星野 今年の鱧と鮎
この前のこちらでのお食事会を事情により欠席しなくてはならなかったから、本当に久しぶりの星野。
師匠である神のお店も直前で欠席してしまっていたし、つらい日々であった。
6人で貸切りの会に加えていただく。
次に貸切りできるのは、来年になってしまうそう。
2人であればそこまで先ではないとのことだが、人気は増すばかり。
貸切りということもあって、お願いをしてワインを持ち込み。
こちらにはワインの用意はない。
猛烈に詳しい方々が持参してくださったものたちは、さすがに和食に合う。
ありがとうございます!!
まずはシャンパン。
ペルトワ・モリゼ。
この水色ラインのラベル、初めて見た。
じゅんさいと生のアワビ。
清涼感。
夏ですなあ。
白も開けておきましょうということで、ブラン・ド・ランシュ・バージュ 2006。
火薬のような香りがしたのは、これだったかな?
しっとりとして、樽香は後からやんわりと。
皮目だけ炙った鱧。
梅干しを煮だした汁と醤油を合わせたタレでいただく。
以前に京都でこってりとした鱧をわんこ状態で食べ過ぎて、それ以来鱧が苦手だったという方も絶賛。
若いほうれん草の根の部分とイワタケの胡麻酢和え。
根の部分だからこその歯ごたえ。
このシャンパンが素晴らしかった。
ポール・バラ、ブリュット・ミレジム 2000。
ゴールドラッシュというトウモロコシとオクラの天ぷら。
愛媛の鯛と、アワビ。
鯛の風味の濃いこと。
アワビはミルクがほとばしる。
黄金に輝く鮎が、これから焼かれますよ。
これも初夏の味。
鱧とジュンサイのお吸い物。
鱧がふわっふわ。
これには日本酒でないと、と小瓶をいただく。
さらに白、ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン、ヴィレ・クレッセ 2005。
去年と同じ、静岡藁科川の鮎。
蓼酢で。
より焼いた2尾目は、頭や骨が全く障らず、ハリハリといける。
身がやわらかで繊細なこの時期の鮎が好きだ。
一度焼いた賀茂茄子を炊いたもの。
出汁がじゅわっと。
焼き鱧ときゅうりの酢の物。
お馴染みのご飯。
この硬さが好きだと、いつも思う。
目の前で練られるわらび餅を、この日は黒蜜で。
来るたびにさらに美味しくなっていると感じる
2ヶ月に1度は来たいのだが…。
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