ル サロン ジャック ボリー
オープンと同時に来ていた方々から、その素晴らしさを興奮と共に語られていたル サロン ジャック ボリー。
伊勢丹新宿店4階にありつつも、クラシックな在りし日のフランス料理がいただけるとか。
その方々は、もう憑りつかれたように通っていて、そのたびに美味しそうな写真をメールしてくださる。
待ちに待って、やっと訪問。
土曜日のランチ、11:30に。
お茶の時間が込み合うようなので、ランチは早目が良いよう。
この日のシャンパンはアヤラのブリュット・ナチュール。
ワインは全てグラスでいただくことにする。
ポップオーバーのようなパンは温かいうちに、シャンパンと合わせていただきたい。
メニューを見ると、アラカルトにも食べたいものがありすぎる。
コースに1品追加することに決定。
貪欲なメンバーなので、誰も異論なし。
アミューズブーシュは冷たいカボチャのポタージュ。
濃厚なカボチャにクミンなどのスパイス。
追加したのは、オマール海老のメドレー、ソースコラリーヌ。
トリュフにパセリ。
なんとフワフワのムース。
こんなにオマールの濃いソースは、百貨店内どころか、他のレストランでもそうそう出会えるものではない。
早速、恍惚となる。
この皿でこういった料理をいただいていると、自分がどこで食事をしているのか、わからなくなる。
あの店ではないはずなのに。
付け合せのポテトピューレのバターの良質さ。
なめらかさ。
白は、オリヴィエ・メールランのヴィレ・クレッセ 2007。
ご一緒した方々の追加したものは、他に、鴨フォアグラのソテー、野菜のリゾット。
帆立貝のポワレ、パルメザンチーズのニョッキ。
メインに向けて、赤を。
シャス・スプリーン 2007。
クロワ・デュ・カス 2006の方も。
サービスも素晴らしく、なんと楽しいひと時。
本当に、ここはどこだ?
メインは2つだけ残っていた鴨のコンフィを。
パリッパリの皮、しっとりとしつつ野性味のある身。
ジャガイモとトリュフ、セップ(ポルチーニ?)と。
付け合せの小さなサラダがまた、バカにできない美味しさだったり。
他の鴨料理の方も。
クルミの入った甘さのあるソースと、合されたスパイスの香るニンジンのピュレと共に口に入れると、悶絶。
デザートはコースのものに、食べたかったタルトタタンが入っていたので、それを。
薄くスライスされたリンゴが何層にも重ねられていて、フレッシュさも残っている。
そこに、ミルクのアイス。
ラムの香る栗のムースも。
こちらは、ミルフィーユをオーダー。
クリームはパリブレストのもの。
パイ生地のバターのふんだんさ。
チーズがないところと、夜は20:00までということが、かろうじて百貨店内のお店というところだろうか。
これはもう、通うしかない。
年末に大きな驚きと喜びをありがとうございます。
そして、メンズ館のサロン・ド・シマジにもご一緒させていただく。
スパイシーハイボールですっきりと。
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