Chez L'Ami Jean
今回タイミングが合った友達がパリに行くたびに必ず食事をしているのが、シェ・ラミ・ジャン。
自分でも以前に予約を試みたことがあるが、直前すぎてムリだった。
この日は、友達が前もって予約していたところに入れてもらうという幸運。
ありがとうございます!!
21:00でも、この明るさ。
この雑多な雰囲気が、わくわくさせる。
テーブルの設えも、店の雰囲気に合っていて、完璧だ。
ご一緒した人々は、既に顔を覚えられている様子。
パンには、自家製マヨネーズのようなものが付いてきた。
うっかり食べ過ぎないようにという忠告あり。
メニューがまた、かわいいねえ。
コースを勧められたが、断固としてアラカルトにする。
周りを見渡すと、コースとアラカルトの割合は半々くらいか。
コースも美味しそうではあったが、ここで食べたいものがあるのだ。
本日のオススメが書かれたボードも素敵だ。
まずは、グラスで泡を。
きゅうりとエシャレット(?)、茸のピクルスが、壷に入ってやってきた。
酸っぱすぎない箸休め。
パテ・ド・カンパーニュは、数切れほど取られた、ほぼ丸ごとのものが、ドーンと登場。
食べられるだけ食べろ方式。
友達曰く、前と比べると、ちょっと変わって洗練されたとか。
脂が重くなく、肉がゴロリとして好み。
以前、友達は丸ごとだったコレを、4人で全て食べつくしたそうだ。
もちろん、前菜としてで、その後もがっつりメインをいったとのこと。
絶対にムリ。
ソーシッソン盛り合わせも、籠で、好きなだけお食べ。
ハモンも板にこんもり。
籠の中には、ブーダンノワールと、腎臓と思われるものの揚げ焼きしたようなもの。
ブーダンがしっとりとして、美味しい。
ソーセージは、辛いのと、辛くないのと。
これとバターとパンを、ずーっと食べ続けたい衝動に駆られる。
ジロール茸のソテー。
香り高いことといったら。
ワインは白を。
ナイフにはバスクのマーク。
ペタング。
「今日はこれが絶対にオススメだ」と言われて頼んだメインが、牛肉の炭火焼き。
筋はあるが、完全な赤身で、美味しい。
和牛が苦手で、日本で自ら牛肉を食べることは稀なのだが、海外でなら大丈夫。
サシが入った肉を受け付けない人間には、こういう赤身がうれしいのだ。
ちなみに、これは2人前。
4人で分けて、丁度よかった。
付け合せの野菜。
やはりグリンピースが美味しいなあ。
周りも皆、分けたりしつつ、自由に食べている。
そんな気楽さもいい。
もう一つのメインは、友達がどうしても食べたいというリードヴォー。
しっかりとした火入れ。
チーズはベリー系のジャムと共に。
これまた、友達がいつも食べるからどうしてもということで頼んだアロス・コン・レチェ。
スペインでも何度も食べたが、やはり好きではない。
凄い量でも、頼んだ友達には余裕の量であるらしい。
箱の中はメレンゲ。
ちゃんと美味しい。
アロス・コン・レチェに添えられてきたこれの方が好みだった。
黒砂糖がけしてアーモンドをまぶした胡桃。
つまみにもなる。
ラミ・ジャン、みんなが通うのも納得。
とにかく楽しい店だ。
店員も親切で盛り上げてくれる。
また行くことができますように。
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