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2013年8月31日 (土)

オーセンティック から ドラス

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ちょっと早く着いたので、前から気になっていた福ちゃん。

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赤星をゴクっとやって、シンプル・イズ・ベストなソース焼きそばをズっといく。

キャベツ以外の具を感知できないが、旨い。
キャベツが入っていない具だくさんなソース焼きそばと、キャベツだけ入っているソース焼きそばだったら、私は迷いなく後者を選ぶ。

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本日のメインはオーセンティック。

暑いときにクーラーのない、通路からの扇風機だけが頼りな激暑い店で食べるのがイイんだ。

前回も、こんな暑い時期だった記憶。

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浅草姉さんが手配してくれたおかげで、スペシャルコースが用意されていた。

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冷蔵庫から出されたとたん、みるみるぬるくなるビアハノイも、甘んじて受け入れよう。

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生春巻き。

ブンが入っていて、むっちり。
ピーナッツ味噌な甘じょっぱ辛いタレで。

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平貝貝柱のネギ油風味。

ぎゅっとつまったような貝柱に、ネギ油とニンニクの香り。

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スペシャル揚げ春巻き。

きっちりと巻かれたパリパリの皮の中には、肉だけでない色々な旨味がつまっていて、甘めのタレとホーリーバジルやミントなど、たっぷりのハーブとで食べると、悶絶。

何本でも食べたい。

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焼きナスのゴイ。

とろりと甘いナスや叩いた海老などの具材が混ざった、味の奥行きと歯触りの多様さ。

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ビアサイゴンには氷を入れてくれたので、ほっと一息。

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ヘビ瓜とアサリのスープ。

アサリ以上にアサリ。
出汁は偉大ですな。
そこに、シャクシャクとヘビ瓜。

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ヘビ瓜を見せてくれた。

確かに、ヘビだわ。

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フレッシュ金針菜のトーチー炒め。

トーチー味噌の濃縮した旨味。
しばらく、残った味噌をなめなめ、ビールを飲む。

このトーチー味噌、瓶詰で売ってくれないだろうか。

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キャットフィッシュのトロピカルソース。

パイナップルが入って甘酸っぱいソースは、自分では頼まないだろうけど、食べると美味しい。
中華のパイナップル入り炒めとはまた違っていて、より軽やか
ホワッと揚げたキャットフィッシュによく合う。

ベトナム料理は総じて甘味を積極的に使って、多重にし、バランスを取っているように感じる。
それに、ここの甘さはベタっとしていない。
聞いたところ、通常は白い砂糖を用いるところ、オーセンティックでは三温糖を使っているとか。

普段頼まないものを食べて見直すことができるのも、コースの良いところ。

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ハーブどっさりなベトナム式ハーブステーキ。

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豚挽肉のレモングラスそぼろ飯。

これを食べて、浅草姉さんはオーセンティックにハマったそうだ。

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よく混ぜてかっ込むと、香りが口から鼻からあふれ出す。

いやー、ハマるね。ハマるよ!

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と思ったら、鶏肉のフォーもやってきた。

両方食べたいと言った友達のため、出してくださったのだ。
ありがとうございます!

フォーをすゆいと思うことが多いのだけど、ここのはみっちりと出汁が効いている。

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チェーって、初めて食べた。
美味しいものだね。

マンゴーがごっそり、ドラゴンフルーツや亀ゼリー的なもの、タピオカ、プリンも入った甘い汁。

ここのベトナム料理は、違う次元の美味しさがある。

残暑のうちに、また来ましょう!

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さて、ドラスへ。
暑い中でワーッと食べた後、ゆったりと美味しいお酒を飲みたくなる。

ドラスのマスターが酒紀行から戻られたというから、その成果をいただきに。

コニャックで、おすすめなものをお願いする。
Chateau Montifaud L50。

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浅草姉さんには、ラニョー・サブラン 1988。

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2杯目に出してくださったのは、よりまろみと一体感が増していた。
それがグラン・シャンパーニュの美味しさなのか。

コニャックについての知識が無さ過ぎる。
ドラスで説明を聞きながら飲むと、少しずつ理解が深まるようで、楽しい。

ちょっとしたつまみは、少し手を加えて、江戸前的にしているそう。
この日はドライマンゴーをブルゴーニュブランで、いちぢくをポートで戻していた。
戻し加減にも配慮あり。

隣の方々がポートの年代別試飲をされていて、そそられる。

心が満たされて、帰路に就く。

2013年8月29日 (木)

野毛の夜

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今年の夏は、細かく旅行気分を味わおう。
平日に休みを取った前日、仕事終わりで友達と待ち合わせ、野毛に遠征。

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今回も、野毛ドル様にお世話になります。

お腹がすきすぎているので、みつ徳でやんわりと始める。

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お通しにも工夫がある。

じゃこ天とカボチャの入ったきんぴら。

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シメサバは昆布ジメ。酸味は控えめで、旨味が増している。

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ここに来たら絶対に頼むのが、しっとりと甘めな味付けのおからコロッケ。

野毛ドル様と乾杯し、次の店へ。

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FFという愛称で呼ばれたりもしている福田フライ。

もやしをニンニクがっつりな辛めのタレで。

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衣と身の歯ごたえのコントラストにやられるアジフライ、揚げもつと皮串。

ここのもつは甘味と旨味を残して脂が切れてる。

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そうそう、刺身や煮物も美味しいのだ。

ミル貝とヤガラのお刺身。

こんなに寛いで写真を撮ったりできるのも、常連な野毛ドル様とご一緒だからですな。
感謝です。

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平日だし、ゲリラ豪雨の後だから、人の出も少な目。

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お馴染み都橋商店街。

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野毛に来て、ホッピー仙人に来ない手はない。

運よくカウンターに席があった。

ハーフ&ハーフをいただく。
ここで飲むホッピーは、なんでこんなに美味しいのだろう?
それに、仙人との会話が楽しいのだ。
新たな情報を得て、世界が広がったり。

さて、華のドアを開けると、満席。

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では、ミヤコバシ116で今後の進路を考えよう。
女性がいないと入れないお店。

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1人客がふらりと立ち寄り、店主と女性同士で話をし、溜飲を下げたり士気を高めたりして帰っていく。
いいなあ、こういう店。

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ミントの入った白秋のソーダ割りに、鶏ハムとキュウリのスイートチリソース和え。
飲み物も料理も、丁寧でクリーン。

