スヌ子のお料理レッスン: ハーブですっきり秋じたく
毎月楽しみにしている料理教室なのに、この日は諸事情により大幅な遅刻。
大変申し訳ございませんでした。
秋刀魚をさばいているところに到着。
鍋では何かが煮られている。
秋刀魚にハーブをごっそりとまぶし、
ヴィネガーで煮る。
赤ワインヴィネガーなのには理由がある。
煮られていたのは長芋。
長芋のマッシュねえ。
味の想像がつかない。
鶏挽き肉は、スヌさんが挽いたもの。
使い勝手の良いフードプロセッサーがあれば、挽き肉を買う必要はない。
レンコンに肉だねを詰める作業は手分けして。
秋ですなあ。
えのきをフードプロセッサーで細かくするのは、なかなか厄介。
そうこうしているうちに、秋刀魚がよろしく煮えました。
長芋に、梨とサワークリームですか!?
サワークリームというので、一気に期待が高まる。
懸念していた水っぽさが回避されるはず。
スヌ先生メニューだし、楽しみ。
茸のスープも仕上げ。
レンコンは、両面こんがりと焼くこと。
さあ、テーブルを整えますよ。
空腹マックス。
白はニュージーランドのソーヴィニヨンブラン、インヴィーヴォ。
赤も同時に開けよとの指示。
南アフリカのルパート・ロートシルト、クラシック 2009。
いただきます!
やはり美味しい。
むっちり、でも繊細な長芋に、シャクシャクした梨の歯ごたえと甘さのアクセント。
サワークリームの爽やかなコク。
毎回思うが、どうやってこういう組み合わせを思いつくのか?
その問いに対するスヌ先生の答えがまた、秀逸だった。
単純でいて、目から鱗。
ここで習うのはレシピではなく、自分でも応用するための考え方や物の見方だなあ。
茸と卵のスープ。
出汁を加えなくとも、しっかりとした旨味。
普段、卵スープが苦手なのだが、その理由がわかった。
その回避法も。
人それぞれに食べる順番が違うから、自分がまだ手を付けていない料理に対する感動や興奮の声が聞こえてくる。
そして、煽られる。
美味しさを分かち合うのが楽しいからね。
秋刀魚のハーブヴィネガー煮。
しっとりして、生臭さは皆無。
ワインに合うように仕上がっている。
れんこんソーセージ。
レンコンのむちっざくっとした歯触りが好きだ。
いわゆる肉詰めなのだが、何かが新しい。
セージか?
セージって、今まで上手く使えてなかったので、見直すような気持ちで味わった。
ボルディエの海藻バターが添えられているのはなぜか?
そう、秋刀魚はそのままだけでなく、さらに美味しい食べ方を提案されていたのです。
アンチョビバタートーストの超絶進化版。
むちゃくちゃ旨い。
こうやって食べるために秋刀魚を煮て、ボルディエのバターに大枚をはたく価値がある。
そして、これに南アフリカの赤ワインがよく合う。
そのために同時に開けたのですね。
さすがスヌ先生、恐ろしい子!
ポーランド帰りの方のお土産は、クラシックでかわいい瓶入り。
ラードに豚の皮を揚げたもののクランチが入った、ハイパーハイカロリーなディップ。
残念ながら、こういうものは美味しいのだ。
ありがとうございます!
ポーランドの人々は何を食べているのだろう?
飲み食いに興味がある人々の集いだから、旅についての質問もそればかり。
もちろん、まだ飲みたい。
このクラスではお馴染みなグラス買いで、ワインを。
マルク・テンペのピノ・グリ、ツェレンベルク 2006。
黄金色の微発泡。
発酵中なのね。
Tasty Kitchenの山田先生より、こだわりの無農薬青レモンのご紹介あり。
数量限定ゆえ、先を争って購入。
新潟のplink plonkというお店の方が栽培されたそうで、皮まで美味しい。
今月も美味しく濃い教室だった。
どのメニューももれなく好き。
ありがとうございました。
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