2007年12月26日 (水)

古宮 コグン

帰る日の昼食はミョンドンの古宮。

Kugun1

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やはり色々なおかずが出てくる。

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具たくさんでごま油の香り豊かなチャプチェ。

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海鮮チヂミはふんわり柔らか。
個人的にはカリっとしたのの方が好み。

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全州ビビンバにのったカラフルな具はそれぞれに味付けされている。
器も温かいのがうれしい。

Kugun7

贅沢な一皿だ。

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石焼きのビビンバも。
石の熱し方が尋常でなく、おこげが大量に出来る。

全部で44,000ウォン。

ここのコチジャンも旨い。

東京にも韓国料理屋はたくさんあるし、好きでよく行くが、やはりソウルに来て食べると時限が違うものだと実感する。単純そうに見えるビビンバや煮込みさえすればよいようなサンゲタンの味わいの深さには認識を新たにした。

時差がないのも快適だし、国内の便の少ないところに行くよりは航空券が安い。円安により物価が安いとは思わないが、リピートする人の気持ちがよくわかった。

薬泉 ヤッチョン

帰る日の朝食はミョンドンの薬泉でお粥。

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これは韓国味噌と野菜のお粥。
やはりキムチたちが付いてくる。

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蛤のお粥などもいただいたが、どれも出汁を濃く取っているので、水っぽくない。

Kayu3

松の実の粥はピューレ状でほの甘い。

Cake

ホテルのカフェ、ザ・ライブラリーでニューヨークチーズケーキと緑茶ケーキ。
どちらも値段(10,000ウォンぐらい)の割りにちょっと安っぽい。
チーズケーキはこってりしていて普通に美味しいが、緑茶の方は香りも甘さもぼけぼけ。

Reimen

空港のフードコートで搭乗直前に最後の韓国飯。
冷麺やクッパなど、街で食べられなかったものを。
どれも美味しくて、やっぱ本場は違うもんだなあという気持ちを強める。

宮宴 クンヨン

宮廷料理というのも食べてみたいと、「チャングムの誓い」とかいうドラマ(?)の料理監督をしている人の店、宮宴に。

Kyutei1

なんだかわからないので、金額的に中間のチャングムコース(76,000ウォン)にした。

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まずはかわきもの。
生の栗や飴がけの胡桃、銀杏、松の実の入った干し柿、海苔。

Kyutei3

牛乳粥はすり潰してあり、ピューレ状。
奥は牛肉出汁のスープ。

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細切りにしたスケトウダラの皮とリンゴ、柿、梨などの和え物。

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筍、もやしなどを柿ソースで合える。

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合えたもの。

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白菜で餃子の中身を包んだもの。

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宮廷風チヂミ。
ズッキーニ、牡蠣、玉葱の。

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白菜の白キムチ。
ざくろがのっている。

Kyutei10

写真を撮る前に食べちゃったけど、ジンセンのから揚げもあった。
ジンセンはさすがに苦い。
白身魚と牛肉の串焼きはカラッカラになるまで完全に焼かれている。

Kyutei11

甘いタレの豚は叉焼のような感じ。
甘く煮たジンセン(それでも苦い)や揚げた豆腐、棗、ぎんなんなどと一緒に熱々の器で。

エゴマやセリなどのサラダも。

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炭水化物は2つから選べる。

これは温麺。かなり柔らかく茹でられた素麺。
牛肉とニボシの出汁。

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他にはアワビ粥。
付いてくるキムチ類が違う。

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宮廷韓菓と餅。
よもぎ餅を白あんで挟んだもの、ぎっしりしたドーナツのようなもの、小麦粉を練って揚げて飴がけしたもの、ジンセンの砂糖がけ(やっぱり苦い)。

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冷たい柚子茶。
砕いた氷入り。寒いよ。室内の暖房の効きがイマイチなのに。

まあ、試しに食べてみたって感じで。
これでもう、次回ソウルに来るときに宮廷料理は心置きなくスキップできる。
一度も「わー、コレ美味しいね」とはならなかった。
辛いのが苦手な人は好きみたいだけど、私には平坦すぎる。

2007年12月25日 (火)

プロカンジャンケジャン

韓国の達人からオススメいただいたのが、プロカンジャンケジャン。

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名声ゆえ、同じ名前の別の店が出現しているらしい。

Prokanjyan2

カジュアルな食堂。

Prokanjyan3

やはりキムチなど、色々と出てきます。

Prokanjyan4

カンジャンケジャン(生の渡り蟹の醤油漬:小50,000ウォン)は必食。

Prokanjyan5

蟹の身がトロリと甘い。
辛くないので、辛いのが苦手な人にも。

最後に味噌の残った甲羅にご飯を入れて、醤油ダレとからめて食べる。

Prokanjyan6

でも、たまらずに蟹の卵のビビンパッ(20,000ウォン)も頼んでしまった。
美味しいが、卵ご飯的マイルドさで、甲羅に入れたご飯の方が好き。

Prokanjyan7

辛いタレに漬けた生渡り蟹(小53,000ウォン)。

この濃厚なタレは舌がしびれるほどに辛いが、生の蟹の身が甘いので緩和される。

指をドロドロにしながらむちゅうで食べる。

Prokanjyan8

生タコの炒め物。
これはちょっと味がぼやけていた。

今後、ソウルに来たら、必ずカンジャンケジャン(辛いのと両方)を食べるだろう。

ホットッ

朝食はホテルのビュッフェで。
いろんな人からオススメされていたビュッフェは、種類も多く、どれもちゃんと美味しかった。
ここに泊まったら一度は食べるべきというのも納得。

