水天宮前のラ・ピヨッシュ。
オープン直後に複数方面からオススメされたビオワインの揃うビストロ。
土曜日は(日曜日も?)お店の方が惚れ込んでいる筑波のパン屋さんPanezzaのパンもあると、諸々精通した方が予約をしてくださった。
飲み食い好きというキーワードで、初対面もありの6人。
土曜日の早い時間に集合。
残暑厳しき折、最初は泡で。
薦めてくださった2種のうち、微発泡なパタポンを。
泡は偶然の産物で、「きっとすぐに買えなくなっちゃいますよ」と。
そりゃあ、いただいておかなくては。
昆布森真牡蠣の岩のりジュレ。
噂のパンは、どっしりとした田舎パン。
2種類いただき、どちらも小麦の香りと酸味のピュアな味わいが印象深かった。
クリスチャン・ヴニエの白、シェヴェルニー・ブラン、レ・カルトリー 2011。
佐島真ダコと梨瓜、グレープフルーツ、シソ。
梨瓜は、本当に梨と瓜のあいのこのよう。
お肉屋さんの前菜盛り。
この盛り合わせはマスト。
ハム、タンやハツ、レバー、パテ、ピエール・オテイザさんのサラミなど。
木のテーブルに丸太の椅子、歪さを残した木のプレートで、溢れんばかりの肉を喰らう。
ワインはオススメを伺うと、レアなものがザクザクと出てきて、説明も丁寧で、楽しい。
軽めの赤を。
アドリアン・ルーのブルゴーニュ、トレ・リーブル。
ブドウはピノに少しだけセザール。
セザールって、初めて聞いた。
ワインが進むこと。
白に戻って、
ジェラール・シュレールのピノ・ブラン 2011。
この日のこだわり農家の野菜焼きは、カボチャ、万願寺唐辛子、ナス、ズッキーニ。
仔羊の煮込み、レモンタイム。
赤ワイン煮かな。
これは前菜のところにある肉料理。
と、ここで気づいた。
メインも頼んだけど、絶対に足りないよね。
追加、お願いします。
肉料理が来るから、赤を。
ガメイで。
クリスチャン・デュクリューのパションス。
ワインに詳しい方々が、どれにしようかと話すのを聞くのが、また楽しい。
炭焼きの盛り合わせで、豚ハツ、リードボーに、ぜひにとおっしゃるロニョンを足して。
つけ合わせがグラタン・ドフィノワというのもいいねえ。
メインはほとんど炭火焼きなのだが、薦め方やちょっとした文句に転がされまくり。
追加した前菜。
千葉のメタガレイのカルパッチョ。
また泡に戻ってもいいかもねーなんて。
ジャン・ピエール・ロビノ、ロペラ・デ・ヴァン。
ヴェネト、ウサギ腿肉炭火焼き。
ウサギはちょっとパサっとしていて残念。
冷凍モノだろうから、仕方ないのかもしれない。
むしろ、つけ合わせの炭火焼きインゲンに夢中。
キノコ3種の炭焼き。
薫り高い。
シイタケ以外は馴染みのない名前だった。
さらにワイン。
この日、最も印象深かったワイン。
フィリップ・ジャンボンのロッシュ・ノワール。
果実味豊かでスパイシー。
お香も漂う。
オーブラック牛ハラミ炭火ステーキ。
炭火で焼いた赤身の肉、間違いはない。
小山になったインゲンとキャロットラペのプレゼンテーションもそそる。
さらに追加なぞ。
ほら、誰も止めないから。
自然派野菜のサラダ。
シンプルで旨いというのは、ここの料理全般に言える。
サヴォワ風セミドライソーセージ。
セミドライとはいえジューシィなソーセージはもちろん、この山盛りシュークルートに胃袋を掴まれた。
つけ合わせのセンスが素晴らしい。
吟味されたチーズの盛り合わせ。
最後に白的なものを。
ピエール・オヴェルノワのアルボワ・ピュピラン。
サヴァニャンでしたっけ?
本日のラインナップ。
いやー、テンションが上がる店だなあ。
4人以上で来たほうが楽しいと思う。
とはいえ、2人で来て、肉前菜盛り合わせと野菜、チーズをつまみつつ、じっくりとワインを飲むというのも捨てがたい。
この日は、胃袋も肝臓も頑強な人揃いな6人だったから、ノンストップで駆け抜けた。
お店の方にはちょっと驚かれてしまった様子で、お恥ずかしい。
皆様、ありがとうございます。
またぜひご一緒してください!
