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2013年4月17日 (水)

ファロ : モリーユとジゴ・ダニョー

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年季が明けて、ちょっとほっとした土曜日に、タイミングよくお誘いいただいて、銀座のファロでランチ。

日の光が燦々と降り注ぐ、ゆったりとした店内での食事は、格別。

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料理もワインもお任せで。

スプマンテはカ・デイ・フラーティのキュヴェ・デイ・フラーティ・ブリュット 2009。

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グリンピースのスープはチーズとの組み合わせ。

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次の料理に合わせての白。

ヴェネトのスアヴィア、ソアヴェ・クラッシコ 2010。

ソアヴェと聞くと、シャバシャバした酸味の強いワインかと身構えるが、コクがあり、美味しかった。
樽香も技巧的でない。

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出た!

モリーユと白アスパラ。

ご一緒した常連様が、ここのモリーユ料理の大ファンとのこと。

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野菜の前菜で、こうやってサーブしてくれるなんて。
うっとり。

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ご立派な白アスパラはロワール産。
モリーユのクニクニとして舌にコロコロと当たる食感と、凝縮した香り。
ソースは鶏の出汁。

この満足度の高さといったら。

白アスパラには濃い目のソースが合うね。

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次は、桜を意識したロゼ。
アマルフィのものだとか。

サン・フランチェスコのコスタ・ダマルフィ、トラモンティ 2011。

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桜鱒のコンフィ、トラパネーゼソース。

パプリカとケッパーの酸味が、ロゼと合う。

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ビオらしい風味で、黒いグラスに注がれていたらスコッチだと思うかも?という白。

サルディーニャのアルベルト・ロイ、イゾラ・デイ・ヌラーギ、レイラ 2007。

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ラビオリの中身はイベリコ豚のサルシッチャ。
空豆、パルミジャーノ・レッジャーノ。

サルシッチャの熟成した肉の味わいと、粗挽きな肉の歯ごたえが活きている。

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ドーン。

メインは4人だからこそ頼める逸品。

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ギャートルズ的ジゴ・ダニョー。

もちろん内腿。

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トスカーナ、テヌータ・サン・グイードのグイダルベルト 2003。

まるでカツオ出汁のようなアミノ酸。

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2か月ほどの北海道産仔羊、ジュとマッシュルームのソースを2層で。

この仔羊、下品にならないギリギリのところまでの獣臭があり、美味しい。
これを世界中に輸出するべきではないかと、そんな話が出るほどに。

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さらに、その仔羊のレバー、ハツ、ロニョンまで。

羊の内臓を食べたことって、あったかな?

レバーは瑞々しさがあり、ちょっと鹿のレバーと似ている。
出色はハツ。

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デザートはワゴンから。

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日向夏のソルベ、キャラメルのジェラート、クレーム・カラメル、マチェドニア、ピスタチオのタルト生地にイチゴ、ババ。

ここのクレーム・カラメルのなめらかさとコクは異常。

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最後、この日のワインを手書きでリストにしたものをくれた。
こういう心遣い含め、素晴らしいレストランで、行くたびに感動と学びがある。

ありがとうございました!

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