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さすが野毛ドル様は、多くの札を持っていらっしゃる。

川を渡り、ソープランドがあったりして、女性1人では歩くのがはばかられるエリアで怪しく光る中華料理店。

青香延。
中国でも東北部の料理がメインの店だ。

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店に入ると、装飾も聞こえてくる言葉も異国。

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お通しと、麦茶ハイで、この日何度目かの乾杯。

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とにかく膨大なメニューがある。
カイコの唐揚げなんてのも。

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干し豆腐の塩味和え。

化学調味料がっつりだけど、旨い!
生ネギの辛味や、ちょっと戻したようなプリっとした歯ごたえの豆腐がいい。
ほんのり香るクミンが隠し味かと思って聞いたら、入れていないと言う。
他の料理に使った時に、混ざっちゃったのかもしれないね。
でも、次回もクミンが混入していてほしいなあ。

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皮から手作りな水餃子。

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野毛ドル様のお友達がオススメしてくれたジャガイモ、ナスとピーマン炒め。

ジャガイモやナスは一度揚げてある。

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東北部といえば、羊串。

羊自体にまとわせてある味噌的なスパイスソースのおかげで、肉がしっとり。
ここの羊串、好きだわあ。

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漬物とスペアリブの鍋煮。

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春雨も入っている。

白菜の漬物の酸味と熟成味、スペアリブの出汁とが一体となったスープが、深くて美味しい。
ご飯を入れたら、たまらんだろう。

さすが、野毛ドル様セレクションはぐっとくる店ばかり。
お店の人たちも親切だし、宴会を開いて、大勢でメニューを片っ端から食べつくしたい。
土曜のランチや早めの時間で、どうかね?

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やはり来ました、アポロ。

前回の印象が素晴らしくて、どうしても再訪したかった店。

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カウンターが空くまではテーブル席に。

この赤白チェックのテーブルクロスと美しい影を映す電燈には、2回目でも盛り上がる。

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あれ?
メニューがきれいになってる。

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カウンターに移動して、水割りを。

コースターにも横浜情緒。

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やはりコレだよね。
妙に美味しいチーズピザと、アポロサラダ。

ただシンプルなだけじゃない、研ぎ澄まされている。

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常連の方から、ハーパーの12年をソーダ割りでご馳走になったり。

梅酒のようにフルーティ。
ご一緒した人はウィスキー系が苦手だそうなのだが、これは美味しいと。

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シメには、ガーリックライス。

缶詰のマッシュルームや、細かく刻んだ茹で卵がいい。
これまた麻薬的に美味しくて、満腹を訴えていた人たちも匙を手放せない。

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古いジュークボックスが現役で活躍している店は、日本にもたくさんはない。

隣り合わせて話をしたカップルの男性は神戸から来ていて、ジュークボックスのある神戸の古いバーでアポロを薦められたそうだ。

とはいえ、初めての客にも気さくに話しかけてくれる明るいマスターが、この店の最大の魅力。

野毛ドル様、またもや素晴らしいご案内を、しかも平日の夜遅くまで、ありがとうございます!!
これに懲りず、今後ともよろしくお願いいたします。

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翌日、馬車道のホテルから中華街まで歩いてみよう。

と、あの電飾看板は!

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コーヒーの大学院、ルミエール・ド・パリ!

朝はどうしてもコーヒーが飲みたくなるので、昔ながらな喫茶店と検索して、気になっていた店ではないか。

入口からしてそそる。

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この盛りっぷり。
独自のセンス。
いいわあ。

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メニューのデザインも内容も理想的。

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カレーやクロックムッシュなどが選べる525円のお得なモーニングセットがあるのだが、中華街で朝食を取る予定なので、単品のコーヒーにする。

近所にチェーンのコーヒー店があっても、ここの方がお得だし美味しいぞ。
何より楽しい。
奥にはゴージャスな特別室もあった。

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無事に武夷へ到着。
前回、野毛ドル様におすすめいただいて食べた肉まんが美味しかったので、他のメニューも食べてみたいということで。

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店の奥のイートインスぺ―スに直行。
物置きと化していた席を空けてくれた。

隣では、おばちゃんが仕込み中。
さつまいも団子かな?
ちゃんと手作りしていることが証明されました。

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油條と豆漿。
豆漿は温かい甘い豆乳で、台湾などで飲むたびに「そんなに好きってもんでもないな」と思うのだが、なぜか頼んでしまう。

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和え麺とワンタンのセットも。

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麺は初めてと言うと、お店の人が混ぜてくれた。
下にピーナッツだれがいる。

味付けが甘めなので、添えられた高菜と一緒に食べるのがいい。

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まずは金陵で北京ダックとサックリングピッグを買う。
検索していて寄りたいと思っていた店も巡ろう。

中華調味料店の萬福臨では、自家製の無添加豆板醤を。

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聚楽では昔ながらの作りの月餅を購入。
ナッツ入りのはワインのつまみにもなる。

マーラーカオも美味しそうだ。

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紅棉ではエッグタルト。

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その場で食べると言ったら、お盆にのせてくれ、脇のベンチで食べなさいと。

小ぶりな大きさがちょうど良い。
タルト生地は塩が効いて、卵度の高いプリンとのバランスを取っている。

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次回は池波正太郎先生ゆかりの清風楼でシウマイを買って、麺も食べたい。
シウマイは、スヌ先生が以前に買ってきてくれ、肉が純粋で美味しかった。

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金陵のサックリングピッグ!

中目黒のお宅にお邪魔して、ゆっくりと味わうことにした。

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ビニールに入れられていたことでふやけてしまった皮は、魚グリルで4分ほど焼くと、

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ザックザクな歯触りが戻る。

これを家で心行くまで食べられるなんて、素晴らしいじゃないか。
しっとりジューシィでも重くはない。

途中で美味しいハチミツをたらしても美味しい。

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北京ダックは4分の1で、下の方をいただいた。
前回買った時に、下の方が脂が多いから、最初はあっさりめの上が良いと言われ、それに従った。
確かにこちらの方が、脂が滴っている。
ま、どちらも旨いので、好き好きだな。

甘すぎない良い塩梅のタレが身の奥までしみ込んでいるので、予備のタレは使わなかった。

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クレマン・ド・ブルゴーニュで乾杯。

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これらをワインと一緒に食べられるのが、持ち帰りの特典。

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さっとキュウリとミョウガ、カイワレの胡麻酢和えが出てきたり。

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トリンケーロ 2006。

やっぱり赤ワインですよね。

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スープを出してくれるとは。
嗜好をわかってくれている人はありがたい。

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ジュゼッペ・ガッバスのアルベスキア。

サルディーニャのワインのスパイス感が合う。

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原材料の少なさがいいね。

萬福臨の15年熟成豆板醤があまりに美味しそうで、

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最近ハマっている汁なし半田坦々麺。

満足満足。

野毛ドル様並びにご一緒してくれた友達に御礼申し上げます。

2013年8月27日 (火)

鎌倉・葉山飲み食い合宿:2日目

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軽く二日酔いな2日目はこちらから。

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市場の中にあるパラダイス・アレイでモーニングセット。
自由料金って言われると、どうしていいか困るよ。

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店内装飾も自由だ。

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お!かわいい!

