« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月31日 (火)

いし井 思い立った時が行き時

金曜日、さて、そろそろ帰るかな、というところでTLを見ると、同じ様子な友達発見。
無事捕獲。
で、どこ行くよ。
東側で…。
そういえば、いし井に行きたかったんだ。
電話をしてもらったら、ちょうどカウンター席が空いたそう。

はい、その席いただきます。

Ishii120701

最初に飲むのにオススメなものというお題で、出してくださったのが、土佐しらぎく、涼み純米吟醸。

Ishii120702

いつも楽しみなお通し。

真ん中の細いアスパラの梅マヨ和えが新鮮だった。
梅とマヨね。

Ishii120703

冷やし焼きトマト。

焼くことで凝縮。

Ishii120704

刺身4点盛り。

全て松輪の、活〆天然マダイ、イナダ、レアレアな自家製〆サバ、ケンサキイカ。

イカのねっとりとした甘さが印象深い。

Ishii120705

静岡、開運の涼々。

Ishii120706

とうもろこしのかき揚げ。

衣の薄いこと。
野菜は天ぷらが一番旨いと、食べるたびに思う。

Ishii120707

稚鮎の天ぷら。

内臓の苦味がほどほどで、身が繊細。

Ishii120708

稚鮎に合わせるならと選んでいただいた中から、七田を。

ぴったり。
寄り添うような合い方。

Ishii120709

鮎の燻製。

美味しいけど、大きくなった鮎は骨が邪魔すぎる。
稚鮎の方が好き。

Ishii120710

卵の燻製はマストですな。

Ishii120711

先ほどからオススメされた中に入っている石鎚を、そろそろいただきますか。

愛媛県、石鎚の夏純米。

Ishii120712

かぼちゃとチーズの挟み揚げ。

ちょっとジャンクな旨さ。

美味しいとね、追加も進んでしまうというもの。

Ishii120713

干しホタルイカの炙り。

苦さが旨さ。
塩辛くなく、マヨ七味との組み合わせがたまらん。

Ishii120714

佐賀県、鍋島の愛山。

鍋島って、本当に買えない。

Ishii120715

鯛茶漬け。

出汁がしみるのう。

米だからといって、シメなわけではない。
炭水化物でシメるという習慣がないので、普通につまみとして、途中でいただきたいのだ。
茶漬けの場合は、中休みのスープ的な意味合いもあり。

Ishii120716

もう一度〆サバを食べたいと思ったら、売り切れ。

で、代わりにと作ってくれたのが、イワシの炙り。
骨せんべいまで付けてくれてた。

脂がのりまくってる。
禍転じて福となす。

Ishii120717

最後に1杯。

青森の六根、花吹雪。

いやー、満足!

2012年7月30日 (月)

タルタルゴーナ

イタリアン、というか、スパゲッティが食べたいなと。
当日の予約だから、いくつかの店で断られた後、元リッチョ・ディ・マーレだったタルタルゴーナへ。

内装はそのまま。
名前とコンセプトが変わるなんて、何かあったのかしらねえ。

Tartargona120701

ボトルで白を。

これ、飲んだことあるな。
カンパーニャ、カンティーナ・デル・タブルノのファランギーナ 2010。

Tartargona120702

お通しは、アサリのクスクスを出してくれた。

ピリリと唐辛子が効いて、美味しい。

Tartargona120703

前菜の盛り合わせ。

タコのカルパッチョが好き。

友達は、これだけ頼んで、ワインを飲みまくるという利用をよくするそうだ。

Tartargona120704

ボンゴレビアンコ。

ちょっと塩辛い。

Tartargona120705

ボラとマグロのカラスミをお好きにかけて。

Tartargona120706

バスク豚のロースト。

Tartargona120707

次のボトルも白で。

フリウリ、ディ・レナルドのトォー!
フリウラーノ。

ここは、フリウリとカンパーニャという北と南の両極端を同時にテーマとしている店で、ワインもこの2州のものを選んでいる。

Tartargona120708

天使の海老のプロシュート巻き。

美味しくてまた食べたいというものではないのだけど、気楽で、雑多な食堂っぽさがあって、また利用することがありそうな。

2012年7月29日 (日)

子供たちと昼キャバ

友達と、その子供たちとル・キャバレーでランチ。
日曜に開いているというのもありがたい。

Hiruca120701

イワシ?のマリネとじゃがいも。

酸味の程よさ。

グラスで泡をいただきつつ。

Hiruca120702

アーティチョークのオムレツ。

Hiruca120703

フレッシュなアーティチョークのシャクシャクとした歯ごたえが、トロけるようなやわらかさの卵のアクセント。

Hiruca120704

白をボトルでいただきましょう。

Hiruca120705

ブルゴーニュ、アレクサンドル・ジュヴォーのル・モン 2010。
シャルドネ。

Hiruca120706

クロックルヴァン。

ああ、この店が近くにあったら、毎週末来られるのに。

Hiruca120707

この日のランチのメインは豚肉のソテー。

どこをとっても美味しい。

Hiruca120708

ワインがもう少しあるから、チーズの盛り合わせを。

ランチにはお茶かグラスワインが付くから、赤ワインをお願いする。

休日の昼の、ル・キャバレーの居心地の良いこと。
ただよう空気が、なんかイイ。

食後は、代々木公園でゴロゴロと。
良い週末だった。
ご一緒してくれた友達と子供たちに感謝。

Hiruca120709

スヌ子さんよりいただいた手作りのマカデミアバターはピンクペッパー入り。
ツォップのZ食パンの薄切りをトーストしたものにのせて食べる。

2012年7月28日 (土)

BEARD >> ロッツォ・シチリア

未訪ながら、organの姉妹店ゆえに好きなタイプの店だろうと確信しているuguisu、そこで働いていた方が開いたというBEARDへ。

目黒の駅からちょっと歩く、ザ・民家な1階。

Beard120701

こじんまりとして、店主の好みをうかがわせるような店内は、オープンして間もないのに、満席。

Beard120702

まずは泡で乾杯。

ワインはuguisu同様、自然派であるそう。

この日は4人で。

メニューもこじんまり。
一番食べたいと思った「ローストラム、ミントヨーグルトソース」が早くも売り切れで、奈落の底に突き落とされる。
まあ、この席数だし、そんなにたくさんは用意できないすよね。

Beard120703

シャキュトリーの盛り合わせには、前菜のほとんどが入っております。

チキンレバーペースト、ポークリエット、テリーヌカンパーニュ、パルマ産生ハム、野菜のピクルス。

どれも、雑味がなく、塩辛くもなく、まっとうに美味しい。

Beard120704

白ワインをボトルで。

ナナ・ヴァン・エ・カンパニーのyou are so fine。

ワインの種類は少な目で、サービスも転がしてくれるタイプではない様子。

Beard120705

真イワシのタルティーヌ。

これ、美味しいわあ。
イワシのシメ具合も、ソースのまろやかさ、野菜のセレクトや大きさ、パンのカリカリっぷりも。

Beard120706

ローストビーツ、トレビス、ゴルゴンゾーラのサラダ。
いちぢくやくるみも入っているのがうれしい。

Beard120707

せせらぎポークソテー、スパイシーパンプキン添え。

豚自体が持つナッティな風味と、周りカリっとな焼き加減が上手くはまっている。

スパイシーパンプキンは、ちゃんとスパイシーで、かぼちゃの甘みとバランスが取れている。

Beard120708

牛サーロインステーキ。

もともと牛肉に興味が薄いし、こういう良いアレンジをしてくれそうな店では、あまりステーキを頼まないのだけど、他に選択肢がないから仕方なく的なセレクト。
美味しいんだけどね。

Beard120709

赤はグラスで。

時間も早く、まだまだ食べたいし飲みたいメンツ。
が、もうそそられるメニューはないし、ワインも同様。盛り上げてくれるサービスでもないので、ほかに移動することにする。
美味しいから、もっとここの料理を味わいたくはあるのだが。

ついでがあったり、家から近かったりすると、すごく好きになる店なのだろうな。

日曜はランチもやっていて、パンケーキが食べられるらしい。
それは気になる。

12rozzo0701

来ちゃった。

ロッツォ・シチリア。
転がしてくれるサービスと、楽しいワイン、パスタを求めて。

たまたま来る予定だった別の友達に、タイミング良く空いたカウンターを押さえていただいた次第。
ありがとうございます!

