BEARD >> ロッツォ・シチリア
未訪ながら、organの姉妹店ゆえに好きなタイプの店だろうと確信しているuguisu、そこで働いていた方が開いたというBEARDへ。
目黒の駅からちょっと歩く、ザ・民家な1階。
こじんまりとして、店主の好みをうかがわせるような店内は、オープンして間もないのに、満席。
まずは泡で乾杯。
ワインはuguisu同様、自然派であるそう。
この日は4人で。
メニューもこじんまり。
一番食べたいと思った「ローストラム、ミントヨーグルトソース」が早くも売り切れで、奈落の底に突き落とされる。
まあ、この席数だし、そんなにたくさんは用意できないすよね。
シャキュトリーの盛り合わせには、前菜のほとんどが入っております。
チキンレバーペースト、ポークリエット、テリーヌカンパーニュ、パルマ産生ハム、野菜のピクルス。
どれも、雑味がなく、塩辛くもなく、まっとうに美味しい。
白ワインをボトルで。
ナナ・ヴァン・エ・カンパニーのyou are so fine。
ワインの種類は少な目で、サービスも転がしてくれるタイプではない様子。
真イワシのタルティーヌ。
これ、美味しいわあ。
イワシのシメ具合も、ソースのまろやかさ、野菜のセレクトや大きさ、パンのカリカリっぷりも。
ローストビーツ、トレビス、ゴルゴンゾーラのサラダ。
いちぢくやくるみも入っているのがうれしい。
せせらぎポークソテー、スパイシーパンプキン添え。
豚自体が持つナッティな風味と、周りカリっとな焼き加減が上手くはまっている。
スパイシーパンプキンは、ちゃんとスパイシーで、かぼちゃの甘みとバランスが取れている。
牛サーロインステーキ。
もともと牛肉に興味が薄いし、こういう良いアレンジをしてくれそうな店では、あまりステーキを頼まないのだけど、他に選択肢がないから仕方なく的なセレクト。
美味しいんだけどね。
赤はグラスで。
時間も早く、まだまだ食べたいし飲みたいメンツ。
が、もうそそられるメニューはないし、ワインも同様。盛り上げてくれるサービスでもないので、ほかに移動することにする。
美味しいから、もっとここの料理を味わいたくはあるのだが。
ついでがあったり、家から近かったりすると、すごく好きになる店なのだろうな。
日曜はランチもやっていて、パンケーキが食べられるらしい。
それは気になる。
来ちゃった。
ロッツォ・シチリア。
転がしてくれるサービスと、楽しいワイン、パスタを求めて。
たまたま来る予定だった別の友達に、タイミング良く空いたカウンターを押さえていただいた次第。
ありがとうございます!
1本だけ持ってきてくれた自信のおすすめ。
サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2004。
どこのだっけ?
好みの味わいだったのに、作り手が写っていない。
>>ワインマスターより、「マルティネッリでは?」とのご連絡あり。
さすが!
焼きイワシのマリネ。
ここのマリネは鉄板だ。
各種プチなトマトと丸ごとモッツァレラ。
モッツァレラなら家で買えばいいしと、自分では頼まないメニュー。
でも、口に入れると、頼んでくれた人にありがとうと思う。
サルシッチャとピーマンのオーブン焼き。
野菜のフリットの盛り合わせ。
ノルマ風パスタは、フェットチーネではなく、スパゲッティにしていただいた。
正解。
色々な麺が手に入るようになったけど、南なら、やっぱりスパゲッティだと思うのだ。
求めていた麺が食べられて、満足。
白はこちら。
ボナッコルシのヴァルチェラーザ、エトナ・ビアンコ 2009。
いやー、楽しいなあ。
ボッタルガと青トマトのスパゲッティ。
この店で初めての食後酒。
各種自家製リキュールがあるのにねえ。
みんなで違うものを選んで飲み比べ。
カンパリ?のクエスチョンマークの意味は?
確かに、カンパリかも?なお味。
ごちそうさまでした。
いい流れだった。
タイミングがカチっと合う気持ちよさ。
爽快な気分で終電に駆け込む。
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