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2012年12月31日 (月)

KIRAZ飲みきり会

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KIRAZの最終営業である飲みきり会に参加をさせていただいた。

この冷蔵庫から飲み放題。
なんという大盤振る舞い。

出遅れての到着だったため、すでになくなってしまったものもあったそう。
とはいえ、これだけの種類を飲みきれるだろうか?

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まずは、今年の三芳菊から。
純米吟醸。

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立食パーティ形式で、料理も次から次へとザクザク出てくる。

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素材にも色々な背景があり、そのお話を聞いたりしつつ。

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巌、特別純米、ひやおろし。

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来福、純米吟醸、直汲み。

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鏡山、新酒しぼりたて。

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これ、嚆矢で飲んだどぶろく。

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三芳菊のワイルドサイドをゆけ。

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同じく三芳菊、壱。

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澪標、純米吟醸、若水。

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賀茂金秀、純米しぼりたて生、うすにごり。

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新政、亜麻猫。

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丈径。

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小布施の美山錦J1。

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大倉、特別純米、直汲み。

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姿、秋あがり。

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あずまみね。

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克正、山廃純米。

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鳴海、純米吟醸。

好きなものを好きなだけ飲み、感想を語り合ったり。
楽しいのう。

また来年もぜひ、よろしくお願いします!

2012年12月30日 (日)

ル サロン ジャック ボリー

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オープンと同時に来ていた方々から、その素晴らしさを興奮と共に語られていたル サロン ジャック ボリー。
伊勢丹新宿店4階にありつつも、クラシックな在りし日のフランス料理がいただけるとか。
その方々は、もう憑りつかれたように通っていて、そのたびに美味しそうな写真をメールしてくださる。

待ちに待って、やっと訪問。
土曜日のランチ、11:30に。

お茶の時間が込み合うようなので、ランチは早目が良いよう。

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この日のシャンパンはアヤラのブリュット・ナチュール。

ワインは全てグラスでいただくことにする。

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ポップオーバーのようなパンは温かいうちに、シャンパンと合わせていただきたい。

メニューを見ると、アラカルトにも食べたいものがありすぎる。

コースに1品追加することに決定。
貪欲なメンバーなので、誰も異論なし。

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アミューズブーシュは冷たいカボチャのポタージュ。
濃厚なカボチャにクミンなどのスパイス。

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追加したのは、オマール海老のメドレー、ソースコラリーヌ。
トリュフにパセリ。

なんとフワフワのムース。
こんなにオマールの濃いソースは、百貨店内どころか、他のレストランでもそうそう出会えるものではない。

早速、恍惚となる。

この皿でこういった料理をいただいていると、自分がどこで食事をしているのか、わからなくなる。
あの店ではないはずなのに。

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付け合せのポテトピューレのバターの良質さ。
なめらかさ。

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白は、オリヴィエ・メールランのヴィレ・クレッセ 2007。

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ご一緒した方々の追加したものは、他に、鴨フォアグラのソテー、野菜のリゾット。

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帆立貝のポワレ、パルメザンチーズのニョッキ。

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メインに向けて、赤を。

シャス・スプリーン 2007。

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クロワ・デュ・カス 2006の方も。

サービスも素晴らしく、なんと楽しいひと時。
本当に、ここはどこだ?

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メインは2つだけ残っていた鴨のコンフィを。

パリッパリの皮、しっとりとしつつ野性味のある身。
ジャガイモとトリュフ、セップ(ポルチーニ?)と。

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付け合せの小さなサラダがまた、バカにできない美味しさだったり。

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他の鴨料理の方も。

クルミの入った甘さのあるソースと、合されたスパイスの香るニンジンのピュレと共に口に入れると、悶絶。

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デザートはコースのものに、食べたかったタルトタタンが入っていたので、それを。

薄くスライスされたリンゴが何層にも重ねられていて、フレッシュさも残っている。
そこに、ミルクのアイス。

ラムの香る栗のムースも。

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こちらは、ミルフィーユをオーダー。
クリームはパリブレストのもの。

パイ生地のバターのふんだんさ。

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チーズがないところと、夜は20:00までということが、かろうじて百貨店内のお店というところだろうか。

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これはもう、通うしかない。
年末に大きな驚きと喜びをありがとうございます。

そして、メンズ館のサロン・ド・シマジにもご一緒させていただく。
スパイシーハイボールですっきりと。

2012年12月29日 (土)

酒徒庵

一見さんお断りの店、四谷三丁目の酒徒庵。
友達の予約により、忘年会。
ありがとうございます!

カウンターに3人で。

後ろには壁一面の冷蔵庫にみっしりと日本酒。
あがるなあ。

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この日のお通しはキャベツの海苔梅和え。

水をペットボトルでくれるのがありがたい。
日本酒でもワインでも、お酒自慢な店でグラスごとでしか水を出してくれないというのは、かなり不便。
酔いすぎないために水をたくさん飲みたくても、わざわざ店員さんを捕まえなくてはならず、忙しそうにしているときは気を使う。

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日本酒は3人で飲んだもの。
好みやその時の気分を伝えて、お店の方のおすすめをいただく。

発砲の旭興とflight of wharf。

旭興がピンク色なのは、古代米を使用しているからとか。
ブランデーのような香り。

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十六代九郎右衛門の特別にごり。

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バジルポテトサラダ。

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冷たいセロリのきんぴら。

マリネ的で、さっぱり。
マネしてみよう。

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ここは牡蠣もウリで、その日によっていろいろな産地が揃えられている。
この日は9つの産地があり、充実していたので、喜んで頼む。
今の時期に牡蠣をたくさん食べておくと、夏バテしないというしね。

ミルキーだという触れ込みの、北海道、昆布森仙鳳趾のを生で。

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牡蠣に合わせて出してくれたのが、天遊琳の、その名も牡蠣限定。

