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2013年2月 4日 (月)

いなかむら 小岩

タイに滞在し、タイ料理にハマりまくり、習い、毎日のように作って食べ、タイ語を学びまでしている友達が「大好き」だというタイ料理屋が小岩にあるという。

そりゃ、行くよね。

小岩には初めて降りたけど、そそる街すね。

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って、この外観。

名前は“いなかむら”。
看板には“居酒屋”って。
居抜き全開。

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クリスマス継続中。

タイのテレビ番組がリアルタイムで放送され、タイカラオケ完備。

どこなの?

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常連さんということで特別に許可され、ワインを持ち込み。

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冷やすのはココナッツ型コロナネーム入りクーラー。

どこまでもユルくてイイ!

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まずはシンハーで乾杯しつつ、アボカドのヤム。

これでいきなりガツっとやられた。
旨いわ。

海老や豚肉も入り、コクもある。
アボカドって合うね。辛さをまったりと和らげる。
ご一緒したタイ料理修行経験ありのタイマスターも膝を打つ。

料理は常連の友達が、事前に打ち合わせてお願いしてくれていたものが出てくるそう。
我々は口を開けて待っていればよい。

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こんなつまみがお通し的に置かれちゃうあたりも、異国情緒。

とんがりコーンの意味って…?

誰も手をつけないし。
ピーナツだけなら辛さしのぎで人気だったかもしれない。

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レバー入り豚肉のラープ。

キレてるなあ。
生臭さなど皆無。
タレの塩梅の良さよ。

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ネームのヤム。

香ばしく揚がった玄米、同じ大きさに小さく切りそろえられたハーブや野菜。
繊細でいて強い。

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ナマズの身をほぐして揚げたものだそう。
箸をあてると、ホロホロとほぐれるほどにモロい。
なぜ原型のまま揚げられるのか?

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さらに甘酸っぱい青マンゴーのヤム。

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そのヤムをサックサクのナマズにかけて食べる。
南蛮漬け的なクセになる味。

この揚げ力には、タイマスターも驚いていた。
油が良いのか、タイで食べるより美味しいそうな。

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センマイ入りのゴイヌアは、肉の生々しい甘さがありつつ、ザクっと舌を刺す辛さ。
この日で一番辛い料理だったが、でも食べてしまう旨さ。

これだけヤムが続いても口飽きないのは、それぞれに全く違う味付けだから。

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どーん。

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豚の足丸ごと。

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長時間煮込んで味をしっかりとふくませてから素揚げしているのだそう。

周りがザクっと煎餅のように香ばしく、中はしっとり。
けっこう脂もあるのに、重いと感じない。

こんなに手間のかかる料理を快く引き受けてくれるお店の素晴らしきことかな。

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少し甘さのあるタレにつけると、キレが加わる。

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オースワン。

デロリとはみ出さんばかりの牡蠣のタイもんじゃのような料理。

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旨味凝縮なところに、さらに酸味が効いたタレをかけて食べる。

やわらかいようでいて、くっきり。
タイ料理はやはり、ソースが鍵だな。

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サービスとして出してくれたのが、温かいスープの素麺。

バイホラパーという独特のヨモギのような苦味のあるタイバジルが骨格となっているスープに、野菜やミントなどのハーブがごっそり。
複雑に混ざり合いつつ、口をさっぱりとさせ、満腹でも箸が止まらない。

帰り際には店の方々の食事が始まり、高校生くらいの子が素晴らしく上手なタイカラオケを披露。

本当にここ、どこなの?

いや、どこであれ、通うね。
手間をいとわない、現地より美味しい料理も出すタイ料理屋。

ご案内役の友達に感謝を。

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