12rozzo0702

1本だけ持ってきてくれた自信のおすすめ。
サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2004。
どこのだっけ?

好みの味わいだったのに、作り手が写っていない。

>>ワインマスターより、「マルティネッリでは?」とのご連絡あり。
さすが!

12rozzo0703

焼きイワシのマリネ。
ここのマリネは鉄板だ。

12rozzo0704

各種プチなトマトと丸ごとモッツァレラ。

モッツァレラなら家で買えばいいしと、自分では頼まないメニュー。
でも、口に入れると、頼んでくれた人にありがとうと思う。

12rozzo0705

サルシッチャとピーマンのオーブン焼き。

12rozzo0706

野菜のフリットの盛り合わせ。

12rozzo0707

ノルマ風パスタは、フェットチーネではなく、スパゲッティにしていただいた。
正解。
色々な麺が手に入るようになったけど、南なら、やっぱりスパゲッティだと思うのだ。

求めていた麺が食べられて、満足。

12rozzo0708

白はこちら。
ボナッコルシのヴァルチェラーザ、エトナ・ビアンコ 2009。

いやー、楽しいなあ。

12rozzo0709

ボッタルガと青トマトのスパゲッティ。

12rozzo0710

この店で初めての食後酒。

各種自家製リキュールがあるのにねえ。

みんなで違うものを選んで飲み比べ。

12rozzo0711

カンパリ?のクエスチョンマークの意味は?

確かに、カンパリかも?なお味。

ごちそうさまでした。
いい流れだった。
タイミングがカチっと合う気持ちよさ。
爽快な気分で終電に駆け込む。

2012年7月26日 (木)

のらぼう

またもや西荻窪。
なんのついでもなく、遠いのに、わざわざでも行きたくなる店が多いのだ。

この日は、以前から良い噂を聞いていた、たべごと屋のらぼう。
Tasty Kitchen料理教室の後にうかがう。
8人で、奥の座敷席を占拠。

Norabo120701

メニューもかわいい。

まずはコースを頼み、腹の具合を見て、必要とあらば追加をすることに。

Norabo120702

骨董屋の多い西荻らしい設えと器たち。

お通しは、アサリのにんにく醤油漬け。

Norabo120703

4人分の地野菜とお豆腐のサラダ。

野菜は生だったり、軽く茹でたり、揚げたりして合わせてある。
ドレッシングは胡麻。

Norabo120704

日本酒は2種類を2合ずついきましょう。

和歌山県、黒牛。

Norabo120705

山形の杉勇、夏吟。

Norabo120706

茄子と豚バラの挟み蒸し。

豚からイイ出汁がでている。

Norabo120707

ザクザクとした歯ざわりが美味しい、ヒラマサのお刺身。

Norabo120708

どれも素材を吟味し、丁寧に料理していることがあからさまな美味しさなのだけど、いっぺんに出て来すぎて、忙しい。

Norabo120709

トウモロコシと枝豆のかき揚げ。

よくもまあ、こんなに薄い衣でバラバラにならないものだ。

Norabo120710

トマトと青じその出汁巻き卵。
じゅわっと出汁。

Norabo120711

石川県、寧音。

Norabo120712

広島県、瑞冠、いい風。

Norabo120713

やはり追加。

このねっとりとしたお刺身は何でしたかね?

Norabo120714

冬瓜のあんかけ。

出汁がやさしく滋味豊かだから、こういう料理が活きる。

ちゃんと、1人分ずつに分けてくれるのもうれしい。

Norabo120715

先ほどのかき揚げがあまりに美味しかったので、追加。

じゃがいもと海苔のかき揚げ。
ホコホコ。

Norabo120716

コースに戻って、穴子と枝豆のまぜご飯と、

Norabo120717

アボカドとベーコンのまぜご飯。

Norabo120718

まずはアボカドから。

アボカドを温たいご飯とまぜるなんて、新鮮。
違和感は全くなく、家でもマネしたいほど。

私にはベーコンが多すぎたので、家では控えめでやってみよう。
美味しいベーコンを使わねばなるまい。
味を作るのだから。

Norabo120719

穴子と枝豆のご飯は、これは鉄板ですな。

料理が一気に、押し寄せるように出てきたので、早々と満腹になってしまい、ほとんどの人が持ち帰ることにしていた。

Norabo120720

頼むタイミングがずれた追加のお漬物。

家に食べるものがないときなど、一人で、または家族と一緒にふらりと寄って、食事をしたいような店。
素材も味付けも安心で、何度食べても飽きがこないだろう。
いつお混んでいて、近くに住んでいる人でも、そんな使い方はできないらしいが。

なんだか慌しかったのだけが残念。

さて、まだ早い。
もう満腹なのに、この店の座敷を占領しているのは気が引ける。

Norabo120721

というわけで、駅近くの蔵へ。

ボトルでオススメの白を聞いたところ、6本並べてくれた。

Norabo120722

シャトー酒折のキスヴィン 甲州 2010。

Norabo120723

赤のボトルのおすすめはこんな感じ。

Norabo120724

「探していて、やっと見つけて入れられたんですよ」と言われたら、頼まずにはいられないというもの。

マルケス・デ・カセレスのレゼルヴァ 2005。

美味しいものばかりの一日であった。
感謝に堪えません。

2012年7月25日 (水)

Wine Bar 16℃

表参道交差点近くにできたWine Bar 16℃はビオワインをグラスでいただけるそうな。

いつもどこで食べるか悩む運動後の食事で、行ってみる。

16c120701

ウェルカムスパークリング。

カーヴ・モンルイ。

16c120702

お通しは冷たいかぼちゃのポタージュ、鴨の生ハム、ハム。

カウンターだけのこじんまりとした空間で、メニューは黒板のみ、寡黙げな男性1人で料理とサービスをされている。

16c120703

ラタトゥイユ。

16c120704

珍しくロゼなぞ。

アンリ・ミランのル・ジャルダン 2009。

16c120705

こちらは、白。
ジェラール・シュレールのピノ・ブラン 2010。

16c120706

白レバーパテ。
あんずのジャムと。

16c120707

鴨南蛮蕎麦がある。

蕎麦自体は乾燥モノを茹でたのかな?と思うものなのだが、こういう店で蕎麦の選択肢があるということがうれしい。

他に、うどんもあった。

16c120708

赤は、フランソワ・デュム・ミネット。

16c120709

ご一緒された方はボルドーの赤を。
ミラボー・パパン 2007。

16c120710

チーズもなかなか楽しい。

16c120711

鴨のミートボール。

表参道で気楽に、ビオのワインをグラスで飲みつつ食事ができる店は少ないので、ありがたい。
ついでなくわざわざ食べに来るような店ではないが。

2012年7月24日 (火)

