こくわがた
本郷三丁目の改札を出て右。
すぐに看板を発見。
毎日のように通っている人もいる新たなうどんの名店、こくわがた。
遅い時間だと、うどんがなくなってしまうということで、全てをなげうって駆け付けた。
まずは一人で、空きすぎた腹を落ち着けるべく、温かいうどん小、ネギ大目。
透明なスープの品が良いこと。
たまらんもんがあるねえ。
赤霧島の水割りをいただきつつ、週替わり天のズッキーニ。
揚げ物スキルも高い。
茄子の揚げ浸し。
程よく歯ごたえを残しつつ、出汁を存分に含んでいる。
合流した常連さんのアドバイスを元に追加。
梅水晶は、魚の軟骨と梅を合わせたものに、わかめ。
最適な箸休め。
やけにハイレベルなつまみたち。
出汁がイイ店のつまみは旨い。
食べかけの天ぷら盛りは、鶏唐揚げ、海老、さつまいも、ちくわ。
お浸しは小松菜か?
ささみ天と、ズッキーニ再び。
そろそろ日本酒を。
色々な種類があるし、お得な価格設定。
ずらりと揃った各種凱陣の中から、1つ。
ここらでさらに1人合流。
鶏唐揚げ。
南蛮揚げ風な。
鶏唐揚げに甘いタレと豆板醤的なものを添えて。
おつまみセットを頼んでいる人がいて美味しそうだったので、うちも。
セットメニューその1は、トマトの煮浸し。
出汁あってこそ。
宇和島のじゃこ天。
セットメニューその2、鶏ささみ。
かぼすってのが、四国らしい。
またもや鶏唐揚げ。
かぼすとマヨ添え。
セットメニューその3?だったような?
各種揚げ物。
確かこれは常連さまへのサービス。
さらに、セットメニューその4として、茄子の揚げ浸しが出た。
お酒は、東洋美人を。
ひっきりなくうどんを打っている。
基本は立ち食いなので(片方のカウンターには椅子があるが)、1人や少人数で来て、さくっと飲んで食べて帰っていく人がほとんど。
回転も速いし、売り切れてしまうというのも納得。
そろそろしめで。
釜玉。
粉の香りがよくわかる。
冷たい小に梅を足して。
温かい出汁より、鰹を濃く感じる。
いやー、美味しかった。
これは通っちゃいますなあ。
しめにうどんが食べられる飲み屋としても秀逸。
まだ時間に余裕があるので、タクシーに乗って移動。
やけに居心地の良い店。
親戚の家に来たような。
いや、実家に帰ったような気楽さ。
キラーメニューだというジャガバタが、謎の求心力を発揮。
なにこれ!?
なんでこんなにムッチリしてるの?
冷蔵庫に入っている茹でたか蒸したかしたジャガイモを取り出して、バターを溶かしたフライパンで炒めただけのように見えたけど。
胡椒がかなり効いているのもポイントかも。
ネギたっぷり、中の火の通り具合が絶妙な卵焼き。
半生よりちょっと焼けてるくらいで、外側はつるりと美しい。
レバ刺しも処理がきっちりされている。
レモンサワーは中身(キンミヤ)が4分の3くらいという危険さ。
下に敷く用のタオルにも、ぐっとくる。
山芋は、包丁で極細の千切りに。
ムラがある切り加減が美味しいのだよな。
これはハツだったかな。
ナンコツも。
お馴染みのナンコツが特別な仕上がりになっている。
細かく包丁が入っているのだろう、ただナンコツを焼いただけではない。
肉的な部分と一体になって、新たな食感と美味しさ。
最後におでんを。
味の染みまくった大根。
醤油が効いた関東風。
くっきりとした角の線の美しいこと。
いやー、完璧なハシゴ。
精通した方の案内だからこそ。
ありがとうございます。
このルート、またやるね。
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