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2012年7月26日 (木)

のらぼう

またもや西荻窪。
なんのついでもなく、遠いのに、わざわざでも行きたくなる店が多いのだ。

この日は、以前から良い噂を聞いていた、たべごと屋のらぼう。
Tasty Kitchen料理教室の後にうかがう。
8人で、奥の座敷席を占拠。

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メニューもかわいい。

まずはコースを頼み、腹の具合を見て、必要とあらば追加をすることに。

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骨董屋の多い西荻らしい設えと器たち。

お通しは、アサリのにんにく醤油漬け。

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4人分の地野菜とお豆腐のサラダ。

野菜は生だったり、軽く茹でたり、揚げたりして合わせてある。
ドレッシングは胡麻。

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日本酒は2種類を2合ずついきましょう。

和歌山県、黒牛。

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山形の杉勇、夏吟。

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茄子と豚バラの挟み蒸し。

豚からイイ出汁がでている。

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ザクザクとした歯ざわりが美味しい、ヒラマサのお刺身。

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どれも素材を吟味し、丁寧に料理していることがあからさまな美味しさなのだけど、いっぺんに出て来すぎて、忙しい。

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トウモロコシと枝豆のかき揚げ。

よくもまあ、こんなに薄い衣でバラバラにならないものだ。

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トマトと青じその出汁巻き卵。
じゅわっと出汁。

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石川県、寧音。

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広島県、瑞冠、いい風。

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やはり追加。

このねっとりとしたお刺身は何でしたかね?

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冬瓜のあんかけ。

出汁がやさしく滋味豊かだから、こういう料理が活きる。

ちゃんと、1人分ずつに分けてくれるのもうれしい。

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先ほどのかき揚げがあまりに美味しかったので、追加。

じゃがいもと海苔のかき揚げ。
ホコホコ。

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コースに戻って、穴子と枝豆のまぜご飯と、

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アボカドとベーコンのまぜご飯。

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まずはアボカドから。

アボカドを温たいご飯とまぜるなんて、新鮮。
違和感は全くなく、家でもマネしたいほど。

私にはベーコンが多すぎたので、家では控えめでやってみよう。
美味しいベーコンを使わねばなるまい。
味を作るのだから。

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穴子と枝豆のご飯は、これは鉄板ですな。

料理が一気に、押し寄せるように出てきたので、早々と満腹になってしまい、ほとんどの人が持ち帰ることにしていた。

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頼むタイミングがずれた追加のお漬物。

家に食べるものがないときなど、一人で、または家族と一緒にふらりと寄って、食事をしたいような店。
素材も味付けも安心で、何度食べても飽きがこないだろう。
いつお混んでいて、近くに住んでいる人でも、そんな使い方はできないらしいが。

なんだか慌しかったのだけが残念。

さて、まだ早い。
もう満腹なのに、この店の座敷を占領しているのは気が引ける。

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というわけで、駅近くの蔵へ。

ボトルでオススメの白を聞いたところ、6本並べてくれた。

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シャトー酒折のキスヴィン 甲州 2010。

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赤のボトルのおすすめはこんな感じ。

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「探していて、やっと見つけて入れられたんですよ」と言われたら、頼まずにはいられないというもの。

マルケス・デ・カセレスのレゼルヴァ 2005。

美味しいものばかりの一日であった。
感謝に堪えません。

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