Tasty Kitchen 料理教室 @ kiwi

kiwiで開催されたTasty Kitchen山田先生の料理教室。
参加者たちの感動コメントとメニューをヘビロテしているつぶやきに、悶々としていた。
第一回で習ったという砂肝の一皿を友達の家でご馳走になったときには、次回の参加を誓ったものだ。
が、第二回も日程が合わず。
そこで習ったという紅油マヨなるものを毎週のよう作って食べている友達が、ひたすらうらやましく、妬ましくさえ思えた。

と、その思いが通じたのか、第二回のアンコール教室が決定。
即座に申し込む。

12tastykitchen0701

杜仲茶を飲みながら、本日のメニューについての説明。

杜仲茶って、木の皮だって、初めて知った。

山田先生は、今は無き伝説の済南賓館で料理を習った方。
だから、料理は薬膳が元になっていて、素材や調味料には身体への配慮があり、そういった話がまた、面白い。

済南賓館、懐かしいなあ。
四谷に移ってからだが、何度か食事をし、今までで印象深かった料理店を挙げろと問われたら、即座に思い浮かぶ店。

12tastykitchen0702

調味料は自家製なものも。

12tastykitchen0703

中華包丁で切らせてもらったり。
当たり前だが、先生はさすがに使い慣れていて、見惚れる。

12tastykitchen0704

蛇腹きゅうりと干し海老のあえものには、細かいコツがたくさん潜んでいる。

干し椎茸の戻し方やら、きゅうりの搾り方やら。

12tastykitchen0705

手羽先のチャイナローストでは、手羽の扱い方に納得したり。

12tastykitchen0706

セロリの山椒風味漬けは、調味料の風味を最大限に引き出すのがポイントだ。

12tastykitchen0707

熱した胡麻油をジュっとかけるのは、小気味いい。

12tastykitchen0708

全ては無駄なく、残った部分で出汁を取る。

12tastykitchen0709

鶏が焼けるのを待つ間に、おまけレシピ。

なんと、済南賓館で「とりあえず」的に出していたというきゅうりの一品。

ビールを買いに走り、立って飲みつつつまむ。
至福。

単純ではあるが、習わないと同じように美味しくはできない。

12tastykitchen0710

これはいったい?

12tastykitchen0711

茄子の皮を調味料で炒めたものが、こんなに美味しく、身体にも良いつまみになるとは。
説明がなかったら、何だかわからないかもしれない。

12tastykitchen0712

鶏が美味しく焼けました。

12tastykitchen0713

こちらもおまけレシピで、ミニトマトのチャイナマリネ。

香菜の茎が香る。

12tastykitchen0714

先ほど皮を使った茄子は、ネギと炒められ、別の料理に。

12tastykitchen0715

鶏を漬けたタレが大活躍。

この教室の素晴らしさは、山田先生自家製の、中華で基本となる調味料を購入でき、その活用の仕方を色々と伝授してもらえること。
中華の調味料は、内容物に不安があったり、自分で作るには手間がかかりすぎたりすることがあって、こうやって安心できて、味に間違いのないものを手に入れられる場はありがたい。

12tastykitchen0716

いただきます。

12tastykitchen0717

ビールを買いに行って、戻ってきたら、このスタジオの外さえも香ばしかった。

12tastykitchen0718

チャイナローストの手羽先はそのままいただく。
花椒辛味と、甜醤油の甘さの組み合わせ。

切り分けたほうは、

12tastykitchen0719

噂の紅油マヨネーズとパン、各種トッピングで、サンドイッチに。

12tastykitchen0720

ああ、これはハマるわ。
紅油マヨ、麻味だ。

12tastykitchen0721

正しく戻した椎茸の旨味は、段違い。
いつあってもいい副菜。

12tastykitchen0722

スパイスの香りが封じ込められたセロリ。

12tastykitchen0723

残り物スープの滋味深さ。

12tastykitchen0724

鶏を漬けて、残ったタレで炒めたソーセージ。

これも、紅油マヨドックにしていただく。

12tastykitchen0725

やはり紹興酒ですな。

いやはや、有意義な会でありました。
山田先生とkiwiの皆様に感謝。

第一回目のアンコールレッスンも、やってくれませんかねえ?

2012年7月23日 (月)

プアンタイ 大久保 >> Petit Konishi

前は新大久保にあったプアンタイ。
タイ料理にはまり始めた頃、検索すると、この店が「最もディープ」と紹介されていた。
そんな言葉に惹かれて訪問。
料理の味、メニューの豊富さ、そして、カウンターだけの青い空間、その全てが確かにディープで、何度か行った。
その後、目黒に移転し、さらに大久保店も出来たとか。
ママは大久保店にいることが多い様子。

タイ料理に精通し、タイ語も話す友達と、インド料理のムットの後にプアンタイ大久保店の前を通りかかったら、ママがいて、常連だった友達とタイ語で再開を喜び合っていた。

では、タイ祭りの打ち上げ的に、5人で新生プアンタイに行ってみよう。

Puanthai120701

詳しい人たちがいるから、メニューの選択はそちらにお任せ。

豚肉揚げ。

Puanthai120702

ソムタム。

Puanthai120703

生春巻き。

Puanthai120704

カナー菜の炒め。

カナー菜って、チンゲン菜っぽいけど、よりシャキシャキとして美味しい。

Puanthai120705

豚皮揚げ。

タレは甘辛濃厚で美味しいのだけど、豚皮がしけっていた。
袋入りで売られているものだから、開けたのがちょっと前だったのかもしれない。
それを伝えたところ、新しいのを出してくれた。

Puanthai120706

タイやラオスの各種ビールで、乾杯!
暑くなってきたころだったから、タイ料理とビールがぴったり。

Puanthai120707

ゴーヤと魚介のサラダ。

Puanthai120708

豚首肉焼き。

脂多目ながらキレが良い肉に、少し甘くてスパイシーな下味をつけて焼いてある。
唐辛子とナンプラーのタレに浸しつつ食べると、風味が変わるのもイイ。

Puanthai120709

ラープ。

これ、この日の一番。
そういえば、ここのラープって美味しかったんだと思い出す。
生臭さはないのだけど、ちゃんと肉。
そして、フレッシュなハーブが満載。

Puanthai120710

イサーンソーセージ。

生姜と一緒にかじるのが決まりですな。

Puanthai120711

ビールは腹が膨れてしまい、あまり飲めない。
でも、エスニックな料理屋だと他に選択肢がないのが辛い。
ワインの味はわからなくなってしまうから、紹興酒くらいが良いのだけど、置いていないところも多い。

Puanthai120712

追いパク(追加パクチー)も忘れずに。

Puanthai120713

カオクルックカピ。
海老味噌炒飯で、のっている錦糸卵や干し海老、セロリなどを混ぜて食べる。

Puanthai120714

腐乳麺。

腐乳入りで深い味わいのスープが美味しいのだけど、何も言わなかったら、麺が太麺できてしまった。
細い麺を指定すればよかった。

Puanthai120715

ナンコツ揚げ。

相変わらず異国感にあふれた店。
旅行しているような気分になって盛り上がる。

さて、ビールで胃が膨れすぎている。
別のものが飲みたい、ということで、タクシーに乗って中野坂上に移動。

Puanthai120716

初めてのプチコニシ。

本当に酒屋だ。
そして、品揃えが好み。

Puanthai120717

ボトルで白を。
お店の価格にいくらかプラスして持ち込めるのが楽しい。

オーベルニュ、ピエール・ボージェのピノグリ。

Puanthai120718

立ち飲みの気楽さってありますな。

Puanthai120719

料理は特筆すべきものではないが、必要十分ではある。

サバのマリネ。

Puanthai120720

ルーコラのサラダ。

Puanthai120721

焼きズッキーニ。

Puanthai120722

フライドポテトがこのように出てきた時には、絶望しそうになった。
細い王道フライドポテトが好きなのです。
が、ローストポテトと思えば美味しい。

Puanthai120723

チーズはこうやって選ばせてくれる。

Puanthai120724

ついでのある場所にあったら、何かと寄ってしまいそうな店だ。

Puanthai120725

赤はサン・ニコラのキャバレ 2009。

いやー、楽しかった。
良い流れでしたな。

2012年7月22日 (日)