前回についてお伝えしたところ、こらえ性のない食道楽はだまっちゃいない。
ローブリュー。
まずはシャンパン。
ボトルでチャコリを。
常連女子から「始まったから、ぜひ!」と言われていたガスパチョ。
小さいサイズをそれぞれに。
なんてきめ細やか。
うっすらとした唐辛子の辛味、野菜の酸味と甘味が完全に1つになって、クリーミーとすら感じる。
私に何かあった際の流動食は、これでお願いしたい。
前菜にフランス産ムール貝のバスク風白ワイン蒸し。
我が人生最高のムール貝。
塩加減の完璧さに目を見張った。
今まで食べたムール貝は塩辛いか塩が足りないか、どちらかに振れていて、そういうものなのかと思っていた。
塩梅よく仕上げる人もいるのだなあ。
小ぶりなムール貝は風味が凝縮している。
海の出汁満載で、野菜の爽やかさも備えたスープを、パンで舐め取らずにはいられない。
エスカルゴのブルゴーニュ風。
これも美味しいのだけど、とにかくムール貝が強烈すぎた。
野菜の歯ごたえも楽しいモロッコ風サラダは、頼んでおくと安心な箸休め的存在。
3人で分けましょう、豚のど肉と皮のパテ。
コラーゲンの旨味は凄まじいのに、雑味と重さを感じない。
さて、メインは3品頼んで、くるくる皿を交換しながらいただこう。
米沢豚骨付きロースのグリエ。
サクサクした脂の甘いこと。
赤身はむっちりジュージィ。
豚って素晴らしいね。
アンドゥイエットのグリエ。
このポテトピュレ、バターの量が半端ないのだろう。
こんなに美味しいのだから、むしろ善だけれども。
これほどのアンドゥイエットには、パリでもそうそう出会えない。
特有のアンモニア臭と内臓ならではのコクがありつつ、脂は程よく抜けていて、スルスルと食べ進めてしまう。
辛口食道楽M田さんをして、今までで最高と。
カスレがぐつぐつと。
下のほうの白インゲン豆が半分トロけて、豚の旨味を吸い込み、ソース化している。
濃ゆいのだけど、濃すぎはしない。
塩加減も、フランス料理の最も美味しいポイント、塩辛いと感じるギリギリ手前で留まっている。
ここには過去最高なものがたくさんあるなあ。
肉を食べたら赤が欲しくなり。
グラスで、ドメーヌ・カップマルタンのマディラン。
チーズの質も盛り方も、まるでフランスにいるかのよう。
濃厚さっぱりなチョコレートのソルベと、苦甘いキャラメルアイス。
ナッティでしっとりとして、ここのガトーバスクは、食べずにいられない。
なんと、本日参加できなかった友達から、お花が届いた!
感動。
次回はぜひご一緒に。
うれしさであがりまくったテンションを落ち着けるべく、食後酒。
パチャラン。
ああ、素晴らしい晩餐だった。
なのに、来ちゃった。
ロッツォ・シチリア。
テンションを抑えきれなかったということで。
グラスで白を、ポルタ・デル・ヴェント。
ブリンブリンな金目鯛のクルードとトロリと甘い巨峰、薫り高いオリーブオイル。
やっぱりね、食べちゃうよね。
スパゲッティのパスタ・コン・レ・サルデ。
今日は記憶がありますよ。
グラスで赤も、ラモレスカのネロカピターノ。
今度こそ食後酒。
自家製を各種。
表参道のローブリュー。
ずうっと前に来たとき、料理の美味しさに感動しつつも、ちと思うところあって再訪していなかった。
最近また思うところあって、常連な方にお願いし、お連れいただく。
この日は5人で。
しっぽりより、賑やかな雰囲気が合っているような。
4人以上がより楽しい気がする。
グラスでシャンパンの後、バスクということで、チャコリを。
アメストイ。
運ばれてくる前から、香りが届いていた。
魚のスープ。
魚介濃厚。
でも、生臭くない。
美味しいところだけぎゅっと抽出したような。
パリが寒くて、ずっと温かいスープを飲みたかったのだけど、なかなかメニューになかった。
