ラ・ピヨッシュ
水天宮前のラ・ピヨッシュ。
オープン直後に複数方面からオススメされたビオワインの揃うビストロ。
土曜日は(日曜日も?)お店の方が惚れ込んでいる筑波のパン屋さんPanezzaのパンもあると、諸々精通した方が予約をしてくださった。
飲み食い好きというキーワードで、初対面もありの6人。
土曜日の早い時間に集合。
残暑厳しき折、最初は泡で。
薦めてくださった2種のうち、微発泡なパタポンを。
泡は偶然の産物で、「きっとすぐに買えなくなっちゃいますよ」と。
そりゃあ、いただいておかなくては。
昆布森真牡蠣の岩のりジュレ。
噂のパンは、どっしりとした田舎パン。
2種類いただき、どちらも小麦の香りと酸味のピュアな味わいが印象深かった。
クリスチャン・ヴニエの白、シェヴェルニー・ブラン、レ・カルトリー 2011。
佐島真ダコと梨瓜、グレープフルーツ、シソ。
梨瓜は、本当に梨と瓜のあいのこのよう。
お肉屋さんの前菜盛り。
この盛り合わせはマスト。
ハム、タンやハツ、レバー、パテ、ピエール・オテイザさんのサラミなど。
木のテーブルに丸太の椅子、歪さを残した木のプレートで、溢れんばかりの肉を喰らう。
ワインはオススメを伺うと、レアなものがザクザクと出てきて、説明も丁寧で、楽しい。
軽めの赤を。
アドリアン・ルーのブルゴーニュ、トレ・リーブル。
ブドウはピノに少しだけセザール。
セザールって、初めて聞いた。
ワインが進むこと。
白に戻って、
ジェラール・シュレールのピノ・ブラン 2011。
この日のこだわり農家の野菜焼きは、カボチャ、万願寺唐辛子、ナス、ズッキーニ。
仔羊の煮込み、レモンタイム。
赤ワイン煮かな。
これは前菜のところにある肉料理。
と、ここで気づいた。
メインも頼んだけど、絶対に足りないよね。
追加、お願いします。
肉料理が来るから、赤を。
ガメイで。
クリスチャン・デュクリューのパションス。
ワインに詳しい方々が、どれにしようかと話すのを聞くのが、また楽しい。
炭焼きの盛り合わせで、豚ハツ、リードボーに、ぜひにとおっしゃるロニョンを足して。
つけ合わせがグラタン・ドフィノワというのもいいねえ。
メインはほとんど炭火焼きなのだが、薦め方やちょっとした文句に転がされまくり。
追加した前菜。
千葉のメタガレイのカルパッチョ。
また泡に戻ってもいいかもねーなんて。
ジャン・ピエール・ロビノ、ロペラ・デ・ヴァン。
ヴェネト、ウサギ腿肉炭火焼き。
ウサギはちょっとパサっとしていて残念。
冷凍モノだろうから、仕方ないのかもしれない。
むしろ、つけ合わせの炭火焼きインゲンに夢中。
キノコ3種の炭焼き。
薫り高い。
シイタケ以外は馴染みのない名前だった。
さらにワイン。
この日、最も印象深かったワイン。
フィリップ・ジャンボンのロッシュ・ノワール。
果実味豊かでスパイシー。
お香も漂う。
オーブラック牛ハラミ炭火ステーキ。
炭火で焼いた赤身の肉、間違いはない。
小山になったインゲンとキャロットラペのプレゼンテーションもそそる。
さらに追加なぞ。
ほら、誰も止めないから。
自然派野菜のサラダ。
シンプルで旨いというのは、ここの料理全般に言える。
サヴォワ風セミドライソーセージ。
セミドライとはいえジューシィなソーセージはもちろん、この山盛りシュークルートに胃袋を掴まれた。
つけ合わせのセンスが素晴らしい。
吟味されたチーズの盛り合わせ。
最後に白的なものを。
ピエール・オヴェルノワのアルボワ・ピュピラン。
サヴァニャンでしたっけ?
本日のラインナップ。
いやー、テンションが上がる店だなあ。
4人以上で来たほうが楽しいと思う。
とはいえ、2人で来て、肉前菜盛り合わせと野菜、チーズをつまみつつ、じっくりとワインを飲むというのも捨てがたい。
この日は、胃袋も肝臓も頑強な人揃いな6人だったから、ノンストップで駆け抜けた。
お店の方にはちょっと驚かれてしまった様子で、お恥ずかしい。
皆様、ありがとうございます。
またぜひご一緒してください!
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