酸味が強い。
その強い酸味が、牡蠣の磯臭さを緩和させ、旨味を前に押し出すそうな。

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ならば、さらに牡蠣。

三重県、鳥羽海域浦村のを焼きで。

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辛口のものをというリクエストに、楯野川の純米大吟醸。

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牡蠣の味噌煮込み。

味噌が控えめで、牡蠣の出汁でいただく汁モノ。
葱や白菜、ゴボウに豆腐。
やさしくしみる。
旨いわあ。

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笹の誉、純米直汲み生。

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篠峯、純米生原酒。

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マグロと梨のユッケ。

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裏・雅山流の楓華と、角右衛門の直汲み純米しぼりたて生。

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穴子の一夜干し。

外側がパリっと。

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ここらで酒盗系を。

酒盗チーズと塩ウニ。

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これ、美味しかった。

新政の六號、しぼりたて。
華やかさとキレ。

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南、純米吟醸。

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美丈夫の純米吟醸。

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いぶりがっこ。

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背黒鰯の胡麻酢漬け。

ちゃんと酸っぱい。

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先ほどの六號みたいなものをとお願いしてみると、いろいろと試してくれたうえで、「ああゆうのはないです」と。

で、一喜の初しぼりと、貴の特別純米直汲み無濾過生原酒。

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屋守、おりがらみ。

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蒸し牡蠣。

広島湾北部の。

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牡蠣とあおさのチーズリゾット。
バジルの香り。

これはマストだね。

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宝剣の廣島八反錦。
幻舞の無濾過生原酒。

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阿部勘、福露搾り、純米吟醸。

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手羽先と大根の梅煮。

ここの料理は、どれも塩より出汁先行なのが良い。

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焼き茄子。

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さらに蒸し牡蠣。

兵庫県、室津プレミアム。

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こだわり麻婆丼。

しっかり山椒が効いている。
さすが、自ら「こだわり」と言うだけある。

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温豆腐あんかけ。

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鍋島、中汲み無濾過、純米吟醸。

やはり鍋島って、美味しいよね。

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豐賀、厳選槽場汲み。

いやー、日本酒充。
次の日に健康診断がある人がいたとは思えない。

で、気分の良さをさらに高めて帰りたいと、スナック・アーバンへ。
年末っていいですな。

2012年12月28日 (金)

立石 年末

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年末の立石。
平日の昼間、15:00。

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まずは立石隊長と2人で宇ち多へ。

ビール、隊長は梅も。
煮込み、タン生お酢、お新香お酢、カシラタレ、ガツ素焼きお酢。

煮込みは初めて食べた気がする。
濃いのだが、甘さがなく、食べやすい。
これをジャガイモと合わせてチーズで焼きたいねと話しながら。

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途中で到着した友達が待つ二毛作へ。

グラスでヴァン・クールの白。
いつもよりリンゴ。

他の2人はルミエールの泡。

立石は、マックス3人までのグループが適正だと思う。
それ以上だとすんなりと席を確保することが難しい。
宇ち多は、3人でも多すぎるぐらいだが。

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この日の二毛作のお通し。
シメ鯖。

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待っていた人が頼んでいたレバー。
程よい甘さは何からだろう?

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栄寿司へ。

温かい白子と煮イカが出色。
他にヒラメ、鯵、白海老、穴子など。

日本酒がない店なので、お茶で。

ここに来ると、人心地着く。

さて、いつものルートで、串揚げ100円ショップへ。
強面に見えてかわいらしい大将。
レモンサワーと、絶対に頼むべき4品である里芋、こんにゃく、大根、紅生姜。

紅生姜は豚肉で巻いてあり、他は煮含めたのを揚げているのだが、何度食べてもうなる旨さ。

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二毛作に戻ってきた。
ベースキャンプ的にここでワインを入れて、座って話す。

ボトルでおススメの中からラベル買いで、飲食店のみに卸されているというラロ・スプマンテ・アロマティコのロゼ 2012。
北海道、農楽蔵の。
弱めの発砲。

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焼き白子。

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先ほどのラロがイチゴシロップのような香りで苦手で、グラスで白をいただく。

残りわずかなので、2つで1杯分。
ラ・ビアンカーラのマシェリ、カンティーニャ・ジャルディーノのパスキ 2008。

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セリと白魚の卵とじ。

普段卵とじを好まないが、この火の入り方は好き。
白魚もやわらか。

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おでんは出汁を飲みたいがためでもある。

昆布。

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トマト。

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冬ならではの牡蠣。

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赤をボトルで。

ローヌ、レ・ドゥー・テールのヴァン・ニュ 2011。
開けた瞬間からお香。

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チーズ盛り合わせ。

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立派な椎茸があったので、炙っていただく。

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さて、そろそろ蘭州の時間。

餃子は焼きと水。
水餃子は香菜のせで。

餃子を持ち帰りにしたのだが、生だったため、持ち帰る間に一体になってしまっていた。
近所でなければ、軽く焼いてもらう方がよいかもしれない。

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季節限定なニンニクの葉ラーメン。

ニンニクの香りが強すぎないのがイイ。

はあ、満たされた。
ここで1人お帰り。

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2人で二毛作に戻るも、満席。
彷徨ったあげく、蘭州の隣のおおくぼへ。

古いながら、隅々まで清潔な店内は、居心地が良い。

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熱燗と、山芋千切り。

日本酒は5種類くらいある。

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ハムカツ。

合成肉使用で、サウザンアイランド的ドレッシングがかかったキャベツとマカロニサラダが付いていて、苦手な要素ばかりなのに、なぜかコレが旨い。

キャベツの切り方やハムの厚さなど、とにかく的確なのだ。
センスだろうなあ。

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アサリの酒蒸し。

形は見えないが、ニンニクの風味。

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初めてだったが、素晴らしい店に出会えた。
妙な品の良さがある。
隊長も久しぶりだったそう。
次回はもっと早めに来て、いろいろと食べてみたい。

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で、また二毛作に戻る。

すでに食べもののラストオーダーは過ぎているので、ワインだけ。
四恩醸造のローズ、橙 2012。

去年は橙が薄かった記憶があるのだけど、今年のはより好き。
1杯のはずが、結局ボトルで飲む。

やはり立石は大人の遊園地。
楽しいのう。

ありがとうございました!!

