やっぱりアヴァン・コントワール
1月のパリの朝は遅い。
8:00過ぎて、やっと明るくなってくる。
パン屋でクロワッサンやパン・オ・ショコラを買い、歩き食い。
雪が降ってきたので、カフェ・ド・フロールへ避難。
ホテルと仕事場の間にあるから、この辺りの有名カフェを再確認。
前に来たのはプライベートな旅行でだから、10年以上経っている。
仕事が始まる前に、一息ついて、いろいろと考える。
またアヴァン・コントワール。
アーティチョークを頼む。
食べるところが少ないから、1人でも問題なし。
これはカウンターの上に置いてあれば頼めるが、なければ売り切れということ。
白から。
Guy Baudinのピュイイ・フュメ、Les Charmes 2009。
豚足的なもの。
添えられているのは、サクランボのピクルスかな。
骨はない。
内臓らしきものが入っているようだから、豚足ではなく、内臓を脂で巻いたものなのかな?
臭いがあるし脂っぽいのだけど、カリっと焼かれているので気にならず、美味しい。
やはり赤でしょう。
ショサールのcote d'alerte!
アーティチョークの芯は、食べられないところを除いて、ドレッシングをかけて出し直してくれる。
この部分が一番美味しいよね。
若い筍のよう。
さらに赤をと頼んだら、「さっきのマルベックで作られた重いワインの後ならコレを」と薦めてくれたもの。
コート・ドゥ・ローヌのFerme Saint-MartinのLes Romanins。
納得。
温かみと丸みがある。
パドロンも。
唯一名前を記憶していて、野菜だから。
それに、日本ではお目にかからない。
ほぼシシトウではあるが、ありがたくいただく。
タラのブランダード。
干しダラ入りのポテトピュレ。
ほっとする。
21:00を超えると、小さな店はぎゅうぎゅうに。
「最後に白に戻りたいのだけど」とお願いして出てきたのが、プロヴァンス、Les Terres PromisesのAnalepse。
バスクのチーズにはプルーンと思われるジャムを添えて。
アヴァン・コントワールでは、1人の客同士で話したりすることが多い。
この日はこちらに住んで働いているという日本人の女性と盛り上がり、メールアドレスを交換した。
出張中のふとした出会いは、開放感をくれる。
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