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2012年6月 3日 (日)

かどや >> むつみ

以前から東京東側の居酒屋に惹かれてはいたのだが、西側在住の友達が多く、皆、わざわざ東には来てくれなかった。
もんもんとしていたところ、スヌ子さんのお料理教室@kiwiを通して、東側在住だったり、西側在住でも、東に足を運ぶことを厭わない人々と知り合い、輪が広がっていった。
そんな人々が、自分の地元や縁のある場所の店を巡るツアーを企画してくれることもしばしば。
ありがたいことです。

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この日は、こんなメニュー張り紙の写真から始まった企画。

夕方、曳船のかどやに8人が集合。

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お通しはうざく。

ビールで乾杯。

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豊富なメニューのどれもがそそる。
片っ端から頼みそうになっていたら、ご案内人さまより、おまかせコースを頼んであるから、それが何かを聞いてからにしましょうという忠告あり。
ごもっとも。

おまかせコース、その1はホタルイカの沖漬け。

塩か控えめで、鰹出汁が効いてて、旨い。

4人で1テーブルなので、コースの料理写真は4人前。

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コースその2、アワビ刺し。
肝まで付いてる。

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コースその3、刺身15点盛り。
これも4人前ね。
マグロ、カンパチ、タイ、ヒラメ、ハタ、ウニ、水タコ、シメサバ、ホウボウ、ヤリイカ、クジラ、赤貝、釣りアジ、ツブ貝。
赤貝の肝もやヒラメエンガワも。

このコース、すっごく安いのだけど、大丈夫か?
採算取れてる?
と心配になるほど。

それぞれがちゃんと美味しいというのにもびっくり。
魚金とか、安いけど水っぽくて量だけ多いという店とは違う。

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日本酒や焼酎の種類が豊富なのも、この店にそそられた理由。

裏鍋島(佐賀)。

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緑やまユ(秋田)
奈良萬の純米吟醸おりがらみ(福島)
飛露喜の生(福島)

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コースその4、牡蠣フライ。

ザクザクと固め厚めの衣の中に、ジューシィな牡蠣。

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レバ刺しはマスト。
ごま油塩、ニンニクで。

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はしゃぐあまり、他人の酒に頼んだ本人よりも先に手を付けること2回。

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ナンコツ揚げ。

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コースその5、河豚の白子焼き。

まさか、この値段のコースで河豚の白子!?
たまたま入荷したからなのでしょうが、それにしても贅沢が過ぎます。

口の中で、香ばしい皮がプチっとはじけ、まったりトロリと濃厚な旨味が広がる。

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炙りユッケ。

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盛り上がりますなあ。

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鍋島の裏表。

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タクシードライバー(岩手)と、玉川アイスブレーカー(京都)。

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新政の六號、生。

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而今(三重)。

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コースその6、焼き海老。

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コースその7、ハマグリ潮汁。

大きなハマグリの白濁した出汁がしみる。
ここでこれを出してくれるというのも、なんと的を得た気遣い。

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酔鯨の高育54号(高知)。

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レバ刺しと並んで、来る前から頼むと決まっていたハムカツ。

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ほろほろとやわらかな合成ハム使用。

ここの揚げ物はすごく美味しいけど、私は合成じゃないハムのハムカツのほうが好みだ。

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夢心(福島)。

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最寄の曳船駅からでさえそこそこ歩く不便さだけど、行く価値のある店。
恐ろしい高さのコストパフォーマンスが便の悪さゆえなのだとしたら、むしろ、この場所でよかったとさえ思う。

欲を言えば、もっと長居したかった。

と、大人数ゆえ、次の店というのが難しい。
案内人さまがどうにか見つけてくださったのが、ゆるいダイニング。
その2階が、友達の家のようなくつろぎ空間。
横になりそうになりながら、赤白ワインやビールで一息。
でも、ここでがっつり食べるのもなんだよね。
わがままで本当に申し訳ないけど。

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というわけで、むつみ。

ここも、行ってみたいと思っていた店。
うれしいのう。

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くわ茶割りと、お通しの卵豆腐。

くわ茶の薬草のような風味でリフレッシュ。
食べるよ。

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煮物盛り合わせ。

それぞれ別に炊いてあるのではないかな。
昆布が特に好き。

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鶏皮ポン酢。

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湯葉。

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この熱々の海老しんじょう、ふんわり美味しい。
海老の香りが鼻腔を直撃。

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これは何だっけ?

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釜飯登場。

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鶏、タコ、ホタテの3種。

どれもそれぞれに美味。

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半生ホタテ。

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タコ好きにはたまらんもんがある。

味噌汁や漬物も抜かりなく、さすがです。

下町には妙に気を弛ませる店が多い。
温泉旅館で夕食をいただいたような錯覚に陥り、このまま横に布団を敷いて寝たくなる。

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いい店。

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浅草寺のライトアップを眺めつつ、駅へ。

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開始が早かったから、急いで電車に走らなくてもよい。
ゆったり腹ごなし。

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新しいカメラにしてよかった。
夜もストレス無く撮れる。

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ご案内人さま、皆様、ありがとうございました。

リピートしましょう。

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