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2013年5月14日 (火)

隊長壮行会 @ ともすけ

我らが隊長がタイで料理修行をするという。
滞在予定は10カ月。
寂しくなるのう。
10カ月って案外すぐだけど、でも、長い。

実は敷居が高い下町で、リラックスして飲み食いできたのは、隊長のおかげだ。
どこでも常連で、かわいがられている。
食べるべきもの飲むべきものを知り尽くしているうえ、同行する人の好みに配慮して、押し付けることをしない。

集中力と記憶力が凄まじく、国や値段を問わずにあらゆるワインを、そして日本中の日本酒を飲み、データベースは計り知れない。
聞かれるまではそれを出さない賢さもある。

限定せずに気になるものをよく食べ、よく飲み、好きなものを好きと言う。

やらかすときは、全力でやらかす。

そんなこんなで尊敬して余りある友達の門出ですから、祝いますよ。

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場所はともすけ。
ここの料理は、ここでしか食べられないから。

常連さま、アレンジその他、ありがとうございます!

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乾杯!

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モンテロッサのプリマ・キュヴェ。

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この日のお通しは、新大豆と新黒豆のやわらか煮、リコッタチーズとパルミジャーノ和え。

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8人だから、ボトルもすぐに空く。

勝沼醸造の祝、甲州。

日本も中国も西洋も混ざる家の食事に役立ちそう。

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カルチョーフィと香菜とペペロナータ。

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ペペトナータを細く切っているのもポイントだな。

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蒸したコシアブラ、ヤマアサツキ、行者ニンニクをアンチョビで。

山菜の苦味とアンチョビがビチっとハマる。

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バッカラマンテカート。

クリーミーだけど軽やか。
ここの料理は、輪郭がくっきりとしているところが好きだ。

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骨までつぶした真イワシのパテ。

ジャコ天のような香ばしさ。
オリーブオイルとバルサミコで、生臭さはない。

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そのパテがパンと合うんだ。

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まだ白。

フランツ・ハースのピノ・ビアンコ。

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アジは初夏の風味のタルタラ。
ミョウガ、エシャロット、新生姜入り。

魚の新鮮さにも目を見張る。

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カンパチの蒸しマリネ。

ドライトマトと一緒に口に入れると、新しい美味しさ。
よくこの組み合わせを思いついてくれました。

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エルメス・パヴェーゼのブランド・ド・モルジェ・エ・デ・ラ・サッレ。

隊長がワインを嗅ぎ、味わい、述べる感想は、いつもクイズの答えのようで楽しみ。
それもしばらくお預けか。

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しばらく来られなくなるなら、やはりこれも食べないと。

ウニ入りトラパネーゼソースのタリアテッレ。

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自家製ふきのとう味噌とペコリーノチーズのタリアテッレも。

がっつりと苦いのに、白味噌が入ったような繊細さもあるふきのとう味噌だからこそ。

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ジャガイモ、ケッパー、春キャベツ、アンチョビ、バジルの入ったジャガイモのパイ。

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ケッパーとバジルがいい仕事してる。

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そろそろ赤かね。

ヴァルディカーヴァのロッソ・ディ・モンタルチーノ。

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オニオンブイヤベースグラタンスープ。

魚介出汁炸裂。
落ち着くわー。

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アズィエンダ・カザーレのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

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順序完璧!
ここでこれを出してくれてありがとうございます。

辛口トマトソースのカサレッチェ。

リセットされた。

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牛スジ肉と鶏肉のやわらかほぐし、サスサヴェルデソース。

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ピアッジャの、イル・サッソ・カルミニャーノ。

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牛すね肉の白ワイン煮込み、牛モツ入り。

ソフリットの甘さ。

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これも食べておかなくちゃ。

ミョウガとエシャロット、山羊のチーズのリゾット。

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白に戻ろう。

レ・ヴィーニェ・ディ・ザモのチンクアンタンニ。

赤の後でも、全く違和感がない。

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さらに、カサル・ファルネートのチマイオ。

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時間ぎりぎりまで一緒に飲み食いし続けよう。

山羊のチーズの盛り合わせ。

甘く煮た蕗が山羊のチーズと合うなんて。

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最後はニコシアのジビッボ。
シャープな甘さ。

あー、ともすけは今日も美味しかった。

そして、笑ったなあ。
大人になってこんな友達ができるとは、いまだに不思議だ。

隊長、いってらっしゃい!

SNSで繋がり続けていられる今、世界は狭い。
タイからのレポートを楽しみにしています。

10か月後、東京でまた集まって飲み食いするのが、今から楽しみで仕方がない。

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