メッシタ
友達が興奮して話すのを聞いていて、行ってみたいと思っていた店、メッシタ(mescita)。
目黒と祐天寺の間という場所で、どうにも遠く、しかも小さな店で予約もなかなか取れず、憧れだけが募っていた。
この店で食べた友達が再現して活用しているアンチョビ・バター・トーストは、家でももはや定番メニューなのに。
ふとタイミングがあって、そんな念願のメッシタで食事。
いろいろ楽しく飲み食いできる3人で。
壁一面の黒板に書かれたメニューを片端から頼んでいきたい衝動にかられる。
ワインをボトルで。
まずは白を。
シチリアのグリッロを。
オットヴェンティのプント・オット 2010。
甘い香りで辛口。
ここの料理とよく合った。
イタリア・スローフード協会のかたつむりのグラスだ。
しらすのフリット。
空豆の素揚げとの組み合わせが、またいいねえ。
中は半生で、鉄っぽくなく、美味しい。
なんていう具合の良さ。
これが噂のアンチョビ・バター・トーストか。
最初にこのメニューをメッシタで食べた時のみんなの感動がわかる。
アーティチョークの卵焼き。
カリっと焼かれたアーティチョークに、フワトロの卵。
フィレンツェのソスタンツァで食べたのを彷彿とさせる。
ギアラ。
程よく脂身が残るギアラを、酸味と塩のバランスの良いサルサ・ヴェルデでいただく幸せ。
ラディッキオサラダ。
苦いが旨い。
ほんのりニンニクと、えーっと、何かが香ってた。
赤ワインは、カウンターに並んでいた中からラベルがかわいかったものを。
シチリアのラムーラ、オルガニコ 2010。
ネロ・ダーヴォラ。
これまた、マストと言われていたメニュー。
ハムカツ。
厚切りのハムのフリット。
フリットとしても、ハム自体も美味しい。
レンズ豆はあさりでも入っていそうな出汁がたまらない。
で、パンをお願いする。
この熱々、周りがカリッカリのパン。
ちぎってスープを吸わせて、レンズ豆と一緒に口に入れる。
熊本あか牛のローストは、筋が気になった。
桜エビのスパゲティ。
トマトが入ったソースには、桜エビがごっそり。
さらに赤。
ポデーレ414のモレッリーノ・ディ・スカンサーノ。
玉ねぎのアグロドルチェが添えられたわかさぎのフリット。
この店の揚げ物、好きだなあ。
なんだろう? この高揚感。
この日は、終電に向けて急いでタクシーに飛び乗ることになってしまったから、次回は早い時間から、ゆったりと食べつくしたい。
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