Fish La Boissonnerie フィッシュ・ラ・ボワソヌリー
系列のセミーヤに感動がなかったから、それほど興味を抱いていなかったフィッシュ・ラ・ボワソヌリー。
時間的にこの辺りでランチをする必要があった時、カウンターに空きがあったので、入ってみる。
ここでもやはり、隣に座った1人客どうしで、おススメのレストラン談義が盛り上がっていた。
グラスでカイユブルダンのプイィ・フュメ、レ・クリ。
おっ!
グラスには魚のマーク。
パン屋もやっているだけあって、フォカッチャが美味しい。
料理は前菜、メイン、デザートで26.50ユーロのプリフィクス。
リムーザンの仔牛のタルタル、マッチのように細ーいフライドポテトとパルミジャーノ、根セロリのスライス添え。
これは6.00ユーロ追加の料理。
今まさに包丁で刻んだばかりと思われる仔牛のタルタルの美味しいこと。
大きさが均一でなく、小さな一切れ一切れがしっかりと肉。
それをサクサクとしたフライドポテトやコクのあるパルミジャーノ、白い泡ソース、根セロリと混ぜ合わせて口に入れる。
至福。
カツオのコンフィ、スライスしたキュウリ、ナスのペースト、Vitelotteという古代種の紫色な芋のチップス、エンダイヴ。
カツオのコンフィのしっとりぶりにやられた。
ツナ的なものにありがちなパサつきなど、微塵も感じられない。
何ここ、美味しいじゃないか。
目新しいけれどそれぞれに存在価値がある組み合わせ、メインとなるもののまっすぐな美味しさ。
だそうです。
一人だと、細かいところに目が行く。
フロマージュ・ブランと凍らせた赤いフルーツ、ブルーベリー。
日本ではなかなかフロマージュ・ブランに出会えない気がして、メニューにあると頼む。
セミーヤよりも、断然こっちがいい。
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