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2012年10月 7日 (日)

LE DAUPHIN

シャトーブリアン系のル・ドーファンは、ランチもやっているそうな。
夜はタパスを出すが、昼はビストロメニューだとか。
ホテルからも、ちょっと頑張れば歩いて行ける距離。

Ledo120901

12:30くらいに到着。

この辺り、ずいぶん洗練されてきたな。

Ledo120902

最初の客でした。

その後、13:00過ぎにはほぼ満席。

店の作りや雰囲気は、ずっと前に行ったシャトーブリアンと、やはり似ている。
あの時はランチもやっていたのだよね。
で、ランチだったらけっこうすんなり入れたんだ。
その後、みるみる人気になり、ランチをやらなくなり、前々から予約しないといけない店になった。

もう一度食べてみたいと思っていたから、同じような雰囲気でやっているこの店のランチはうってつけ。

Ledo120903

ワインはもちろんビオ。

グラスでジュラ、J.F.GanevatのRien que du fruit。
キリリと辛口。
シャルドネであるらしい。

メニューは前菜、メイン、デザート、それぞれ2種類くらいずつ。
2品か3品のプリフィクス。

Ledo120904

牛肉の煮込みにポテトピューレ、さっとソテーしたピーマン、まるで紅ショウガのように見える赤カブ(酢漬けのカブ?)。

Ledo120905

スプーンで難なくほどける牛肉、それでいてジューシー。
クリーミーで舌触り滑らかなポテトピュレに、パリにいることを実感する。
美味しいバターが惜しみなく使われているなあ。

生の歯ごたえや青臭さの残るピーマンの清涼感は、つくねピーマンを彷彿とさせる。
見た目は異なれど、その意図するところは同じだろう。
味覚は世界共通になりつつあるのかもしれない。

カジュアルな店ながら、ピュレのキメの細かさなど、侮れない。

Ledo120906

メインは舌平目。
カリっと焼かれ、しっとりと吸い付くような舌平目。

荒く潰した甘い紫芋と、オレンジがかった黄色で少し苦味のあるカブ、細い青ネギ。
味も見た目も、素晴らしい組み合わせだ。

Ledo120907

こうなったら、デザートも食べなくては。

アプリコットのトライフル。

アーモンドプードルをまぶして焼き固められ、カッリカリ。
中はしっとり。
きっちりと甘い生地と、酸っぱいアプリコットのコントラスト。

Ledo120908

今回の出張で、総合的に一番美味しと思った店。
夜にも来てみたいものだ。

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