やっと満たされた。
もちろん、アイオリソースとチーズ、カリッカリのパンも。
生野菜のマリネは、いろいろと盛り合わせ。
生エノキのマリネが新鮮。
こちらは豚の頭のテリーヌ。
周りのトマトサラダはもちろん、テリーヌ自体に雑味がなく美味しい。
モロッコ風サラダは、歯ごたえを残した角切り。
茄子が旨い。
ガルビュールの滋味ときたら。
生ハムが嫌味じゃなく、野菜の甘さと溶け合っている。
みんなで分ける用に頼んだ田舎風パテ。
しっかりと肉で、かつ軽やかだ。
前菜からして盛り上がる。
シャトー・ド・ゴールのキュヴェ・オピデュム。
赤、ドメーヌ・カップマルタンのマディラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ 2009。
豚の胃と腸とジャガイモのギャレットが出色。
だのに、真ん丸で美しい切る前の姿を撮り忘れてる…。
アンドゥイエットの上に細ーく切ったジャガイモを敷き詰めて、カリッカリに焼いてある。
感動。
アンドゥイエットのクセがありつつ、どこかクリーン。
そして、このジャガイモ、焼き加減。
手間は美味しさに直結するのだと、いまさらながら。
付け合せのサラダは、グリーンサラダかエンダイヴか選べた。
もちろん、エンダイヴ。
林檎と胡桃入り。
自家製ソーセージを、特別にレンズ豆のサラダ添えにしてもらって。
ソーセージ、付け合せともに美味。
早目にオーダーしないと売り切れてしまうのが、米沢豚骨付きロースのグリエ。
ワイルドライス添え。
しっとりもっちりでジューシィ。
ここまでの豚のグリエには、そうそうお目にかかれない。
ピペラードの卵は、揚げてあるような仕様だった。
どの料理も、がっつりと強く訴えかけてくるのに、きめ細やかで清潔感もある。
唖然とするほど好みだわ。
ならばデザートもいただこう。
チョコレートのソルベ、ローズマリーのアイス、ガトーバスク。
ガトーバスクがきっちり甘くて旨い。
パチャランは、いつも出しているのとは別に、特別に現地から持ち込まれたものがあると。
ええ、ええ、いただきますよ。
確かこれ、飲みやすいのに強くて危ないヤツ。
このパチャランの生なフレッシュさが美味しくて、お代わりまでするなど。
頻繁に来よう。
いままでの分を取り戻すかのように。
常連様、ありがとうございました!!
素敵なワイン会の提案をいただく。
場所は、下北沢の住宅街にあり、昼夜それぞれ1組のみ、1,000組で閉店してしまうというフランス料理の店、レストラン マナ。
この日は6人で、しかも内3人がワインの資格保持者。
さらに、全員が食い意地に覚えあり。
こりゃあ、盛り上がりそうだ。
普通のダイニングキッチン。
そこで、女性1人で料理もサービスもこなすとか。
手書きのメニューがそそる。
この日は、シェフが山形から帰ってきたばかりということで、素材にその影響が見られる。
まずは、お店の泡を。
面白いワインを揃えている様子なので、どうしても持ち込んで飲みたいというワインがある場合を除いては、こちらのを飲むのが楽しいかもしれない。
ミッシェル・アンドレオッティのクレマン。
山形の板麩の上に茄子、そして揚げた鮎。
こんな鮎の食べ方、初めてだ。
バリバリの板麩とサクサクな鮎をつなぐトロリとした茄子。
鮎のクセがスパイス的にやってくる。
奥は生ハムコロッケ。
生ハムの良いところだけを抽出してコロッケにしたような。
最初からこれだもの、期待しちゃうね。
さて、ここからは本日の幹事様が持ち込んでくださった、簡単には手に入らないビオな日本のワインたち。
ラベルがかわいい、農楽蔵のノラポン・エフェルヴェサン 2012。
マスカットの香りのするスパークリング。
コリコリとした歯ごたえのリードヴォー、香しい鴨、それと…シラタケだっけ?キクラゲだっけ?
