ヴェール・ヴォレ
パリの店に行けないでいたら、東京に開店していたル・ヴェール・ヴォレ・トーキョー。
目黒駅からかなり歩く。
しかし、最近は目黒が熱いね。
前々から予約をしていたにも関わらず、この日は不覚にも体調不良。
ワインがメインの店なのに、お酒はかなり控えなければならない。
この日は4人で。
イワシのマリネ、カリフラワーとパクチーのサラダ。
新鮮なイワシ。
この組み合わせ、マネします。
ズラっと壁に沿って並ぶワインに比べ、料理のメニューはコンパクト。
パリもそういう店だと聞いたな。
穴子とちんげん菜のフリット。
天ぷら的なフリット。
サックサクの衣が素材の旨味を閉じ込めていて、とっても美味しいのだが、随分と小盛り。
豚足、豚舌のガレット。
カリっと焼かれた中は、コラーゲンの集積。
ほろほろ鳥レバーと洋ナシのキャラメリゼ。
このレバームース、比較的あっさり目の加減が好み。
好みの味の方向を伝え、白ワインのボトルのおすすめをうかがう。
自分は飲めないので、拝聴。
3本のうち、こちらを選択。
ブノワ・クローのジルブール。
1ボトルにつきグラス1杯弱に留めなくてはいけない虚しさよ。
ブーダン・ノワール。
ポテトピュレ添え。
周りカリっ、中トロリ。
ちゃんと濃くて、フランスを感じさせる。
正直、食べやすいブーダン・ノワールとかアンドゥイエットって、意味がわからん。
真鯛のポワレ、ソースピルピル。
赤のボトルのおすすめ。
ルネ・ジャン・ダール・エ・フランソワ・リボのサン・ジョセフ 2007。
料理も追加。
全メニュー食べる勢い。
ハラミステーキ。
付け合せがポテトフリットでないのが、なんと残念なことか。
祥瑞のソーセージグリル。
このソーセージがあまりに塩辛くて、1口しか食べられなかった。
よほど酒を注入してからでないと、無理だ。
メニューにはなかったのだが、野菜だけの1皿が欲しいと伝えると、快く応じてくれた。
料理も美味しいし、ワインも楽しいのだが、自分の体調不良を差し引いても、心に響くものがなかった。
どうしてもまた食べたい、ここでなきゃ食べられないと思うものもない。
自分の生活圏内であれば、良い店を見つけたと思ったかもしれないが、全くついでのない場所にわざわざ来るには、もう一つ、何かフックが必要なのだ。
そんなわけで、すぐ近所のわざわざでも来てしまう店に移動。
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