ロッツォ・シチリア 年末ですな
いつもは友達にお任せっきりなのだが、珍しく自分で店を選ぶという機会が訪れた。
年末の金曜だし、一緒に食事をする2人のうちの1人に関しては、好みも量もわからない。
悩んだ末、ダメ元で電話してみると、ロッツォに席があった。
ありがたいことです。
なのに、大幅な遅刻。
本当に申し訳ない。
初めての2人に遠隔で頼むべきものを伝える。
パネッレとか、フルーツ&魚介のクルードとか、丸ごとモッツァレラとか。
ワインはイケメンな阿部さんのおススメに従うようにと。
シチリア、テヌータ・デッラバテのリッサンドレッロ、インツォリア。
フランコ・モリーノのランゲ・ネッビオーロ 2009。
ここのインポーターさんについての話を伺いながら。
カカオの香りとフレッシュな酸。
とてもお得感のあるネッビオーロだ。
ジャガイモとトマト、赤玉ねぎ、アンチョビ、ケッパーの温かいサラダ。
ここの野菜の煮込みは、ほっこりした具沢山のスープのよう。
滋味。
次のおススメのワインたちがまた、そそる。
右のは、以前にローマで買って来て飲んだ赤と同じところの白。
それも気になるが、より強く推薦された真ん中にする。
アルト・アディジェのギルラン、プラッテンリーグ。
ピノ・ビアンコ 2011。
仕事の忘年会がこの前にあったという1人は、この時点で爆睡中。
でも我々は食べるよ。
スパゲッティ・コン・レ・サルデ。
ラグーのフジッリ。
2人だから、それぞれをしっかりと味わえる。
少人数で来るのもいいものだな。
カジキマグロのインヴォルティーニ。
寝ていた友達はお帰りになり、この店の常連である友達が駆けつけてくれた。
最後に気が楽になる。
と同時に、いつも会を企画してくれたり、案内してくれたりする友達への感謝が深まる。
人を連れて行くというのは、どんなにその店の味とサービスを信頼していたとしても、緊張するものだ。
連れて行った相手に対しても、その店に対しても。
皆様、いつもありがとうございます。
まあ、ロッツォに関して言えば、料理・ワイン共に美味しくて、結局は好きに食べて飲むのであるけれども。
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