オルガン またも西荻窪

家からも会社からも遠いのに、なぜか行ってしまうオルガン。
これがどうしても食べたいとか、このワインはここでなきゃ味わえないとか、そういうものはないのに、そして、帰りには毎回、遠さに辟易するのに、どこか楽しくて、しばらくすると行きたくなる。
この日は、前々から行きたいと言っていた友達の付き添いが主目的。

人気店なのに、いつも予約をしてくれる中央線番長に心からの御礼を。

Organ120701

珍しく、赤い泡で乾杯。
ベリーの風味の泡というのがあまり得意ではなく、飲みきれなかった。

Organ120702

鶏レバーのパテ。

なめらか。
ほんのりと、僅かに香るくらいの嫌味のない柚子風味で、甘味の具合が的確。

Organ120703

ビーツといちぢくのサラダ。

Organ120704

白ワインでおすすめをうかがう。

かなりビオっぽくても大丈夫なメンツ。

Organ120705

で、選んだのは、さすがにビオビオしいボールナールのレ・マルヌ 2006。
ジュラ。

ちょっといっちゃっているのか?と思わせるクセ。
ビオ好きでないと、受け付けないだろうが、料理と合わせると活きる。

Organ120706

定番、10種の野菜とクスクスのサラダ。

前回、これにクミンが効きすぎていて、実はあまり頼みたくないなあと思っていた。
初めての人もいるし…と何も言わずにいたのだが、今回は前の通り、やわらかな味であった。
この間は、別の料理にもクミンが立ちすぎていたように感じたから、もしかしたら、自分の舌の具合もあるのかもしれない。

Organ120707

フロマージュ・ド・テット。
脂臭さがなく、美味しい。
タイムが強めに香っていた。

Organ120708

赤のオススメに見覚えのあるボトルがある。
真ん中が、今回のおすすめ、左が以前に飲んだもの。

Organ120709

赤もジュラ、ロクタヴァンのドラベッラ 2010。
プールサール。

Organ120710

炙りサバとじゃがいも。

これは、毎回食べたいと思う一皿。

Organ120711

メルゲーズ。
タブレ添え。

Organ120712

この日のオススメだという、プティサレのパン粉焼き、白いんげん豆の煮込み添え。

そそる見た目。

プティサレは塊と、ソーセージと。

Organ120713

サクサクと小気味良い脂のプティサレ。
肉の煮込みものは重過ぎると感じることが多いのだが、オルガンのこういう料理はクリーンで、素直に美味しい。

Organ120714

次はピノを。

ジェラール・シュレールのピノ・ノワール 2010。

Organ120715

最後に青菜が食べたくて、作っていただいたのが、桃とプラムのサラダ。

この日は、お客の入り方がよかったのか、料理がスムーズに出てきた。
なら、ちょっと行ったことのない店で一杯やりますか。

Organ120716

と連れ来てもらったのが、中央線番長の最近のお気に入り、蔵。
日本のワインが充実したワインバー。

グラスワインの中から、富山県氷見市のワイナリー、セイズ・ファームのカベルネをいただく。
富山のワインって、初めて。
ラベルも洒落ているが、HPも同じセンスでいい感じ。

2012年7月21日 (土)

七田の会 @新橋 いし井

スヌ料理教室で、この後、いし井で行われる七田の会に行くという人がいたので、ご一緒させていただく。
ちょうど家でも七田を飲んでいたから、興味があったのだ。

Ishiishichida120701

七田各種飲み比べに、いし井のお料理を合わせてあるなんて、素敵じゃないか。

Ishiishichida120702

最後まで生き残るよう、お水をたくさん飲んでください、と出されたのが、七田の仕込み水。
揚がる。

Ishiishichida120703

まずは飛天山、大吟醸斗瓶囲い、無濾過原酒火入。

Ishiishichida120704

天山酒造の社長さまによるサービスというおまけ付き。

Ishiishichida120705

七田、純米おりがらみ。

Ishiishichida120706

釜揚げ枝豆、千葉のなつみちゃんという品種だそう。

Ishiishichida120707

お刺身盛り合わせ。

イナダ、しめ鯖、炙りカマス。

Ishiishichida120708

天山、吟醸、夏吟、夏の酒。

Ishiishichida120709

七田、純米吟醸無濾過生原酒、雄町50%。

Ishiishichida120710

夏野菜の炊き合わせ。
トマトが甘い。

Ishiishichida120711

穴子の山椒煮。

Ishiishichida120712

七田、七割五分磨き無濾過生原酒、愛山。

Ishiishichida120713

七田、七割五分磨き無濾過生原酒、雄町。

Ishiishichida120714

ハタハタ醤油干し。

Ishiishichida120715

七田、七割五分磨き無濾過生原酒、山田穂。

Ishiishichida120716

天ぷら盛り合わせ。

はも、空豆、とうもろこし。
好きなものばかり。

Ishiishichida120717

七田、七割五分磨き無濾過生原酒、山田錦。

Ishiishichida120718

うずらの卵の燻製、クリームチーズの純米吟醸酒粕漬け。

Ishiishichida120719

天山、本醸造、超辛口、男の酒。

ここにきてのコレが、キリリと印象深かった。

この後、ブラインドをしたのだけど、いい加減酔っ払っているから、ムリ。

Ishiishichida120720

タラコの燻製。

Ishiishichida120721

炙りバッテラ。

これ、やたらと美味しそうだけど、残念ながら、記憶なし。
タラコまでは覚えているのだが。
やはり、ただでさえ飲む料理教室の後ってのが、敗因かと。

いやはや、こうやって飲み比べると、ますます七田を飲みたくなるな。
お酒も料理も素晴らしく、両方に魅力があるのは、場所がいし井だからというのもある。
第2回を強く希望いたします。

2012年7月20日 (金)

スヌ子のお料理レッスン: 野菜づくしの夏ごはん

7月のレッスン。
いよいよ暑くなってきた。

12snu0701

麩饅頭大好き。

12snu0702

夏野菜をたっぷり使ったメニューだそう。

さらに、桃を使ったおかずも考えたとのこと。
この季節、桃をもらうことは多いけれど、果物をそれだけではたくさん食べられないという人もいるからね。
それに、果物が入った料理は、どこか洒落ていて、高揚感をもたらす。
もはやみんなの家で定番の桃モッツァレラ以外の選択肢として、何か欲しい。
楽しみだ。

