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2013年10月 3日 (木)

ラ・ダム・ド・ピック

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今回、出色のレストランはLa Dame de Pic

ちょうどこの出張前にパリを旅行していたグルメな方が絶賛。
そのつながりの別のグルメな方は、本店とも言えるヴァランスの三ツ星、Maison Picを、これまた絶賛。

この方々の推薦なら、行かねばなるまい。

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ゆっくりと昼食を取れそうな日が1日あり、ウェブサイトを通じて予約。
前日にはコンファメーションの電話があった。

開店と同時に入店。
その後、あっという間に満席に。

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グラスでシャンパンを。

ビルカール・サルモンのピックオリジナルシャンパン。
ペイネのイラストがかわいい。

これ、買って帰るとかできるのだろうか?

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お通しは、カレークリームとカリフラワー(だったような)のピュレ。

カレーとはいえ、品が良い。

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バターはアジアのスパイスが入っているそう。
燻製香。ピヤーシっぽくもあり。

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ワインはオススメに従い、初めから赤で。

ドメーヌ・コンビエのクロ・デ・グリーヴ 2010。

メニューが変わったばかりで、香りを嗅いでから始めるものはないそう。
3人のうち、1人は皿数の少ない49ユーロのコース、我々は79ユーロのもの。

柚子など、和の素材を使ったものがちらほらと。

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酢漬けにした赤大根やカブ、根セロリなどに燻製卵黄身、

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抹茶マヨネーズと、下にはカボチャのピュレ。

生な黄身とカボチャが混ざり合ったまろやかさと、ハリハリとした酢漬けの野菜とのバランスが良い。

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こちらは、サーモンに赤カブ、ホースラディッシュ。

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79ユーロのメニューには、ムール貝とズッキーニ、ペルー産エストラゴン。
下の白いムース的なものは根セロリだったか?

ムール貝の味の凝縮されていること!
薄く長くスライスしたズッキーニの火の通し加減も絶妙。
エストラゴンがしめる。

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さらに赤。

アラン・ヴォージュのコルナス、ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008。

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豚肉にイチジクのコンポート、茄子のピュレ、トンカ豆。

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周りはカリッ、中はしっとりで、脂の臭みは抜けていても、旨味は濃い。
豚の角煮を連想させるが、ちゃんとフランス料理。

ここの料理はどれもポーションが大きめでカジュアル。
その実、手間がかかっているのがわかるし、食後感が洗練されている。

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美味しい料理は、話を盛り上げる。
チーズの盛り合わせをプラス12ユーロで。

サヴォアのチーズ3種に添えられたジュレのうちの1つが、余市ウィスキー。
アルコールも残っていそうなほど、ウィスキーそのままのジュレ。
それがシェーブルと組み合わさると、アルコールの香りが消えて、甘さと奥行きが残る。

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ミラベル、カモミール、ヴァン・ジョーヌのタルト。

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バニラ、ベリー、アマレットのクリーム。

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プティ・フールには、あずきとキャラメルクリームを挟んだ抹茶マカロンと、ココナッツマシュマロ。

なんという満足度の高さ。
再訪必至。

ご一緒の方々にも感謝を。
またぜひに。

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