LE DAUPHIN
シャトーブリアン系のル・ドーファンは、ランチもやっているそうな。
夜はタパスを出すが、昼はビストロメニューだとか。
ホテルからも、ちょっと頑張れば歩いて行ける距離。
12:30くらいに到着。
この辺り、ずいぶん洗練されてきたな。
最初の客でした。
その後、13:00過ぎにはほぼ満席。
店の作りや雰囲気は、ずっと前に行ったシャトーブリアンと、やはり似ている。
あの時はランチもやっていたのだよね。
で、ランチだったらけっこうすんなり入れたんだ。
その後、みるみる人気になり、ランチをやらなくなり、前々から予約しないといけない店になった。
もう一度食べてみたいと思っていたから、同じような雰囲気でやっているこの店のランチはうってつけ。
ワインはもちろんビオ。
グラスでジュラ、J.F.GanevatのRien que du fruit。
キリリと辛口。
シャルドネであるらしい。
メニューは前菜、メイン、デザート、それぞれ2種類くらいずつ。
2品か3品のプリフィクス。
牛肉の煮込みにポテトピューレ、さっとソテーしたピーマン、まるで紅ショウガのように見える赤カブ(酢漬けのカブ?)。
スプーンで難なくほどける牛肉、それでいてジューシー。
クリーミーで舌触り滑らかなポテトピュレに、パリにいることを実感する。
美味しいバターが惜しみなく使われているなあ。
生の歯ごたえや青臭さの残るピーマンの清涼感は、つくねピーマンを彷彿とさせる。
見た目は異なれど、その意図するところは同じだろう。
味覚は世界共通になりつつあるのかもしれない。
カジュアルな店ながら、ピュレのキメの細かさなど、侮れない。
メインは舌平目。
カリっと焼かれ、しっとりと吸い付くような舌平目。
荒く潰した甘い紫芋と、オレンジがかった黄色で少し苦味のあるカブ、細い青ネギ。
味も見た目も、素晴らしい組み合わせだ。
こうなったら、デザートも食べなくては。
アプリコットのトライフル。
アーモンドプードルをまぶして焼き固められ、カッリカリ。
中はしっとり。
きっちりと甘い生地と、酸っぱいアプリコットのコントラスト。
今回の出張で、総合的に一番美味しと思った店。
夜にも来てみたいものだ。
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