味坊 0次会は馬力
年始、外で友達と食事をしたいと思っても、開いている店が少ない。
初詣に賑わう神社がある地域が狙い目だ。
突発的な新年会が開催されることになったが、さて、店をどうするか。
味坊が開いていることを嗅ぎ付けた方に感謝。
その前に、馬力で0次会。
ここに来たら、生ホル刺し盛。
そういえば、ここでは食べたことがなかったハムカツ。
薄ーい合成肉使用。
合成肉でないハムを使用している店は少数派なのか?
もともとハムカツは苦手だった。
というより、縁が朱色でパックに入っているようなハム自体を食べない。
最近になって、大衆酒場を案内してもらうようになってハムカツを見直した。
結局、揚げ物は好きなのだ。
でも、ちくわを揚げたのは無理だ。
練り物のハードルは高い。
チーズ揚げ。
懐かしい。
プロセスチーズをワンタンの皮で巻いて揚げてある。
ところで、このステンレスの皿、すごくかわいいと思うのだけど、どこで買えるのだろう?
コツネ串。
ナンコツの歯ごたえがポイント。
つくねって、ナンコツが入っているだけで美味しような気分になる。
さて味坊。
満席だ。
ワインに詳しい人が到着したので、コートを脱ぐ余裕も与えずにワインの入ったケースに連行。
エステザルクのプラン・シュッド
ル・レザン・エ・ランジュのファーブル
エガルディ・ドメーヌ・ドゥ・シャマンのオープン・ナウ
ドメーヌ・デュ・ムーランのソーヴィニョン
レ・シュマン・ドゥ・バルザックのイザ・ルージュ
あと、写真に撮り忘れたけど、追加でティエリー・ピュズラのロゼ。
ここはビオなワインも目的の一つだと思っていたら、ワインを全く飲まないテーブルも多い。
水餃子。
あんの羊が主張。
奥の老虎菜は薬味としても活躍。
この日のはあまり辛くなかった。
日によって青唐辛子の量に違いがあるようだ。
葱餅。
これ自体の塩分は控えめなので、他のおかずを巻いたり挟んだりしながら食べる。
ジャガイモの冷製。
老虎菜が間違えて運ばれてきた。
どのみち追加するものなので、喜んで受け取る。
追いパク用にパクチー別皿もマスト。
もちろん、後程おかわり。
芝海老と山芋の塩炒め。
黒板に書かれたおすすめから。
鶏肉の四川風炒め。
山椒がビシっと効いている。
台湾豆苗。
大きめの豆苗はザクザクとして旨い。
料理名が中国語らしき表記で何が書かれているのかわからず、聞いたら美味しそうだった。
豚のいろいろな部位と干し豆腐の醤油漬け燻製。
つまみに最適。
いやー、楽しい店だな。
Bなのだけど、くっきりしていて、メリハリがある。
東北風豚肉甘酢炒め。
豚肉は片栗粉か米粉かをまぶして揚げてあるのだが、片面により多くつけ、サクサクとモチモチの両方を楽しめる。
それが、ちょっと甘めのタレとよく合う。
寒いし、鍋もいきましょう。
不思議なことに、緑の韮の花のソースは胡麻ダレに入れると深みと旨味を増して旨いのに、そのままで舐めてみると、エグい。
凍らせて薄切りした羊や豚の肉を野菜、春雨と共にワシワシと。
なかなか忙しいな。
最後は、出汁の出たスープで胡麻ダレを割って、すする。
味坊炒飯なるものを頼んでみたら、ベビースターのような短い揚げ麺がはいったジャンクな美味しさの炒飯だった。
やはりこれも頼んでおこう。
焼豚入りで黒胡椒をガリっと効かせたフライドポテト。
味坊は終わってしまったが、楽しいと、帰りがたい。
目の前のバーで一杯やって解散。
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