2012年12月27日 (木)

星野 クリスマスイヴ

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クリスマスイヴに星野を貸切り。

前回、貸切りで予約できる一番近い日にちがクリスマスイヴだったというだけだが、良い案だった。

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このわたともち米。

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香箱蟹。
中身は2杯分。

蟹はほぐしてもらって食べるに限る。
ストレスなく育った綺麗なオレンジ。

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真鱈の白子の炙り。

塩加減が絶妙。

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根芋。

生姜と出汁。
温まるなあ。

ご一緒した方が、「この手間のかかる料理を出す店は、もれなく好み」と。
同意です。

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煮含めた海老芋を揚げたもの。

海老芋は富田林のが良いのだそう。
もちろんこれも富田林ので、肌理が細かくクリーミー。
裏ごししたかのよう。

丁度同じものをこの間の京味でいただいたので、出汁や揚げの具合の違いが見えて面白かった。

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淡路のヒラメ。

細作りには瀬戸内渡蟹の内子をかけて。
トロリとした内子に歯ごたえのしっかりとしたヒラメ。
ヒラメの味が濃いから、内子にも負けず、相乗効果を発揮する。

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渡り蟹と鱧のしんじょ。

この甘さは鱧だからか。

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鴨に浅葱。

シンプルに塩焼き。

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近江蕪と京菊菜、葛をまとった海老。

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いつもの合鴨農法のご飯、赤出汁、牛肉のしぐれ煮、おじゃこに、白菜の漬物。

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目の前で練られたわらび餅。
炒ったばかりで香り高い黒大豆のきなこで。

安定しつつ、前進を続けている。
すぐにでもまた来たいところだが、次の予約は3か月後。
ますます人気ですな。
1日2組までだから、仕方のないことでもある。

2012年12月24日 (月)

ラボ 年始は長くお休みするらしい

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抜群の安定感なラボ。

年末はギリギリまで営業し、1月は20日過ぎまでお休みだとか。
ここはたまに長期で休みになる。

ヴォコレ・エ・フィスのシャブリ、ヴィエイユ・ヴィーニュ 2010。
お得なのに、しっかりとした味わい。

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イソツブ貝のマリネ。

添えられたオリーブも今年のものだそうで、塩が控えめでオリーブ自体を味わえた。

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卵のサラダ。

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ナッツはアーモンドなんだね。
それがまたよく合う。

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自家製柚子入りソーセージ。

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切ると肉汁があふれる。

柚子の香りで白ソーセージが爽やかさに。
キレが増す。

ポテトピューレの芋のつぶし具合があえて雑にしてあって、ところどころにそのままな歯ごたえが残っている。
肉汁をあえたポテトピューレがまた、旨い。

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オリヴィエ・ジュアンのブルゴーニュ 2010。

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セイコガニスープ。

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鴨胸肉キンカンソース。

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フルーツの入ったサラダが食べたくて、メニューにないが、お願いしてみる。

焼きリンゴまで入った、期待以上のものがやってきた。

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オリーブ牛の赤ワイン煮。

トロトロ。
でも、脂が重くない。

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たまらず、グラスの赤を追加。

リショームのシラー 2010。

来るたびに良い店だなと思う。
年始も来たかったんだが…。

2012年12月22日 (土)

シャレ山ハウスでの祝い

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9月にお引越しをされた方のハウスウォーミングパーティ。
すっかり寒くなっちゃってますけど。

その分片付いていて、お洒落この上ない。

しかも、各種料理までご用意くださり、かたじけないっす。

タコのガリシア風は、好物の一つ。
あがるなあ。

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ボワ・ルカのソーヴィニョン・ブラン、キュヴェ・P、2011。

紆余曲折があり、ボトル差も大きいワインだとか。
ビオならではの白濁と風味。

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春菊のサラダ。

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海老にキンカンとレモン。
なんだかクレソンがメインみたいな写真になってるな。

この組み合わせ、マネさせていただきます。
キンカンとレモンを刻んだソースは豚肉にも合いそうだ。

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イエルマンのヴィナーエ。

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アサリと豚肉。
汁がまた旨い。

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スヌ子先生のミートローフ。
作ってすぐより、少し置いた方がしまって、より美味しい。
お持たせに最適ということか。

丸いのも良いですな。

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アボカドとリンゴとコチジャン、ピーナッツバター。
あまじょっぱいクセになる味。
これもマネしよう。

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ソノマで買って持ち帰ってきたというシェラーのシャルドネ 2009。

個人的なストーリーのあるワインって、ますます美味しく感じる。

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ノンアルコールでもこれなら寂しくない。

モンティヨン。

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甲州、酵母の泡、ブリュット。

これぞ日本のワインという風味。

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この鶏手羽と山芋のグリルの味付けがすごく好みだった。
油が乳化していて。

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祝い事が重なり、タルランのシャンパンで乾杯。

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そろそろ記憶の灯が消え入らんとしている。

鶏の照り焼きだったかねえ?

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春菊の茎を刻んだのをのせたら、より美味しかったんだった。

確か、パクチーが合いそうだけど、パクチーがなくって。
覚えてます。覚えてますよう。

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シャプティエのベルルーシュ。

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スヌ子先生らしさ炸裂な一皿。

温かいパイナップルにミント。
これが旨い。

詳細はきっと、お教室かブログで教えてくれるに違いない。

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レタスクラブレシピのチーズケーキが、つまみになる濃厚チーズっぷり。

おめでとうございます!!

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まだ飲んだか。

家主様のワインを飲んでしまい、申し訳ないです。

レトワール・ド・クロット。

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フレッシュなイカの塩辛が出て、

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日本酒。

まんさくの花、超限定。

いやー、楽しかった美味しかった。
涙あり、笑いあり。
共に祝えるということの幸せ。

ありがとうございました!!