わさび菜など、山形の野菜も。
城戸ワイナリー、オータム・カラーズ、ナイヤガラ・ブリュット 2012。
もったりと濃度の高いトウモロコシのスープに、空豆を小麦粉の生地でつなげたような、空豆そのままのニョッキ。
ウチワエビにそのミソと黒ゴマ。
旨味も舌触りも濃ゆい。
それぞれが単体で感動させ、合わせることでそれが増幅する。
どこから食べても美味しい。
このワインがあってこその、この会なのだ。
ボー・ペイサージュ、ツガネ、ピノ・ノワール 2011。
貴重なワインを本当にありがとうございます!
ずっと憧れていたワイン。
ボー・ペイサージュを最初に知った頃は、リリースのタイミングを逃さなければ、買えていた。
が、気が付くと、本気で入手困難に。
比較的手に入りやすいロゼは何度か飲んだことがあったけど、ピノは初めて。
もはや冷静さを欠いているのであるが、なんだか和な出汁を感じる。
ゆっくりと時間をかけて味わってみたいなあ。
イトヨリの蒸し焼き、トリュフ、間にはラルド。
黒胡椒と赤ワインのソース。
ラルド!
素直に美味しいのが不思議。
海と山の相乗効果か。
この組み合わせにより、イトヨリが赤ワインに合う料理になっている。
さらにボー・ペイサージュ!
ツガネ、ラ・モンターニュ 2010。
メルローなのか。
なんだか土の香りがする。
2つには共通したところがあり、それは、ワイナリーを訪れ、たびたび飲むことができる人にとってはお馴染みで、ボー・ペイサージュ特有の香りであるらしい。
それ、私もわかりたいっす。
乳飲み仔羊のヴァリエ。
パイで包まれ、吸い付くような絶妙の焼き加減となった仔羊にはキノコが挟まれて、肉汁とキノコ汁、バターの香りと旨味が折り重なるようだ。
炊き立てのご飯登場。
滋味と甘味のイカ墨煮をかけつついただくご飯は、たまらんねえ。
持ち込みのワインを飲み尽くし、でも、みんな、もう少し飲みたい。
しっかりとして個性のある白とお願いし、マナさんが色々と出してくださった中から、おたるのミュラー・トゥルガウ。
2005!
山吹色で、若いシェリーのよう。
まさに求めていたテイストで、一同にっこり。
ガトー・ショコラとミントのアイス、さくらんぼのコンポート。
料理もワインも素晴らしく、発見と驚き、さらに感動があった。
いやー、楽しかった。
幹事様、参加の皆様、ありがとうございました!
またぜひご一緒してください。
900組を超えているそうだから、急いで再訪しなければ。
それにしても、あれだけの料理をスムーズに出して、キッチンは清潔。
マナ、恐ろしい子…!
わかりにくいって聞いていたからスムーズにたどり着いたけど、前情報なかったら、この辺りをぐるぐる探し回っていたかもなあ。
乃木坂からあるいて10分くらいのところにあるフランス料理店、ライラ。
Facebookでグルメな方々の絶賛と「今のうちに行っとかないと予約困難になるかも」というコメントを見て、すぐさま電話。
コンクリート打ちっぱなしで、ゆったりとテーブルを配置した店内。
テーブルの設えもイマドキ。
ちょっとお洒落してきてよかった。
まずはグラスで泡をとお願いして、やってきたのがカヴァ、ロジャー・ダノイア。
料理はコース1種のみ。
山形のラディッシュを塩バターとゲランドの塩で。
かき氷?
食べようとしたところ、ソースがやってくるという説明あり。
海水風、焼きトウモロコシ、フレッシュトマト&はちみつ、アボカドミルクの4種から1つを選ぶ。
焼きトウモロコシにする。
冷たいスープみたいな感じ。
蒸し暑い時期の演出としては良いね。
イワシのプラチナ仕立て、白人参のピュレ、グリュイエールチーズ、大根マリネ。
このイワシ、軽く燻製とマリネとされているのかな。
それぞれが単体で美味しくて、合わさると奥行きが深まる。
白をボトルで。
ワインは10,000円前後から。
パスカル・ジョリヴェのプイィ・フュメ・グリオット 2011。
グレープフルーツ。
久しぶりの友達との会話が楽しすぎて、写真を撮るのを忘れてた!
食べかけの揚げた沢蟹、長崎のアスパラ、フランスのアスパラソバージュ、ミント、自家製ヨーグルトソース。
野菜の力強さに畑を思い浮かべる。
こういう料理って、構成要素が個々に完成されていないと、ただのきれいな盛り付けで終わってしまうのだが。
ゴボウの土。
白いソースは何だったかな?