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パンはその時の状況次第。
後から来た人たちは違うパンだったり。

美味しいパンとコーヒー、ハチミツ。
やわやわな半熟卵はパンですくいつつ食べるべきだった…(最後に卵を食べて、難儀した)。

こだわった素材できっちり美味しく、ゆるいがオシャレでもあるというのは、鎌倉で食べるのに理想的な朝食だ。

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有名な顔アンパンを買ったり。

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1つくらいは寺に行こう。
竹の庭で有名な報国寺へ。

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予想以上に竹。なんと濃密な。

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しっとりと吸い込まれるような重力がある。
周りに人がたくさんいても、まるで1人でいるようで、心が静まる。

これからは、飲み食いの合間に寺を1つ組み込むのをマストとしたい。

タクシーを拾おうとするも、やはり流しのタクシーがいない。
バスで鎌倉へ。
そして、逗子からバスで。

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まださしてお腹はすいていないが、ランチを予約している。

地元の人たちから勧められたシチリア料理の店、ピスカリア

この辺りにはそそられるイタリア料理屋が多いね。
フランス料理屋で気になる店は見つけられないのに。

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自家製ジンジャーエールとスプマンテの食前酒。
辛いくらいのジンジャーが爽やかで、食欲を喚起する。

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お通しは、瑞々しいズッキーニのガスパチョ。

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ランチはパスタを頼むと、前菜が6種付いてくる。
パスタの量が多いので、3人でメインも食べたいなら、前菜3人分でパスタ2皿にメインというのが適切とのこと。

この日の冷たい前菜は、ねっとりしたメジマグロのタルタル、

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サバとピーマン、ひよこ豆、枝豆、白インゲン豆、ドライトマトのサラダ、

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まろやかな酸味のある冷たいカポナータ。

いちいち美味しい。

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温かい前菜で、オクラのフリットには、ドライトマトとアーモンドのソース。

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生シラスの揚げ焼き。

海沿いらしく、魚が充実していてうれしい。

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フォカッチャはお腹に余裕がなくて、食べられなかった。

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モヴィアのルナー 2008。

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本日のパスタの1つ、赤イカと万願寺唐辛子のペンネ。

辛くなく、唐辛子の風味だけがある万願寺唐辛子が良い仕事をしている。

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地ダコのピリ辛トマトソースのスパゲッティ。

タコ出汁とフレッシュなトマトソースの組み合わせが、この海沿いでの昼食にぴったりハマった。

パスタがイカとタコで似てしまうのではないかと危惧したが、オイルソースとトマトソースで全然タイプが違って、それぞれに美味しい。

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本日のお魚から真ゴチを、アクアパッツァにしてもらう。

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塩辛くなく、物足りなくもない良い頃合い。
鯛をさらにむっちりとさせたような白身が美味しい。

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デザートにキャラメル風味の濃いセミフレッド。

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食後のコーヒーもちゃんとしている。

さらにバスで葉山へ。

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場所を移転したというSUNSHINE+CLOUD

葉山に似合うデイリーで趣味の良い服や雑貨が満載。
散在必至だ。

大きな看板が出ているわけでなく、知らなかったらたどり着けない。
連れてきていただき、ありがとうございます!

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併設のカフェ、OVER EASYは長尾智子さん監修だそう。

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ビールはヨロッコビールだったかな。ハーフを。

おつまみに添えられたソイスコーンは、大豆の味がして、ホロホロと旨い。

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茹で卵のアンチョビのせ。

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柚子胡椒とアボカドのディップ、カッテージチーズのトルティーヤ。

シンプルな料理も、少しの工夫で特別になる。
その工夫の方向が、好み。

渋滞を避けて、山側のバスで逗子へ。

ああ、楽しかった美味しかった。
ずいぶんとリフレッシュさせてもらった。
ご一緒してくれた皆様に感謝です。
次は秋ですな。

2013年8月25日 (日)

鎌倉・葉山飲み食い合宿:1日目

前の鎌倉遠足では、まだまだ食べたい店がたくさんあって、後ろ髪を引かれる思いで帰路に就いた。
やはり鎌倉は遠い。
これは泊りしかないな。

ということで、泊りがけで鎌倉・葉山を飲み食いすることにする。
とある土曜日。

まずは、鎌倉に来る目的でもあるオルトレヴィーノ

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ワインはオススメをうかがいつつ。
まずはアドリアーノ・アダミのプロセッコで乾杯。

料理はイートイン限定のものもある。

インゲン豆、パプリカとソフリット和え

茹で芋とサバマリネ

イカのタルタルはドライトマト、ディル、バーベナと

ビーツを練りこんだフクシャピンクのパスタはジャガイモとタレッジョチーズのトルテッリ、バター、セージ、パルミジャーノで

黒キャベツと自家製サルシッチャのトマトラグーをタリアテッレで

ローズマリーとセージのプレゼンテーションが美しかったのが、細かなハーブパン粉を纏わせた仔羊ロースト

脂が美味しいポルケッタ

ジャガイモのフライ

舞茸のグリル

チーズ盛り合わせには、洋ナシをくっつけて発酵させたものや、クランベリー風味のゴルゴンゾーラも

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アオスタのレ・クレーテ、シャルドネ。

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サンドロ・ファイのヴァルテッリーナ・スーペリオーレ、コスタ・バッサ 2009。

料理もワインも店の設えも、すべてのセンスの良さに、今回も感嘆。
わざわざ来る価値のある店だ。

さて、次の目的地に向けて歩こう。
辛かったら途中でタクシーを拾えばいいと思ったら、流しのタクシーがほとんどいない。

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疲れてきたところで、気になる店を発見。
前回はなかったよね?

ラ・コシーナ・デ・ゲン

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スペインバルか。

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感じがいい。

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鎌倉ビールで喉を潤し、

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カウンターにあったピンチョをつまむ。

作り置きで乾燥していたけど、スペインらしいカスカスしたパンと具の塩梅が本場っぽい。
夜に改めて来てみたいと思わせるものがある。

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暑いが、散歩が楽しい街だ。

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ロング・トラック・フーズ到着。

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福田里香さんご本人がいらっしゃって、かき氷をやっていた。

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手作りのシロップを全て少しずつかけて、

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最後は和三盆。

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かわいい!