 

 

そして数日後、左ふくらはぎ外側全面にブラックホールのような痣が。
酔ってどこかにぶつけたと見える。
何より恐ろしいのは、指摘されるまでその存在に気付かなかったこと。
どうりで痛いと思った。

昨日の酒量が今日の致死量。
そう、それが老い…。
いつまでも同じ飲み方をしていてはいけませぬな。

2012年12月21日 (金)

メリクリ第一弾

こちらのご家庭は、いつも家を開放し、料理を作り、普段なかなか会えない友達が集まる機会を作ってくれる。
この日も、そんな会。
ありがとうございます。

ゲラゲラ笑いながら、食べつつ飲みつつ盛り上がる。
とにかく早口で気忙しい人が多いから、疾走感あふれる会話。

だから、いつも写真はほとんど撮れない。

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伊藤農園の柑橘類のジュース、苦味までそのままで、美味しいんだよなあ。

持ってきてくれたのは、いつもセレクションが素敵な方。
今回はヴーヴ・フルニというシャンパンも教えてくれた。
濃いのにクリアで、かなり好き。
早速検索&購入。

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鯛。

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ジャガイモ、葱、アンチョビと、好きなものばかりで構成されたグラタン。

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一足早いクリスマス祝いでもあり。

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鶏を焼いて出た脂で揚げ焼きしたジャガイモ&カリフラワー。

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SATSUKIのケーキ。
王道なショートケーキの美味しさは、素材の良さに比例するんだろうね。

普段、食後に甘いものを食べるのが苦手なのだけど、これならスルスルいける。

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オオゼキって素晴らしい。
ご立派なフェンネルが500円以下であったとか。

というわけで、パスタ・コン・レ・サルデ。
フェンネルの葉を炒めないバージョン。

クスクスのサラダやバーニャカウダ、カルパッチョなど。
昼過ぎから夜まで食べ通し。

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ルワンダのコーヒーで〆。

酸味が控えめだけどちゃんと苦くて、好みの味。

料理上手なこのご家庭には、季節の行事のたびに何かとお世話になっている。
今年もありがとうございました。
来年以降も、よろしくお願い申し上げます。

2012年12月20日 (木)

ロッツォ・シチリア 年末ですな

いつもは友達にお任せっきりなのだが、珍しく自分で店を選ぶという機会が訪れた。
年末の金曜だし、一緒に食事をする2人のうちの1人に関しては、好みも量もわからない。
悩んだ末、ダメ元で電話してみると、ロッツォに席があった。
ありがたいことです。

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なのに、大幅な遅刻。
本当に申し訳ない。

初めての2人に遠隔で頼むべきものを伝える。
パネッレとか、フルーツ&魚介のクルードとか、丸ごとモッツァレラとか。
ワインはイケメンな阿部さんのおススメに従うようにと。

シチリア、テヌータ・デッラバテのリッサンドレッロ、インツォリア。

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フランコ・モリーノのランゲ・ネッビオーロ 2009。

ここのインポーターさんについての話を伺いながら。

カカオの香りとフレッシュな酸。
とてもお得感のあるネッビオーロだ。

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ジャガイモとトマト、赤玉ねぎ、アンチョビ、ケッパーの温かいサラダ。

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ここの野菜の煮込みは、ほっこりした具沢山のスープのよう。
滋味。

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次のおススメのワインたちがまた、そそる。
右のは、以前にローマで買って来て飲んだ赤と同じところの白。
それも気になるが、より強く推薦された真ん中にする。

アルト・アディジェのギルラン、プラッテンリーグ。
ピノ・ビアンコ 2011。

仕事の忘年会がこの前にあったという1人は、この時点で爆睡中。

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でも我々は食べるよ。

スパゲッティ・コン・レ・サルデ。

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ラグーのフジッリ。

2人だから、それぞれをしっかりと味わえる。
少人数で来るのもいいものだな。

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カジキマグロのインヴォルティーニ。

寝ていた友達はお帰りになり、この店の常連である友達が駆けつけてくれた。
最後に気が楽になる。
と同時に、いつも会を企画してくれたり、案内してくれたりする友達への感謝が深まる。

人を連れて行くというのは、どんなにその店の味とサービスを信頼していたとしても、緊張するものだ。
連れて行った相手に対しても、その店に対しても。

皆様、いつもありがとうございます。

まあ、ロッツォに関して言えば、料理・ワイン共に美味しくて、結局は好きに食べて飲むのであるけれども。

2012年12月19日 (水)

warmerwarmer クリスマスディスプレイとクミコさんのお料理

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warmerwarmerのイベントがあるらしい。
下北沢のOrganDo+Wで、fabric campの方がクリスマスのディスプレイをし、我らがタイマスターのクミコさんが料理の腕を揮うとか。

そりゃ行くでしょ。

直前まで予定が読めなかったから、ぎりぎりどうにか滑り込むような感じで予約。

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センスの良さって、もう、にじみ出ちゃうね。

クリスマスディスプレイは運送会社の手違いで間に合わなくなってしまったが、それでもすべてがイチイチ洒落てる。

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料理はもう、さすがの一言。
クミコさんのタイ料理は何度かいただいているが、それでも驚く。
warmerwarmerさんの野菜自体の味の濃さにも感動。

豚の皮の揚げ物、インゲン、五寸ニンジン、タイの辛いソース。

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そうそう、これはマストですな。
唐辛子のナムプリック。

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アミの塩辛のナムプリックに、ゆるぎ赤カブ、モロッコインゲン、ハーブのような野菜が入った卵焼き。

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一人参加だったのだが、スヌお料理教室の他のクラスの生徒さんチームに加えていただく。

いやー、楽しかった。

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ホーモックプラー。

生なレモングラスの香り高いことよ。

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揚げワンタンは自家製スイートチリソースで。

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晩白柚のヤム。

クミコさんが作るヤム、好きだなあ。

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牛肉とぶどうのヤム。

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鶏手羽の八角煮と雲仙こぶ高菜。

ホロホロと骨から外れ、中華なスパイスが香る鶏はもちろん、この高菜の歯ごたえが独特のハリハリ感で、美味しい。

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鶏出汁のスープには、青首大根入り。

汁もの好きにはこたえられない。

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まだまだ食べたいね、ということで、追加メニューもオーダー。

有頭海老の春雨蒸し。

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フレッシュな生胡椒がある今、食べないと!というわけで、豚と青胡椒の炒め。

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豚のバイカプラオ炒めとジャスミンライス、揚げ目玉焼き添え。

お持ち帰りをオーダーする人も。

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青森産スルメイカのヤム。

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最後のデザートはタオスゥワンというもの。
黒糖ゼリー、緑豆、押麦、赤紫サツマイモのココナッツミルクぜんざい。

食べたしゃべった笑った。
皆様、またご一緒してくださいませ。

しかし、これだけの料理を作り、挨拶をし、場を回すクミコさん、やっぱ凄いわ。

2012年12月17日 (月)