12snu0703

野菜づくしって…。

いきなり肉の塊を焼き付ける。

12snu0704

ジュワっと、お手軽なローストビーフの作り方。

スヌ先生が以前に教えてくれたローストビーフのタレは、既にうちの味になっているが、これは格段に簡単で単純。

12snu0705

今度はすり流し。

以前は枝豆でやりましたな。

今回は出汁を全く入れないすり流し。
代わりに塩麹を使う。

12snu0706

ラタトゥイユって、うっかりぐちゃぐちゃにしてしまうことがあるけれど、コツさえ押さえれば、野菜の美しさはそのままで、美味しくできるのだなあ。

今回は和風だから、ししとうやゴボウ、長ネギたちが入る。

12snu0707

とうもろこしをほぐすのは団体作業。

12snu0708

色々と混ぜて揚げるのだけど、揚げ物はやはり揚げたてでないといけませぬ。

まずは他を仕上げましょう。

12snu0709

桃の皮を剥き、

12snu0710

小さく切ったトマトのソースや、千切りの生姜と合わせる。

12snu0711

休ませたローストビーフは、きれいなピンク色に。

12snu0712

発芽玄米でてこねずしに。

12snu0713

薬味は多ければ多いほど良いというのが、このクラス。

ミョウガ、青じそ、白髪ねぎ。

見事に細い青じその千切りのポイントをうかがう。

12snu0714

油揚げが入っても、見た目はラタトゥイユだね。

余熱の活用を肝に銘じる。

12snu0715

さあ、揚げましょう。

12snu0716

美味しそう。
寿油で揚げているのだから、間違いはない。

12snu0717

スヌ子先生が用意してくださったのは、日本酒。

まずは、龍力の純米ドラゴン。

12snu0718

いただきます。

12snu0719

牛肉ときゅうりのてこねずし。

あれだけの手順でこの美味しさとはねえ。
玄米なら時間が経ってもモロモロにならないから、集まりやお弁当に適してもいる。

12snu0720

コーンと海苔の揚げ焼き。
揚げ物は、野菜の甘みを引き出すのう。

コーンのかき揚が大好きなのだけど、家で作るのはハードルが高い。
油をたくさん使うし、衣を薄くすると、バラバラになる。

揚げ焼きなら、まとめやすく、油も少なくて済むというもの。

12snu0721

アボカドととろろのすり流し。

このアレンジ、さすが。
上にのっているのは、湯葉、そして本わさび。
塩麹でこんなにも旨味が出るものか。
さらに、引き締めてバランスを取るのが、湯葉とわさび。
組み合わせに関しての感覚が図抜けているスヌ先生らしい料理。

12snu0722

和風ラタトゥイユ。

野菜の煮びたし的な、夏の身体にしみる味。

このメニューゆえ、やっぱり飲みたくて、ビールも。

12snu0723

おまけレシピであった、桃とトマトの塩麹和えのクオリティの高いこと。

しょうががポイントなんですなあ。
桃とトマトを組み合わせたサラダはパリでも食べたが、フランスの桃はぎゅっとつまって、酸味もしっかりとしている。
日本のひたすら甘くジューシーで、ハズレるとぼんやりしている白桃をおかずにするには、辛味や酸味を効かせてアクセントをつける必要があるのだろう。

12snu0724

もう一つのおまけレシピ。

かまぼこの南蛮漬け。

かまぼこ(というか、練り物全般)にほとんど興味がないため、主に野菜部分をいただいたが、練り物ラヴァーたちはハマっていた。

12snu0725

ブルガリアに出張してきた方のお土産は、ブルガリアワイン。

カベルネかな。
しっかりとして、美味しかった。

12snu0726

それによく合ったのが、パリから買って参りましたBYZANCEのソーセージ。
生っぽさが良いのだ。

12snu0727

日本酒はもう1本。

栃木県の鳳凰美田。

今回のメニュー、すごく好きだなあ。
ありがとうございました!

2012年7月19日 (木)

かどや

金曜の夜。
突発的にかどや。
ふとタイミングがあった人と。
そういうのがいい。

Kadoya120701

お通しは酢の物。
酢味噌と。

Kadoya120702

レバー。
熱々の鉄板でよく焼いてねと。

Kadoya120703

炙りユッケ。

Kadoya120704

お刺身5点盛り。
驚愕の安さなのに、それぞれにちゃんと美味しい。
魚金(軽いトラウマ)などとは違うのだ。

特に、軽く湯引きしたような白身が美味しかった。

Kadoya120705

ここは日本酒が充実しているのもうれしい。

秋田県、刈穂のなまはげ。

Kadoya120706

微発泡、土佐しらぎく。

Kadoya120707

自家漬けらっきょう。

Kadoya120708

じゅんさい。

Kadoya120709

焼そばはシメじゃなく、つまみとして食べたいのです。

具の量も、ソースの辛さも丁度良い。

Kadoya120710

自家製さつま揚げは揚げ出汁で。

Kadoya120711

焼き物も充実。

かしら。
脂がサクサクして、口当たりが軽い。

Kadoya120712

冷奴。

Kadoya120713

岩牡蠣は小ぶり。

Kadoya120714

お漬物も自家製ですな。

Kadoya120715

福島県、飛露喜。

Kadoya120716

秋田県、やまユ。

Kadoya120717

これは鯵?鰯?
どちらか。

青魚ラヴ。

Kadoya120718

新潟県、月不見の池、亀口。

Kadoya120719

鶏の唐揚げ。

ここの揚げ物は、自分の好みではない。
衣が分厚すぎる。

唐揚げや天ぷらの衣は、出来るだけ薄く、軽くあってほしい。

Kadoya120720

長野県、夜明け前。

いやー、やはりイイ店だね。
かどや。
家から歩いて行ける範囲にあったら、どんなに通うことか。

2012年7月18日 (水)

タイ祭りホームパーリー

各国を旅行し、毎回ディープに食べ飲みしている友達がタイに旅行した。
意外なことに初めてのタイだったそうで、がっつりハマり、現地でタイ語学校に通ったりしながら舌の経験も積み、たくさんの調味料と共に帰国。
帰国後も日々、タイ料理を作って食べている。