Hottoku1

お買い物途中、ギャラリアデパート前の道でトラック屋台のホットッ(500ウォン)を買い食い。

薄い小麦粉の皮で、鉄板で焼くタイプ。

Hottoku2

中は黒砂糖(溶けて蜜になっている)とシナモン。
パリっとして軽い。

Hottoku3

こちらは仁寺洞の行列が出来るホットッ屋台(700ウォン)。
飛行機の中でCAさんが教えてくれたもので、行列とおばちゃんがやっているというのが目印。

Hottoku4

こちらはとうもろこしの粉のタネを揚げたもの。

Hottoku5

周りがカリっ、中はふんわり。
黒砂糖(蜜)、シナモンの他に、カボチャの種も入っていたり。

寒い季節に熱々の甘いおやつというのはいいものだ。

Hottoku6

仁寺洞はお土産モノ屋が並ぶエリアだったが、中には駄菓子屋も。

Hottoku7

韓国茶カフェも多く、五味子茶をいただいたり。
これはうすら甘くて苦手。

2007年12月23日 (日)

神仙(シンソン)ソルロンタン

汗蒸幕(ミョンドンの天然地:チョンジヨンというところ。マッサージなどのセールスが凄まじいのが難だが、汗蒸幕にははまる。初めて顔から汗を噴き出させることができた)でたっぷりと汗をかき、垢すり、マッサージをしてもらった後に向かったのは、ミョンドンにある神仙ソルロンタン。
よくソウルに来る人から、ここのキムチをお土産にもらったりする。

Sorurontan1

吉野家のような簡易な店内。

Sorurontan2

ここのキムチは水分多く、あっさりめ。

Sorurontan3

普通のソルロンタン(6,000ウォン)と、ジンセンやナツメなどが入って石鍋でぐつぐつと登場する百歳ソルロンタン(9,000ウォン)を1つずつ。
地元のお客さんは1人1ソルロンタンずつ頼んでいたが、我々には4人で2つぐらいが最後まで美味しく食べられる量だった。

Sorurontan4

ソルロンタン美味しいじゃん !
百歳ソルロンタンの方が複雑で好みだけど、普通のソルロンタンも淡白な中にじんわりと旨味がある。

赤坂で食べたときに、すゆくて好きでないと思ったので、実は、この店に来るのは乗り気でなかった。リクエストがあり、仕方なく入った次第。
でも、一口食べて、恐れ入りました。
もともと塩味は薄めで、自分で塩やキムチを入れて整えるものなのだけど、赤坂のはそれにしても水っぽすぎた。
ここのはより濃く、奥行きがある。

水分大目のキムチは、牛肉の出汁にはぴったり。計算されたものなのか ??

クリスピー・クリーム

Hanguru

店の看板がハングルだけで書かれていることが多く、目当ての店を見つけるのが難しかったり。
欧米人が日本に来たら、同じような感覚なんだろう。なかなか不安なもんだ。

Buta1

店先に不思議な子がぶら下がっている。

Buta2

大小あり。

どうやら、豚の貯金箱のようだ。

Kk1

ミョンドンでクリスピー・クリームに出くわした。
しかも、HOT NOW !!
東京は行列だし、ニューヨークでは出来立てをいただける店がなくなってしまったようだし、これは入るしかない。

Kk2

作ってます。

で、何か1つでも買うと、1人に1つオリジナルグレイズドをサービスしてくれるという気前のよさ。
1つ1,000ウォンのオリジナルグレイズドを買ったら、他に3つもくれた。
やはりホカホカは旨い。
母親姉妹もにっこり。

土俗村 ドソクチョン

12月20日から22日まで、ソウルに旅行。母親姉妹の付き添いで。
私も含め、4人全員が初めての韓国・ソウル。
ホテルはTHE SHILLA(大変快適。朝食のビュッフェも充実。地下鉄の駅は近いものの、中心地から離れているので、何かとタクシーを利用することにはなる)。

4時ぐらいにホテルに着き、荷物を置いてすぐに参鶏湯(サンゲタン)を食べに向かう。

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どのガイドにも載っている有名店で、リピーターの人も薦める土俗村(ドソクチョン)。

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中庭がある昔ながらな作りの店は、東京の下町の料理屋さんでもあるような。
雪の電気飾りはクリスマス前だからか?

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床暖房になっているだだっ広い部屋。
5時すぎになったら、地元の人風のお客さんでうまっていた。

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座って注文を済ませると、まずはキムチ。
お茶は、この後のどこの店でもそうだったが、ぬるく、薄い。
小さいお猪口はサンゲタンに付き物の人参酒。

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カクテキと白菜のキムチ。
白菜のが濃度があり、まず甘いが後から強烈な辛さが追いかけてくる。

最近は日本でも美味しいキムチをいただけるし、それほどの期待はしていなかったのだが、この味を日本で見つけるのは簡単ではないだろう。

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奥は普通のサンゲタン(12,000ウォン)。
手前の黒いのが烏骨鶏のオゴルゲタン(18,000ウォン)。

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鶏よりもしまった肉質で、味わいの種類が多い感じ。スパイシーさがある。

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サンゲタンはまろやか。

それにしても、やはり今まで東京で食べてきたものより数段コクがある。
サンゲタンはけっこう好きで、グレースとか、新大久保の武橋洞などでたびたび食べてきたが、こんなに深くはなかった。
やはり、本場の味というのは違うもんなのだなあ。

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4人で2つぐらいが丁度よい。

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ここが特別なのか、それとも美味しいと言われる店はすべてこのレベルなのか、次にソウルに来るときには他でも食べてみたい。

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