カルネヴィーノでランチ

ランチで来るのは初めてかもしれない。
四谷三丁目のカルネヴィーノ。

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マルゲのシャンパンで乾杯。

シャンパンを昼に飲むのは気持ちが良い。

実は初めてのカルネヴィーノだという友達と。
まさか、ここにまだご一緒していなかったとは、迂闊でありました。

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低い温度で熟成させたという蝦夷鹿の自家製生ハム、イチゴ、モッツァレラ、赤大根(かな?)。

生ハムのねっとりとした舌触りに、イチゴのフレッシュさ。

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クエンホフのカイトン 2010。

リースリング。

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ラ・カステッラーダのソーヴィニョン 2004。

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白子のフリット、白トリュフ、温かい聖護院かぶらのピュレ。

寒い季節も悪くないと思わせる。

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グラヴナーのコッリオ、ビアンコ・ブレッグ 1998。

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琥珀色。
熟成しつつもフレッシュな酸。

こういうワインをグラスで出してくれることに、毎回狂喜する。

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うりぼうの自家製サルシッチャと生ポルチーニのパスタ。

絶妙にして絶対な組み合わせ。
野性味の頃合いが良いなあ。

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マッサ・ヴェッキアのラ・クエルチョーラ。

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予約の時に、ジビエが食べたい旨を伝えてあったので、メインはうずら。
美しいピンク色。

脳みそまでありがたくいただきますよ。

肌理の細かいうずらには、マッサ・ヴェッキアの赤よりもラ・カステッラーダがよく合っているように感じた。

グラスに少しずつワインを残しておいて、色々な組み合わせを試すのが、また楽しい。

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ジョヴァンニ・カノニカのバローロ 2006。

最近、ネッビオーロの湿気を含んだような風味がすごく好きだ。

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最後にチーズ。

ここにご一緒して盛り上がる友達は、デザートに興味がない人ばかりだな。

ランチで来るカルネヴィーノ、いいね。
夜と同じメニューをお願いできるし。

明るく、仕事の疲れも引きずっていない休日の昼の方が、ワインの味をより鮮明に感じられる気がする。
二日酔いでさえなければだけど。

2012年12月16日 (日)

スヌ子のお料理レッスン: 文明開化おせち

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いよいよおせちのレッスン。

“文明開化おせち”ってなんすか?
アレンジしているものであるとか。
同じレシピを習う他のクラスでは、“フュージョンおせち”となっていたとか。

ま、そういうことで。

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黒豆にシワがよる理由を聞くと納得して、ポイントに注意を払うようになる。

なんでもGoogle先生が教えてくれる時代ではあるが、自分が調べるかというと、そうではないだろうし、そもそも、口伝えで聞くから頭に入る。
レシピはどこででも手に入るし、ここに集っているのは料理上手な人がほどんど。
それでも教室に通う理由って、ただ楽しいだけでなく、やはり得るものがあるからなのだ。

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レストランでの食事会もそうだけど、美味しいものを飲み食いできる店はたくさんあり、ただ、それだけのために行くわけではない。
あくまでそれは理由づけであって、目的ではない気がする。
時間と場を共有するというのに意味がある。

だからといって、好みでない食事では盛り上がれないのが、食い意地のはった人間のあさましいところ。
そんな人が集まるお教室。

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ちょっとしたセッティングで、ハレ感が出る。

普通のお花でも、松が加わり、さらに赤い色のクロスが掛かっていると、正月っぽく思える。
刷り込みだね。

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いつもの器に同じものを盛るのでも、どうやったら正月っぽさが出せるのか?

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祝い肴三種。

ペペロン田作り、リコッタ黒豆、モダン数の子。

数の子以外はワインに合う。

黒豆はこの日、マスカルポーネと合わせてあったが、個人的にはリコッタとの合わせのほうが好き。
マスカルポーネだと、チーズの方が重たすぎて、バランスが取れない気がする。

しかし、この黒豆とリコッタの組み合わせで、黒豆に興味を持った。
もともと、おせちというのが苦手で、基本的には積極的に口にしないが、スヌ先生のおせちは、軽さもあり、美味しい。

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レバー松風焼き、カレーかぼちゃきんとん、えびのワイン煮、江戸前スフレ伊達巻。

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レバー松風焼きにはレバー以外に首の肉も入っていて、ところどころでコリコリとするのが口楽しい。

日本酒より、赤ワインを飲みたい。

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カレーかぼちゃきんとんは美味しいのだけど、おせちとしては、今年の正月に食べたスヌ先生作おせちに入っていた杏との組み合わせの方が向いている気がする。

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柿の柚子胡椒サラダ。

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洋風いり鶏。

乾燥ポルチーニが入っているが、主張しすぎないのが良い。

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ワインのようなラベルの日本酒、東洋美人 611。

その前に泡で乾杯したのに、写真を忘れた。

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かぶ雑煮。

餅に興味がないので、スープとしていただいた。
トロリとして、やわらかなかぶの甘さがしみる。

今年もありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いいたします。

2012年12月11日 (火)

赤鬼

三軒茶屋の赤鬼。

ここの話を初めて聞いたのは、もう20年くらい前。
この辺りが地元の友達が、おすすめしてくれた。
行きたいなあと思いながら、ついでもなく、グーグル先生が教えてくれる時代でもなかったから、どういう店だかよくわからず、そのままだった。

そして月日が流れ、立川志の輔独演会の後、ご一緒した方が思いつき、やっと初訪問。
落語と日本酒の美味しい店って、最高の組み合わせだ。
お誘いくださった方におかれましては益々御健勝にして御隆盛の由、大慶至極に存じます。

ところで志の輔さんの芸の凄さには圧倒された。
パーシモンホールはオーケストラ向けなのか、音響は良いが、落語には広すぎる。
2階席で顔が見えないため、寝てしまうかと心配したが、そんなレベルの芸ではなかった。
情景がありありと浮かぶというか、表情まで見えるよう。
来年は自分でもチケットを取って、もっと落語を観たい。

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というわけで、初の赤鬼。
こんなに日本酒自慢な店とは知らなかった。

お通しもきっちり美味しい。

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日本酒は好みを伝えて、店長さんのおすすめをいただく。

岐阜の小左衛門、純米吟醸、赤鬼限定。
山形の十四代、玉返し。

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刺身盛り合わせも、それぞれがそれぞれにいちいち美味しい。