他に、今は無き名店チャンタナで学び、タイに料理留学、現地の食堂で働いたこともある人もいて、その2人を中心にタイ祭りを開催することとなった。

1人1本の酒と料理を持ち寄るシステムで、会場は最近お引越しをしたお宅。
大理石のアイランドキッチンがあり、まさにうってつけ。

Mthai120701

こういうセッティングを造作なくやってしまうところが、素敵です。

Mthai120702

ビールを飲みながら、料理。

部屋は既にタイの香りに満たされている。

Mthai120703

タイからやって来たタガメのナンプリックと、この間いただいた海老味噌を使って作られたナンプリックカピ。

旨味の宝庫なので、いろいろな料理に加えて、味の変化を楽しんだり。

Mthai120704

アサリ、豚、鶏のヤム。
ミントとナンプリックパオ。

辛いけど、フレッシュでいて、深い。
こういうクリーンな仕上がりって、お店ではなかなかいただけない。

Mthai120705

カシューナッツ、マナオ、青唐辛子、ホムデン、生姜、パクチーを刻んだもの。
全て一緒に口に入れると、ステージが上がる。
ちゃんと料理になるというか。

Mthai120706

パンは、ヒカリエのロブションで並んで買ってきてくれたもの。

1人1品はタイに限らず、美味しければよいのだ。

Mthai120707

うちの母作成の昆布の佃煮。
薄味なので、ワインにも合う。

Mthai120708

お米だって、もちろんタイのものを。

Mthai120709

一般家庭とは思えない様相。

Mthai120710

ドイツの白ワイン。
シュタインマン、シルヴァーナ・トロッケン 2008。

Mthai120711

なんて美しい。

Mthai120712

牛肉とぶどうのヤム。

あまり甘いのや塩辛いのは好きではないというタイ留学経験者様の料理は、すごく好みな味。

Mthai120713

これまたマルチなタレ。

Mthai120714

ビールや、どピンクの一升瓶も。

Mthai120715

アルザス、クリスチャン・ビネールのカッツ・アン・ブル飲み比べ。
リースリングとピノグリ。

楽しいなあ。

ワインに興味がある人が多いし、会場となったお宅には、きちんとしたワイングラスが揃っているから、ちゃんと味わいたいワインを持って来ようと思う。

Mthai120716

おつまみコーナー。

Mthai120717

メツゲライ・クスダのピスタチオ入りジュドコションと、

Mthai120718

ハム。

メツゲライ・クスダ製品、食べてみたかったのだ。
うれしい。

Mthai120719

シェーブル2種とメンブリージョはパリから。

料理上手でマメな黒1点手作り、水を使っていないマーマレード。
ほろ苦さと酸味のバランスがイイ。

Mthai120720

ねっとりと旨い自家燻製チーズと、パリからのチョリソ。

Mthai120721

ロブションのパンも贅沢に。

Mthai120722

箸休めに最適だった、ブロッコリーのトマトサルサがけ。
サルサは米酢入りで、くっきりとした酸味。

Mthai120723

ウナ。

Mthai120724

鯛の出汁のトムヤム。

Mthai120725

このスープが美味しくて、ご飯にコレとナンプリックで茶漬けにして食べるのが、たまらない。
3杯ほどおかわり。

Mthai120726

ボーペイサージュ!
ツガネ、ロザート 2011。

Mthai120727

ガパオ。

Mthai120728

茄子と鶏肉。

こちら、器まで持参で盛り上げてくださった。

Mthai120729

こうやって、ぐちゃぐちゃと混ぜて食べるのが醍醐味。
ナンプリックも入れつつ。

Mthai120730

タイ風卵焼きを入れてもよし。

Mthai120731

四恩醸造のクレマチス、ロゼ。

Mthai120732

ロワール、レ・サブロネットのレ・コパン・ダボー。

Mthai120733

メツゲライ・クスダのと、唯一の男子の自家燻製と、ベーコンの食べ比べ。
甲乙つけがたいのでは?

Mthai120734

食べつつ飲みつつ作りつつ。
さすが、手馴れている。

Mthai120735

遅れていた人が、ラープと共に登場。

ミントとパクチーごっそりで、内臓入り。

Mthai120736

ダンディゾンのパンもあるよ。

Mthai120737

味付けした海老と空豆を春巻きの皮で巻く人たち。

Mthai120738

ボワ・ルカのロゼ 2006。

Mthai120739

これは、どちらかからのお土産。

Mthai120740

カヴァ。
モンマルサルのパラウ。

Mthai120741

スイートチリソースを即席で作ってしまうとか。

Mthai120742

揚げ物!

先ほどの海老と空豆。
スイートチリソースで食べるのが美味しい。

Mthai120743

味付けして、バイトゥーイの葉で巻いて揚げた鶏。

Mthai120744

醤油も、タイのを使用。

Mthai120745

マニアックすぎるチーズ屋さんのチーズたち。

とにかく、熟成がやりすぎなほど。
他のものはとっても美味しくいただけたのだが、モンドールはムリだった。
あれ、どうしてあんなにしちゃったわけ?
どうしたらあんなアンモニア臭、というか、立石のトイレの臭いにできるわけ?

クセになるものなのだろうか?

このチーズ屋について、詳しく知りたいです。

Mthai120746

ピエモンテ、ネグロ・アンジェロ・エ・フィリのペルダウディン 2010。

と、ここで、ワインが足りない!
買いに行かないと。

Mthai120747

ということで、追加。

コート・デュ・ローヌ、ダンデゾン。

Mthai120748

ファルネーゼ、モンテプルチャーノ・ダブルッツォ、ビオ。

Mthai120749

スペインのコモロコ。

Mthai120750

ジャン・フアンソワ・メリオーのトゥーレーヌ・ソーヴィニョン・ラルパン・デ・ヴォトン。

Mthai120751

Tasty Kitchen推薦の香辣醤をみんなで分ける。
役立つ旨辛調味料。

Mthai120752

自家燻製ベーコンの糠漬け。
まろやかでいいねえ。

 

Mthai120753

先ほどの香辣醤で味付けした、海老と空豆炒め。

もはや満腹中枢が破壊されているため、食材は残さず食べる所存。
誰かが作るといえば、味付けや組み合わせは他の皆が横槍を入れ、共同作業で美味しい料理が生まれる。

このライブ感が楽しい。

Mthai120754

玉葱スライスのヤム。
干し海老入り。

Mthai120755

ヤムママーの名手は、さすが、セットを持参。

Mthai120756

もはやジャンクではなくなってる旨さ。

Mthai120757

自家燻製ベーコンとトマトのスパゲティも。

Mthai120758

ベーコンは生でもイケるほど。

Mthai120759

アボカド、トマト、ピータン、干し海老などの相乗効果が深い味わいとなったヤム。

Mthai120760

豚肉とナンプラーのスパゲティは、シメに最適だったね。

Mthai120761

途中来場退出も含めた11人(?)で、ワイン15本、ビール24本、どピンク2/3。

いやー、食べたし飲んだ。
壮絶でいて、悶絶に楽しい美味しい会。
皆様、ありがとうございました!

この日食べたタイ料理、もう一度たっぷりと食べたい。
人数がいたから、遠慮しちゃったんだよね。

2012年7月13日 (金)

土産飯など

Dinner120701

フランスからやってきたチーズたち。

真ん中に炭が挟んであるようなモルビエというチーズが、以外に個性的な、苦いような味で、好きだった。

Dinner120702

ラファイエットグルメのスタンドBYZANCEの肉加工食品は、必ず買う。
塩辛くなく、肉の味が生々しく残っていて、美味しい。

Dinner120703

このチョリソ、辛くないが唐辛子の香りはするという逸品。
スペインの辛くない唐辛子を使っているのかもしれない。

Dinner120704

シェーブルって、日本で買うと高いからね。

Dinner120705

チーズ売り場にあったメンブリージョも。

Dinner120706

家飯は、白身魚を揚げてマリネしたもの、インゲンの炒め煮など。

Dinner120707

四恩醸造のクレマチス・ロゼの後、いきなり七田の純米吟醸。

Dinner120708

シメで、八海山、大吟醸の小瓶。

Dinner120709

別の日。出張前。

トリンケーロ、バルベーラ・ダスティ 2004。

Dinner120710

挽肉は、ブロック肉を買ってきて、家で挽く。
安心だし、肉を噛み締めていると実感する美味しさ。
粒がまちまちで、歯ごたえも良い。

チョリソと呼んでいる肉団子。
ハーブ入り。
有本葉子さんのレシピだったような。

好きなメニューの1つ。

Dinner120711

こちらはカイエンヌペッパー入りで辛め。

Dinner120712

ロワール、ニコラ・グロボアのシノン 2009。

Dinner120713

最後は日本酒。
七田の純米。

最近、家の近くに日本酒が充実した酒屋を発見した。
もっと日本酒の経験を積みたいと思っていたところだったので、喜んで利用している。

2012年7月12日 (木)

機内食代わり

Paris120601

帰りは日曜の朝発。

いつも機内食は食べないので、代わりにパンなどを持ち込む。
行きも帰りも。

Paris120602

日曜だからと心配していたが、やはりパン屋やパティスリー屋のいくつかは開いている。

クロワッサンを食べ、キッシュやタルトを買って、空港へ向かおう。

今回の出張で、一番の衝撃は、CDGでチェックインをする時にやってきた。
到着空港が成田ではなく、羽田だったのだ。
行きとは違う空港であることを、全く気づいていなかった。
恐ろしい。

2012年7月11日 (水)

Thoumieux

今回のパリ出張最後の晩。
友達と、丁度この日にパリ入りの別の友達、そして、その同行の方と4人で夕食の予定。
ただ、うち2人はこの日の夕方に日本からやってくるので、あまりキッチリしたところでない方が良いだろう。

友達がホテルのコンシェルジュ様に、いくつかリストアップをしたレストランの予約を試みてもらうも、撃沈。
時期が時期だけに、ちょっと名の知れたビストロなぞは、既に予約で満席なのだ。
しかも、選んだ店たちは、どこもこじんまりとして、席数が少ない。