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好きなスプーンでどうぞというセンスがまた、洒落ている。

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それぞれの味も、組み合わさったところも美味しくて生き返る。

また食べたいなあ。

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せっかくですから、海も見ておきますかね。
浜には若者がみっちり。

エスニックな料理屋が並ぶ屋台村的なところに座る。

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なぜここにしたかというと、シンハーの生ビールがあったから。

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一応、何か食べてみますかね。

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ソムタム。

まあ、普通。

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ブラジル屋台にちょっとそそられて、

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リングイッサ。

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海辺で食の選択肢があるということが大事なんだ。

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そろそろ夕暮れ。

日帰りの1人を鎌倉駅に送り、

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姉さんオススメの居酒屋、いさむ

商店街を脇道にそれたところ。

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女性のみでやっていて、やわらかな居心地の良い店。

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ビールと、お通し。

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小アジの南蛮漬け。

酢の具合がいいねえ。

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夏野菜のぬか漬け。

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地アジの干物。

小ぶりで旨味がぎゅっとつまっている。

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カウンターにはお湯をはった溝があり、日本酒を自分好みに燗する。
こりゃ、揚がる。

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鶏肉とピーマンの塩麹炒め。

限られたメニューながら、どれも丁寧に作られた家庭料理でホッとする。
近所に住んでいたら、家族でちょろっと立ち寄って夕食をとったりするんだろうな。

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確か、エレベーターというメニュー。
名前の由来を聞いたのに、忘れてしまった。

カリッカリのお揚げに大根おろし。

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ジャコとネギの入ったトロトロ和風オムレツ。

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日本酒を追加して、酒盗も。

さて、今夜は長いよ。

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ビルの2階、コマチーナの横にあるブルールームへ。

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地ビールを飲み、きゅうりとパクチーのサラダ。

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ピッツァ・マルゲリータのSサイズ。

さほど期待していなかっただけに、美味しくてびっくりした。
もっちりとした縁と薄い中央部、具と生地の香りの融合。

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移動途中、ジェラテリア・イル・ブリガンテの前を通ったら、まだ開いている。

売り切れてしまったフレーバーが多いので、お店の方のオススメに従い、ベルガモットとコケモモの2種にする。

ベルガモットを先に食べ、口に入れてしばらくは呼吸をするようにとのこと。
言われた通りにベルガモットを一口。
その香りの強さに圧倒される。
しばらくは自分からベルガモットが香っていたのではないか。

コケモモもとろりと美味しかった。

次の日に再訪して別のフレーバーを試さなかったのが悔やまれる。

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ちょっと歩いてオイチイチ

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カウンターには、1人で来ている地元のお客さんたち。
手作り感と海沿いらしいリラックスしたセンスのある店内。

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この日の日本酒の中から、強力。

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歯ごたえが楽しいコリンキーの和え物、干した小さなイカ。

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きんぴら。

作りたい味が明確にイメージできて作られた料理な気がする。
海の後、家に帰る前にふと立ち寄りたくなる感じ。

お店の方に本日の趣旨と回ってきた店の話をして、どこに行ったらよいかを聞いてみる。
と、まったく知らなかった店の名前を挙げるではないか。
しかも、説明してくれた場所はさっき前を通って気になっていたガード下のような商店街の中。

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他の店は閉店している小さな寂れたような商店街に煌々と灯る提灯。
カウンターは満員、外の席もうまっている。
常連さんと思われるお客さんが世話を焼いてくれ、外に席を作ってくれた。

バタバタしているお店の方たちに注文を通してくれたりで、ありがたい。
世話を焼いた後は放っておいてくれるものいい。

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その常連さんのオススメなつくねとおつまみ盛り合わせ、他にレバー焼きとタコ刺し、おでんのワカメ。

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特に美味しいというのではないが、なんだか楽しい。

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洒落た店が続いたから、ちょうどこういう雑多な雰囲気に触れたくなっていたところ。

さあ、そろそろ〆るかね。

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パンダバル

遅い時間まで開いている店が少ないからか、混んでいる。

ここでは何を飲んだんだっけ?
白ワインだったような。

揚げたて芋のパタタスブラバス。

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トウモロコシのコロッケ。

次回はもう少し早めに来てみたいものだ。

舟をこぎ始めた人がいるから、宿に向かおう。
鎌倉の宿はどこも満室で、大船だ。
大船でどこかもう1軒とも思ったが、入りたくなるような店を見つけられず、うろつくには酔い過ぎている。
というわけで、1日目終了。

2013年8月24日 (土)

ドン・チッチョ

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常連様が席を確保してくださって、久しぶりのドン・チッチョ。

いつもながら、満席で活気がありますな。

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泡で乾杯の後、白を。

テヌータ・デッラバーテのインツォリア。

まるでみかんのようだったのは、コレだっけ?次のだっけ?

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インドマグロのマリネ。

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イタヤ貝とビーツ、芽キャベツ、アーモンドのサラダ。

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メランザーネ・アッラ・パルミジャーナ。

冷たくてトマトソースがフレッシュな夏向きのパルミジャーナ。

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ヴィヴェラのサリシーレ、エトナ・ビアンコ。

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カサレッチェ・コン・レ・サルデ。

この高菜っぽさ!
シラクーサで食べたのを思い出す。

ウイキョウとイワシのパスタはここのが都内最強かと。

パスタの好みには自分的流行があって、スパゲッティーニがよかったり、ペンネリガーテだったり。
で、ここしばらくはスパゲッティ。
カサレッチェのようなショートパスタに対する興味が薄くなっていても、ここのカサレッチェを食べると、イワシのソースにはこのパスタが最も合うなと思う。
茹で加減が好みなのだろう。

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アサリとルーコラ、ケッパー、アーモンドのスパゲッティーニ。

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白金豚のラグーとリコッタチーズの自家製タリアテッレ。

滋味深い白いラグーは、塩や煮込みの具合が絶妙。

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セコンドは肉類盛り合わせにフライドポテトをプラス。

仔羊、酵素ポークのスペアリブ、短角牛のサルシッチャ。

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ルーコラも。

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赤ワインのおすすめを聞き、パオロ・カーリのマネーネ、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア 2008にする。

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お店の人には驚かれたけど、美味しいものは胃袋を広げるのですよ。

前菜に戻って、カジキマグロの燻製カルパッチョ、ルーコラとオレンジ添え。

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フリットミスト。

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グラスでモルガンテのシンツィリ、チーズやサラミ、ドライフルーツを盛り合わせていただいて、シメ。

気持ちを高揚させる料理たち。

2013年8月20日 (火)

ラムサイウア会

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とうとうコレまで入手しましたか。

タイの屋台にある大きさ。

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お馴染みのキッチンスタジアム的ハウスで、第2回サイウア会。

ラムでサイウアを作ったら、さぞかし美味しかろうと。

もちろん今回も四谷三丁目のサイウアおばさんが指南役。
家主様がサイウアおばさん推薦のネットショップで必要なものを全て揃えてくれた。

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まずはサイウアペースト作り。

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美味しそうな香りが充満。
ちょっと目に来る。

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ラム肉に豚の背脂、サイウアペースト、ハーブを手袋をして捏ね合せる。

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このまま食べたいくらいだ。

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背脂はもう少し多く入れたほうがよかったねと。
硬くて、腸詰作業に難儀した。

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ご立派。

腸詰作業はガイド役が肝だ。
手慣れたサイウアおばさんのおかげで、空気も入らず、完璧な仕上がり。

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さあ、焼いている間に乾杯しよう。

前菜はヘパリーゼ。

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ゴーヤとミョウガ、シラス、マヨ、ポン酢、鰹節のサラダ。

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2日連続でオギノのパテだなんて、贅沢。

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パンは西荻窪のラ・プルミエ・プゥッス。

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この酢漬けたち、酢と塩の加減が好みだったのですが、どこのでしたっけ?

特にザワークラウトは後から大活躍。

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焼き鮭のヅケ。

麹っぽい香りもして、美味しい。

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ビールの後は、ベリー・ブラザーズのシャンパン。

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サイウアおばさんは、イカのタイ風炒め上手でもある。

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クンオップウンセンもあるらしい。

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そそる!

ラムサイウアがこんがり焼けました。

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真ん中の黒い玉は、腸詰めできなかった余りを丸めたもの。
途中で取り出さなかったから、焦げた。

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ハーブがザックザク。
ラムのクセとサイウアのスパイシーな香りの相乗効果。

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タイでもラムで作ったりするのだろうか?
これだけピタリと合うのだから、するに違いない。

次回は、豚とラムの両方を一度に作って食べたいものだ。

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サイウアにぴったりだったのが、オレンジ色のルミエール・オランジェ。

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クンオップウンセン。

旨味を吸い込んだ春雨。

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四恩醸造の瑞雲 2012。

初めて飲む発泡のロゼなのだが、大爆発。
天井まで吹き出し、半分になってしまった。

開けるときはよく冷やし、少しだけ開けたところで閉め、落ち着くのを待つというのを何度も繰り返すこと。

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ハラミの塊に切り込みを入れ、サイウアペーストを塗りこみ、上からバイマックルー。

サイウアおばさんの発案によるお試しメニュー。
どんな仕上がりになるか、楽しみだ。

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自家製レバーペーストや、

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黒オリーブとマッシュルームのペースト。

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ヤムママーの達人によるヤムママー教室。

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ジャンクで旨い。
だがそれがいい。

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失敗から学び、溢れさせずに開けました。

レ・ヴァン・コンテのパウ・ブロップ・ウィッズ。

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お!美味しそうじゃないか。

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でも、このままだとペーストが肉に負けてる。

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さすが、サイウアおばさんはそれを見越して肉用ナムチムを作っていた。

これをプラスすると、味の焦点がビシっと定まる。

あっという間にハラミ完食。

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肉には、ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァンのアルボワ・レ・コルヴェ 2011。

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スープ好きなのを知って用意してくれているとはありがたい。

冬瓜とドンコの滋味スープ。

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四恩はクレマチスの橙 2009も。

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嚆矢で食べて以来お気に入りの虎鯖。
百貨店に出店していたのを買っていてくれた。

脂ノリノリで、そのまま生わさびと醤油で食べるのも美味しいが、

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発見してしまいましたよ。

虎鯖にキュウリのピクルス、ザワークラウト、パクチー、マリチャの黒胡椒、生わさびで食べるのが美味。

これは1つの料理だね。

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エメリー・シュール・ダルクのクレマン・ド・リムー。

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タイのはちみつが味わい深くて、ブルーチーズが練りこまれたパンと共に。

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スパイスが入ったグリッシーニのような食感のパンも。

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道具は使わないとね。

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先ほどの鮭が入ったソムタム。

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パオロ・カーリのマンドラゴーラ。

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食べつつ飲みつつ作りつつが楽しい。

にしても、そのバターの量?

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メープルシロップも入って、甘じょっぱい。
罪悪感満載ながら、食べるのを止められない海老と鶏肉とセロリの炒め物、セルバチコ添え。

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チャヴォリッチ(?)のペコリーノ。

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ジローラモ・ルッソのエトナ・ロッソ 2010。

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6人だったよね?

しかも、途中で1人別件に旅立ったよね?

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さらにスープ。

トマトとパクチー入り。

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で、まだ飲む。

グルフィのネロブファレフェル 2007。

皆様、ありがとうございました!
サイウア会、定例化してください。

2013年8月17日 (土)

東京湾花火大会鑑賞会

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夏の夕暮れ、お馴染みの粋なお宅に集合。

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乾杯は、クリュッグ!!

ああ、美味しいシャンパンは、本当に美味しい。
ご相伴にあずからせていただき、ありがとうございます。

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飲み食いしながら、花火の開始を待とう。

こちらのお宅の皿がまた、素敵で、それも楽しみの一つ。

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スヌ教室のアレンジ版。

豆苗とカブのゆかりサラダ。

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カブとインゲンマメのピクルス。

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オギノのパテやレバーペーストもふんだんに。

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カボチャのパルミジャーノ焼き。

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牛肉とゴボウ、実山椒の炒め。

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枝豆も欠かせない。

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山芋と海老、枝豆を海苔で巻いて揚げたもの。

こういうの大好き。

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ミョウガとショウガの自家製ピクルス。

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こちらも、自家製。
ピクルスはいくらあってもいい。

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ドメーヌ・ソガのメルロー 2010。

深い。

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ラ・ピエレレのシャブリ。

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カステッロ・ディ・アマのハイク 2009。

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ヨンキーのピータンを使ったピータン豆腐。

クリーム状の黄身。

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台北の永久號のカラスミまで!

美味しいものしか出てこない。

と、

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始まった。

ベランダに移動。

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途中、ビールを取りに行きつつ。

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ああ、夏はやはり花火を見ないと始まらないし、終わらない。

いつも素晴らしい場所で見せていただき、感謝でございます。

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さて、宴の続き。

カラスミはそのままでも美味しいが、

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バターとディルと一緒に大根でくるんで食べるのが、麻薬的。
肥満の元なのを知っていても、食べずにはいられない。

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水菜、ニンジン、ヒジキ、枝豆のサラダ。

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ジャガイモとソーセージ。

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ユドロ・バイエのシャンボール・ミュジニー、ヴィエイユ・ヴィーニュ 2010。

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スイカ丸ごと。

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これぞ、夏。

花火、美味しいお酒と料理、楽しい会話、新たなハマりものを誘発しそうな録画まで見せてもらって、帰りには漫画も借りた。

最高じゃないか。

家主様、皆様、ありがとうございました。

帰りの電車で、漫画を読んでいて乗り過ごしたのは、満足度に比べれば小さきことです。

2013年8月16日 (金)

KIRAZ 飲みきり会

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和酒バルKIRAZが休み前に開催する飲みきり会。

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会費制で、この冷蔵庫から飲み放題。

渡されたグラスに好きなものを自分で注いで飲むという楽しい会。

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次々と追加される料理をビュッフェでいただく。

湿気が尋常じゃない暑い金曜の夜、まずは、山椒が入っているという地ビールで喉を潤し、

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さあ、飲みますよ。

福田、活性うすにごり。

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新政、六號、しぼりたて。

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鍋島、三十六萬石、にごり。

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三芳菊、零。

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新政、アスペルギルス・オリゼー。

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さらに新政、亜麻猫。

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ラベルがないなんて、そそられるじゃないか!

相模灘の非売品。

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再度戻って、風味を確認したり。

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五十嵐、純米吟醸直汲み。

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貴娘、純米吟醸、直汲み荒ばしり。

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三芳菊、岡山雄町直汲み。

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料理もワシワシといただきつつ。

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春霞、八反錦、瓶燗火入れ。

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六根、純米吟醸。

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花巴、山廃純米吟醸、五百万石。

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再度五十嵐。

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三芳菊、阿波山田錦、おりがらみ。

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行きつ戻りつ。

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立ち飲みで、量を自分で加減でき、水もたっぷり飲むからか、

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記憶も確か。

とはいえ、一つ一つの風味を明確に記憶する能力は、もともと搭載されていない。
友達や居合わせた人々と感想を語り合うのが楽しいのだが、その時限りだ。

利き酒やソムリエの資格を取れるような人を、心から尊敬する。

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豐賀、氷温熟成生原酒、仕込み五号。

あー、楽しかった美味しかった。
毎回思うけど、この店のおかげで、家でも日本酒を自由に楽しめるようになった。
それまでは、カラスミや刺身など、ワインを合わせるのが難しい場合だけだったが、それ以外でも、日本酒のほうが合う西洋料理があることを知った。

また次回も、ぜひ、よろしくお願いいたします。

2013年8月15日 (木)

スヌ子のお料理レッスン: 夏満喫!軽やかシーフード

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今回のお教室には、おっ!という顔がちらほらと。

再会というのはうれしいものです。

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暑いさなかには夏野菜を。

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スヌ子先生はフルーツを取り入れるのが旨い。

スイカは皮近くを使うという。
いいねえ。
そのままで甘いところだけ齧って、残りを料理するってのもありってことで。

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スイカに続いてトウモロコシ。

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いろんな道具を見つけてきますなあ。

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手際よく魚を捌くには、慣れが必要。

テリーさんの熟練の技に感嘆したり。

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ズッキーニは柔らかすぎると思ったら、貝印のスライサーでいけるんすね。

こういうのは箸休めとしていくらでも食べられちゃうから、たっぷりと。

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イカのワタを見ると、どうしても一緒に炒めたくなってしまう。

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ニンニクとショウガをどこまで炒めるか、おさらい。

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スパイスを入れ、

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水分はヨーグルトですか!?

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で、ナンプラー。

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ここのお教室に通っている人たちの心をつかむディティール満載のカレー。

さあ、盛り付けましょう。

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ビールでない泡が飲みたかったところ。

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バロン・ド・ブルバンのロゼ。

爽やかでまろやかなカレーにもよく合った。

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いただきます。

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〆鯵とスイカピクルスのカルパッチョ。

ニンニク&塩がスイカと鯵をつなぐ。
スイカの皮寄り部分だから、甘さが強すぎないのも良いのかもしれない。

図らずもこの後、ロッツォでのしし座会があり、スイカを料理に使う場合の注意点が頭に刻み込まれた。

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シーフードヨーグルトカレー。

シャキっとした野菜やヨーグルトのやわらかな酸味、確かに軽やかです。
ディルも重要。

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コーンのブラマンジェ。

ガリっとしたマリチャの胡椒で。

これ、ゼラチンの臭いが気になって苦手だった。
固めずにいただきたかったというのが、正直なところ。

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ミントズッキーニラペ。

案の定、止まらない系。

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2種目は、アンドレ・ステンツのピノ・ブラン。

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話も盛り上がり、やはりCODで追加。

パスカル・ジョリヴェのサンセール。

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おまけレシピは桃のコンポート。

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桃を嫌いな人は珍しい。

それにしても、傷のない美しいお姿ですこと。

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うっとりするような香りは、ブルガリアンローズウォーター。

トロリと甘い桃にローズの香り、なんと艶やかなデザートだろう。

今月も、ありがとうございました。

2013年8月13日 (火)

エソナ 秘蔵のワインたち

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ぜいぜいと坂と階段を上がって、まずはビール。
小さめのグラスで。

渋谷のエソナ。

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冷たいカボチャのスープ。

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アンリオのキャンペーン中ですし。

3人で。

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前菜盛り合わせ。

自家製ロースハムと庄内産メロン、パテ、ラタトゥイユ、鴨、キャロットラペ、白いのは芋のピューレだったかな?

芋のピューレがクリーミーでも口当たりが軽く、美味しい。

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たまらず1口齧った後の、自家製ジャガイモ入りフォカッチャ。

しっかりとした甘さ、フワっとしてしっとりという食感、これは定番としてください。

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季節野菜のオーブン焼き。

歯ごたえを残した野菜、チーズと塩のバランスの良さ。

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さあ、リストには載っていない、秘蔵のワインたちをいただこう。
赤をお願いし、愛情あふれる説明と値段を聞く。

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年代と、飲み頃具合を考えて、こちらを。

ブリュノ・クレールのサヴィニー・レ・ボーヌ、プルミエ・クリュ、ラ・ドミノード 1999。

梅カツオ。

いいワインは、やはりお店で、詳しい方々と一緒にいただきたい。
感想を言い合いつつ飲むと、敏感になれる気がする。

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夏のお楽しみ。
枝豆のニョッキ、トウモロコシスープの冷製。

スープというよりピュレで、濃ゆい。
枝豆の青さと、トウモロコシの強く瑞々しい甘さの組み合わせ。

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有機ナスとズッキーニのラザニア風。

挽き肉はゴロゴロと粗挽き。
確実にそこにいるが、存在を主張しすぎない、程よいクミン。

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〆の料理に合わせてグラスで出してくださったのが、こっくりした白。

エミール・ベイエ、コート・デキスハイム。

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まかないスープカレー。

舌の奥に直接届くようなカレー。
辛いが、胡椒の辛さで、舌が痺れるようなことはない。
野菜も煮込まれすぎず、フレッシュだから、クスクスに合いそう。

Twitterで気になっていて、お願いしたのだ。

店主様は辛い物が苦手で、カレーにも興味がなかったとか。
なのに、ふとしたきっかけで、スパイスを組み合わせる面白さに目覚めたそう。

季節のスープカレーも定番入りさせてください。

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ご一緒した方から、素敵な台湾土産をいただく。
ありがとうございます!

いつ来てもすべてがいちいち美味しい。
秘蔵ワインをまた、攻めなくては。

2013年8月12日 (月)

落語後の新橋いし井

できるだけ落語を見に行きたいと思っている。
で、落語の後は、やはり日本酒が飲みたい。
終わるのは大抵21:30過ぎで、そこから当てのある近場に移動。
この日は新橋。
ならばあそこに。

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2人でいし井のカウンター。

まずは小さめのグラスできゅっとビール。

お通しは、枝豆の入った雑炊。
生姜が効いていて、お腹が温まる。

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おススメの日本酒をグラスで。

佐賀、能古見の夏用純米酒と、松の寿の夏ノ寿。

日本酒のボトルのコストについての話を伺ったり。

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茄子の煮びたし。

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吟醸好きな方は万齢の夏の酒、純米吟醸生。

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刺身盛り合わせ。

イカをわさびで食べるか、生姜で食べるか。

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トウモロコシの天ぷら。

さらっとした衣で揚げてあるのがいい。

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たかちよ、おりがらみ、氷点貯蔵無調整生。

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写楽、備前雄町の純米吟醸。

いし井さんはオマチストだ。
で、その話を聞いていると、こちらまで雄町が好きになる。

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稚鮎の天ぷら。

個人的に、鮎は稚鮎に限る。

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タコの燻製。

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松の寿の雄町、純米吟醸。

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おしんこ。

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七田、純米吟醸、雄町50。

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ふわんふわんの自家製さつま揚げ。
こうやって、魚の風味が活きて、口当たりの軽い練り物なら好きだ。

完璧な流れ。

次の落語の予定は新宿なのだけど、後の一杯はどこに行けばよいのかな。

2013年8月10日 (土)

しし座会 @ ロッツォ

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久しぶりのロッツォ・シチリア。

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奥のテーブル席を貸し切って、料理教室つながりな人々の大宴会。
自分を含む、しし座のお誕生日会を開いてくれるそうな。

ありがたい。

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ワインはもちろん、イケメンにお任せ。

乾杯はデューカ・ディ・サラパルータ。

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特別なメニューまで作ってくれている!

幸せですよ。

この時点は、まさか本当にベロベロで帰ることになるとは、思っていなかったなあ…。

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さあ、食べよう飲もう。

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カラヴァリオのサリーナ。

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やはりマストなパネッレ。

熱々を手づかみでホクホクと。

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茄子のカポナータ。

アグロドルチェっぷりが、シチリアだなあ。

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本日のベストだと言う人多数なのが、サバの軽い燻製にキウイ、キウリ、ミント、茶豆のマリネをのせたもの。

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コッタネーラのエトナビアンコ。

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お、

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なんと!

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サザエ、ホタテ、ムール貝とスイカのサラダ。

大人数で来てよかった。

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最後にオリーブオイルを一匙。

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食べるほどに美味しい。

小さいころ、スイカには塩をふって食べたね。
貝の旨味とシャリっと甘いスイカをつなぐのが、塩とオリーブオイル。

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かわいいカップは、このお酒のノベルティだとか。

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ピアナディチエリのカタラット。

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ロッツォで肉料理!?

金華豚のアリスタとクレソン、白インゲン豆のサラダ。

ローズマリーのペーストが埋め込まれたローストポーク。
下のサラダも旨いね。

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ブラティーナといろいろなトマト。

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やわやわのモッツァレラは香る。

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グルフィのヴァルカンツィリア。

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さあ、パスタだ。

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タリオリーニ・アッラ・ノルマ。

リコッタサラータをかけてくれているのがうれしい。
シチリアだもの。

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テヌータ・デッラバテのシャルドネ。

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大鍋が登場。

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金目鯛、白イカ、エビのリゾット。

しみる。

この緑は何だっけ?
味的に活躍していたのに。

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グラーチのエトナ・ロッソ 2009。

ふと見ると、カウンターに知った顔が。
たまたま食事に来ていた友達たちに遭遇して、テンションが上がる。

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メインが肉!

和牛のインヴォルティーニ。

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肉を肉で巻いている。

細かいパン粉が香ばしい。

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やった!

憧れの名前入り赤パン君。

皆様、ありがとうございます!

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さて、酔っぱらったので、電車を放棄。
別件後に合流してくれた友達にも会えたうれしさで、ますます酔う。

そろそろ記憶のテープが切れかかってます。

白に戻って、イル・ポッレンツァのブリアネッロ。

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フレスコバルディのベネフィツィオ。

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自家製食後酒各種が出ているのに、

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なぜ?

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パスタ・コン・レ・サルデをスパゲッティで。
って、コレ、確実に自分のオーダーだ。
すごくよくわかる、その気持ち。

さぞや美味しかっただろうに、覚えていないって、悲しい。

なぜか、どうやらそこまで酔っぱらっているようには見えないらしく、自分でもその時なりに状況判断をしている節がある。
料理やワインの感想も話しているそうだ。
で、節度も限度もないから、突き進んで食べ続けたり飲み続けたりするのだけど、次の日、猛烈な満腹と二日酔いで目が覚める。
飲んでいる途中で気持ち悪くなったり、寝ちゃったりする人は、そこまで飲まないから二日酔いがないと言う。
どちらがマシなのか?

ともあれ、ここの料理は、「シチリアだったら、こうあってほしい」というお約束がきっちりと守られているのが好き。
魚介モノにはチーズを使わないのが鉄則だけれど、代わりのコク出しにパン粉を用いたり。

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ダンテ・リヴェッティのブリッコドーロ。

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まだ飲むんだ。
おぼろげながら、率先してお願いしていた記憶がございます。

ジーニのラ・フロスカ。

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フリット・ミスト…。

飲むだけってのはできないんだよね。
知ってるよ。
野菜で揚げてるとか、食べたいよね。

近所にお住まいで、ロッツォが家の食堂化している方が駆けつけてくれて、楽しかったことは覚えています。

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この赤は何だい?

ロッツォの皆様、そして、これだけの大きな会を一人で仕切ってくれた幹事様に心からの御礼を申し上げます。
参加の皆様、これに懲りず、またぜひご一緒してください。

祝われるのが苦手だけど、知ってる人も知らない人も、みんなで集まって飲み食いするのは楽しいねえ。

なお、ここで何か約束をしておりましたら、覚えておりませんので、お知らせください。

2013年8月 5日 (月)

アルドアック

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代々木八幡・公園のスペイン料理、アルドアック

2階にあるカウンターのみの店に3人で。

料理はコースが5,000円と7,500円の2種類、ワインも料理に合わせたものを出すグラスワインメニューがあるそうだ。
5,000円のコースと、それに合わせたワインをお願いする。

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まずはカヴァで乾杯。

ゴルネール。

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枝豆ののったトウモロコシのフラン。

フランとはいえ、もったりとしたスープのようなやわらかさ。
冷たいトウモロコシのスープって、メジャーな料理だけど、これは群を抜いて美味しい。
トウモロコシの甘さとフレッシュに香るオリーブオイル、塩味というよりミネラルの岩塩的な味わいの混ざり具合に驚いた。
岩塩の味はするが、粒はない。
3つの要素が完全に混ざりきらないマーブルのように合わさっていて、一匙ごとに主張するものが異なる。
どうやったら、こんなことになるのだ?

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イワシのマリネ、チーズ、ソースはシェリーを煮詰めたもの。

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ワインはエデターナ・ブランコ。

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アホ・ブランコ。

アーモンドとニンニクのスープで、シェリービネガーの酸味が効いている。
ニンニクがひっそりと旨味を加えていて、品が良い。

生ハムやマスカット、ブルーベリーという具の組み合わせも秀逸。

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どの皿も美しい。

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パプリカにタラの詰め物。

何度か食べたことがある料理だが、ここのには目を見張った。
なめらかな詰め物とパプリカが一体化している。
ソースもパプリカのソースで、チーズが入っているのか、コクがある。

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ミニなマッシュルームに詰め物、ラルド、アリオリ系ソース。

小さいのに香るなあ。

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カステル・デル・レメイのオダ・ブラン。

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次の料理には、ロゼのような白。

ロシャレル・ペネデスのLXV・チェレッロ・ヴェルメル。

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イカ墨パエーリャ。

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イカ墨ご飯系で感動したのは初めてかもしれない。

イカ墨の甘さとコクが活かされつつ、キレがある。
米粒のように小さく切られたイカがどの一口にも入り、食感面でも楽しい。

で、添えられたアリオリソースのクリーミーさ。
ニンニクの辛味が排除され、洗練されている。

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メインには軽やかな赤。

キンタ・ダ・ムラデージャのアランダ。

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大和豚のコンフィ、パプリカと豚の肉汁、シェリービネガーのソース。

裂けるような赤身。

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1人はシェリーを合わせてもらっていた。

さて、コースではデザートなのだけど、あまりの美味しさにまだまだ食べたいという気持ちが抑えられない。
21:00以降はアラカルトを注文できるから、いっときましょう。

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ギンディージャの酢漬け。

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先ほどのアリオリソースで茹でたジャガイモを和えたものがある!

アリオリとジャガイモだと知ってはいたが、予想を上回る完成度。
ああ、この店、クセになるぞ。

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グラスワインも追加で。

ボデガス・アバニコのテンペスタード。

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他の2人はイネディットを。

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メニューにはないけど、カツオのたたきがありますよと。
もちろん、いただきます。

キュウイにバルサミコ、赤ワインビネガー、パセリにゴマ。
キュウイか。マネしよう。

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ロゼを。

クルス・デ・ピエドラ。

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本日のパエージャはカボチャ。

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真イワシの酢漬け。

ねっとり。

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それに合わせるのが、チャコリのロゼ。

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チャコリパフォーマンスも完璧。

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トマトのオーブン焼き。

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そろそろコースに戻って、デザートかチーズを。

チーズはスペイン3種の盛り合わせ。
メンブリージョが自家製とは。

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デザートは桃のコンポートにライチのソルベ。

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食後酒もお願いし、マエストロ・シエラのオロロソとパチャラン・バサラーナ。

このパチャランのアニスの香りが、桃のコンポートにぴったり。

その場で次も予約した。
毎月来たい。

本当に美味しいと感じるときは衝動のようなもので、ただ旨さに痺れる。
それを噛みしめるために、どこがどう美味しかったのかを後付で考える。

いやー、震えたなあ。

2013年8月 2日 (金)

シャトー・メルシャン 1973

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友達のセラーから発掘されたワイン。
もう美味しくはないと思うけど、という断りつきで送ってくれた。
美味しくなくとも面白いには違いない。
さて、いつ飲もうか。

気が短くて、自分ではワインを寝かせておくことができない。
だから、古いワインをいただくと、いいとこ取りをさせてもらったような気がする。

また何か発掘されたら、いつでも送ってくださいね。

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出張から帰って来てしばらくは、食後のちょっとしたつまみに事欠かない。

ラスパイユの山羊チーズたちや、

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鴨のソーセージ。

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脂少な目な豚のソーセージは生っぽくて好き。

日本で買う輸入サラミやハムは塩辛くていけねえ。

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夏は白率が高まる。

レイモン・デュポン・ファンのオークセイ・ディレス・ブラン、レ・ヴィルー 2011。

キンモクセイから大きな白い花、酸がしっかり。

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アール・エ・ペペのロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ 2010。

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ユドロ・バイエのロゼ、フルール・ド・リラ 2011。

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リシャール・シェルラン。

お得だ。

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ユドロ・バイエのブルゴーニュ・ルージュ 2011。

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フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2010。

上のユドロ・バイエと同じ日に飲んだので、違いが面白かった。

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久しぶりにトマトソースのスパゲティを作ろう。

家ではプチトマトを使う。

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最後にブレンダーにかけるので、皮は気にならない。
ブレンダーにかけると簡単に乳化して、まろみが出る。

パスタを合わせる直前に辛さが必要かもと思い、ピマン・デスペレットパウダーを加えたら、奥行きが増した。
チーズはいただきもののペコリーノロマーノ。

パスタを何種類か食べる時以外は、結局、トマトソースばかり。
鶏腿肉のローストと並んで、続けて食べても毎回美味しいと思うもの。

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