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〆の話が徂徠豆腐だったので、豆腐。

その場で作られる温かい豆腐。

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鰤の塩焼き(だったような…なぜにこうも魚の名前を覚えられない?)の美味しさにしみじみしたり。

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白子昆布風味だったかな。
温かく、味が浸みている。

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イカの塩辛も自家製なのが如実。

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日本酒でもワインでも、精通したお店の方におすすめしていただいて、いろいろと飲むのが本当に楽しい。

大阪のさか松、純米大吟醸。
栃木の辻善兵衛。

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ミョウガと油揚げ。

油揚げにミョウガが薬味程度に添えられているのかと思いきや、名前の通り、ミョウガが主役。
うれしい誤算。

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広島県の美和桜。
群馬県の尾瀬の雪どけ。

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蕗の薹の佃煮。

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先ほどのとは別の種類でとお願いして、お刺身盛り合わせ。

やっぱり美味しい。

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高知の亀泉、赤鬼ラベル。
岐阜の房島屋、おりがらみ。

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大根おろしにちりめん。

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豆鯵の揚げたの。

骨まで気にならずにザクザクと。

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らっきょう。

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最後の一杯。

青森の八仙。
島根の出雲富士、吟醸。

充実。
日本って、いいねえ。

2012年12月10日 (月)

もちの花

めぐろパーシモンホールでの立川志の輔独演会にお誘いいただいた。
万難排して行かなくては。

早めに出たので、1時間ほど空いている。
こんなとき、twitterって便利だ。
近辺でおススメを尋ねると、すぐに返事が返ってくる。

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まずは、祐天寺で降りて歩く。

天然氷のかき氷が美味しいというもちの花へ。

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なかなかファンシーな店内。

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季節の味の中から、りんご。
ミニサイズ。
自家製りんごシロップに、ドライりんご。

一口食べて驚いた。
氷が全くキンキンしていない。
フワッフワ。
シロップの甘さも程よい。

これなら、冬に食べても美味しいな。
定番の抹茶など、ほかの味も食べてみたいものだ。

その後、自由が丘に移動して、うなぎのほさかやで鰻櫛など。

コの字カウンターで、おじさん満載。
おしゃれタウンなのに、この下町感、いいねえ。

土地勘のない街を信用できる情報にしたがってふらふら歩く。
楽しいし、なんだか充実した気分。
おススメいただいた皆様に感謝です。

2012年12月 9日 (日)

タイ料理祭り 再び

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ここはどこ?

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何? この食材と調味料、器具の充実っぷり。

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どこのキッチンスタジアムだ?

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とあるお宅でのタイ料理パーティ再び。

タイ旅行から帰ったばかりの3名が作るタイ料理を堪能する会。
うち2名は前回も腕を振るったタイ料理に精通した方々。
現地の食材を使うのだから、楽しみすぎる。

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インドのスパークリングで乾杯。

スラ・ヴィンヤード。

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イカのヤム。

ホムデンはもちろん、マナオもふんだんに使用。

ライムのような香りでいながら、もっとやわらかな風味のマナオが加わると、現地度が増す。

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魚の入った辛いタレは、タイから。

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細かく刻まれたハーブやスパイスの混ぜご飯。
なんて贅沢。

こんなに刻むのは大変だったはず。

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さらに甘さのあるタレも加えて混ぜる。

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これだけ多種の素材を混ぜたのだから、その味わいの複雑さは推して知るべし。

また食べたいなあ。

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満腹になっても止められないほど中毒になっていたのが、小魚とナッツ、ハーブ、スパイスのタイのおつまみ。

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ナンプラーとマナオ、唐辛子のタレは欠かせない。

味を強めたり、変えたり。

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魚が揚がっていますな。

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揚げ魚と青マンゴー。

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青パパイヤでなく、青マンゴー。

マンゴーらしいねっとりとした甘さもほんのりありつつ、青さがあって、果物でなく野菜。
これ、日本でも流通すればよいのに。

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オレゴン、モンティノレのリースリング 2009。

写真を撮り忘れたが、ほかにタイのロゼもあった。
辛口ながら、さすが、タイ料理によく合う。

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こんなラープを食べちゃうと、店で食べられなくなるよね。

ところどころにレバー。
追いパクチー&ミントしたり。

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クンオップウンセン。

海老の出汁を吸いまくった春雨の旨いこと。

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さらに何か出来る様子。

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干し海老と青菜の炒め。

そろそろこういうほっこりした味が欲しかったところ。

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豚と生胡椒の炒め。

こんなにフレッシュな生胡椒は初めて。
香りや辛さのキレが違う。

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美味しい春菊と柿があったので、サラダに。

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そろそろ、タイ料理向けのワインじゃなく、イタリアワインとか飲みたいなと。

カラトラージのマニフィコ、テッレ・ディ・ジネストラ。

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ここらでスープを出してくれるあたり、さすが、胃袋友達は我々の好みをわかりすぎている。

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エリザベッタのアウロ・ロッソ 2008。

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豚肉とナス、タイバジルの炒め。

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春菊は茎までも美味しそうで、イカのワタも新鮮で、何か作らないと。
で、残っていたイカと炒める。

レモングラスを刻んで合わせれば、タイ料理と言えないこともない。

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タイ米にいろんなおかずをぶっかけて食べる旨さよ。

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グルフィのネロイブレオ 2008。

安定した旨さ。
家主様が美味しいイタリアワインを常備しているから、ワインに困ることがない。

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さらに残っていたワタ、イカ炒めの汁で焼飯。

マナオをぎゅっと絞って食べる。

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海老と春雨リピート。

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イカワタ炒飯にチーズをのせて焼いたりも。

母さん、あの大量の料理たち、どこにいったんでしょうね?
「残ったら持ち帰ればいいよね」と言っていたけど、残りゃしない。

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最後に少しだけ。

テッレ・ネーレのエトナ・ロッソ 2011。

いつもながら、美味しく楽しい宴会だった。
ありがとうございまっす!!