ということで、友達が前に行ってなかなか良かったというトゥーミューを予約してくれた。
他の人からも、良かったという話を聞いたことがある店。

ありがとうございます。
お手数をおかけいたしました。

Thou120601

大箱ながら、次から次へとお客さんが来て、何回転もしていた。

ゴージャスめな内装と、暗い照明にたじろいだが、お客さんの服装はまちまち。
カジュアルな人も多い。

ウェイティングスペースがあり、基本的には揃ってからの着席。
シャンパンを飲みつつ待っていたら、当日着の友達たちはやはり遅れるそうなので、先に始めさせてもらうことにする。

Thou120602

パンとバター、魚系のリエット的なもの。

Thou120605

前菜には、ラングスティーヌのサラダ仕立て。
カクテルソース。

ちょっとエスニックな風味がある。

Thou120604

友達は、ポーチドエッグののったサラダ。

Thou120606

ワインは赤のボトルでオススメを聞いて、それに従った。

Domaine des ChesnaieのLa Musse Anjou 2007。

Thou120607_2

店内はほぼ圏外で、携帯を持って外に出たところ。
22:30くらいで、やっとこの暗さ。

パリの携帯電波事情は劣悪。

Thou120608

店内が暗すぎる。

メインは鶏。
じゃがいも、ジロール、ほうれんそう、レモンコンフィ。

ここの料理は、全体的にエスニックなアレンジなのか?

Thou120609

こちらは仔羊。
焼いたものと、挽肉にして団子になったもの。
クスクスが添えられ、ミントとコリアンダーが香り、モロッコ風。

Thou120610

やっと残りの2人が到着。
移動日にお誘いしてしまい、申し訳なかった。
お疲れのところ駆けつけてくれて、ありがとうございました。

料理は普通に美味しいのだけど、店の雰囲気、暗さ、うるささが好みではなく、もう一度行こうとは思わない。
とはいえ、様々な客層の人々が集っていて、人気店であることはうかがえた。

2012年7月 9日 (月)

プラザアテネで朝食

Athene120601

友達の定宿で朝食。

プラザ アテネ!

Athene120602

さすが、夜はデュカスのレストランになるだけあって、ゴージャス。

4種類くらいのフレッシュフルーツジュースと、各種パンのメニューをいただく。

Athene120603

パンの説明書きはイラスト。

Athene120604

こちらは、メニューには入っていない、販売されているレモンケーキ。
朝食に呼んでくれた友達は、幼いときからパリといえばプラザ アテネに宿泊。
以前はこのレモンケーキが朝食に出ていたそうで、古くからのサービスの人が、特別に出してくれるのだ。

さすが、しっとりして美味しい。

Athene120605

昔は貴族の邸宅だったとか。

以前、同じ友達を訪ねて来たときは、この中庭でどちらかのお子様の誕生会をしていた。飾り付けがかわいかったのを思い出す。

2012年7月 5日 (木)

Pierre Sang Boyer

Br120604

朝、仕事に行く前にパン屋でクロワッサンかパン・オ・ショコラを買って歩き食い、または近くのカフェに持ち込んで食べるのが、パリ出張の楽しみの一つ。

東京にも美味しいパン屋はたくさんあれど、やはりフランスのパンは無敵に美味しい。

Pierresangboyer120601

メインの仕事が終わった金曜、開放的な気分。
特に約束もないし、ここは1人でぼんやり食事をしよう。
アヴァン・コントワール…とも思ったが、今回の宿泊先からは遠い。
疲れてもいるので、ホテルの近くで済ませたい。
もちろん予約はしていないから、雑誌のパリ特集で気になった店を覗いてみる。
19:00過ぎという、フランスの夕食タイムには早い時間なのだが、空いている席はない様子。

通りがかりで、オープンなカウンターの店が気になり、入ってみる。
開店1ヶ月の新しい店だそう。
Pierre Sang Boyer。
シェフは韓国人だ。

Pierresangboyer120602

少しずつ色々と出てくるデグスタシオンコースと、料理に合わせたグラスワインのセットを薦められ、それに従う。

まずは、泡。
ラベルがかわいい、ロワールのジャン・フランソワ・メリオー、ジャン・ボア。

Pierresangboyer120603

1皿目。

生ハムにトマトノソルベ、タコ、バルサミコソース(?)。

Pierresangboyer120604

下にバジルソースも。

ああ、コレ系の料理か。
残念ながら、イマイチピントが合ってない。
トマトがソルベである理由を汲み取れないし、素材の組み合わせの必然性も感じられない。

Pierresangboyer120605

こだわりのバターらしく、美味しい。
カウンターにバケツほどの大きさのがドンっと置いてあり、そこから切り分けるから、気分もイイ。
パンは温めて出してくれる。

Pierresangboyer120606

魚屋から、巨大な魚が届くのを目の当たりにしたら、期待するよね。

Pierresangboyer120607

軽く燻製にしてある魚に、アイスプラントとじゃがいも、ビーツ、杏。
ソースはバター風味。

Pierresangboyer120608

同じくロワール、ヴァンサン・カレムのヴーヴレイ。

ワインのセレクトは好きだ。

Pierresangboyer120609

マグロは刺身で、揚げてあるのは内臓っぽい、ここでもアイスプラント、マヨソース。

Pierresangboyer120610

鴨の心臓はロゼな火入れで、酸味のある赤ワインソースに絡めてある。
下はクリーミーなポレンタ。
これはなかなか美味しいから、もっと食べたい。

ところで、もうお肉が出たってことは、まさか、あのお魚は食べさせてもらえないの?

Pierresangboyer120611

さらにロワール。

シャトー・イヴォンヌのラ・フォリー 2010。

Pierresangboyer120612

気が付けば満席。
外で待っている人もいる。
どうやら、地下にテーブル席がある模様。

Pierresangboyer120613

チーズには小豆のジャム。

このチーズ、捻りのある香りで美味しかった。サヴォアのだと言っていたような。

小豆のジャムは、ほんのり酸っぱくて、あんことは異なる。
でも、このチーズにはメンブリージョや、クセのある蜂蜜の方が合うのではないかと。

ところで、さっきからずっと目の前に肉の塊があって、うっとりと眺めていたのだけど、それも私の口には入らないということね。

Pierresangboyer120614

ラングドック、GaydaのFigure Libre 2010。

入った時から、隣の席に鼻ピアスをした女子とその彼氏らしきカジュアルなカップルが座っていた。
私と同じメニューを頼んでいて、彼女たちも初めて来たようだ。
どこの国でも女子の方が気さくである。
鼻ピー女子は見かけに似合わぬ食いしん坊で、なんとなく波長が合い、巨大魚が届いた時には、「あれ、そそるね」的なことを言い合い、肉の塊がオーブンから出たところでも目配せをし合った。

チーズが出た段階で、彼女と一緒に落胆。
「私たち、まだまだ食べたいよね」と。
そこから会話が始まり、もじもじと彼氏も加わる。
話すのはもちろん、食べ物の話。
欲望を同じくするものには共通の言語があるのだ。

彼女たちによると、この店のシェフは「トップシェフ」という料理の鉄人的番組で3位になったのだそう。
「でも、オープンして1ヶ月だから、料理もまだこなれていない感じ」と。
鼻ピーは、以外にグルメなのであった。

「近くにその番組で1位になった人の店があって、すごくオススメ」と言う。
自分たちの名前を出せば、良くしてくれるとも。
店の名前はLa Galopin。
機会があったら、行ってみよう。

なお、先ほどのバターは、Baratteという製法(?)だと教えてくれた。

Pierresangboyer120615

そうこうしている間に、カウンターはきれいに拭き清められ、直接ソースが置かれた。

Pierresangboyer120616

手で食べてくださいとのこと。

チョコレートのケーキとアンズのコンポート、苺のソース。

色々と考えているのだろうな。
サービスの人たちは皆フレンドリーで気持ちが良いし、料理も悪くない。
ただ、まだお腹が空いているよ。

そう訴えても、これ以上料理は出ないそうなので(待っている人がいるしね)、お会計をし、鼻ピーカップルに楽しいひと時のお礼を伝え、出る。

計65ユーロくらいだったから、コストパフォーマンスは良い方だと思う。
お腹が空いているのは、自分も胃袋の問題もあるから、文句は言うまい。
もう少し遅い時間に入ると、アラカルトだか、別のコースだかもあるらしい。
自らまた来ることはないがね。

2012年7月 4日 (水)

Chez L'Ami Jean

今回タイミングが合った友達がパリに行くたびに必ず食事をしているのが、シェ・ラミ・ジャン。
自分でも以前に予約を試みたことがあるが、直前すぎてムリだった。
この日は、友達が前もって予約していたところに入れてもらうという幸運。

ありがとうございます!!

