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2013年9月17日 (火)

おかめ

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友達がたびたび一人飯で来て、その美味しさをTwitterで叫んでいるのが気になりまくっていた代々木上原のおかめ。

どの駅からも離れている。

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念願叶って、コの字カウンターにご一緒させていただく。

おでん以外のメニューも美味しいとか。
このお通しからして納得。

サッポロビールで乾杯。

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関西風の透明な出汁がうれしい。

常連な友達のおすすめに従いつつ。

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シメサバ。

レア寄りなシメ具合、サバ自体の質の良さ、「ここのが一番だと思ってる」と言うのもわかる。

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海老しんじょ揚げ。
「真女」と書かれていた。
個性ある毛筆のメニューを見るのも楽しい。

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このタコのおでんにやられた。

薄切りした生のタコを皿に並べ、そろりと出汁を注いでその熱でうっすらと火を通す。

今まで食べたことのないタコのおでんで、今まで食べたどれよりも好きだ。
生でいて生でない、そんな火の通り。
コリコリくにゃりと甘く、ほんのりと出汁を含む。

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日本酒は山形の花羽陽で、純米吟醸と本醸造。

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昆布と大根の美味しさは言わずもがな。

クリーンな牛筋には、一片の臭みもない。

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穴子の揚げ出汁。

揚げ力も高い。

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ぬか漬けは生姜醤油で。

ちょっとしたことなのに、はっとさせられるなあ。

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自家製鮎のパテ。

鮎の個性である苦さはありつつ、その身の青い瑞々しさのほうが立っている。
ちびちびと、日本酒がすすむ。

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豆腐のおでんも、繊細さを残して。

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石ガレイの刺身。

本当に、何を食べても美味しい。

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シメの炭水化物を必要としない体質でも、あのおでんの出汁で茶漬けなら、頼まずにはいられない。

海苔茶漬け。

ここのことをFBにあげたら、「そこ、大好き」というコメントを寄せてくれる人々あり。
多くの人にとって、ふと行きたくなる良い店なのだな。
その気持ち、すごくよくわかります。

ああ、あのタコおでんが食べたい。

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