黒猫夜 再訪
前回から、ずいぶんと間が空いてしまったな。
あんなに楽しかったのに。
3人で会うことになったが、中華が食べたいという人がいる。
さすがに4人でないと満喫しきれない店が多いから、どうするか。
で、赤坂の黒猫夜を思い出した。
この日のお通しは、豚耳の和え物、茄子のゴマだれがけ、山椒などをからめたピーナッツ。
暑いから、まずはビールだね。
夏の前菜盛り合わせ。
相変わらず、料理名からしてそそる。
酔っ払い海老、いろいろモツの冷製パイタンスープ、ウナギの五香煮麻辣風味、枝付き枝豆の老酒漬け、トウモロコシの咸蛋天ぷら、プチトマトのミントピクルス。
期待と記憶を裏切らない。
唯一、モツが入ったパイタンスープが冷たいというのに、ちょっと違和感。
砂肝唐揚げ、海老味噌漬け。
海老味噌を強く感じることはないのだけど、捻った香りがある。
アナゴの唐揚げ香味ソース。
サックサクに揚がったアナゴ、薬味満載のすっぱ辛スパイシーなタレ。
なんという具合の良さ。
この日食べた中で最も好きな料理だ。
ビールを減らすねえ。
ラム肉とインゲンのクミン炒め。
これまた、辛い旨いでビールが進む。
辛さにコクとまろやかさがあるから、ビールを飲むと、スっと引く。
舌が痺れて痛くなったりしない。
パクチーサラダ。
山芋が入っているのがいい。
これは家でもマネしたい。
冬瓜サンラータン、黒酢風味。
かき卵のスープというのが苦手なのだが、これは卵がとろみに同化していて、美味しくいただいた。
「焼きマコモダケの屋台風って、どんなだ?」と頼む。
ニンニク生姜ダレ。
そもそも、この形のまま焼いて食べるのも初めて。
本当に茸ではないのですな。
先の部分などは、若いタケノコ的なところがある。
そろそろビールではないものを。
こちらは凍頂烏龍茶割り。
ちゃんとしたお茶が急須で、焼酎は小さなピッチャーで。
好きに割って飲む。
お茶のお湯は、頼むと継ぎ足してくれる。
こんな烏龍茶割りなら、たびたび飲みたい。
さあ、ここに来たのだから、紹興酒を利き酒せねば。
2人でそれぞれ違う銘柄を3種ずつ。
好みを言い、お店の人に選んでいただく。
紹興酒だけでも、こういった丁寧な説明書きが3ページ。
他に白酒のページもある。
甘さ、渋さ、酸味など6つのテイストを図で示しているのもわかりやすい。
まずは飲んで自分の感想を述べ合い、その後、これを見ながらふむふむと頷いたり、学んだり。
そういうのが楽しい。
つまみに生ザーサイ。
やはり良い店だということを、確認。
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