Tasty Kitchen 料理教室 @ kiwi
kiwiで開催されたTasty Kitchen山田先生の料理教室。
参加者たちの感動コメントとメニューをヘビロテしているつぶやきに、悶々としていた。
第一回で習ったという砂肝の一皿を友達の家でご馳走になったときには、次回の参加を誓ったものだ。
が、第二回も日程が合わず。
そこで習ったという紅油マヨなるものを毎週のよう作って食べている友達が、ひたすらうらやましく、妬ましくさえ思えた。
と、その思いが通じたのか、第二回のアンコール教室が決定。
即座に申し込む。
杜仲茶を飲みながら、本日のメニューについての説明。
杜仲茶って、木の皮だって、初めて知った。
山田先生は、今は無き伝説の済南賓館で料理を習った方。
だから、料理は薬膳が元になっていて、素材や調味料には身体への配慮があり、そういった話がまた、面白い。
済南賓館、懐かしいなあ。
四谷に移ってからだが、何度か食事をし、今までで印象深かった料理店を挙げろと問われたら、即座に思い浮かぶ店。
調味料は自家製なものも。
中華包丁で切らせてもらったり。
当たり前だが、先生はさすがに使い慣れていて、見惚れる。
蛇腹きゅうりと干し海老のあえものには、細かいコツがたくさん潜んでいる。
干し椎茸の戻し方やら、きゅうりの搾り方やら。
手羽先のチャイナローストでは、手羽の扱い方に納得したり。
セロリの山椒風味漬けは、調味料の風味を最大限に引き出すのがポイントだ。
熱した胡麻油をジュっとかけるのは、小気味いい。
全ては無駄なく、残った部分で出汁を取る。
鶏が焼けるのを待つ間に、おまけレシピ。
なんと、済南賓館で「とりあえず」的に出していたというきゅうりの一品。
ビールを買いに走り、立って飲みつつつまむ。
至福。
単純ではあるが、習わないと同じように美味しくはできない。
これはいったい?
茄子の皮を調味料で炒めたものが、こんなに美味しく、身体にも良いつまみになるとは。
説明がなかったら、何だかわからないかもしれない。
鶏が美味しく焼けました。
こちらもおまけレシピで、ミニトマトのチャイナマリネ。
香菜の茎が香る。
先ほど皮を使った茄子は、ネギと炒められ、別の料理に。
鶏を漬けたタレが大活躍。
この教室の素晴らしさは、山田先生自家製の、中華で基本となる調味料を購入でき、その活用の仕方を色々と伝授してもらえること。
中華の調味料は、内容物に不安があったり、自分で作るには手間がかかりすぎたりすることがあって、こうやって安心できて、味に間違いのないものを手に入れられる場はありがたい。
いただきます。
ビールを買いに行って、戻ってきたら、このスタジオの外さえも香ばしかった。
チャイナローストの手羽先はそのままいただく。
花椒辛味と、甜醤油の甘さの組み合わせ。
切り分けたほうは、
噂の紅油マヨネーズとパン、各種トッピングで、サンドイッチに。
ああ、これはハマるわ。
紅油マヨ、麻味だ。
正しく戻した椎茸の旨味は、段違い。
いつあってもいい副菜。
スパイスの香りが封じ込められたセロリ。
残り物スープの滋味深さ。
鶏を漬けて、残ったタレで炒めたソーセージ。
これも、紅油マヨドックにしていただく。
やはり紹興酒ですな。
いやはや、有意義な会でありました。
山田先生とkiwiの皆様に感謝。
第一回目のアンコールレッスンも、やってくれませんかねえ?
« プアンタイ 大久保 >> Petit Konishi | トップページ | Wine Bar 16℃ »
「スヌ子の料理教室レポ」カテゴリの記事
- 引っ越しました(2013.10.04)
- スヌ子のお料理レッスン: いつもの素材で地中海(2013.09.22)
- スヌ子のお料理レッスン: 夏満喫!軽やかシーフード(2013.08.15)
- スヌ子のお料理レッスン: 夏のさっぱり和食(2013.07.19)
- スヌ子のお料理レッスン: なんとなく北米(2013.06.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント