味芳斎 支店 >> アンビグラム
「エロ中に行く」と言っている人たちがいる。
どうやら、味芳斎というエロポスターが貼ってある中華料理屋に行くということらしい。
その店には特にそそられないが、メンバーが面白いから、参加させてもらおう。
と、まさかの支店。
エロポスターはない。
予約時に早合点したそうだ。
まあ、正直、どっちでもかまわない。
お通しのキャベツの酢漬け。
白胡椒と花椒が丸ごと入っている。
穀物酢のはっきりとした酸味が心地よく、箸休めとして、バリバリといく。
腸詰。
軽く炒めてある。
薬膳サラダ。
胡桃や松の実、クコの実、サンザシがたっぷりと。
蒸し餃子。
レバーピーマン。
下揚げして、唐辛子味噌ソースとからめてある。
ピーマンは歯ごたえそのままで、レバーと好相性。
もやし炒めには、木耳もごっそりと。
何気ないけど美味しい。
砂肝揚げ。
かなりしっかりと揚げてある。
好評を博していた。
王道以外のなにものでもない春巻き。
本当に普通。
紹興酒をいっときますかね。
丸ごと1羽な油淋鶏。
ちょっと甘めなタレが、自分の好みではなかった。
空芯菜炒め。
ザーサイとひき肉の辛子麺。
見た目ほど辛くない。
酢を入れると締まる。
これが、本日の目的でもあるメニュー。
牛肉飯。
とにかく辛いのだと言う。
見た目は赤くなく、口に入れると五香粉が強く香り、台湾を思い出させる。
そんなに辛くもないぞ…と、思ったのも束の間、飲みこんだあたりから、根深い辛さがやってくる。
なんだ、この時間差。
しかも、時間と共に辛さが増す。
もやしは、歯ごたえの楽しさだけでなく、辛さを中和させる意味もあるのか。
いただきものですが、とサービスでくれた梨で、どうにか回復。
また行きたいというものでもないのだが、こういう雑多な中華屋で、5人くらいの賑やかな面子でする食事は、やはり楽しい。
さて、ワインで飲み直しますかね。
この界隈はわからないので、タクシーで移動。
天現寺交差点近くのAMBIGRAMへ。
ボトルで白ワインを。
アルトアディジェのトラミン、ソーヴィニョン。
最初に洋梨の香り、そこから熟れていく。
岡山産タコのセモリナ粉焼き。
バルサミコソース。
タコがやわらかいのは、一度冷凍させているから。
料理は2皿分くらいずつ出していただく。
2種類のイワシのマリネとペペロナータ。
ブッラータと黒いちぢく、プロシュート。
濃厚クリーミーなブッラータは、皆様お好きだったようで、盛り上がっていた。
自分自身は、ブッラータにあまり興味がない。
クリームの味が得意でないからかもしれない。
赤は軽やかで香りの高いものを。
シチリア、パオロ・カーリのマンドラゴーラ、フラッパート。
バラの香り。
味よりも、香り優先。
異なる好みを持つ我々が、それぞれに要望を述べるから、ワインを選びにくかったと思う。
でも、結果的にみんな満足。
ペコリーノはサルドが塩分控えめで美味しいね。
このプレゼンテーションもそそる。
宴はこの後も続いておりましたが、一人電車に走る。
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