タイで食べるより美味しかったんじゃないかな。
皆様、いくらでもタイにご旅行あそばして、こうやっておすそ分けしてくださいませ。

2012年12月 7日 (金)

メッシタ 来ちゃった

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で、来ちゃった。
メッシタ。

さっきヴェール・ヴォレでお見かけした方々もいらっしゃり、「ですよねーーー」と握手。

これ、食べたかったのです。
アーティチョークのオムレツ。

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おすすめの白ワインをいただく。

メンティ、ガンベッラーラ・パイエーレ。

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初メッシタな方がいたので、アンチョビ・バター・トーストも。

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ハムカツも、こちらのご挨拶的なメニュー。

ハムの人が持ってくるようなハムをフリットにしてある。
何度食べても旨い。

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黒板に書かれていたパスタが終わってしまっていて、代わりに作ってくださったのが、毛ガニのパスタ。

蟹度の濃いこと。

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最後はさっぱりと、野生ルーコラのサラダ。

心から満足して、帰路に就く。

2012年12月 6日 (木)

ヴェール・ヴォレ

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パリの店に行けないでいたら、東京に開店していたル・ヴェール・ヴォレ・トーキョー。

目黒駅からかなり歩く。
しかし、最近は目黒が熱いね。

前々から予約をしていたにも関わらず、この日は不覚にも体調不良。
ワインがメインの店なのに、お酒はかなり控えなければならない。

この日は4人で。

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イワシのマリネ、カリフラワーとパクチーのサラダ。

新鮮なイワシ。
この組み合わせ、マネします。

ズラっと壁に沿って並ぶワインに比べ、料理のメニューはコンパクト。
パリもそういう店だと聞いたな。

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穴子とちんげん菜のフリット。

天ぷら的なフリット。
サックサクの衣が素材の旨味を閉じ込めていて、とっても美味しいのだが、随分と小盛り。

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豚足、豚舌のガレット。

カリっと焼かれた中は、コラーゲンの集積。

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ほろほろ鳥レバーと洋ナシのキャラメリゼ。

このレバームース、比較的あっさり目の加減が好み。

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好みの味の方向を伝え、白ワインのボトルのおすすめをうかがう。

自分は飲めないので、拝聴。

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3本のうち、こちらを選択。

ブノワ・クローのジルブール。

1ボトルにつきグラス1杯弱に留めなくてはいけない虚しさよ。

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ブーダン・ノワール。
ポテトピュレ添え。

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周りカリっ、中トロリ。

ちゃんと濃くて、フランスを感じさせる。
正直、食べやすいブーダン・ノワールとかアンドゥイエットって、意味がわからん。

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真鯛のポワレ、ソースピルピル。

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赤のボトルのおすすめ。

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ルネ・ジャン・ダール・エ・フランソワ・リボのサン・ジョセフ 2007。

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料理も追加。
全メニュー食べる勢い。

ハラミステーキ。

付け合せがポテトフリットでないのが、なんと残念なことか。

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祥瑞のソーセージグリル。

このソーセージがあまりに塩辛くて、1口しか食べられなかった。
よほど酒を注入してからでないと、無理だ。

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メニューにはなかったのだが、野菜だけの1皿が欲しいと伝えると、快く応じてくれた。

料理も美味しいし、ワインも楽しいのだが、自分の体調不良を差し引いても、心に響くものがなかった。
どうしてもまた食べたい、ここでなきゃ食べられないと思うものもない。
自分の生活圏内であれば、良い店を見つけたと思ったかもしれないが、全くついでのない場所にわざわざ来るには、もう一つ、何かフックが必要なのだ。

そんなわけで、すぐ近所のわざわざでも来てしまう店に移動。

嚆矢 貸切り

常連様が駒場東大前の嚆矢を貸し切って、昼間っから飲むよと。
元ラーメン屋、今、ラーメンも食べられる日本酒居酒屋。

再訪の機会をうかがっておりました。
もちろん参加です。

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お通しは出汁、というかラーメンのスープ。

これで胃袋を温めて、美味しく日本酒をいただくのだ。

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カウンターにずらり。
人数が多いので、2人分ずつを小皿で出してくれることに。

葱鶏の皮と身のコントラスト。

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タレに漬けこんだキュウリ、なんこつ。

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煮卵。

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さあ、日本酒だ。

好みを伝えると、おすすめを出してくれる。
試しに飲んで、その感想で微調整。
次はまた、今飲んだものを基準にもっと辛い、さっぱり、濃いなどを伝えて、すり合わせる。
そんなコミュニケーションが醍醐味だ。

最初に最適なものというリクエストで、而今のにごりざけ。

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ここの焼豚、大好き。

食べ方がまた、イイ。

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トロリとした焼豚を海苔で巻く。
葱と旨味のある辛味噌を入れて。

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裏メニューを頼むこと。

そそるつまみが盛りだくさん。

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チーズの漬け、漬物はナスとはやとうり。

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もろみらっきょう。

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生姜は辛いので、スライスと細く切ったのと。

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次はばくれん。

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他の人が頼んだ河童の絵のどぶろく。
米の粒が残っていて、濃ゆい。

おかゆを食べているかのようだ。

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十二六のどぶろく。

爆発するから、ペットボトルに入っているのだそう。

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冷凍どぶろくなんてものまで!

乳酸菌飲料だね。

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五橋、寒おろし。

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鯖の味噌煮。
出汁自慢ゆえに、煮物ももちろん美味しい。

優しき店主様が「少し残しておいて!」と。
言われた通り、少し残して返す。

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鯖味噌ご飯。
汁とご飯を和えてある。

一同悶絶。

こういうのをおすすめしてくれると、ますますグッと胃袋を掴まれる。

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手羽先の燻製。

真っ黒でパリパリ。
細い骨なら難なくいける。

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出汁焼き飯。

出汁を吸わせつつ、丁寧にカリッカリに焼いたご飯。

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東力士。

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ワンタンもマストだな。

この日は豚肉の。

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他の人のじゃばら酒。
他にしょうが酒もあって、どちらも甘すぎず、身体に良さそう。

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おでん登場。

裏メニューにも書かれていない旨いものがあるとは、油断大敵。

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青煌。

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ラーメンももちろんいただきますよ。

しみるねえ。

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店主様のご実家かご親戚から送られてきたという柿。

そう、今、こういうのが欲しかった。

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さっぱり続きでと、水菜サラダ。

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赤磐雄町。

途中で燗にしてもらう。

日本酒は燗にしたほうが美味しいものが多いが、それぞれに適した温度があり、それを見極めて、適切に燗するのは難しいとのこと。

納得。
前回、燗酒を見直したが、家では上手くいかないし、お店でもここほど美味しくいただいたこともない。

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カレイのエンガワの漬け。

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ニガウルカ。

前に鮎正で食べて負けて以来。
再挑戦するも、やはり美味しいとは思えないなあ。

あー、満足満足。
たびたび来たい店。

ありがとうございました。

2012年12月 4日 (火)

