる。
ちゃんと料理なんだよね。
鴨の心臓のフリカッセ。
独特のコリっとするような歯ごたえ。
バターはボルディエで、カウンターにこうやって置いてある。
パンも籠で置いてあるから、好きに取って食べる。
ボルディエのバターだもの、食べないと。
喜んで食べていたら、隣のマダムが「The best butter in France」と。
ですよね。
またもパドロン。
コート・デュ・ローヌもいただきます。
ノンフィルターの白も。
ここは1人客も多いので、老若男女問わず話しかけられ、愉しく過ごせる。
この日はよく食べて飲んだので、37.60ユーロ。
お得感ある。
帰りも夜発の便なので、仕事後、早めの夕食を取ってから出発。
なので、最後の食事もここで。
本日のスープはマロンのクリームスープ。
前の日のランチで、隣のル・コントワールでいただいたものの簡易版。
やはりニンニクチップ入り。これにはなくても良いと思うけど。
カルパッチョは半生な仔牛肉にアンチョビソース、パルミジャーノ。
13.50ユーロ。
この店がホテルの近くにあって、本当によかった。
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