ホタテには、黒人参の粉と抹茶。
シャラン鴨、サルミソース、ヤマモモ。
洗練と頃合いの良さ。
赤をグラスで。
真ん中のシャトー・ボーモン 2008をいただく。
オーブラック牛、柚子胡椒のソース。
これぞ赤身。
もっちりして濃い旨味。
チーズ2種。
サントモールとエスポワール。
デザートはサバラン。
4種の中から好きなラムをかけてくれる。
美しいのはもちろん、素材へのこだわりとリスペクト、それを適切に料理する力。
皆様の絶賛に納得。
オープンして日が浅いからか、オペレーション的にまだかなと思うところはあったが、サービスの方々の対応が親切で、居心地が良い。
食後の飲みものをいただいて1人13,700円はお得だ。
ル・キャバレーで飲み食い後、あともう少し飲みたいところ。
「今ならアヒルに入れるかもよ」とご一緒している友達が言う。
予約は開店時だけで、小さい店だからなかなか入れないし、ここがダメだった場合に予約の必要がなくて行きたいと思う店がすぐ近くにない。
遅めの時間なら大丈夫と聞くけど、遠方在住だからなあ。
それで未訪だったアヒルストア。
ちょっとだけでも寄ってみたい。
と、無事に立ち飲み樽スペースを確保。
ついてるね。
では、シャンパンをグラスで。
フォルジェ・ブリモン。
お腹は満たされているけど、やっぱり少し食べたいよね。
とサラダ系を頼む。
クレソンのサラダは赤玉ねぎのドレッシング。
合わせた煮卵が半熟で、キャラメルのような甘い独特の香りがある。
と、ここで2手から「これから合流してもいい?」という連絡が入る。
場所はどうにかしてもらえそう。
いらっさいませ!
じゃあ、せっかくだから噂のパンもいただこう。
ローズマリーのフォカッチャと、いちぢくのパン。
しっとり。
アンディーブとパルミジャーノのサラダ。
シンプルなのだけど、気が利いたアレンジだなあ。
ボトルも頼めちゃうね。
ライトな赤で香りが華やかなものとお願いし、出してくださった3種から、こちらを選ぶ。
ベネディクト・エ・ステファン・ティソのプールサール 2011。
前にル・キャバレーで飲んだ時はベリーを感じたが、今回、ローズの香りが印象深かった。
壁の張り紙に「サイウア」の文字。
こんなフレンチな空間で、まさかのメニュー。
それ、いただいておきましょ。
ハーブとスパイスがガツっと効いてる。
そろそろ撤退すべき時間。
皆様はさらに場所を移動し、長い夜を過ごされたとか。
アヒルストア、次回は土曜の口開けを狙うよ。
前日に思い立ち、2人でル・キャバレー。
まずはイチゴシロップのような赤い泡。
ラファエル・バルトゥッチのビュジェ・セルドン。
初めてのカウンター席が、すごく楽しい。
アジのマリネ。
塩がジャリっとするのが良いのだ。
ボトルで白を頼んだら、この夏イチオシだというこちらが出てきた。
ムール貝が日光浴してますけど。
ロワールのジルダ&ティエリー ベクレー。
その名もムール・リューズ。
葡萄はグロログリだって。
塩を感じるほどミネラリーで、奥行きもあり、確かにムール貝に合いそう。
バリバリでペタペタな豚足のガレット。
丸茄子とシェーブルチーズのオムレツ。
この店にこれがあると頼まずにはいられない。
茄子の新鮮な使い方。
ジューシィで美味しい。
牛挽肉のバルマンティエ。
今まで食べた中で最も好きなバルマンティエだった。
トマト入りで食べ飽きないし、挽肉もいわゆる挽肉ではなく、2種類の部位を使ってほぐしたものだから、コロコロせず、繊維で裂かれている。
あまりの美味しさに、ほぼ3分の2をいただきましたとさ。
グラスでと出してくださった赤ワイン。
これ、アヴァン・コントワールで飲んだものだ!
