星野
新橋の星野。
京味で長いこと働いていた方の店。
それは行かねば。
ちゃんと円満退社(退店?)されているし、京味での働きぶりも拝見してきているしで、期待が高まる。
カウンターだけのマックス7人というこじんまりとした空間。
1人で料理もサーブもされているので、今のところは1日2組までしか入れていないのだそう。
鯛の潮汁。
蕗の薹とうるい。
ウニに鯛のジュレ。
日本酒は小さなボトルの天領、純米大吟醸。
うすい豆は甘めの出汁で。
甘鯛とたらの芽の天ぷら。
お刺身は何だっけ。
ああ、この魚の名前を覚えられない病、治したい。
好きだし美味しいし感動したのに。
肝も一緒に。
おじゃこ。
小さく揃ったおじゃこ。
持ち帰りたいなあ。
アイナメと筍。
鱧のように包丁が入れてある脂ののったアイナメ、繊細にほっくりと甘い筍、そして、滋味深い出汁。
甘鯛の幽玄焼きとゆり根の胡麻和え。
塩と醤油だけで炊いた京都の筍は、下処理に糠を使っていないそう。
その上には花山椒。
別で甘めに炊いた鯛の子、蕗。
ご飯と赤味噌のお味噌汁。
おじゃこをたっぷり盛って、いただきましょう。
牛肉のしぐれ煮。
甘辛味でご飯がすすむすすむ。
花わさびの煮びたし。
硬めの炊き加減が好みだったこの日のご飯は山形産。
目の前で作ってくれたわらび餅。
香りが素晴らしい。
素材の良さは言わずもがな。
星野さんのひょうひょうとした立ち居振る舞いゆえか、妙にリラックスできる居心地の良さ。
5月は既に満席だそうで、6月の予約を入れて出る。
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