きんピら

友達から話を聞いていて、ぜひ行ってみたいと思っていた三軒茶屋のきんピら。
とある会合で念願が叶った。

なのに、この日は長々とランチをしていたため、まだ満腹。
ほとんど食べられずで、恋心は募る一方という。

三軒茶屋駅からはけっこう歩く。

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料理はお任せにした。

玉こんにゃくの炒り煮とか、地味飯に見えて、趣味の良さが覗く。

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鶏と枝豆とひじきの和え物。
味付けも材料ごとの分量も、すべての具合が良い。

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サラダって、作る人のセンスが如実に表れる料理だな。

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日本酒や焼酎も、飲みたいと思うものがある。

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どの柑橘類を添えるかって、けっこう重要。

すだち至上主義。

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いつも同じものを置いておくのではなく、その日あるものにはそれなりの理由と、おすすめなポイントがあったりして。

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もちろん、揚げ物なんかもイケていて。

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隅々にまで気配りがあるが、こだわり過ぎていない。

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普通に見えても、確実に、そしてちょっとだけ普通以上に美味しい。

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ご一緒した常連さんがご飯ものをいつも食べるからか、用意してくれたのが、ゴボウ茶で炊いたご飯。

そこにミョウガってのが、最高に好みなわけで。

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美味しいスープを出してくれる店は良いお店。

このスープをゴボウ茶ご飯にぶっかけたかった。
先にご飯を完食してしまっていたのが悔やまれる。

とにかく、再訪しなきゃいけないってことですよ。

2012年12月 2日 (日)

リース教室 @as.i.am.apartment

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いつも身体のケアをしてもらっている運動のマイマスターのスタジオで、時々フラワーアレンジメントの教室が行われている。
講師はDICE-Kさん。

今回はクリスマスリースということで、参加。

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土台にグリーンを刺していくところからして、個性が出る。

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飾り付けはフリーダム。

それにしても、揃えてくれる材料もかわいいが、英字新聞を使ったりする設えとか、そういうのもまた、盛り上げてくれるんだよね。

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自分のはこんな。

それぞれ全く違ったものが出来上がっていて、箱庭的に精神分析されそう。

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いやー、面白かった。
何か夢中になって作るって、最高にリフレッシュさせてくれる。

また参加しよう。

ありがとうございました!

2012年12月 1日 (土)

ファロ資生堂 白トリュフコース

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あら?この建物にはつい先日も来た気がする…。

そんなこらえ性のない面々がファロに集合。
ランチで白トリュフコースを満喫する所存。

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まずは、ジャン・ラルマンのブリュットで乾杯。

この後のワインは、料理に合わせたコースをお願いする。

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またお会いしましたね。

その芳香、お変わりないご様子で。

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セルフィーユの根のクリームと海老のジュレ。

まるで根セロリのようでいて、少しグリーンな香りのするクリーム。
もっとたくさんいただきたい。

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パンはやはりカイザー。

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最初のワインは白、マルケのラ・モナチェスカ、ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ、ミルム 2007。

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ポーチドエッグとポレンタスープ、ホウレン草添え、白トリュフ風味。

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同じ食材を使っていても、先日とは異なるアレンジ。
甲乙つけがたく、どちらも美味しい。

ポレンタにはベーコンの出汁。

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次のワインは2007年のを料理に合わせて選んである。
なぜ2007年なのか?
それを理解するために、2008年も飲ませてくださった。

ピエモンテのクラウディオ・マリオット、コッチ・トルトネージ・ティモラッソ、ピタッソ。

全く異なる。

2008年には青さがあるが、2007年はふくよか。
2007年の方がアルコール度も1度高い。

こういう飲み比べって、本当に楽しい。

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黒トリュフで包んだ帆立貝のソテー。

ここでの火入れの完璧さは、言わずもがな。

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フェッラーリのリゼルヴァ・ルネッリ・エクストラ・ブリュット 2003。

シャルドネ100%。

フェッラーリ社100周年記念として復活させた伝統的製法によるキュベ。

それに合わせるのは、

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白トリュフ!

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自家製タリオリーニ、白トリュフをたっぷり降りかけて。

白トリュフは薄く細かく削った方が香りがよく発散して良いのだそう。

タリオリーニ自体の美味しさにも驚く。
今まで食べた中で最高。

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さあ、ガヤ。

バルバレスコ 1996。

素晴らしい。
いまだフレッシュで、でも、しっとりと用土。

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ロブマイヤーのグラスにも感動。

試しに他のグラスに入れたものを飲ませていただくと、まだ硬い。
ロブマイヤーのグラスは、ワインが開くのを助けるのだとか。
こんなにも違いが出るのか。

それゆえ、かなり熟成された古いワインには向かないそうだ。

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さらに白トリュフ。

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白トリュフで覆われたリゾット。

秋を満喫させていただきました。

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今回のワインたちで、イタリアワインについて、自分の頭の中を整理できたし、認識も新たになった。

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カ・デル・ボスコ、マウリッツィオ・ザネッラのマグナム 1990。

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メインは選べるので、鹿を。

細く切ったジャガイモをまとめたもので巻かれている。

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ここでも白トリュフ。

イタリアンであっても、ファロではきちんと手を加えられ、ソースが添えられたメインと出会える。
それがうれしい。

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チーズもいただきますよ。

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イタリアのものを。

先日美味しかったものを含めつつ。

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ワインをグラスで追加。

ラルコのルベオ。

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デザートに対する興味は薄いながら、このワゴンが出てくると、わくわくしてしまうわけで。

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デザートワインはドンナフガータのベンリエ 2009。

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お口直しは何でしたっけね?

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コンポート、いちぢくのタルト、栗のケーキ、ババ、ジェラート。

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プチフールもちゃんと美味しい。

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このランチ、毎年の恒例行事にしていただきたいです。

ありがとうございました!

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