再度飲みたいと思っていたので、うれしい。
シャトー・カンボンのキュヴェ・ド・シャ。
こちらにはお犬様が。
大人しくエエ子だ。
次のグラスは「ぶたちゃん」と言って出されましたが、コレ、バッカスですよ。
ジャンフランソワ・シェネのル・ボワ・ソン・ソワフ。
グロロ。
本当に全てのバランスが良い店だなあ。
何度来ても、毎回しみじみ美味しかった楽しかったと思いながら帰る。
ここの雰囲気とか、店の設えとか、いつもうっとりする。
程よい脱力感とこなれ感が居心地良く。
この日は3人で。
この日のグラスの泡は、レ・カプリアードのピンク。
豚肉のリエットと鶏レバーのムース。
このリエットをちびちびやってたら、いつまででも飲める。
ボトルは赤で。
おすすめ3種の中から、
ラベルで選ぶ。
ドメーヌ・デ・グリオットのプティット・ガトリ。
最初は還元臭が強めですよと。
丸茄子のギリシャ風サラダ。
これ、マネして家で何度が作ったけど、塩加減が難しくて、いつも何か物足りない仕上がりになる。
どうしたらこんなに良い塩梅になるのだろう。
アジのマリネ。
こふきいもすらハッとするほど美味しいのはなぜだ?
仔羊のロースト、ジャガイモのソテー。
脂まで旨い。
クリュディデの火の通し加減、クスクスの量、オイルと塩の具合の絶妙さとか。
白はカラフで。
この日はアンリ・ミランのル・グラン・ブラン。
カラメルの香り。
ブラウンマッシュルームとシェーブルチーズのオムレツ。
シェーブルチーズのこの使い方、マネしよう。
個人的なオムレツブームを呼びそうな。
メインを追加せず、前菜に戻ってみた。
田舎風パテ。
半熟目玉焼きののったラタトゥイユ。
いつ来ても、どれもがイチイチ美味しく、他では替えられない店だ。
美味しそうな料理の写真をTwitterでみつけた。
湯島の店だという。
東側在住者としては、行かねばならぬ。
その思いを伝えたところ、お食事会を設定してくれましたとさ。
ありがとうございます!
白レバーのパテ、白ポルト酒風味。
なんとまろやかな。
シャンパンはドラピエ。
好きな銘柄だ。
前菜として盛り合わせられた3種の3種ともが、はっとする美味しさ。
鶏のバロティーヌの中心には、シソと梅。
海老パンのバターの旨さ。
滑らかなポタージュ。
春牡蠣の香草バター焼き。
こういったものは塩辛いことが多いのだけど、ここのは塩分が控えめ。
でも必要十分で、旨味が濃い。
塩でごまかさなくてもよい料理。
ワインはおすすめを伺う。
まずは白。
ポール・ペルノのシャルドネ 2011。
ペルー産ホワイトアスパラガスのグリル、生ハムとミモレットのサラダ仕立て。
4人だと、ワインもすぐに空く。
次のおススメをお願いします。
ラングドック、ロルチュのピク・サン・ルー 2010。
生桜エビと春キャベツのクリーム生タリアテッレ。
桜エビのハリハリした食感が好きだ。
そば粉のガレット、4種のチーズとハモンセラーノ、半熟卵入り。
その日のメニューにあって、頼まずにはいられなかった。
自家製ブーダンノワールのテリーヌ、バナナのコンフィチュール添え。
軽やかでやさしい味のブーダン。
はい、次。
シャトー・ラグランジュのレ・フィエフ・ド・ラグランジュ 2001。
メインは鴨。
バルバリー鴨のロティ、グランマニエ風味のオレンジソース。
全ての料理が塩梅良く、心遣いを感じる。
こういう店が近所にあったら良いだろうなあ。
家族で来たいものだ。
2005年7月 イタリア出張 2006年夏 ブラジル 2007年冬 ソウル 2007年夏 南イタリア 2008年秋 香港 2009年12月 ソウル 2009年2月末 アムステルダム 2009年9月 ローマ、ナポリ、チレント 2009年 阿蘇・久住・高千穂 2010年 札幌 2011年4月末 ローマ・タオルミーナ・アグリジェント・パレルモ 2012年4月 台北 MILANO 出張 NY PARIS 出張 SPAIN 出張 スヌ子の料理教室レポ ホームでパーティ 大人の遠足 家ワイン ・ 家飯 日本:東京以外 東京:イタリア料理 東京:スペイン料理 東京:タイ料理 東京:ビストロ的でもありトラットリア的でもあり 東京:フランス料理 東京:中華 東京:他 東京:和食
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