ファロ資生堂 白トリュフコース
あら?この建物にはつい先日も来た気がする…。
そんなこらえ性のない面々がファロに集合。
ランチで白トリュフコースを満喫する所存。
まずは、ジャン・ラルマンのブリュットで乾杯。
この後のワインは、料理に合わせたコースをお願いする。
またお会いしましたね。
その芳香、お変わりないご様子で。
セルフィーユの根のクリームと海老のジュレ。
まるで根セロリのようでいて、少しグリーンな香りのするクリーム。
もっとたくさんいただきたい。
パンはやはりカイザー。
最初のワインは白、マルケのラ・モナチェスカ、ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ、ミルム 2007。
ポーチドエッグとポレンタスープ、ホウレン草添え、白トリュフ風味。
同じ食材を使っていても、先日とは異なるアレンジ。
甲乙つけがたく、どちらも美味しい。
ポレンタにはベーコンの出汁。
次のワインは2007年のを料理に合わせて選んである。
なぜ2007年なのか?
それを理解するために、2008年も飲ませてくださった。
ピエモンテのクラウディオ・マリオット、コッチ・トルトネージ・ティモラッソ、ピタッソ。
全く異なる。
2008年には青さがあるが、2007年はふくよか。
2007年の方がアルコール度も1度高い。
こういう飲み比べって、本当に楽しい。
黒トリュフで包んだ帆立貝のソテー。
ここでの火入れの完璧さは、言わずもがな。
フェッラーリのリゼルヴァ・ルネッリ・エクストラ・ブリュット 2003。
シャルドネ100%。
フェッラーリ社100周年記念として復活させた伝統的製法によるキュベ。
それに合わせるのは、
白トリュフ!
自家製タリオリーニ、白トリュフをたっぷり降りかけて。
白トリュフは薄く細かく削った方が香りがよく発散して良いのだそう。
タリオリーニ自体の美味しさにも驚く。
今まで食べた中で最高。
さあ、ガヤ。
バルバレスコ 1996。
素晴らしい。
いまだフレッシュで、でも、しっとりと用土。
ロブマイヤーのグラスにも感動。
試しに他のグラスに入れたものを飲ませていただくと、まだ硬い。
ロブマイヤーのグラスは、ワインが開くのを助けるのだとか。
こんなにも違いが出るのか。
それゆえ、かなり熟成された古いワインには向かないそうだ。
さらに白トリュフ。
白トリュフで覆われたリゾット。
秋を満喫させていただきました。
今回のワインたちで、イタリアワインについて、自分の頭の中を整理できたし、認識も新たになった。
カ・デル・ボスコ、マウリッツィオ・ザネッラのマグナム 1990。
メインは選べるので、鹿を。
細く切ったジャガイモをまとめたもので巻かれている。
ここでも白トリュフ。
イタリアンであっても、ファロではきちんと手を加えられ、ソースが添えられたメインと出会える。
それがうれしい。
チーズもいただきますよ。
イタリアのものを。
先日美味しかったものを含めつつ。
ワインをグラスで追加。
ラルコのルベオ。
デザートに対する興味は薄いながら、このワゴンが出てくると、わくわくしてしまうわけで。
デザートワインはドンナフガータのベンリエ 2009。
お口直しは何でしたっけね?
コンポート、いちぢくのタルト、栗のケーキ、ババ、ジェラート。
プチフールもちゃんと美味しい。
このランチ、毎年の恒例行事にしていただきたいです。
ありがとうございました!
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