Lami120601

21:00でも、この明るさ。

Lami120602

この雑多な雰囲気が、わくわくさせる。

Lami120603

テーブルの設えも、店の雰囲気に合っていて、完璧だ。

ご一緒した人々は、既に顔を覚えられている様子。

Lami120604

パンには、自家製マヨネーズのようなものが付いてきた。

うっかり食べ過ぎないようにという忠告あり。

Lami120605

メニューがまた、かわいいねえ。

コースを勧められたが、断固としてアラカルトにする。
周りを見渡すと、コースとアラカルトの割合は半々くらいか。
コースも美味しそうではあったが、ここで食べたいものがあるのだ。

Lami120606

本日のオススメが書かれたボードも素敵だ。

Lami120607

まずは、グラスで泡を。

Lami120608

きゅうりとエシャレット(?)、茸のピクルスが、壷に入ってやってきた。

酸っぱすぎない箸休め。

Lami120609

パテ・ド・カンパーニュは、数切れほど取られた、ほぼ丸ごとのものが、ドーンと登場。
食べられるだけ食べろ方式。

友達曰く、前と比べると、ちょっと変わって洗練されたとか。
脂が重くなく、肉がゴロリとして好み。

以前、友達は丸ごとだったコレを、4人で全て食べつくしたそうだ。
もちろん、前菜としてで、その後もがっつりメインをいったとのこと。

絶対にムリ。

Lami120610

ソーシッソン盛り合わせも、籠で、好きなだけお食べ。

Lami120611

ハモンも板にこんもり。

Lami120612

籠の中には、ブーダンノワールと、腎臓と思われるものの揚げ焼きしたようなもの。

ブーダンがしっとりとして、美味しい。

Lami120613

ソーセージは、辛いのと、辛くないのと。

Lami120614

これとバターとパンを、ずーっと食べ続けたい衝動に駆られる。

Lami120615

ジロール茸のソテー。

香り高いことといったら。

Lami120616

ワインは白を。

Lami120617

ナイフにはバスクのマーク。

Lami120618

ペタング。

Lami120619

「今日はこれが絶対にオススメだ」と言われて頼んだメインが、牛肉の炭火焼き。

筋はあるが、完全な赤身で、美味しい。
和牛が苦手で、日本で自ら牛肉を食べることは稀なのだが、海外でなら大丈夫。
サシが入った肉を受け付けない人間には、こういう赤身がうれしいのだ。

ちなみに、これは2人前。
4人で分けて、丁度よかった。

Lami120620

付け合せの野菜。

やはりグリンピースが美味しいなあ。

Lami120621

周りも皆、分けたりしつつ、自由に食べている。
そんな気楽さもいい。

Lami120622

もう一つのメインは、友達がどうしても食べたいというリードヴォー。

Lami120623

しっかりとした火入れ。

Lami120624

チーズはベリー系のジャムと共に。

Lami120625

これまた、友達がいつも食べるからどうしてもということで頼んだアロス・コン・レチェ。

スペインでも何度も食べたが、やはり好きではない。
凄い量でも、頼んだ友達には余裕の量であるらしい。

Lami120626

箱の中はメレンゲ。
ちゃんと美味しい。

Lami120627

アロス・コン・レチェに添えられてきたこれの方が好みだった。

黒砂糖がけしてアーモンドをまぶした胡桃。
つまみにもなる。

ラミ・ジャン、みんなが通うのも納得。
とにかく楽しい店だ。
店員も親切で盛り上げてくれる。

また行くことができますように。

2012年7月 2日 (月)

ル・コルニション

パリに出張だった。

初めてのエリアのホテル利用だったため、どこについてでもやたらと詳しい食友におすすめを聞こうとメール。
すると、「同じ日からパリですよ」。
共通の友達も一緒だと言う。
「翌日は昼にランブロワジー、夜はラミ・ジャンですから」とおっしゃるが、昼は仕事なので無理。

いつもなら、着いた日は何も食べずに寝るところ。でも、せっかくなら一緒にご飯を食べよう。
で、予約をしてもらったLe Cornichon。

前回、昼を食べて美味しかったので、再訪。
他にもいくつか候補があったが、混んでいる時期でもあり、予約がとれたのがココ。
でも、さすがに満席だ。

Cor120601_3

クリーミーでいて爽快なきゅうりのスープがお通し。

メニューはランチとあまり変わらない気がする。

Cor120602

ワインは白で、ヴァンサン・カレムのヴーヴレイ 2010。

ふくよかな香りがありつつ爽やか。

Cor120603

鯖のマリネ、トマト、桃のヴィネグレットソース和え。

夏らしい一皿。
組み合わせも好み。

前菜は、基本的に11ユーロ。

Cor120604

こちらは、歯ごたえのある野菜、オックステール、ナッツのヴィネグレットソース和え。

ナッツがいい仕事をしている。

Cor120605

もう1人はラングスティーヌの炭火焼き。
Salicorniaという細いインゲンのような野菜のソテー添え。

ラングスティーヌの香りの濃さよ。
半生。

自家製マヨネーズと思われるものも、美味しかった。
アメリカの自家製マヨは酸味が弱すぎて、中途半端なバターっぽくて、イマイチなことが多いが、フランスのは、やはり旨い。

Cor120606

ここの料理は、キレが良く、クリーン。
好みだ。

Cor120607

メインは鶏。
ここまでレモンの香りを効かせた料理は初、というほどきっちりと効いている。だが、それがいい。
酸味というよりは、香りだから。

グリーンピースは、今さやから出したばかりというような瑞々しさ。
やわらかく若いレタスも一緒に。

Cor120608

友達の、ポークテンダーロインとカポナータ。

Cor120609

私が前回食べたロニョン。
ボコボコと丸ごと状態で。

この日は、タプナードとじゃがいもピュレを混ぜたものを添えて。

Cor1206010

この火加減、素晴らしい。

東京でほとんど出会えないものではないかな。

Cor1206011

チーズは、Tour de Montotというシェーブル的なものと、

Cor1206012

ノルマンディーのカマンベール&バター。

バターとパンも、フランスで食べておくべきものだな。
どんなに流通が活発になろうとも、検疫の問題などで、運べないものはある。

Cor1206013

カマンベールはトロトロに熟成。

Cor1206014

たまらず、グラスの赤ワインを。
サン・ジュリアンだったかな。

Cor1206015

甘いものを食べられる人は、ピスタチオのビスキュイ、ローステッドアプリコット、紅茶のアイス。

Cor1206016

いい店。
メニューの量が多くない割に変わらないのが残念。
それでも、ここの料理の方向性が好きだ。

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

カテゴリー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