サイウアを作って食べる会
どこここ?
何屋?
で、どこに行こうとしているの?
そんなお馴染みのお宅で開催、「第一回あのサイウアおばさんに習うサイウア講習会」。
「四谷三丁目のサイウアおばさん」と名乗る方に教わりつつ、作って食べて飲むのだ。
レシピは、メイ先生のもの。
よろしくお願いします。
まずは、ビールを飲みつつ落ち着こう。
生徒は3名、自分以外は料理上手揃い。
茄子とピーマンの揚げ浸し。
茎わかめでしたっけ?
しょうがと合わせてポン酢ベースのタレに漬けてある。
シャッキシャキの歯ごたえと酸味が夏に最適。
完全に高級タイ料理屋なセッティング。
イワシの酢漬け。
前に別の友達が持ってきて美味しかったものを、取り寄せてくれたそう。
東急フードショーからやってきた南蛮漬け。
この甘味が、タイ料理で麻痺した舌の避難場所として、後から役立った。
山形から届いたさくらんぼと、山羊カマンベールを持参しましたよ。
見たことのない洗練されたボトルの高級ナムプラーがやって来た。
お耳も。
他の皆様はタイ料理を作り慣れているので、サクサクとそれぞれに料理を進める。
そして、サイウア。
生の根っこ系スパイスをフープロで刻みつつ撹拌し、粗挽き肉とハーブと合わせる。
腸詰め作業を一人でするのは、ちょっと難しい。
空気が入ると、焼いている途中に破裂してしまうそうだ。
押し出すのも、けっこう力がいる。
サイウアおばさんのガイドのおかげ様で、きれいな腸詰が完成。
オーブンで焼けるのを待ちつつ、タイ料理を食べよう。
さすが、その場にあるもので旨いタイ料理を作る人々。
このイカの炒めで、タイ料理の炒め物について学びましたよ。
青マンゴーの千切りを添えたのも当たり。
酸味がイカのコクと合う。
青マンゴーと豚耳のヤム。
シャクシャクと酸っぱい青マンゴーと、コリッコリの豚耳。
タイの鄙びたような風味のタレの具合の良いこと。
ヤムママー豪華版。
この方の作るヤムママーが旨いんだ。
エビや豚肉、オクラなど、具だくさん。
夏だ。
ワインは発泡の、パント・デ・クティのペティル・グリ。
タイ料理に合いますなあ。
サイウアもこんがり焼けました。
この香り、そしてビジュアル。
そそる。
旨っ!!
バイマクルーざくざくで、爽快な香りが鼻に抜ける。
辛いけど、舌が麻痺するほどでない。
サイウアって美味しいもんなんですなあ。
「サイウアに合う」と言って持ってきてくれたワインが、本当によく合う。
テルツァヴィーアのルーチド。
カニカッティのグリッロ、アクイラエ。
スペアリブのタイスープが浸みる。
途中でスープが欲しくなる性分なので、ありがたい。
酒が回り始めると、新たな組み合わせを発見したりするもの。
サイウアにトロトロな山羊のカマンベールをのせたら、旨い。
匂いの強いもの同士、相手にとって不足なし。
そんなこんなでサイウア完食。
あ!昧珍!
家主様が取り寄せてくれていましたとさ。
感謝!
じゃあ、赤ですな。
グルフィのネロブファレッフィ 2007。
グルフィのワインはいつも裏切らないが、これはさらに滑らかで美味しい。
しばらく放置してトロットロにした頭。
尾。
やっぱり秀逸だね。
これだけペッタペタなのに、食後感が軽い。
さらに、コス、チェラスオーロ・ディ・ヴィットリア 2009。
酒と盛り上がりでクリエイティブになった方が豚耳サラダにさくらんぼを加えたら、最後のピースがハマったような合いっぷり。
アンズや桃でもいけるかもしれない。
いやー、食べた飲んだ。
またサイウア会、やってくださいませ。
ワイワイと作りつつ食べるのが最高だもんな。
おや?
あれだけ飲み食いしたのになぜ?
時間が早かったから、ちょろっとね。
焼きそば食べつつ、隣席の方がアサリの酒蒸しを3皿平らげるのを眺めたり。
皆様、ありがとうございました。
« Restaurant Manne レストラン マナ | トップページ | ローブリュー »
「ホームでパーティ」カテゴリの記事
- 引っ越しました(2013.10.04)
- タイ祭り@かえるハウス 再び(2013.09.15)
- ラムサイウア会(2013.08.20)
- 東京湾花火大会鑑賞会(2013.08.17)
- 隅田川花火大会(2013.07.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント