ドン・チッチョ
イタリア料理が食べたくて、常連な友達にお願いして席を確保していただいたドン・チッチョ。
次の週は夏休みだという金曜日に。
ツブ貝とパイナップル、ズッキーニのサラダ。
パイナップルは小さく切られているので、それだけで立つことはなく、程よい酸味と甘味を加える。
花悠豚の頭と舌、白いんげん豆のサラダ。
豚のゼラチン質が美味しい。
ワインは白をボトルで。
「甘くなく、樽が強くなく、しっかりしたもの」とお願いしたところ、おすすめされた2種。
ラベルがかわいかったこちらを選ぶ。
シチリア、テッレ・ロッセ・ディ・ジャバッショのチェント・パッシ。
樽香が強すぎて、途中で辛くなった。
好みを伝え、それに沿ったワインを出してもらうことの難しさを思い出した。
最近、的確におすすめをしてくれる人の店に行くことが多かったので忘れていたが、コミュニケーションゆえ、上手く伝わらないことがあるのが普通なんだよな。
2種類のおすすめで、値段に幅がないのも気になった。
温かいスパゲティに、冷たいソースをかけたパスタ。
トマト、アーモンド、バジリコ、ケッパー。
火を通していないフレッシュなオリーブオイルの香りと、アーモンドのナッティさが夏らしい。
冷たいパスタがあまり好きではないので、スパゲティを冷やしていないのもうれしい。
カサレッチェ・コン・レ・サルデ。
ここに来たら、食べずにはいられない。
思い切ったフェンネル使いから生まれるクセが、パレルモにいるかのような錯覚を起こす。
セコンドはカルネ・ミスタ。
この日は、サルシッチャ、羊、豚。
ルーコラのサラダをコントルノに頼んだ。
チーズはラグサーノ、ペコリーノ、リッチョロ。
リッチョロがミルク度高くて印象深い。
ドルチェの盛り合わせは、お酒を飲まない方に。
白が飲みきれなくなってきたので、赤のグラスを頼んだ。
2種類のうち、ドゥカ・カルテルモンテのフィオリーレを選んだのだ。
残念ながら、深みがなく、3口くらいで下げていただいた。
友達がグラスで選んだヴァル・チェラーザのエトナ・ロッソ 2006は良かった。
料理に関しては、やはり都内でも一番好きなイタリア料理店の1つだ。
北イタリアの料理にあまり馴染めないし、イタリア料理は勢いがあるものが好みなので、ここのはカチっとハマる。
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